ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

Jazz meets Classic♪

2014-10-26 | music

 


24日の金曜日の夜、東京芸術劇場に初めて行ってきました。
誕生日はまだだったのですが、一足早い夫へのB-dayプレゼントでした。

Music Weeks in TOKYO
2014 メイン公演
小曽根 真&アルトゥーロ・サンドヴァル
“Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団

出演者

ピアノ:小曽根真

トランペット:アルトゥーロ・サンドヴァル(スペシャル・ゲスト)
指揮:ジョシュア・タン
管弦楽:東京都交響楽団

プログラム

《第1部》
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35
(ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲)
ラヴェル:ボレロ(小曽根スペシャル)

《第2部》
ジャズ・セッション 小曽根 真×アルトゥーロ・サンドヴァル



クラシックの素質ある小曽根 真氏の略歴の一部は・・・
1983年、バークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと共演を重ね、高い評価を得ているほか、今年の2月には、ニューヨークフィルのアジアツアーにて、初の日本人ジャズピアニストとしてソリストに抜擢され成功を収めた。1961年神戸生まれ。国立音楽大学教授。

又、スペシャルゲストのトランぺッター、アルトゥール・サンドヴァル。名前はそれまで知りませんでしたが、トランぺッターの大御所ディジー・ガレスピーをはじめ、ミシェル・ルグラン、フランク・シナトラ等と共演し、グラミー賞10回、ビルボード賞6回などを受賞。クラシック演奏家としても知られている、とのこと。
1949年キューバ生まれ。

東京都交響楽団と言えば、東京オリンピックの記念文化事業として東京都が1965年設立。国際的な評価を得ている。来年度は大野和士氏が第5代音楽監督に就任する。とのこと。

ジョシュア・タンは、北京NCPA オーケストラのレジデント・コンダクターを経て、現在、貴陽交響楽団アシスタント・ディレクターとシンガポール交響楽団アソシエート・コンダクターを兼任。
ジュリアード音楽院で学び、同院の学生では初めてのチャールズ・シフ賞を受賞。シンガポール出身。                  
                 (以上パンフレット等より抜粋)

第一部の最後の演奏《ボレロ》が終わると、もう割れんばかりの拍手が鳴りやみませんでした。本当に素晴らしく、この会場に居合わせたことに対する喜びで一杯になりました。テレビで聴いたベルリンフィルの《ボレロ》でも感動しましたが、音響のいいコンサートホールでの臨場感あふれる演奏はワンダフルでした。
第二部は、ピアノとトランペットのジャズセッション。何をやるか、まだ何も決めていない、といいながらのスタートでした。
二人にとって初めてのセッションだそうで、どうなるのかちょっとヒヤヒヤしました。が、時間の経過とともにゲストがどんどん馴染んで熱くなってくるのがわかりました。トランペットどころか、シナトラ風の声でボーカルはやるは、プロ顔負けにピアノ演奏はするは、で、小曽根氏に「フェアじゃないぞ!」と言わしめたほど。(もちろん、英語でですよ。)ステージ上でのサンドヴァルとのやり取りはすべて英語で、観客にはそれを通訳してくれるほど、英語に達者な小曽根氏。どちらもリラックスして心から楽しんでいるのがわかる素敵なコンサートでした。

以下は、サンドヴァル氏のことを調べていて見つけた彼の声です。

「私の哲学は常に、"私は音楽を愛している"ということ。それだけ。私はジャズ・トランペッターとしてでなく、音楽を愛する一人の人間として記憶されたい。なぜなら私はピアノを弾くのが好きだし、作曲も好きだ。私はこれらのことを、トランペットを吹くことと同じくらい好きなんだ」--アルトゥーロ・サンドヴァル(ビルボード誌より)

ホントにその通り、彼の存在自体が音楽そのものに感じました。小曽根氏とサンドヴァル氏には、共にジャズのルーツであるアメリカで腕を磨き、今の地位をその本場で勝ち得たという共通点がありますし、演奏スタイルも自由でのびやか。ジャンルを問わず、どんな領域にも挑戦する姿勢はすごく魅力的です。

第一部はともかく、ジャズセッションはもっとこじんまりとしたクラブのようなところで聴きたかったですね。この日は「満員御礼」と書かれた紙がホール入口のところに張り出されていました。やっぱり。満席でしたものね。私たちの席も、購入時期が遅すぎたため、S席は完売。A席でも好きに選べるような状態ではなく、本当に残席が少なくて、夫の席はこんな場所でした。(私は左隣りなので、彼の撮ったその写真をみてビックリ。代えてあげればよかったけど・・・ちっとも気づきませんでした!)



小曽根真氏のCDを数枚持っている夫も、コンサートホールでの演奏を満喫したようなので、プレゼントとしては成功したといえるでしょう。

クラシックは一曲がとても長いので、あんなに長時間の演奏をよくも間違えなく盛り上げられるなぁ、と、いつも感心してしまいます。都響がとても素晴らしかったので、たまにはクラシックを聴きに行くのもいいなぁ、と思ってしまった程です。帰りは池袋の駅前のイタリアンで遅い夕食を。


この日、デジカメを忘れたのでケータイカメラで数枚撮ったのですが、それが、フォルダ移動したら移動先に見当たらず、どこを探しても見つけられませんでした。消滅しちゃったってことかなぁ??何でかさっぱり分かりません。それで、夫の撮った写真を使わせてもらいました。夫は何のために撮ったんだろう?


駒場でランチ

2014-10-12 | 飲・食・店

 

久しぶりに駒場の友人宅に出かけました。そのあいだ、私の方は母の入院や施設への入居、その後の入退院、それに家のリフォームなどがありました。彼女の方は初孫の誕生、息子さんの結婚など、それぞれ家庭の中での変化がありました。電話では何かとお話しているので、お互いのことはだいたいわかっています。年の差が一回り以上離れたご主人の体調のことなどで、このところ遠出が難しいのだけど、是非今度ランチでも一緒にしましょう、と言うので、駒場まで行くわよ、といいながら、なかなか実現しませんでした。今回の電話では、ご主人が骨折で入院中で長引きそうだとのこと。毎日夕方ごろ病院に行っているが、それまでの間なら大丈夫なので是非会いたいとのことでした。家に来てくれた方が落ち着いてお喋りできるし、この辺でいいならすぐ近くにレストランもあるし、というので、もちろんOKよ、と即答。やっとその日を迎えることができました。

駒場東大前で降りると、こんな案山子が!案山子コンクールですって?

まずはご自宅でお茶をいただきながら近況報告。子供が巣立って夫婦二人になったところで片方が入院すると、大きな家に一人っきりになってしまい、年齢的にも今後のことを考えてしまうようです。つい数年前まで、ご自分の母親の介護のことで大変だったのに、一つが終わるとまた一つが現れる。嬉しいニュースも、辛い出来事も、自分の行動や判断に関係なく廻ってくるものですね。

さて、ご自宅の近くには馴染のレストランがいくつかあるようで、どこに連れて行ってもらえるか楽しみでした。家の裏手が東大の先端科学技術研究センターというロケーション。ちょっと疲れて食事の支度が億劫な時など、その中にあるレストランにご夫婦で食事に行かれるとのこと。
(ひゃ~羨ましいぃ~!)
他には上原の方とか、どこそことか、といくつか挙げていましたが、一番近い、大学構内のレストランに行くことにしました。以前は駒場東大の中のレストランにご一緒しましたが、こんどは「初こっち」。お昼を回ったので早速向かいましたがすぐに着きました。(笑)

この奥に入っていきますと・・・

表側の巨大な建物を抜けると、昔はこうだったのかな、と思われる風景にかわりました。学生寮とかがあったのでしょうか?写真に写っていない、手前の建物の一部がレストランです。(レストランの正面は撮り忘れました。)

以前は何も飾っていなかったけど、という、壁面には大きな油彩画があちこちに掛けられていました。オーナーの趣味とか。それがなければかなりクールな内装ですが、とにかく天井がきもちいいほど高い!

メニューからピザともう一品、豚肉のなんちゃらかんちゃらを選び、サラダとコーヒーのセットにして二人で半々に頂きました。どちらもボリュームがあり、とても美味しかったです。レストラン「Capo Pellicano」のHP

お互いの若い頃のイメージがばっちり浮かぶ学生時代の友人とのおしゃべりは尽きません。子供たちも年齢が似通っているし、どちらも子供の小さい頃を知っているので、あの子がこうなったんだ、とか、美人だった友人もこうなるんだ、などなど、自分はさておいて、尽々幾年月の流れを目の当たりにしたことでした。老いるのは誰にも訪れる自然現象ですが、ちょうど今の私たちの年代あたりが特に、~もう元には戻れないという明白な諦め~を、痛烈に感じるのかもしれないな~と思っています。ブログを始めた10年近く前とは、悲しいかな、はっきりと違うのです。でも・・・はい。引きこもりませんからね!

下の木を見よ。この場から動くことなく根と枝を張り、ただじっとしているだけで人々の憩いを誘う場所になっているではないか。そのままでいいのだ。危険を冒しての顔のリフトアップなんかしないぞ。全身下がったままでも元気でいこうではないか!イェ~イ♪

さて。お食事は彼女の奢りでした!わざわざここまで来てくれたから、っていうのだけど、私にとっては、行きたい街に行けるのは楽しみの一つなんですよね。デザートは家で食べましょう、というので、またお邪魔して美味しいティラミスと紅茶をいただき、彼女が病院に行く時間までゆっくりお邪魔してしまいました。

帰りは日本民芸館の前を通り、一瞬入ろうか迷いましたが、閉館時間が迫っていたのでやめて駒場公園の中をお散歩しました。閉館ギリギリの日本近代文学館に、ユニークなカフェ「カフェ文壇》があることを知りましたが、あまりにも閉店時間が早い!又、途中の道端でカメさんを発見したり、と、一人歩きも楽しめる駒場界隈でした。(10/10のことでした)

 (7年前の駒場での記事はこれです。やっと見つけました~!テンプレートを変えるごとにレイアウトが崩れていくことがわかりました。もっと考えてテンプレートを選ぶべきでしたが、そんな事知らなかったので、だいたいが崩れたようです。涙)

 


小淵沢ステイ♪その3

2014-10-09 | visit/drive

 

二日目の朝になりました。思ったより気温が高く、羽毛布団を掛けていたせいか、暑くてなかなか寝付けなかった程。それでも田舎の朝は早い!

身支度をしてオープンキッチンのあるリビングに行くと、朝食の用意が着々と進んでいました。私たちは完全にお客さまです。目玉焼きは、私一人だけ、よ~く焼いてもらいました。生とか半生はどちらかというとダメなほうなのです。パンパンたたいてペッちゃんこにすればすぐ焼けるから、と言ったのですが、それをしないでふわっと、それも中身はしっかり固まっていたので、さすが料理人だ!と感心しました。赤のアイランドキッチンに真っ黄色のお皿!強烈なはずの色彩もすんなりまわりとマッチしていますよね。

昨夜から準備していた焼き立てパンもソーセージもサラダもコーヒーも、全部美味しかったぁ!そして昨晩持ち帰ったヤクルトもね。

食べて、寝て、食べて・・・なので体が動きたくてうずうずしています。朝食後は、八ヶ岳リゾートアウトレットまでお散歩。雑木林の中を通っていく近道をNさんの案内で共に歩きました。途中までは表の道を歩くのですが、道の両側とも新旧の別荘が一つ、また一つ、と点在しています。

道端に、ジャガイモが一袋百円で売っていました。無人ですが、お金を入れる箱がおいてあるのです。帰りにまだ置いてあったら買おうっと。


あらら、コスモスの群生のうしろに畑焼きか、もくもく煙が・・・。
ご近所さんで顔見知りのご夫婦が庭で畑や草花のお手入れ中でした。
田舎暮らしにはとても憧れますが、丈夫な体と、なにより働き者でなければ絶対にやっていけなそう・・・ウチじゃ無理かぁ。

雑木林の中に入ってきました。あ、栗の実が落ちている、と、見上げると、栗の木にはまだまだたくさんの実がついて、枝がいかにも重そうに撓っていました。

人っ子一人すれ違わない林の中は、小径が続いているとはいえ、一人で歩くのはこわい気がします。

人はいなくても森の動物は居そう・・・と目を凝らすと、するすると動くものを見つけました。リスです。写真には捉えることができませんでしたが、あっちにも、こっちにもいたのです!ここには鹿も棲息しているようです。

このあお坊主は一体なんでしょう?あちこちににょきにょきと生えていました。

大きな神座石が現れました。八ヶ岳は神がかりの山なのでしょうか。

お喋りしながらゆっくりと散策していたら、アウトレットに着いてしまいました。まだ開店前でとても静か。林に囲まれ、起伏に富んだ緑豊かなアウトレットは本当に気持ちいい場所。林の中のショッピングモールと言った方がお似合いかな。広い場内は7つのエリアにわかれています。

開店時間まで、ウィンドウを覗きながらお店をチェックしていたので、十時オープンと同時に、その中の良さそうなお店を何件か覗き歩きました。アウトレットとしてはこじんまりしているので、お散歩の延長のような気分でいられます。試着する人、買う人、見るだけの人等々・・・。目的なく見ていると、買うつもりがなくても、つい何かを購入したくなるんですよね~。友人の一人がボソッと言っていたけど、旅先って、つい気が大きくなってしまって、何でも買っていい気分になるものだ、って。ホント、その通りのことが何べんもありましたし、今回もそのような買い物、たしかにありました!サンクゼールではパスタソースを。食べ物はまず失敗しませんが、いつも使っているものより高くても、旅先なんだから、新鮮なんだから、添加物がない自然食品だから、という理由にすぐ納得してしまうのです。アウトレットでは、見るのに忙しく、写真はほとんど撮っていないことにあとで気づきました。

お昼が近いので、ここでもカフェをせず、また来た道を歩いてNさん宅へ戻り、荷物をまとめて車へ乗せました。あ、途中で例のジャガイモ(きたあかり)が一つだけ残っていたので100円を箱に入れて、持ち帰りましたよ。普通の大きさのが7~8個も入って100円だなんて安いですよね~!
個人の荷物と、こちらで買ったお土産で車のトランクはぎっしぎし。まだ「道の駅」には行っていないというのに!Nさんも急用の電話が入り、急遽、東京に戻らなくてはならなくなったので、帰路は四人に。Nさんの車は田舎のお家でお留守番です。彼女が家の中と荷物を整理して用意万端整えるまで、私たちは車でリゾナーレ八ヶ岳に向かいました。

昨日、その前を二、三度は通ったので、友人はもうバッチリ道を覚えていて、一発でホテルに一番近い駐車場に車をとめました。

下の画像はたしかロビー階の一角だったと思います。洗練された高級家具に目を見張るも、ちゃんと座ってきましたよ。Nさんは本を片手にホテル内でまったりと読書して過ごすこともよくあるとか。ブックス&カフェも併設されているので最高の気分でしょうね~。いいなぁ。

私たちも、ランチはリゾナーレ内のイタリアンレストラン「OTTO SETTE」で、と思っていたところ、そこがたまたま貸切だったので、もう一つの「YY Grill」(ワイワイグリル)にしました。そこはカジュアルなビュッフェ& Grillスタイルでしたが、我が街のブライトンやオリエンタルホテルのビュッフェのが品数がずっと多い気がしました。シーズンオフの平日の観光地と、都会の駅近のホテルレストラン、単純には比較できませんが、星野リゾートの進出がこのところ目覚ましいし、当然そのなかでもランクがあるんだとは思います。とはいえ、お腹いっぱい、美味しくいただきましたよ。

外のテラス席↓はこんな感じです。この時期、ホテルの周辺はどこもハロウィーンにちなんだカボチャの飾りであふれています。

ここはピーマン通りといわれるショッピングストリート。お洒落なブティックや雑貨店、カフェなどがあり、上はホテルの宿泊施設となっています。

見たりない気持ちでここも早めに切り上げ、Nさんをピックアップ。最後に道の駅に寄って、それぞれが野菜等を購入してから高速道路に乗りました。
一泊では当然見切れなかった小淵沢とその周辺。また是非遊びに来て、リゾナーレでゆっくりお茶をして、お気に入りのお店や雑木林を探したり、美術館巡りをしたりしたいと思います。
リゾナーレのような都会的な場所がここにはあるので、田舎暮らしをしている中で閉塞感を感じた時の息抜ができる、と Nさんが言っていたけれど、本当に頷けました。
(「小淵沢スティ♪」~やっとおわったぁ~!)

おまけの画像は道の駅で買った、大好きな千日紅とベロニカ、カッコウアザミのブーケです。かわいいでしょう?

 

 


小淵沢ステイ♪その2

2014-10-06 | visit/drive

 

次に向かったのは、八ヶ岳倶楽部。その昔、俳優 柳生博さんの書いた新聞コラムで知った自然豊かなその場所に一度は行ってみたい、と思い続けていたのですが、清里から近い、とわかったので行ってきました!

フェイスブックの情報にこのように紹介されていました。

     手づくりの森の中にあるお店です。 
     日本で一番『回転の悪い店』を目指してます(笑)

       20年以上かけて手入れをした雑木林の中にある八ヶ岳倶楽部。

   
  レストランや、ギャラリー、
     中庭(ガーデンコーナー)・ステージ(展示スペース)が
     点在し、四季折々の雰囲気の中で、ゆっくりのんびりと
     過ごせます。

八ヶ岳倶楽部が生まれたのは1989年ですから、今年は記念すべき25周年目となります。いまは園芸家でもある息子さん、柳生真吾さんが中心に様々な活動を行っているようですが、ご家族全員で作り上げた自慢の森と雑木林は、自然のなかに、でもちょっと都会的センスが感じられる居心地のいい場所でした。

気温は都心とあまり変わりないかな、というほど暖かかったのですが、朝晩は冷えるのか、あちこちで紅葉が始まっていました。

ウッドデッキのように木を敷き詰めた雑木林のなかの散歩道・・・ここをご自分たちだけで作ってしまったとは、すごいなぁ。

ギャラリーでは「二人の鍛金展」と題して、山口堅造・山口みちよ氏の作品が展示されていました。中は撮影禁止でしたが、八ヶ岳倶楽部のHPで紹介されていました。

中庭では園芸用品や鉢植え、雑貨などがバランスよく展示販売され、その中に可愛いカエルさんの置物を発見。

今ごろなぜ、白いアジサイ・・?ちがうかしら。

ショップでドレッシングなどのお土産を買って支払いをしていたら、突然パパさん(柳生博氏)一行が店内にお見えになりびっくり。写真などで見る本人そのままでした。まずは会釈しましたら、にっこりと会釈を返されたので一言お話をしたかったのにずんずんと奥の小部屋に入って行かれたので、外にいた友人たちに知らせに行ったのです。柳生さん本人が来ているよ、今、トイレに入っていったよ。・・・そう伝えたとたん傍の方がたの笑い声が聞こえました。振り向くと、なんと大きな帽子を被った奥さん、そして御嬢さんだかお嫁さんだか、若い女性がそこにいて、私を見ておかしそうに笑っていたのです!あ、どうしよう、恥ずかしいぃ!すみませ~ん、とかなんとか言っては見たものの、本当に恥ずかしくて穴に入りたかったです!

二階のカフェでゆっくりしたかったのですが、時間が気になるので今回はやめました。さて、あとは温泉に入って戻ったら晩ごはんを頂くのみ。

温泉は何か所かあるようで、Nさん曰く、自分は「スパティオ小淵沢の延命の湯」に良く行くけど、すいているほうがいいなら、「ホテル風か」かな、とのことで、私たちはすいている方を選びました。そこはNさんの家からほど近いところなのです。帰りは行きとは別の道、八ヶ岳高原ラインを通って山道を降りてきました。途中で見た雲に思わずシャッターを切りました。逆さにしたら雪が積もっているように見えませんか?

日帰り入浴は千円でした。私は近視なので温泉はちょっと苦手。眼鏡をはずしたらすべてぼんやりしか見えず、広い空間で洗い場と浴槽、露天風呂、と動くのが怖いのです。そのうえゆっくり浴槽に浸かっているのは苦手なほう。でもほかの二人は温泉大好きなのですから、ここはお付き合いです。風かは本当にすいていて、一人が出た後は、私たち三人だけ。これなら洗い場で迷子にならないわ。湯上り処では、アイスキャンディーとヤクルトが用意されていました。食べ放題の飲み放題♪

そして、暗くなる前に、道に迷うことなく無事戻ることが出来ました。
私は方向音痴ではないほうだ、と思っていたけど、友人たちの土地勘のよさには脱帽でした。びっくりするくらい記憶力がいい彼女たち。本当に頼りになります!

さて、夕食はNさんがせっせと用意して下さった美味しいお料理のなかに、なんと松茸ご飯もあったのです。

   
  
 
 

   
イクスピアリの成城石井で買った白ワインが家にあったので持参しましたが、割とおいしくてよかった~。

 翌日のことはまた次回に。


小淵沢ステイ♪

2014-10-04 | visit/drive

 

去年の暮れまで銀座の近くで和食の店を切盛りしていた友達の友達Nさん。
今度は田舎暮らしの夢を実現すべく、家を建ててしまいました。スゴイ行動力!ペンションをやるんだか、お料理を教えるのだか、お店を始めるのか、まだ本人も模索中のようなのですが、まずはどんなところか見たい知りたいし、アウトレットや星野リゾナーレ、清里なども近いようなので、友達三人で遊びに行ってきました。

早々と行く日を決めていたので、そのあとに発生した御嶽山の噴火の影響が心配でしたが、大丈夫とのことで一安心。小淵沢は山梨県ですが、Nさん宅は長野県。ちょうど県境になるのです。いつどこでだれがどんなことに巻き込まれて命を落とすか想像もできない、そのような事故・災害がこのところ多い気がしますが、だからと言って家にじっとしていたって、そこが安全地帯、とも言い切れません。

八王子より先は久しぶりの中央自動車道。青空ではなかったけれど、一応お天気に恵まれた最高のドライブ日和!引っ越し先の住所は、ナビではまだ表示されないとのことで、小淵沢のインターを下りたところまで迎えに来てくださいました。七月に建ったばかりのお家に着くや、家が完成するまでの色々なお話をお聞きしながらウェルカムティーと手作りマドレーヌでまずはひと休み。。雑木林を伐採するにはかなりの費用がかかるようで、両隣が一斉にやるならともかく、周りに家が立ってから単独で行うとなると更に費用が膨らむ等々、地元の人に何かと教えてもらったそうです。

お昼は近くのお蕎麦屋へ。お蕎麦だけがこんもり、だけですが、細いお蕎麦がとても美味しかった。おまけのお稲荷さんの中身もお蕎麦です。割ってみたけど画像からは中身がよくわかりませんね。

一旦もどってから、今日どこへ行くかをざっと決めました。と言っても三人ともこの辺は初めての場所。Nさん曰く、帰りは近くに温泉があるから、そこに寄って入浴してくるように、そして暗くなると街灯がなく迷いやすいので、暗くならないうちに帰ってくるようにとのこと。彼女は夕食の支度などのため、一緒ではないのです。今回はここに一泊夕・朝食付きの民宿として、手土産なしで泊りに来たのですから。

ナビと勘だのみのドライブにいざ出発!とは言え、帰りのことを考え、道を覚えながら走っていました。まずは私の希望で、翌日が閉館日なので当日行くしかなかったフィリア美術館に向かいました。ケーテ・コルヴィッツ展最終日でもありました。(・・・と書くと、いつ行ったかとか、ブログ投稿が遅すぎたこと等々がばれちゃいますか!)
星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳のちょっと先にありますが、PHILIA MUSEUMと書かれていなければ、教会かカフェかと思ってしまうような雰囲気です。

この美術館は、1990年9月に”平和”をテーマにして開館。
第二次大戦で瓦礫の山となったポーランドの首都ワルシャワ市街を復興するチャリティに賛同した画家による絵本原画をはじめ、日本で初めて展示されたアウシュビッツの獄中で制作された作品、現代のキリスト教絵画等を常設展示しています。(パンフレットより)

建物の内部は撮影禁止で残念でしたが、私好みで素朴にいい感じ。靴を脱いで中に入るとすぐに受付があり、チケットを購入して、左手のパイプオルガンのある第一展示室へ。
息子を第一次世界大戦で、孫を第二次世界大戦で亡くしたドイツ人版画家、ケーテ・コルヴィッツの小さな作品が壁面にぐるりと並んでいます。

下は銅版での自画像。



「祈る少女」

「母たち」

戦争の何たるか、を、身を持って体験した人の表現は、深い悲しみに溢れています。恐怖におののく子供や家族を守る親の必死さが伝わってくる「母たち」。

更に狭い二階には絵本の原画などが展示されていましたが、なにせこじんまりとしていますから、すぐに見終わってしまいます。見終わった人を待たせるというのも申しわけないのですが、この辺は割り切ってしまおう、と思いました。それぞれがバランスよく好き勝手が出来ると旅だって楽しくなるもんですね。

ここから、清里へ向かいました。あんなにポピュラーな場所なのに、三人とも初めてでしたから、どんなところかドライブ程度のつもりで・・・。

ナビが遠まわりな道順を案内しているので、無視して、地図を見ながら勝手に近い道で行くことにしました。何回も間違えながら、どうにか辿り着いたはいいけど、一体どこがあの清泉寮なの?って感じでした。広い敷地に農場や建物などが点在しているんですもの。それらしき建物が現れたので、そこの駐車場へ止めて外に出ました。

清泉寮ジャージーハットで名物ジャージー牛のソフトクリームを食べました。写真を撮り忘れたことに気づきましたが、近くでソフトクリーム片手に、足湯に浸かりながらリラックスしている女性を見つけ、こっそりパチリ。

清泉寮には本館と新館、そしてコテージがあること、清里の父と言われるポール・ラッシュがキープ協会の創設者であること、キープとは、【清里教育実験計画】 
~Kiyosato Educational Experiment Project~の頭文字をとってKEEPと創設者自らが命名した、ということがわかりました。


広々してなんて気持ちいいのでしょう~~!!売店で土産物を少し買いましたが、もっと後でもよかったかなぁ。
ここは敷地が広い分、あちこち見ているだけでも時間がどんどん過ぎてしまいます。自然歩道も歩きたいし、ポール・ラッシュ邸も見て見たい。
ですが~、暗くなる前に温泉に入ってNさん宅に戻るにはあまりのんびりしていられないんです。この後、もう一か所寄りたい所があるので・・・。(つづく)