ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

人生いろいろ 

2013-11-15 | weblog

最初に書き始めてから投稿するまでが遅すぎるので、
いつもながら、気がぬけた、数週間も前の話題ばかりのMyブログ。
どうか、ご容赦を。

今月の8日に、島倉千代子さんが75才で亡くなった。
肝臓がんだったそうだ。
何日か前の夜9時のニュースで偶然、葬儀の様子を知ることができた。
特別好きな歌手、とかお気に入り、とかではなかったが
長年に亘ってブラウン管を通して楽しませていただいた、そんな歌手の一人だった。
紅白歌合戦には、ラジオを通して放送されていた時代から出場していたとのこと。
質素だけど、だれもがそんなもんだ、と思っていた時代、
老若男女みんなが同じ楽しみを共有出来ていた昭和という時代からの、紅白常連出場者だった。
本当はどうなんだか知らないけど、外見から見ると、ちょっと色っぽく優し気で
常に年の差以上に大人っぽく、気さくで可愛い人、という印象を持っていた。
その程度だったから、彼女の「波乱に満ちた生涯」などは知る由もなかった。

亡くなる三日前に自宅スタジオで録音したという島倉さんの生の声での
メッセージと歌が葬儀会場で流されるとは、正直びっくりした。
そんな気力と心配りが最後まで残っていたとは!
もうすぐで亡くなるというときに、歌って挨拶をするだなんて、すごすぎる。


「私の部屋の中にスタジオができて、私はできる限りの声で歌いました。」

「人生の最後に、素晴らしい、素晴らしい時間をありがとうございました」


♪・・・人生は 流れゆく 旅けしき…♪

最後の新曲「からたちの小径」のなかにあるこの歌詞、
~人生いろいろ~だったお千代さんの生前生後を意識しての歌詞と思えるが、
レコーディングの日程を前倒しに、本人が催促して早めに行ったことで
ご自身の葬儀に間に合った、ということは、
旅の最終日がいつなんだか、わかっていたんだろうな。


11月9日の天声人語


 

人生いろいろ、それは、ベニシアさんの人生にもあてはまるかもしれない。

ベニシア・スタンリー・スミス


彼女のことをテレビの番組で知り、とても興味を持っていた。
本屋さんで時々彼女の著書をぱらぱら立ち読みしていたが、
この秋には
銀座松屋で「ベネシアと仲間たち展」が開催され、
先月は映画「ベニシアさんの四季の庭」がわが町でも上映され、
待ってましたとばかり、両方とも見に行ってきた。

貴族の家に生まれ育ったベニシアさん。
自分の殻を抜け出し、アジアへと放浪の旅に出たベニシアさん。
定住することにした日本での、思いもしなかった体験を通して

嘆き苦しむのではなく、全てをそのまま受け入れるということを学んでいった。
そんな彼女が紡ぎだす言葉の数々は、誠実さと優しさにあふれ、
聞きながら、そして読みながら、気持ちよく頷いている自分がそこにいた。


 

苦労が人生を磨く

人生は月のように満ちたり欠けたりするもの。
人生の旅路には、次に何が待ち受けているか分かりません。

予想もしなかったことが起きたり、
心から愛する人を突然失うこともあるでしょう。

私たちはありのままに受け入れることを、ゆっくりと学んでいくのです。

そして、運命とは偶然ではなく、
私たちが自ら学びとっていくものだと悟るのです。

粘り強さと根気を持って一生懸命歩めば、
道は開けてくるでしょう。
そして、今生きているこの瞬間を楽しむことを知るのです。

心を穏やかにすれば、
あなたの人生が美しい世界に囲まれていることに気付くでしょう。
髪を揺らす風や、赤ちゃんの笑顔、美しい花に留まる蝶など、
ごく何気ないものの中に、本当に美しいものがあるのです。

幸せは自分の心次第です。

 

★Difficulties can make you a jewel  

Life is like the moon; it waxes and wanes.

We never know on our journies of life what lies around the corner.

An unexpected event  may happen

or we may suddenly lose someone we dearly love.

Slowly we learn to accept life as it comes.

We realize that it is our choice ,not chance,

that in the end determines our destiny.

Through perceverance and patience our life unfolds,

and we learn to enjoy each moment.

If our heart is tranquil,we begin to realize

that the beauty of this life lies in simple thing

 like the wind blowing through our hair,

a baby's smile,or a butterfly landing on ourselves.


Happiness is always decided by your heart.

   

 

 許すとは過去を手放すこと 

許しとは過去を手放すことと知りました。
誰もが心の中に平安を求めています。
私はいつも人生を悪い方向から見るのではなく
そばにある美しいものに目を向けて
前向きでいるよう努めています。

 

 
★Forgiveness is letting go of the past

I learn the forgiveness is letting go of the past.

Inside each one of us is the desire for our heart to be in peace.

I have always tried not to look at the negative aspect of our life,

but to focus on all the positive

and beautiful things that happening each day around us.

 

彼女の言葉は日々の生活を営む上で本当に参考になるし、
励みにもなります。繕いものは穴が大きくならないうちに、というような
言葉は、毎日私をやさしい気もちにさせています。
今、面倒くさいけど、あとが楽になる。
傷口が大きくなる前に、少しでも解決しなくちゃ。
簡単なことばが、多くの大切なことの意味を教えてくれます。

来年の一月に行われる「ベニシア 心の宝物」という講座に申込みました。
彼女とお会いできる日がとっても待ち遠しい~。

 


続 オランダ大使公邸へ

2013-11-10 | visit/drive

さてさて、お待たせ~「オランダ大使公邸へ」の続きです。

当時は大使館として使われていた公邸でしたが、
現在は1階がレセプションルームとして使用されています。

下は、大使館時代に執務室として使われていたという大使の書斎。
正面玄関を入って右側にあります。ちなみに、左側はピアノのある部屋。
書斎でもクラシックとモダンが見事に調和していますね。
こじんまりした赤い椅子がとってもスパイシー。
見て見て~私を~って、椅子の声が聞こえたような。

廊下をまっすぐ進んだところは大サロン、そしてダイニングが隣り合わせになっています。

豊かな緑がぐるりの窓からの眺めだとは、なんという贅沢なんでしょう!
天井も壁も真っ白な室内に、装飾気のないシンプルな家具。それも無地。
だから多色使いのカラーカーペットが映えるんですね。

テーブルセンターに濃紺を選ぶ発想って、私だったらまず思い浮かばない、みごとなセンス。
もちろん、大使公邸のダイニングだからこそ、でしょう?

バルコニーから中庭に出ました。
閉館間際の特典は、ご覧のように人がまばらだ、ってことなんです。
春の季節なら、きっと庭園中でチューリップが楽しめるんでしょう。

右手に順路と書かれた立札があったので、そちらに向かいました。

敷地の周りをぐるっと、遊歩道にそって歩いていると、
ここが東京のど真ん中だとは信じ難い。

バラの時期の、ここからの眺めもさぞステキでしょうね。

この建物については、ブログのために、webで探しました。

設計を担当したのは、当時、日本における西洋建築の第一人者だったアメリカ人、J・M・ガーディナー氏。
竣工前にガーディナー氏は他界し、彼の遺作となってしまいましたが、
ガーディナー建築事務所の上林敬吉氏がその後の設計を引き継ぎ、1928年(昭和3年)に完成しました。
(港区コミュニティー情報ネット Kissポートより)

オランダは、日本が鎖国をしていた400年以上前から、西洋で唯一国交があった国なんですね。

この木が400周年の記念樹、ハナミズキ。
13年でこの大きさになったのですね。
咲いているときに見て見たいなぁ。

これはいったいなんでしょう?四人の小人?が持ち上げている?
ユーモラスな守り神みたいに見えますが。

遊歩道を一回りして、出口に出たときは、最後の三人のうちの一人でした。
もう一度見たいけど、といったら一人が掛け合ってくれて、
また中に入り、ささっと見て回ることが出来ました。
時間がだいぶオーバーしていたのですが、フトコロが深いオランダ人です。

         出口のゲート前で、ちゃっかりとたくさんの球根を販売していました。
お礼も兼ね、今年のチューリップ受賞品種である「モンテオレンジ」という球根を一袋購入。
八重咲きの華やかなものですが、はたして、ちゃんと咲いてくれるかしら。今からとっても楽しみです。
門を出たところで、東京タワーがこの距離で見えました。



webで検索した時に知ったのですが、この大使公邸、どうやら一年に二回、公開日があるようです。
春はガーデンだけのようで、毎年行列ができるほどの人気らしい。
今回このように大胆にイメチェンした最新デザイン尽くしのインテリアは、
このあとも恒久的に使われるようです。
ご興味のある方は、大使館のHPをその時期近くにチェックするといいでしょう。おススメ♪
私も、もちろんチェックします。が、今回のようにうっかり忘れそうになることも
倍増しているし、メモしてもメモが見つからなかったりと、もう大変なんてもんじゃなく・・・・。
で、ボケ防止にやっぱブログ続行を・・・となった、ですって?!

                 

 

久しぶりのブログアップなので、時間のかかること。
撮った写真を加工もせず、入れるだけでもモタツイテいます。
というか、加工しようとしたり、リンクを付けようとしてもやり方を忘れたりして・・・
トホホ状態ね、わたし。
写真だって日付つきだったのでギョギョ、でした。

 

 


オランダ大使公邸へ

2013-11-09 | visit/drive

東京中央郵便局の建物“Kitte”の中に好みのショップがあります。
そこでゲットしたフリー紙Daily Casa Brutusの特集が「東京デザインウィーク」。
わくわくするような情報満載の記事を追っていくと、なんと、オランダ大使公邸が11月の3、4日に限り
一般公開されるという記事に目がくぎ付けに。

《赤いカーペットにウッディーな家具が配された重厚な空間が、ポップなユーモア感覚ある
オランダの最新デザイン&アートで生まれ変わります。
・・・・・・・・中略・・・・・・・・
この大胆なインテリアはこのあとも恒久的に使われるけれど、実際に見られるチャンスはなかなかない。
雰囲気をじくり味わえる、2日間だけの公開を見逃さないように》

建築物やインテリア大好き人間なら、もう行くっきゃないでしょう。

それが~、まだ日にちがある、と思っていてうっかり忘れそうになり、
2日目のお昼の片付けが終わって一段落したころに気が付きました。


そこは神谷町から徒歩数分のところ。東京タワーがすぐそばにそびえる、芝中の向かい側。

私が出た小学校から何人もが芝中に入学したので、わりとおなじみの場所のはずなんですが、
隣の正則共々、男子校だったので、どっちかというと用事がない通りでした。



一般公開は16時までなのに、着いたときはぎりぎりの10分前!
でも問題なく入口で入館カードを受け取れてホッとしました。

公開されているのは一階のワンフロアーだけですが、視界に建物が現れるや、
小躍りする私のハート。 入って10分で出てくるのがもったいない気持ちでいっぱいに。

背伸びして垣間見る窓の奥はなんて斬新でモダンなんだろう!

さ、玄関を入ることにしましょう。
っていっても、もうカメラが離せない状態だ。

玄関ホールだけでもアートギャラリーそのものだ。



上に下に壁面に、と見どころ満載

浮世絵化と思いきや、、、オランダ人画家の絵?

上の階は居住部分なので上がれません。

ここが、窓から覗いた部屋、というよりサロンですね。
赤と青と黄色が何て上手く使われているんでしょう。

ほとんどの家具や装飾品、カーペットはオランダ製だとのことです。
下のピアノの上の照明は、スタジオヨブの紙のシャンデリア!紙ですよ。

マルセル・ワンダースの丸いラグも思い切り大胆で美しいし、
あれ、日本的だけど・・・と思った椅子もオランダ製。
柄物に柄物が組み合わさってもこんなにお洒落にマッチしている!

                                                              次回につづく