写真はきのうの朝の雲。
9時ごろ、葬儀場へ向かう高速で窓からみた雲が不思議だった。
うろこ雲のようだけど、うろこの一枚一枚が透き通っていて、その間から太陽が見えたり隠れたり。
きれいだな、と思った。
葬儀の打ち合わせは10時から。葬儀は13時から。
流す音楽は美空ひばりの愛燦燦にした。 前日遅く帰ってきていた息子といろいろかけてみて、これがいいんじゃないかということで。この歌、小椋佳の作詞作曲だったんだな。
♪
人は哀しい 哀しいものですね
それでも過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
初めて喪主を務めた。そんなにたいしたものではないけれど。
葬儀屋さんがとても親切で、いままででいちばんよかった気がした。身内を亡くした人に寄り添ってくれた。
葬儀が終わって着替えてから母に会いに行った。母はとても元気そうで、施設のホールに飾ってあるクリスマスツリーを「うちのツリー」といって自慢していた。一緒に面会した息子のことを、途中まではわかっていないようだったけど、会話のなかで「Rちゃんが」とか言ったら、「え、Rちゃん?? Rちゃんなの?」といって、思い出してくれた。
息子「そうやで、大きくなったやろ」
母 「ほんと、全然わからなかったわ」
たぶん、母の中の孫というのは小学生くらいのイメージなんだろう。
それから実家へ行って、庭の掃除や柚子の実の収穫をしたりした。お好み焼きを食べて息子は帰って行った。私たちは泊まって、今朝は9時から区役所でいろんな申請や保険証の返還などをすませた。
父のお骨はいま私の自宅にある。寂しがり屋だったから、私の部屋のとなりに祭壇を設置して写真や花を飾った。
それでもちょっと寂しいので、あとから夫の実家のぼんぼりを借りてくるつもり。写真の父は笑っていて、「ようやってくれたな」と褒められている気がする。
悲しみより、やれることはすべてやったというか、娘の責務を果たしたという気持ちでいる。
きのうの朝、出掛ける時に息子が「悲しいことは今年中に全部終わる」って言ってくれたこと。とても励まされた。そうだね。新しい年はきっといい年だね。
9時ごろ、葬儀場へ向かう高速で窓からみた雲が不思議だった。
うろこ雲のようだけど、うろこの一枚一枚が透き通っていて、その間から太陽が見えたり隠れたり。
きれいだな、と思った。
葬儀の打ち合わせは10時から。葬儀は13時から。
流す音楽は美空ひばりの愛燦燦にした。 前日遅く帰ってきていた息子といろいろかけてみて、これがいいんじゃないかということで。この歌、小椋佳の作詞作曲だったんだな。
♪
人は哀しい 哀しいものですね
それでも過去達は 優しく睫毛に憩う
人生って 不思議なものですね
初めて喪主を務めた。そんなにたいしたものではないけれど。
葬儀屋さんがとても親切で、いままででいちばんよかった気がした。身内を亡くした人に寄り添ってくれた。
葬儀が終わって着替えてから母に会いに行った。母はとても元気そうで、施設のホールに飾ってあるクリスマスツリーを「うちのツリー」といって自慢していた。一緒に面会した息子のことを、途中まではわかっていないようだったけど、会話のなかで「Rちゃんが」とか言ったら、「え、Rちゃん?? Rちゃんなの?」といって、思い出してくれた。
息子「そうやで、大きくなったやろ」
母 「ほんと、全然わからなかったわ」
たぶん、母の中の孫というのは小学生くらいのイメージなんだろう。
それから実家へ行って、庭の掃除や柚子の実の収穫をしたりした。お好み焼きを食べて息子は帰って行った。私たちは泊まって、今朝は9時から区役所でいろんな申請や保険証の返還などをすませた。
父のお骨はいま私の自宅にある。寂しがり屋だったから、私の部屋のとなりに祭壇を設置して写真や花を飾った。
それでもちょっと寂しいので、あとから夫の実家のぼんぼりを借りてくるつもり。写真の父は笑っていて、「ようやってくれたな」と褒められている気がする。
悲しみより、やれることはすべてやったというか、娘の責務を果たしたという気持ちでいる。
きのうの朝、出掛ける時に息子が「悲しいことは今年中に全部終わる」って言ってくれたこと。とても励まされた。そうだね。新しい年はきっといい年だね。