きょうで4年10ケ月の仕事が終了しました。
お昼も夜も仕事の仲間とランチ、送別会でした。
私が退職することを知って、メールをくれたひと、電話をかけてきてくれたひと、つぎの仕事を紹介するっていってきてくれたひと。いろいろあったけれど、最後はなんだかあたたかい気持ちで終われたことに感謝しています。
「ふじたさん、きょうでおしまいってきいて。どうしても報告したいことがあって。じつは僕、去年の12月に結婚したんです」とか。ほんとうに嬉しい報告をもらったり。
「ふじたさんがいたから、なんとかがんばってこられた」
わたしのほうこそ、です。みんながいたから、がんばってこられました。
「働きたいなって思ったら、いつでも電話してきてください。携帯番号言っておきますから」とか。泣けるよ。ほんと。
「うんうん、どうもありがとう。でもいまは、91歳のお義父さんがひとりになってしまったから、4月からはサポートしたいなって思っているから」
働き手は代りがあるけれど、家族は代りじゃだめだから。自分を必要としてくれている場所にいたいなって思うから。
机のなかの書類をシュレッダーにかけていて、ああ、4年前の私の文字だなって。4年後の私が失くしてしまったもの、新しく得たもの。そして半年先もいまはまったく想像もできないけれど、失くしていくだけではきっとないはずだから。
おつかれさま。