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いつでも君のこと好きだったよ

金沢、奥能登へ(奥能登国際芸術祭)その3

2023-11-18 20:34:56 | 日記
 奥能登のつづき。最終回。

 3日目は7時半に朝食。8時くらいに宿をでて、珠洲地区の展示を目指す。

 旧蛸島駅近くにはカラフルな屋外展示。展示物の階段を昇ると双眼鏡が設置されてあって、線路の奥が見える。なんかすてきなものがある! ということで、階段を降りて線路とずんずん歩いて蛸島駅のホームに着いた。

 

 

 それから小雨降るなか海沿いに車を走らせて旧小泊保育所で青い世界に触れる。

 

 三崎エリアへ移動。

 引き続き展示を見て回る。

 

 

 結構さくさく見て回れて余裕かも。という感じになる。

 それで、春にも行った禄剛崎灯台にも立ち寄る。朝日も夕日も見られるというロケーションで、ぐるりと海。

 

 それから木ノ浦海域公園へ。急に開けた場所へ出て、荒れた力強い海と波に圧倒されてくいいるように波しぶきを見つめていた。気がついたらあんまり時間がなくなってきている。。。

 
 

 少し迷いつつ、塩田千春作「時を運ぶ船」の展示会場へ。

 その部屋に立ち入った途端、ぞわぞわして、なんだか落ち着いて観られなかった。あの濃い「気」の中に立っていると震えてくるのだった。すごいな。ああいうものが人間の手で作れるっていうのは。

 

 

 それから最終目的のスズシアターミュージアムへ。ここの潮騒レストランでお昼を食べるつもりだったけれど、かなり並んでいたし、時間的にももう間に合わないということで、蔵にあった古いものをうまく並べて時間をさかのぼったような空間の展示を最後に見た。

 

 あとは、穴水駅まで1時間の道のりをぐんぐん進む。

 ガソリンを入れて、レンタカーの返却時間の14時30分を目指した。10分くらいまえに返却できた。

 ああ、すごい達成感。 間に合った・・・・

 駅で食べ物を買って、一両の電車で七尾まで戻り、乗り換えて金沢へ向かう。

 

 金沢駅ではすぐにサンダーバードが向かいのホームで待っていたので、別れを惜しむ間もなく。

 「ふじたさん、これに乗ればいいよ! ちょうど、この2号車が自由席だよ!」 と、友達にいわれるがままに乗り込んだ。

 ちゃんとお別れ言えなかったけど、また会えるもんね。

 京都駅ではちょうど大津に撮影に来ていた息子と待ち合わせをして居酒屋でご飯を食べて帰った。

 いろいろ盛りだくさんな、感情がぐにゃぐにゃになりながら、友達と私にとって必要な旅だったんじゃないかなと思えるような不思議ですてきな時間だった。

 来年もまたそういう時間の旅がしたいな。



 

  


 

 

 

 

 

 

 

 
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