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いつでも君のこと好きだったよ

プラハにて 修行編(1)

2018-03-23 22:59:29 | 日記

 今回のプラハ旅行は鉄道好きの息子Rとの二人旅で、英語がダメな息子と地図とスマホがニガテな私が、お互い欠落している部分を補いながら、私は「広場」と絵本とかわいいもの、息子は風景とトラムや電車の写真撮影を目的として、成立したものでした。

 

 プラハ現地行動1日目。まずめざずのはプラハ城。かわいいもの、広場に出会えそう。プラハの交通網はかなり広範囲に張り巡らされていて、地下鉄は3本。とてもわかりやすくつぎつぎにやってきます。京都市バスなみに、初心者にはまったくわからないトラム。(チンチン電車)それからバスも走っています。ほかにも国鉄があります。

 

 私たちが宿泊していたのは京都でいえば(京都を例にだしてもわかりにくいひとにはわかりにくいだろうけど)、地下鉄の松ケ崎(終点の国際会館駅からひとつ手前)といったところでしょうか。地下鉄を乗り継げばだいたいどこへでも行けますが、ちょっと距離があります。プラハ城へ行くには、地下鉄C線からM駅でA線に乗り換えて3つ目。

 

 プラハの切符は時間制で、30分以内(24コルナ)、90分以内(32コルナ)、1日乗車券(110コルナ)があります。*1コルナだいたい5円 なので、1日乗車券を買っても550円ほどだったのに、30分以内に着けるだろうというRの予想により、けちって30分以内のチケットを買いました。ここで、注意点なのですが、地下鉄の販売機はコイン専用なので、細かいお金がないとチケットが買えません。1日乗車券2枚かうには220コルナ分のコインが必要だったのです。前日にチェコにきたばかりの私たちにはコインがそんなにありませんでした。

 

 なんとか30分以内のチケットを2枚買って、地下鉄に乗りました。乗り換えるはずのM駅が工事中で、いったん降りたものの乗り換えるホームに入れません。どうすんのよと思っていたら、そこは鉄道マニアのRが一駅先に行って引き返したらもう片方のホームから乗り換えられるよ、というのでどういうことかよくわからないまま、その通りにしたら、無事に地下鉄A線に乗り換えることができました。よかったねぇ、と思ったのもつかの間。時間をみたら、もう30分が過ぎているではないですか! これってどうなるの??チェコ語がわからないから説明できないけど、超過分を降りるときに払うんだろうか、などもにょもにょ話していたら、大きなおじさんが検察にきて、切符を見せたら、30分すぎてる! 次の駅で降りなさい、というわけで、あと2つで降りる駅だったのに、ひとつ前の駅で降ろされたのでした。

 

 ついてきなさい、という感じでチェコ語と英語の規則みたいな文字がぎっしりかかれた立て札みたいなものの前に立たされ、「こういうわけだから、ひとり800コルナの罰金、ふたりで1600コルナだ」という。でもさぁ、工事中だって知らなかったんですよぉ、それで時間がかかってとか言い訳をカタコトの英語で言ってみたのですが、だめなものはだめ、問答無用! ということで、泣く泣く1600コルナを払ったのでした。日本円にして8000円です。(泣) その日のおこづかいとして、さきほどホテルで両替したのが1690コルナ。 もうすでにお金が尽きた・・・・

 

 (続く)

 

コメント
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