ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

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2008-07-02 | art/exhibit/museum

先週末に書いて「草稿」状態だったのを、7月になってしまいましたが投稿いたします。
昨日から一年の後半が始まると同時に、待ちに待ったバーゲンセールも始まりました。
今日、夕飯の買物ついでに駅前の「MONA」を覗いたら、4月に正価で購入したものが半値になっていたので、くやしぃ~~~。
 

                さて、先月27日は・・・

先週、新聞記事で、「がんばれニッポン、を広告してきたんだそう言えば、俺。」の
自称「個展が世界一似合わない男」、佐々木 宏さんの個展があることを知った。
そんな名前聞いたことない、と思ったが、読んでいくうち、彼がJR東海の、「そうだ 京都 行こう」や、「サントリーのKONISHIKIキャンペーン」や「BOSSシリーズ」などなど、テレビや新聞などのメジャーな広告キャンペーンを発信していた人ということが分った。
6月28日(土)までだったので、その前日に用事のついでに寄ってきた。場所は交詢ビル前の銀座グラフィックギャラリーggg(入場無料)。
佐々木宏氏はアーティストでなくて、クリエーティブ・ディレクターだそうで、「本を読むのが大の苦手、映画見るのも、美術館行くのもめんどくさい。充電するのが嫌い。放電する一方。趣味は、テレビと酒とカラオケですから、・・・・」と、じゃぁ、そんな人の、見たって面白くなさそうだ、と思ってしまう風にご自身のことを言い、更に「広告バカですから。」と言う。
なんか、言っていることとやっていることのギャップが大きいと、ちょっと注目したくなる。

入るなり沢山のパネルメッセージとモニターが狭いギャラリーにぎっしり。
それぞれのモニターが同時に別々のコマーシャルを流している。「サントリーウィスキーオールド」の型に鎮座しているKONISIKIに、今更ながら笑い、SUNTORY BOSSって、こんなに多くの種類があったのか、と驚いたり、ソフトバンクのイコールのようなロゴが、坂本竜馬の海援隊の旗から来ていて、赤を黄色に変えたのだ、ということがわかったりしてそれなりに面白かった。
テレビは目が疲れるし・・というか、余り見ない(今、ほぼ故障状態)ので最近のCMはよく知らないが、JRの車内広告での「そうだ、京都」シリーズはとてもいいと思っていた。
こういう広告なら、写真がとても美しいし、短いコピーが効いている。
そうだ、今度京都に行ってみたいな~、と思ってしまう。
そうだ、ブログも短く纏めよう、と何回も思っているのだけど、短い文ほど難しいのね~。

                                          
サントリーといえば、むかしむかし、その昔、私がまだ子供のころ?
柳原良平氏によるイラストで「アンクル・トリス」が登場するトリスウィスキーのこのようなCMがとても印象に残っている。開高健氏、山口瞳氏などと一緒にサントリーの前身である寿屋の宣伝部の黄金時代を築き上げた時代
。この会社の宣伝部に開高健氏や山口瞳もいたというから、かなりユニークな個性溢れる人材を抱えた会社だったと思う。
平成15年には「伝説の男、アンクルトリスが帰ってきた」という触れ込みで “のこのこ” というテレビCMが登場したそうだ。やっぱりあのコマーシャル、面白かったよね、と思っている人が大勢いたので帰ってきたのかな。ネット上でこういうCMを
見れちゃうとはすごい時代力を感じる。You Tubeで見れる他のアンクル・トリス・シリーズも面白かった。佐々木氏って、アンクル・トリスみたいなおいちゃんなんかしら~と思ってしまった。

     
最初に放映されたCMは、1958年の「トリスバー」です。
     昭和30年代、東京、大阪を中心にトリスバーが次々と誕生し、
     トリスバーブームの現象を呈していました。このような現象を背景に、
     バーの止まり木で一杯のウイスキーと等身大のキャラクターとして、
     柳原良平氏によるアニメーション「アンクル・トリス」が登場したのです。
     人気キャラクターのアンクル・トリスは、35~40才で独身。少々頑固で、
     こだわりが強く、義理人情に弱く、お人好し、といわれています。(webより)

狭いギャラリー内で、過去のコマーシャルを熱心に見入る人々はどんな人なんだろう。
コマーシャルといえば、毎週火曜日に新聞コラム「CM天気図」を時々読んでいる。先週のはこんなだったけど、佐々木氏が、「自分で言うのもなんですが、弱っちい企業を、逞しい企業にしたり、パッとしない商品を、きらっと光る商品に育てたり、の応援団長つとめてきました。」という言葉と重なった。違いなんかないよ、と、どれでも同じだなんて決して言わない宣伝文句を逆手にとってのアイディアというが、ま、ごくろうな話だ。
アンクル・トリスがすごいのは、何回見ても面白い点だと思う。トリスウィスキーがどれだけ売れたかは知らないけど。

 追記:  gggの帰り道に、やはり先週の新聞記事で知ったのだけど、銀座松坂屋
      裏のフラワーショップの前に、数年前から桐の木が生え、大きな葉をつけて
      いるとのことで見に行った。こぼれ種から発芽してコンクリートの繋ぎ目から
      成長したとはいえ、とても立派で、生物の逞しさを感じた。放っておいても
      大きく育つ生物と、手をかければかけるだけ厄介になってくる生物がある。
      育てる側の大きさの違いかしら。今後のこの木、ちょっと気になってきた。


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