ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

おみやげウレシヤ

2008-05-31 | プレゼント・お土産

  
週末を利用して京都に行ってきた娘からのお土産は、
鮭・鯖・穴子の「柿の葉すし」(柿干)と
黒胡麻とニッキ、抹茶と3種類入りの「八つ橋」(聖護院)。
黒胡麻の八つ橋は初めてでしたが、黒い生地は
黒胡麻と食用竹炭を利用しているとのことです。
そういえば、東京えきなかにある例のかりんとう屋さんにも、
同じく竹炭を使用したかりんとうがありましたっけ。
八つ橋は時々スーパーでも買えるし、ありふれた京みやげの一つですが、
お土産でいただけるのは嬉しいです。
甘さ控え目でとても美味しかった!
もう少しで写真を撮る前になくなるところでしたよ。
                           

柿の葉すしと、姉の夫の故郷で採れた無農薬のソラマメは、
先日益子に行った時に買い求めたお皿に盛り付けました。
一枚600円だったかしら。たしかそれの更に20%引きでした!
勿論、お皿には手料理だって盛り付けますよ~♪
    




                                                                                 先日、知人のご結婚等を祝うパーティーがあり、
麻布十番
まで行ってきました。20年間独身を
通した方がついにけじめをつけたのです。20年
間、ということは、その前は結婚の経験があるん
ですよね。
3つの喜びを象徴するロゴマークがあちこちにあ
りました。3つの「喜」を組み合わせたものです。
中華料理屋のマークのようですか。
案内状に
も記されていた3つの喜びとは;

一つ目は、誰にでも起こる慶事。
二つ目は、生きていれば高い確率で起こりうる慶事。
三つ目は、「生きていかた」(㊟ライフスタイル)で起きる
ことがある羨ましい慶事(㊟見解に個人差がある)。

そして当日、司会者がその一つ一つの説明をされました。

このパーティーは当事者抜きで、会社の方たちが独自に計画開催したそうで、本人にその内容は知らされてなかったそうです。サンバライヴあり、それにつられてのダンスあり、この日の為に作成したスペシャルなDVDもその合間にステージ正面に映し出されていました。
さすがクリエイティヴな職業柄、DVDも面白おかしくとても良くまとまっていました。有名なブラジル人歌手のトークの映像に、字幕ではトークと全く無関係な言葉が流れているとか。
「黒いオルフェ」の一場面とか、時代劇の場面が突然映し出されたり・・・。

舞台上の真っ赤な垂れ幕には、cheか、と見間違える人物像がプリントアウトされています。
当事者は面食らったか抵抗があったかも知れませんが、諸事情をご存じの方のアイディアなんでしょうか?革命的思想とは無関係でもcheの魅力って計り知れない気がしますし、今年は生誕80年。生きていたら6月14日で80才でした。


         
久しぶり、っていうかこんな楽しい大人のパーティーに参加するのはいつ以来でしょう。ミュージックに併せて体を動かしたり、お互いの肩に手を掛け電車になって会場内を練り回ったり、大変盛り上がりました。団塊世代のおっさんが(ご免ね!)男女の両方から好かれるような、若くて性格のいい超美人を射止めたのですからすごい。いや、それだけ諸々の意味で彼が魅力のある人物だからこそと勿論、思っています。去年の春の大多喜の呼びかけ人がこの方でした。その時彼女を知ったのです。
                                                            
お土産を家で開けると、何と紅白まんじゅうの焼印までが
ロゴマーク入りではありませんか。
箱を包んでいる紙だって真っ赤で、cheっぽい人物がプリント
されています。お断りしますが、決してコミュニストの集まり
ではありませ~ん。
紅白まんじゅうは、そんなことに関係なく大変美味しかった
です。六本木の青〇製でした。


父の生前、何の話題からか忘れましたが、私たち夫婦が
離婚した場合の話しになったとき、父はこのようにのたまっ
たんですよ。
「お前はもうババアだから再婚は無理だろうが、アハハ、
○○君だったらすぐに彼女をみつけられるさ!」私には
遠慮なくずばり言う父なので、いつも何を言われようと
へっちゃらでしたが、この時ばかりはムカつき、「結婚なんか一度で懲り懲りよ」と、強がった
ものです。あとに何のわだかまりも残らずにこんな話しが出来る人って、今いるかなぁ。

          さん、さん、オメデトウございます。どうぞ末長くお幸せに!!

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磁器の美

2008-05-27 | art/exhibit/museum

いいな、と思う磁器は高貴なものが多く、普段使いに
ちょっと買っておこうか、と言う気になっても安易に買える
値段のものは滅多にない。展覧会でも、ガラス越しに
しか見れないので、それほど興味が湧かなかった。が、
3月に戸栗美術館で開催されていた「鍋島-至宝の
磁器・創出された美ー」展を見て初めて素直に素晴ら
しいと感じた。一緒に行った友達の解説付きだったこと
もあり、尚のこと見入ってしまった。
   
   様々な文化が花開いた江戸時代において、
   独特の感性と最高の技術を併せ持って生み
   出された至宝、
それが、鍋島焼きである。

と聞くとますます一般庶民の手に届くものではなく敬遠
したくなるが、絵画鑑賞のように目の保養にはなる。

戸栗で見たのが良かったので、今回、出光美術館で
開催中の「柿右衛門と鍋島ー肥前磁器の精華ー」展
に行って見よう、という気になった。日比谷通りに面した、
帝劇ビル9階にあるのこの美術館を訪れたのは初めて。
やはりご年配の方が多いのは当然のこと。若い時分は
このような絵柄は古くてヤボで田舎臭いと思っていた。
結局それは本物を見ていなかった、と言う事だった。

17世紀後期に生まれた柿右衛門と鍋島は、日本の色絵磁器史上の金字塔
といわれるやきものです。柿右衛門は肥前の民間の窯により、主に西欧向けに
輸出された高級器で、彼の地の王侯貴族の城や邸宅を美しく飾りました。
一方の鍋島は、佐賀藩主の鍋島家から徳川将軍家などへの献上品として、
その威信をかけて特別につくられたうつわでした。鍋島の格調高い絵文様は、
他の窯の追随を許しません。

  
   (上)色絵栗樹文大皿 鍋島 江戸時代中期

出品リストは以下の項目別に並べられていた。

1.磁器の誕生 -小唐津から初期伊万里へ 
2.赤絵の創成 -初期柿右衛門の挑戦 
3.飛躍する肥前磁器 -寛文時代の色絵 
4.和様の深まり-優雅なるうつわ 
5.中国官窯への憧れ-技法の原点・五彩と豆彩 
6.鍋島の格調-大川内山・鍋島藩窯の世界
7.柿右衛門の優雅
8.古伊万里(金襴手)の華麗 -新たなる時代の色絵

そして 断片の数々

(左)色絵花鳥文八角共蓋壺 柿右衛門 江戸時代前期重要文化財



柿右衛門の特徴は純白の磁肌を多く残すことで、繊細に描かれている花鳥文や草花文
を引き立たせている作風だ。ヨーロッパ貴族の間での人気が高く、ドイツのマイセン窯では
模倣品を数多く作ったというから、江戸時代ってたいした時代だったんだなと思う。

会場が広々して見応え大だった。皇居のお濠に面した所に「断片室」というのが設けられ、
引出しを引くと断片が見れるようになっている。同じく窓際にはイスが皇居に向かって並び、
無料の給茶器
も備えてあるので、鑑賞後の休憩の場としては最適だった。

すぐ近くの新国際ビルの一階に“パティスリー サダハル・アオキ” を見つけた。中に入りショー
ケースをのぞいたが、どれも小ぶりで高い。最近はチョコレートでもなんでも高い店が軒並み
なので驚きゃしないが、奥のカフェ・・入ろうかどうしようか考えていた時、「写真撮影禁止」
の文字が目に入ってきたので入るのを止めた。どうしてもブロガー的決断になるんだよね。

暮らしの風4月号で「古伊万里の魅力」と題した陶磁研究家の中島由美氏監修の記事
を、処分する前に改めて読んだが、由美さんの父親が古伊万里染付人気の火付け役で
あり、「開運!なんでも鑑定団」で有名な中島誠之助氏だったことと、由美さんが戸栗
美術館の学芸員をされていることも知った。

 

これは2ヶ月前に行った戸栗美術館の「鍋島」展のパンフ
レット。小さな美術館なのですぐに見終わってしまうが
良いものが揃っているしホールではカフェも頂ける。(有料)
現在は、「初期伊万里展ー素朴と創意の日本磁器」が
開催されている。私たちがここを訪れた時は駒場民芸館
を見た後だったので、駒場から、歩きたがらない友を無理
やり歩かせ徒歩で来たけど、帰りは、こんな所にあったんだ、
と言いながら無人のような旧都知事邸のまん前を通り抜け
渋谷へと向かった。

 

          

4月に「中国陶磁名品展」を白金の松岡美術館(上下の写真4点)へ見に行った時は、中国の陶磁器の素晴らしさに目を見張った。ブログ記事が思うようにいかず、今ごろの写真upだけど、一階ホールが広々して気持ち良い。ここもカフェが出来るようになっているし、写真撮影は他の客の迷惑にならなければOKとのこと。日本の美術が中国の影響を大きく受けていたことがよく判った展覧会だったし、ブッダをはじめとする彫刻も素晴らしく、チケットを下さったKちゃんに感謝!でした。

       
 

戸栗、松岡、そして今回の出光と、今年は初めての美術館を知る機会に恵まれて嬉しい~。
が、今回有楽町で下車したのは、本当はボブ・ディランの「I'm not tere」を見るためだった!
シネカノンでの上映が金曜日までだったから。なのに満席でチケットが買えず、ならば、と、銀座テアトルシネマへ「ラフマニノフ・・・」を見るべく向かったが、始まってから少し過ぎていた。しばらく考えて、出光美術館へ行くことに決めたが、最初の目的は映画だったということだ。出光のあと、夕方の時間でもいいから見て帰ろう、と思い直し、またシネカノンへ寄ったら再び満席!こうなったら6月まで上映している渋谷まで行くしかないんだろうな。有楽町~銀座~帝劇ビル~有楽町~東京と行ったり来たりしてよく歩いた日だった。

   

 


満開のバラ園

2008-05-23 | flower/green

20日。朝の風雨が静まり、午後には日差しが戻ってきた。
と同時にどこからか、おいでおいで~と誘いの歌が耳をくすぐる。
どこへ・・と、行く先を浮かべていたとき、
今年はまだバラ園に行っていないことに気がついた。

開花情報を調べたらその日はちょうど「満開」。
よしっ、と、母を誘ってみたら待ってましたとばかりに
行く気になってくれた。よかった!
遠くへ行くのは自信がなくたって谷津バラ園なら
道路さえ空いていれば30分以内に着いてしまう。
立地的には目の前にマンションがあるので
“バラ園の前に住めていいなぁ~” と思う反面、
写真を撮る側としては、洗濯物がベランダで
踊っているような高層マンションが
ローズガーデンの目の前にある光景は耐え難い。
堀切菖蒲園に行った時も同様に感じた。

遅い午後の園内は人もまばらで閑散として、
雨上がりのひんやりとした空気が気持ちいい。
明け方の暴風雨のせいだと思うが、大輪のバラが
首根っこから地面のあちこちにおちていた。
それでも思ったほど被害もなく、
植物の逞しさに改めて感動。
美しく逞しい!


 撮った写真を見ると、どうしてか、ピンクのバラが圧倒的。


可愛さと優しさ可憐さの全てを兼ね備えているようだ。
 
名前と照らし合わせながらバラを眺めていたけど

種類が多くて全く覚えられない。


多弁なバラは “誇り高く” “馬鹿にしないでよ~♪”と言っているとか?
母が疲れるといけないので大雑把に一周しただけなのに、
気がつけば写真を撮っている自分がいる。撮りすぎで写真にうなされそうだし
このごろ写真選びもいい加減になってきているので
今度はカメラを持たないで出かけたいな、と思っている。
いや、そんなこと言いながらもケータイで撮っちゃいそうだ。

 

 ピンクのバラの花言葉は・・・

   上品
   気品
   温かい心
   美しい少女
   恋の誓い

    

 

黄色いバラの花言葉は・・・
あなたを恋します・友情・薄らぐ愛、
恋に飽きた・別れよう,etc.....
わけが判らなくなりそう!




白いバラの花言葉は・・・
心からの尊敬・無邪気・清純・純潔、
私はあなたにふさわしい・尊敬

 

赤いバラの花言葉は・・・

愛情・美・情熱・熱烈な恋
あなたを愛します・貞節

花言葉を知らなかった若かりし頃、ある方に
真紅のバラの花束をお礼として差し上げた事
がある。どちらかというと一番上の赤いバラ
に近い。サンパウロでも著名なプロパガンダの
会社のトップだったその方のマンションへ、
一人で行き、ドキドキしながら花束を渡した。
今思い返しても恥ずかしくてたまらなくなるが、その時はひたすらお礼として何が良いかを
一生懸命考えた。と言っても日本のようにギフト品が豊富ではないので、花かチョコレートか
ケーキかアルコール類くらいの中からしか選びようがないのだけど。電話でアポをとり、花束を抱
えて若いbiancaは訪問した。高級マンションの上階にある広々としたリビングは、その方の
アトリエも兼ねていた。画家でもあったから。「花束をもらうなんて初めてだ!」と本当かどうか
は知らないけど、とても喜んでくれた。私の親と同じ位の年齢だったと思う。少しだけ中に入り
お喋りしたけど、用件を済ませて外に出た時は内心ホッとした。男性に赤いバラを贈った、
最初で最後の出来事。・・・ほかは記憶にないから多分そうだろうな。
その彼とは、その後、マナウスにあるホテルトロピカルでバッタリ再会した!ドラマティックとは
こういうこと?だってそのホテルのプールで泳いでいるときに、彼も泳いでいたんだもの。
彼は家族と一緒に休暇を過していた所で、一方のbiancaは父に頼まれ、日本からのお客
二人をブラジルの幾つかの都市へと案内していた時だった。

余談はさておき・・・

 
母も疲れてきたので、一人大急ぎで奥の方にあるイングリッシュローズコーナーを
回り、香りの庭の中は共に歩いた。正味一時間弱だけど今期初めてのバラ鑑賞に
母も喜んでくれて何よりだった。ここはお年寄り連れでもなんとか回れる規模だ。



帰り、お土産にケーキでも、と、近くのパティスリー横山に寄ったら、なんと定休日。
アチャ~残念。

biancaがほんのりと赤みを帯びたような高貴なバラを見っけた!



一週間

2008-05-19 | weblog

パープル系のビッグな花束が丸の内の花屋さんから届きました。
ギッシリと輪ゴムで一束に結ばれていたので、水を取りかえる時
恐る恐るゴムをほどきました。そしたらもとの花瓶に入らなくなり、
大きな花瓶がないので二つに分けざるを得ませんでした。
ベランダで、分けた2つを撮り直しましたが、ブルーが本来のパープル
系に発色して写っていました。バラかと、騙されそうになったトルコキキョウ、
紫と青のデルフィニュームにブルースター、ブルーファンタジアとスターチス、
そして二種類の大きなグリーンの葉ものが何本も。写真よりもっと
デラックスです。いったい誰が誰に贈ったのでしょう?



もう “先週” のこととなりましたが、中国の四川大地震から始まった一週間が
あっという間に過ぎました。当初は「死者7千人か?」と言われていたのが、
日を追うごとに増え続け、ついに3万人を超える死者を出す大惨事に。
パンダ保護研究センターの3頭のパンダも行方不明のようですし、その規模は
四川省だけで約6900棟の校舎が倒壊した、ということから想像できます。
人間の力の及ばない天災で一瞬にして全てを、そして全人生を失った人びと。
明日はわが身かも、と思うと身の引き締まる思いです。被災された方に掛ける
言葉も浮かびません。チベット暴動といい波乱ずくめの中国ですが
オリンピック開催は如何に。


このところ自力ではどうにもならないことがあって、ハッキリ言って解決を避ける
ように後回し
にしているので、今ひとつブログアップに気持ちが乗りません。
3月からそんな事を言ってた気がしますが・・・別に、5月病ではないんですけどね。
天災で全てを失うことを考えたら目の前のごちゃごちゃなんか、どうでもいい事
に思えますが、そうはいかないのが愚か者。先日、友人と電話でお喋りしていて、
「何も問題を抱えない人など居ないって!皆、何らかしら抱えているんだから。
自分の周りだって皆がみんなそうよ。言うか言わないかだけの話しよ。」と、
受話器の向こうからの声に、そんなもんかな、と納得したものですが、それは主に
親の介護などの問題が中心でした。私の母も、足が弱くなり、頭の回転もかなり
とろくなってきました。あまり外出したがらない・・それは体がシンドイ状態だから
なんです。母を誘ってあちこち行きたいbiancaですが、そんな訳でこのところちょっと
ばかり大人しい。親が元気でいてこそ、そこから力をもらえるんだ、と思います。
これって頼りすぎでしょうか?

「今日は良い一日だった」と言えるか?がポイント。やはり自分がどうにかしなくちゃ。

                                                                                 先月のいつだったかに、昨年15年振りでの来日公演を
果たしたエグベルト・ジスモンチが今年も再び来日する、
とのメールを受け、予約開始日の次の日に予約しました。
その時点で、ソロの方はsold out!オーケストラとの競演
のほうに僅かの空きがあるのみでしたので即予約しました。
が、去年同様、追加公演が実施されることになり、soloも
魅力があるので迷っている所です。
いえ迷っている場合ではないのですけが、もし以前の私の
ブログでジスモンチを聞きたい方がひょっとして居るかしら、
と、早くブログアップしようと思いました。
第24回〈東京の夏〉音楽祭2008“森の響き・砂漠の声”。
24回目と言えども、この音楽祭を初めて知りました。

サハラやアマゾンの原住民の音楽や芸能が東京で体感
できる、稀有なイベントのようです。


先週半ばには「リフォームセミナー」の3回目がありました。今回はTさんのご自宅でキッチンリフォームについてのお話でした。主婦にとっては一番こだわりたい場所。配置や構成、素材、設備機器など、キッチンの基本についてのお話を伺い、「自分に合うキッチンとは?」では、まず要望をリストアップすることから始め、システムキッチンの選び方に至るまでを学びました。


                
システムキッチンを扱っている各メーカーの
出発点を知ることが選択上のキーポイントに
なることもわかり、ワイワイ雑談交りでのセミ
ナーはそれなりに楽しいものでした。果して
biancaのお家はいつ綺麗にリフォームするの
でしょうかね~?
もしかしたら、一番楽しいのは今の段階かも
知れません。上の写真がTさん宅のキッチン
の一部です。居間との間のパネルでキッチン
の中が見えないのです。赤のアクセントも効
いているし向きを変えられる照明もとてもいい。
居間のランプシェードは手作りとか!
カーテン代わりのブラインドもすてきでした。
Tさんお世話さまでした。
月末は「イケアツアー」を予定されています。

                                                                                ミニ講座が終わってから、青山のブラジル大使館まで
行きました。夫の知人の個展が16日まで、館内の
カルチャースペースで開催中だったからです。夫と娘は
オープニングの4月21日にすでに見に行き当人にも会
っていました。数年前に同じ場所で個展が行われた時
は、すでに社会人になっていた息子さんも一緒でした。
サンパウロで陶芸を習っていた頃に、子育て奮闘中で
まだ陶芸も始めていなかった彼女を紹介されました。
それがいつの間にやら彼女の一生の仕事となってい
したね。その秘訣は継続と自信、センス、そして尽き
ない想像力ということでしょうか?陶芸というよりもスペー
スデザイン的な作品の数々なのです。
ところで、まっ黄色の壁が青い空の下、ブラジル国旗を
イメージしてしまう大使館のエントランスに入り
受付の方に用件を言ったら
「昨日で終わりました。」と
言われたんですよ!

もう、何が何だか、訳がわかりません。HPにだって16日
が最終日となっているのに・・・
ブラジル的というにも程がある!プンプンですよ。もう!
                                                     

 

土曜日にはボリビアのサンタクルスで息子がお世話になった知人が日本にいらしたので、母や
姉たちも一緒にブライトンでの昼食会となりました。向こうで入院した病室が特別室のようだ・・
との話になり、ちゃんと保険に加入していたことで病院側もそれならば、、、と思ったようです。
どうあれやる事はやってくれたことだし、病院側の思惑も含め、社会勉強になったかな。

 
 


生きること

2008-05-13 | cinema

生きるとは苦しみである、と、スマナサーラさんの本を数冊読んだ中のどれにも書いてあったが、

よくよく考えると、そうかもしれないと思えてきた。 今まで宗教心は持ったことがないし、これか

らもそうかもしれないし、ブッダが何を説いているかも深く探ろうとも思わなかったけど、彼の本

の言わんとしていることが、遅まきながらもこの年になってやっと少しわかる気がしてきた。


母の日の日曜日に、前から見たいと思っていた映画「最高の人生の見つけ方」を夫と
見に

行った。境遇も性格も全く異なる六十代の二人。偶然同じ病室になり、共に余命半年と

宣告されてから,いったい二人は何を「棺おけに足をいれるまでのやりたいことリスト」に加え、

それを
どのように行動に移していったか、行動と共に何が心の中で変化していったか、そんな

彼らの人生最後のとてつもない日々を見ながら、自分のこれからの余生の過し方にスライド

させて考えさせられた。特に、ピラミッドの上で荘厳な景色を眺めながら、カーターがエドワード

に、「エジプトの言い伝え」の中にあるという、天国の門での問いかけを語る場面は、まるで私

が問われているような気になり、一瞬、答えに口ごもるエドワードと同じ気分になった。

その二つの問いとはこのようなものだった。

     ・・・あなたの人生は喜びを得られるものだったか・・・

     ・・・あなたの人生は他者に喜びを与えることができたか・・・

               さぁ、あなたはどうだったか?

心の平穏を保ち、自分らしく生きることは難しい。やりたいことを犠牲にしなくてはならない

ことだって生きている限り多々起こるだろうし、もしかして、やりたいことが実現しても、期待

していたような満足感や達成感が味わえないかもしれない。一体全体、自分らしく生きる

とは何なんだろう。生きるとは苦しみだ、と、暗い気持ちでその意味を捉えるのではなく、では

どうそれを乗り越えようか、死ぬまでの自分の持ち時間のあいだに・・・と、病気でもない人間

が本を頼りに考え模索している時、映画の人物は限定された半年の生命を眩いばかりに私

に見せつけた。それはもちろん映画だから観客を楽しませる為にあんなおとぎ話のような贅沢

なリストを次々と達成していけたのだけど、それでも個性が正反対なのに息の合った同士に

しか思えない二人の、ウィットに富んだ絶妙な会話の応酬の中に、又それ迄歩んできた彼らの

道程の中に、多くの生きるヒントを垣間見た気がした。エドワードの秘書役とか、カーターの

奥さん役など、脇役がすごく光っていたし、最後の場面もよかったなぁ。余りにもお金がらみの

恐ろしい事件が多い昨今、信頼しあえる人間関係の美しさに胸がいっぱいになった。

大好きだったリヴァーフェニックスの『スタンド・バイ・ミー』も手掛けたロブ・ライナー監督と、

安心して見ていられる優れた性格俳優2人の見事な組み合わせは本当に素晴らしかった。

「こういう映画、久しぶりに見た気がするなぁ」と、夫。

「でもジャック・ニコルソンの役は別の○○でも出来そうだな。」と余計なひと言。

「ジャックは演技の85%は地で行っているそうよ。彼でよかったわ。」と私。

もう一度見たい映画の一つになった。     

       
    追記:
    
母の日の為の素敵なディスプレーをケータイで撮っていた事を思い出しました。
    銀座でご覧になった方も居られるかと思いますが、何気なくミキモト前を通り
    過ぎようとして目に飛び込んできたこのギフトボックスの前で、つい足を止めて
    しまいました。いったい何本のカーネーションが使われているんでしょう?
    
           
         With Special Thanks、Happy Mother's Day !!

 

 


エリック・カール展へ

2008-05-11 | art/exhibit/museum

  

絵本の魔術師 エリック・カール展
こんどこそ招待券をちゃんとバッグにいれて、銀座に用事のついでに寄ってきました。
一週間に二度も銀座に行ったことになりますが、この展覧会が5月12日までなので
中途半端のまま、upします。ま、このくらいが丁度いいのかも知れませんね。
今回は予想を上回り、楽しく面白く、エリック・カールの世界に巻き込まれてきました。
“はらぺこあおむし”という絵本をご存知でしょうか?可愛らしい絵だこと、と思っていた
のが、それがコラージュ(切り絵)によるもので、その紙がティッシュなんです。更にティッ
シュを様々な色で着色し、何段もある引き出しに、色別に収納し、絵を作成する
都度、その引き出しから紙を選んで、下絵を見ながら切り抜いていく・・・そんな一連
の工程が会場内の映像で見る事ができたので、この人の絵本が全てその手法で作
られているんだ、と分ったのです。
上のHPでも制作過程を見る事ができますよ。エリックさんってとっても温かい人!
「パパ、お月さまとって!」という絵本は、娘にそうせがまれた事から生まれたのですって。
お月さまに向かって長い長いハシゴが伸びている絵がとても印象的。
そんなエピソードを聞くと、ますますエリックさんが可愛くてたまらなくなりました。

「エリック・カールから日本の子供たちへ」のメッセージが先月の新聞に載って
いました。読みながら、とても優しい気持ちになっている自分に気が付き、この感覚を
忘れたくない、と、その時は思ったのですが・・・優しさと易しさの違いほどに簡単では
ない気がしました。

     創造することを楽しんで

      日本の子どもたちに伝えたいことはたくさんあります。
     創造することを楽しんで下さい。どんな絵も完璧に
     仕上がることはありませんが、それでいいんです。
      この展覧会は、学びの場であり、楽しみの場でもあります。
     たくさんの色を楽しんで、家に帰ったとき、いい経験をしたと
     思ってくれたらうれしいです。
      もうひとつ、世界中に伝えたいのは、お互いに優しくなろう
     ということ。簡単に聞こえるけど、とても重要なことです。


 


街を歩けば話題の山

2008-05-11 | music

GW中、銀座に用事があり京葉線を東京駅で下車。いつも東京国際フォーラムの中を抜けて行くのだけどこの時期のフォーラム周辺は例年同様、クラシックの祭典《ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008》で大賑わい。今年のテーマは「シューベルトとウィーン」。時間が合えばミニコンサートの一つでも聴いてみたい、とチケット売り場に寄ったが、当日券はほぼ完売状態。すごいな、日本って。音楽でも美術でも国民の中にすっかり浸透しているんだ、それとも情報過多の時代の産物的現象なんだろうか?だれもかれもがワサワサと出かけ、何でもかんでもに首を突っ込んでいる。
ワハハ・・それってbianca、あなたでしょう、だって?  Oh, yes!何にでも,とまでは行かないけど、歩いていて
興味のあるものに出合うとワクワクするのは事実だし、だからこんな時代でもウツにならず逞しく?乗り越えられるというものだ。とゆーか、ただ単純なだけか。
フォーラム地下2階の展示ホールの“グラーベン広場”には、八角形の舞台が設置してあり、無料コンサートが行われていたが、ここには有料コンサートのチケットを持っている人しか入場できないとのこと。
 地下一階から下の階を見下ろしながらしばらく聴き耳を立てていた。

          グラーベン広場は19世紀の初めに、気晴らしや、出会いに
          恰好な散歩道としてシューベルトも親しんだ場所。

        

銀座へ行く前に丸の内周辺を散歩でも、と歩いていたら、以前ブログに書いたことのある
「建物」の解体あとに、来年竣工予定の新しいビルが空高くその姿の一部を見せていた。
ビルの名前は、え~と・・・三菱商事ビル、古河ビル、丸の内八重洲ビル!
それが
丸の内パークビルと言う名前で今風の高層ビルに生まれ変わる。好きだった丸の内
八重洲ビルより詰まんないビルを作ったら承知しないぞ~、と言いたけどもうこんなに
出来上がっている。来年の6月末頃に完成するらしい。ビルを囲んでいる塀には子供が
描いた絵が飾ってあったし、仲通りの建設現場でも、壁が草花で埋め尽くされている。
どういう仕組みになっていてこう言う風に出来るんだろう。

  
      
       
     

丸ビルまで歩いてからUターンし、有楽町イトシア前で、ディランの「I’m  not  there」
どうしよう、と思いながら通り過ぎ、銀座中央通りへ。祭日はホコテンなので堂々と車道の
真ん中を歩ける。と、どこからか、気になる音楽が流れていた。Y楽器店前からだ。店頭で
セールのCDを流しており、それがジャズ特集だったから首を突っ込んだ。
同じ曲を繰り返し流している。その曲はどのCDなのか、と何人もが店員に尋ねており
どんどん売れている。へぇ~聞いた事ないな、このサックス奏者は。モダンジャズと違うし、と
思ったが曲は聞いた事がある。でも全く思い出せない。KOZという名前だけ頭に入れ、
目的の「エリック・カール展」を見に行くべく招待券を探したら、ない!バックの中もポケット
の中も、どこにも見当たらない。ガ~ン!きっと家のテーブルの上に置きっぱなしなんだ。
どうしよう、と悩んだが、入場料を払ってまで見なくてもいいかぁ、と、この日はやめにして
Y楽器でプレゼント用のCDを物色することにした。さっきの曲がまだ聴こえ、売れ続けてる。
うまいなぁ。一番の売れ筋の1曲だけを流してお客の心を掴んじゃっているんだもの。
一曲以外はつまらないかもしれないのにね。これもキャッチセールスというもんだ。

 

帰宅してからKOZでweb検索したところ、スムースジャズという
種類のジャズのサックス奏者、デイヴ・コズということが判った。
流れていた曲名は
Careless Whisper」。
(ちょっと刺激的かも なので、良かったら「最小化」にして
曲だけ聴いてね)
WHAM!のカバー曲だったんだ!って、ワムもコズも知らなかった
が、娘に聞いたら、「ワムは超有名よ」とのこと。「ママだって知
っているよ。ラストクリスマスもワムの歌だし。」で、それもwebで
探してすぐに判った。なんだ、これなら知っているわい。

 GW最後の日に、又銀座まで用事で出かけた時、Y楽器店の
ジャズCDセールも最終日だった。その日もワゴンの周囲には大勢
の人が集まっていたのでつい面白くて近くで覗いていたが、売れてる売れてる!よく売れてる!さすが銀座中央通りだけある。
かかっていた曲はジャズ好きなら、いや、特にジャズ好きでなくても
知らない人はいない曲、「Take Five」。
こんな風に、街から聴こえてきた曲につられて買ってしまった体験、
実はあるんですねぇ、それが。もうブログに書いたかなぁ、思い出せ
ないけど、書いた気もするし書かないきもする。あ~ぁ、呆けてきて困ったな。

東京駅八重洲口を出て大通りを渡ろうとした時、向こう側から聴こえてきた歌が、まさしく
私が一生懸命探していた歌であり、誰だか判らなかった、その歌手のものだったんだ。
つられた、ってより、捜し求めていたものだったから、こんな偶然ってあるんだ、と嬉しくて
有頂天になり、勿論すぐ購入してしまった。
場所によっては、古い音楽でもこんなに売れるもんなんだ、ということを目の当たりにした
銀座だった。
              

 


GWの益子 Ⅱ

2008-05-08 | visit/drive

今日未明の地震にはびっくりしましたね。オロオロしていたら娘も眠い目をこすりながら
起きてきました。玄関の扉を開け,様子を見ていましたが、ゆらゆらと気持ち悪くなる程、
いつまでも揺れているので逃げ出す時のことを一瞬考えました。
今年はまだ防災用リュックのチェックをしていないことに気付きましたし、避難する時に
見っともなくない服に着替えるべきか、現金や預金通帳などはどうしようか、など、幾つ
もの?が頭の中をよぎったのですが、揺れが収まったので寝ることにしました。
我が家の防災対策、真剣に見直さなくちゃ、と思った夜でしたが全く起きてこないパパは
どうなるんでしょうかね?
息子からは今朝早く、大袈裟にも安否を気遣っての電話がありました。おや珍しいこと・・
と思いましたが上司から言われてのことだそうで、納得です。
又、6日にミャンマーで発生したサイクロンでは2万2千人以上が死亡したというし、自然
災害はいつどこで起こるか判らないので、日頃の心がけが肝心だと、改めて感じた次第。
2日に起きたウユニ塩湖での衝突事故のニュースでは、3月に帰ってきたばかりの息子は
驚きを隠せませんでした。あのように予備のガソリンをRV車の屋根に積んで走っている
このような写真を見せてもらったばかりだったのですもの。右も左もどこがどこだか判らなく
なるくらい、いちめん真っ白な塩湖の上は、現地の案内人がいないと走れないそうです。
世の中は常に何かが起こっては過ぎ、又起こっては過ぎて行きます。

え~と、GWの益子の続きを書く所でした。最初から長くなり、もう・・ご免なさい。



益子参考館とは、濱田庄司が長い時間をかけてあちこちから集めた
陶磁器ほか工芸品の数々を展示公開しているところですが、広大な
この場所に地方から移築された建物が展示室となっており、展示物
及び建物の両方とも見るに楽しいところなんです。
濱田氏のコレクションは、ただ気に入ったのを集めたというより、
「自分の作品が負けた、と感じた時にその記念として購入した品々」
なので、身近に置いて眼で楽しみ、又、制作の参考にしたりと、
刺激剤にもなっていたそうです。他の工芸家や一般の愛好家の方々にも、
自分と同じように楽しんでもらい、参考にしてくれたら、との思いが参考館
設立の願いに込められています。

 
      ★益子参考館の玄関は県内から移築         ★3号館は2号館共に大谷石の石蔵で、隣町の真岡市から移築
 
       ★中側から門を見た所                ★移築された濱田庄司館の長屋門の両側も展示室です
  
★濱田庄司館の門jをくぐると、彼のもっともお気に入りの建物、4号館があります
 
★四号館の前には巨大な釜が!中にはメダカが泳いでいました 
★この素敵なランプシェードは濱田氏のデザインによるもの
   
★建物の左は長くて広い渡り廊下が気持ちよくのびており、右側は洋風の作りでカフェが出来るようになっていました
 
★山のように積んである薪。この建物が手回しろくろの並んでいる工房。裏手には名品の数々を焼き上げた巨大な登り釜があります   

東京に生を受け、ここ益子に移住した時が1924年。
1894年生まれの濱田庄司氏が30才の頃だったのですね。
濱田氏は自身の陶芸家としての歩みを、
「京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」
と振り返っています。バーナード・リーチと共に英国でスタートした作家への道。
京都で共に学んだ河井寛次郎とは終生の友でした。

緑の中の広大な敷地。気に入った建物を一つずつ移築し、好きな品々に囲まれての生活。
 此処を見て娘は、この人お金持ちだったの?と聞いていましたが、それなりの順序を踏んで
生活してきたからこそ、なのですね。きっと。芸術家としての優れた眼力。柔軟な感性。
人や場所とのよき出逢い。経済的観念などなど。そのような総合力が富を生むのでしょうか。
先月は駒場の日本民藝館を訪れた時、たまたま旧柳宗悦邸の公開日だったので見てきました。
私が「民芸」を初めて意識した何十年前かには京都を訪れた時、河井寛次郎記念館を
真っ先に訪れたものです。お家リフォームの参考に、なんて決してならないでしょうけど、
あぁ、こういう風にしたい!こんな空気が流れている家がいい、と、思って幾年月・・・・。
中途半端な希望は実現性ゼロということで御座いますね。

閉館の時間になり、受付にいた方にご挨拶してひと言二言お話をしましたが、
建物を維持する大変さを洩らしていました。ず~っと無くなってほしくないものを
守るには巨額の維持費がかかるのですね。良いものは、それでも残してほしいです!
それが国の文化となり財産になっていくのですもの。

もう一箇所寄りたかった陶芸メッセ・益子は時間がなくて次回に持ち越しです。
パーキングまで行く道で見つけた民芸屋ではとうとう小さなお皿を買ってしまいました。
GW中は全品20%引き。でも本当にほしいものには全く手が出ませ~ん!
レジ横に小テーブルとイスが置いてあり、家族全員にコーヒーを出して下さったんですよ。
テーブル上にはイチゴやお菓子が・・!こういうサービスって嬉しいですねぇ。
又絶対に寄りたくなりますよ。私、3点で二千円しか払わなかったのに!

 

そう言うわけで帰りにお茶を、と思っていたレストランには行かず仕舞い。残念だったなぁ。
帰りは笠間~友部、そして常磐自動車道で、行きより一時間早く帰宅できました。

こうして4人揃っての久々のドライブは、すでに思い出の中の一ページとなってしまいましたと。



この花の名を尋ねてきたのに忘れちゃいました~!


 


GWの益子 Ⅰ

2008-05-06 | visit/drive

今年のGWは、もうちょっとのことでどこにも行かずに終わりそうでした。
若い子はそれぞれに予定があるものの、最終的に4日だけはどうにか都合を付けられる、
とのこと。一泊でなく日帰りがいい・・。どこにするかでは、余り遠くには行きたくない・・と、
今ひとつ乗り気ではない気配。 “しょうがないな、一日位親に付き合おうか”  てな感じです。
川越はどう?と娘。川越なら有楽町線で一本だし、私はすでに何回か行っているし、別に
連休時でなくても、行こうと思えば行き易い場所だし、、う~~どこがいいかなぁ・・と、全然
ひらめかない頭で一生懸命考え、益子に行って見ようか?と、ふと浮かんだ場所を提案して
みました。
家庭で4人揃っての団欒って本当に少なくなったので、「益子に何しに行くの?」
なんて言われ、「益子の陶器市と、浜田庄司の住んでいた家を見に行くのよ!」と、多少
ムッとしながら答えましたが、GWはチャンスなんです。「じゃ、もう行くのやめよう!」のひと言を
発せば、いつもの如く、はいそれま~で~よ、になっちゃうのですもの。

        

前置きが長くなりましたが、こんな状況下、渋滞の中を4時間かけて陶芸の町、益子まで
行ってきました。着いた時はもうお昼過ぎ。まずはネットで調べておいた“益子の森”にある
レストラン「リスブラン」へ向かいましたが、1時半過ぎにならないと席の確保は無理とのこと。
車だと到着時間は全く予想出来ないので予約は無理でした。あ~残念!帰りに時間が
あればそこでお茶をしよう、と話し合い、まずは車を有料駐車場に置いて町の中心へ、と
皆でぶらぶら歩きながら食事する場所を探しました。
町なかは暑い日差しの下、人と車で狭い道幅が埋め尽くされ、以前訪れた時の2倍ほどの
人出で賑わっていました。道端で野菜や味噌を売っていたり、ガラクタ屋だか骨董屋だかが
陶芸店の中に混じっていたりと、何か面白いものが発見できそうな雰囲気です。
笠間には連れて行った事があるけどここは初めての娘も、息子も、このような光景をどうやら
面白がっている様子。改めて、強引にでもあちこちに連れて行くべきだ、と思いました。

  
 

数年前に益子を訪れた時、ワッ、きれい~!と思って見とれた真っ白い花。
こでまりの大きいもののようだけど・・・と、お店の方に花の名前を尋ねた所、「おおでまり」だと
判りましたが、今回も、あの時同様に満開で何人もがその前で足を止めていました。
幹のところに名札が括り付けてあったので、きっと他の方々も同じように尋ねていたんですね。

 

    

 

 

 

 



       

お食事処はどこも人でいっぱいでした
から、適当に決めてウェイティングリスト
に名前を書くことにしました。
お店を見ながら通りを歩いていた所、
程なくパパからケータイで連絡が入り
すぐ引き返し、遅めのお昼にあり付き
ました。お店の入り口にこんなヤキモノ
の手洗いがありましたよ。


いつも感じるのですが、美味しくいただく
重要な条件というのはは、お腹がすいて
いる、ということなのですね。ぐぅ~♪
・。・。・。・いただきまぁ~す!・。・。・。・
お食事処を出た所には鯉のぼりが
ゆらゆら揺れればいいのに、微風に鯉が
ぶら下がっている状態でした。そこに大き
な3人の子供?が勢ぞろいしました。


食後は周辺の民芸店をあちこち覗き、
現代作家の作品や、国宝級の作品も
見ながら、それぞれお土産になるものを
物色。私はしまう場所がないので目の
保養だけで充分でしたが、娘の買物は
いつも一番手間取るのです。友人への
ペアカップを選ぶのにに30分も費やしても
迷っているんですよ。炎天下、待つ身は
辛い。帽子も日傘もサングラスも持って
来ませんでしたからね。

「益子参考館」は私にとって一番の目的の場所でしたから早く行きたい!閉館になったら
たまりませんので決断を急がせました。アハハ・・・長時間かけて選んだものは、中がコバルト
ブルーで外側が白の、益子とは程遠い色系統のカップというか、ビアグラスというか、そんな
ものでした。その好みって、相手をイメージしていたのかな。
買い物を終えて、参考館へ行く間もあちこちに目が行ってしまいます。焼き物より骨董のが
見ていて面白い! (・・・長くなりましたので続きは明日にでも・・・upしますね。)