ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

第35回あなたを読む会

2018-03-31 21:09:11 | 日記

 このあいだの木曜日はあなたを読む会でした。

 

 塔事務所にて18時30分スタート。一人が欠席で4名だったのですが、お互いの近況報告などをしているうちに30分くらいたち、あわてて作品に入りました。

 

 今回は5名全員が短歌連作。15首3名、11首、10首×2作という分量。いっきに読んで議論するには10~15首くらいの連作がちょうどいい気がします。

 

 こまかい部分や背景の読み込みなども行いましたが、過去と現在が混在している連作があって、読みが2つに割れました。全部現在のことと思って読み進んでいた私は、ううーむ、そのひとの日常を知っていないと過去とは読みにくいように思いました。

 

 歌の並びを変えるとか、はっきり過去とわかる時制にするとか、アスタリスクや詞書などではっきり過去のところは示すようにするとか、なにか工夫がいるんじゃないかということで、だいたいみんなの意見は一致しました。

 

 私は義母の死をテーマに詠みました。寝かせる時間がなかったので、かなりナマな感じでどうかなぁと思っていましたが、「勢いがある」という意見や、本当はそうなんだろうけれど、やっぱりこのアイテムはほかのものをもってきたほうがいい、などというコメントがありました。また、今回はじめて知った言葉があって、それを歌に詠んだら、みなさんが立ち止まって、その場でスマホや辞書で調べて、ああ、そういうことなんだ、と私自身が学びました。まったく調べずに使ったことに反省。

 

 この言葉だけでまた連作ができるんじゃない? といわれ、その気になりました。

 

 やはり、ひとりで歌を作っていると行き詰ったり、新しい考えや発想に辿り着きにくいのですが、こうしてなんでもいいあえる場があることは幸せなことだと思います。なによりも、みなさん、どんなに大変な状況であっても、歌を作り、時間をやりくりして出掛けてくる、その姿勢に毎回喝を入れられて、また来月もゼッタイ行こうと思うのです。

コメント
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