ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

美術館と深川散歩

2014-01-18 | art/exhibit/museum

招待券があるからと、友人からお誘いを受け、東京都現代美術館で
開催中の「吉岡徳仁ークリスタライズ」展へ行ってきました。

吉岡氏の作品は、以前六本木ヒルの森美術館で見てブログ投稿したことがありました。
スケールの大きな彼の作品の中を通り抜けるだけで、不思議な体験を共有したように感じます。
下の写真はポスターではなく、会場内の作品です。
ストローのような細長いものが積み重なり、靄がかかったように見えます。
実際でも同じで、目をこすって見てしまいましたが、これはどういう現象なんでしょう。



六本木ヒルズでも見たクリスタルのベンチに、今回は、座ることができました。

「虹の教会」は、アンリ・マティスのロザリオ礼拝堂を訪ねたことがある吉岡氏が、
圧倒的な光と色に包み込まれる不思議な体験をもとに、いつか、そのような建築を
つくりたい、という想いを実現したもの。

500個ものクリスタルプリズムを集積したステンドグラスは、
自然の光をたちまち鮮やかな虹色に変化させ、空間自体に「奇跡の光」が現れる。
(パンフレットより)


二か所だけ、ケータイによる撮影が許可されていましたが、
そこで見たようには撮れなかったのがとても残念です。
光とガラスの作り出す神秘的な空間のなかにいると
心と体があたかも洗礼
されたような厳かな気持ちになります。

ご一緒したのは、一年ぶりに会う友人です。ご近所でも、声を掛け合うタイミングが
合わないとあっという間に一年がたってしまいますね。
この近辺のレストランを調べてこなかったので、美術館二階でランチすることにしました。



混んでいたので少し椅子に座って順番待ち。
独特の香りが漂っている、と思ったら、なぜかベトナム料理のカフェでした。
以前はもっとシンプルなカフェだった気がしましたが・・・


 
とてもヘルシーな野菜と木の実たっぷりのチャーハン?結構おいしかったですし
たまりたまったお喋りもたっぷり楽しみました。
そのあとは常設展会場へ。何回も入っている常設展ですが、
ときどき展示替えをするとのことで、初めて目にする絵もありました。

美術館に置かれた、この椅子、とっても気持ちいいの~~!
低反発ウレタンでできているようで、ゴロンとしたくなりました。
知らない人同士だったら絶対に二人では座れない椅子ですね。

このあと、清澄庭園まで歩いていこうということになりましたが、
そこに行くまでの道は、なんとユニークなショップが多いんでしょう。





向かいの古本屋と焼き鳥屋さん、歩道に椅子やテーブル、
商売道具などを並べて、いかにも庶民的ですてき~!
小さなセレクトショップ風の古本屋さんが結構ありましたね。



たしか・・・清澄庭園の緑が・・・見えてきました。

が、その前にまた可笑しなお店にひっかかり、つぃおのぞいてしまいました。
そしたら店内にこの人形によく似た、かつらをかぶったおじさんんがいたのでびっくり。



デジカメを取り出すと、実に慣れた様子でポーズを決めてくれました。
アサリ飯の素をお土産に買い、たくさんおしゃべりをしてお店をあとにしましたが、
上記以外にもあちこち寄り道したので、清澄庭園へは時間的に無理でした。

行きは木場駅、帰りは門前仲町から、となりましたが、
メトロまで行く前に、庭園付近の「SACRA CAFE」で一休み。



小さなお店なのですが、この辺りは昭和三年に出来た長屋風住宅だったところで、
なかなか味わいのある一角です。端のほうには、深川に住んでいた今は亡き叔母が
よく通っていた和菓子やさんがまだありました。
あの門前仲町の飲み屋街と似た時代を生き抜いてきているんですね。

「こんな場所にお店をもちたいね~、
もし持てるのなら、どんなお店にして、何を作って売ろうかしら?」

などと、やはり古い町並み好きな友人と、まるで夢みる乙女のように
あれこれ想いを巡らせました。


いくつになっても、夢を語れる友達っていいな。


 


今ごろ、初詣

2014-01-10 | visit/drive

 

今年はめずらしく初詣に行きそびれていました。
去年はどうだったんだろう・・・と考えても、ブログをほぼお休みしていたし、
頭の中も、お休み中かとおもうほど、記憶がよみがえりません。
去年は母が(その前の年から引き続いて)骨折のために入院中だったし、
退院のその日(去年の二月)から施設に入居するなど、身の回りに大きな変化がありました。
それまでの日々が、私にとって、どれだけ母を中心に過ごしていたか、
あらためて思い知らされた今年のお正月でした。
リフォームをして段差を解消したりしたのも、母との同居を視野に入れてのことでした。
母が退院したら、もはや独り暮らしは無理なので、どのようにしたらよいか、の
決断を
迫られたときは、本当にタイミングが悪かった。
そのうえ、私ひとりの母ではなかったし、、、。
後悔はしていないけど、その時の決断が本当によかったのか、と問われると
わからなくなってしまう。

しかし、お正月は母を連れてみんなでお墓詣りができました。
ちょっとだけ寄った母の自宅では、入口の表札をみて、「あっ、」と、ビックリしたようでした。
みんなで一緒にお茶をいただき、1年以上ぶりの団欒でしたが、久しぶり、の声はありません。
施設に戻るとき、「さ、遅くなるからそろそろ帰ろうね」、と言うと、
「えっ、どこに帰るの?ここじゃないの?」と言われました!
自分が施設に入居していることを覚えていられないのです。

「初詣」から母のことに話が移ると、延々と続き、本題にもどれなくなりそうなので、
それはまた別の機会に、ということにします。



日本列島がこの冬一番冷え込んだというその日に門前仲町まで行ってきました。
富岡八幡宮の駐車場は、時期も過ぎていたし、平日とあってかすぐに止められましたが、
しかし、さっさとお参りして車に戻りたいほど寒さで体中が冷え、参りました。

サラリーマン風の男性ばかりの参拝客がご覧のように溢れるほどの数。
ご祈祷待ちのテントの中もぎっしり。これって何なんだろう?


↑上の画像をクリックで大きい画像が見れます。

 
おみくじは、いつも100円で買っていたと思ったのですが、
おまけがついて200円!なので、買うのをやめました。
(どこでも100円玉一つ、と思い込んでした私の勘違いかなぁ・・・)

交通安全のお守りは欲しかったのですが、例年と同じものしかなく、
古いのを返して新しいものを、それも古いのとまったく同じ色(白)と同じ形のを買うって、
ご利益とかあるんだろうか、とか考えたら、なんだかバカらしくなってきました。
でもやっぱり買わないと心配になるんですよね~。
で、一回り小さいもので別の色を見つけたので、紺色を購入。

そのあと、いつもならこちらがメインで参拝していたお不動様をお参り。

信仰心が厚いわけでは全然ないのですが、年の初めの行事として、やっぱり
拝むとか祈ることは外せないのですよね、日本人だからかなぁ。
 

小腹が空いたし寒さを凌ぎたくて甘味処いり江に入り、お雑煮を注文。


杏あんみつは、半分ずついただきました。
からだの芯からホクホクになって、もう一歩きしようという気になりました。

すぐそばに、辰巳新道という路地裏の飲み屋街があります。



(以前書いた気がするのですが、どうだったかな?忘れました。)
夜にならないと、本来の雰囲気がわからない飲食街。
ですが、30軒ほどの小さな店が軒を連ねてひしめいている光景は、
日中見ても、そこだけ時代に取り残され、いつまでも昭和の前半を垣間見るようで、
実に面白い。もう絶対にうろうろしたくなる!


この赤い旗のついたお店。入口はどこ?と思ってしまうほど、右も左も上も下も
もので覆い尽くされ、尽々見とれてしまうのです。
居酒屋の名前、見付けましたか~?



以上、同じ居酒屋でした。楽しいでしょう~~♪


入口の横にこんな古い写真を飾った店もあり、各店の個性に飲まなくても呑まれそうになります。

永代通りを富岡八幡まで歩く途中に八百屋さんがあります。
ちょっと覗いてお買いもの。
お店のおばあさんが大きなそろばんをはじいて計算するんですよ。
その年季の入ったそろばんを、はじいていた場面には間に合いませんでしたが、
撮らずにいられなくなり、デジカメを夢中でバッグから出してパチリ、です。

\\

 更に裏を見せてもらい、算盤の歴史がわかったのです。

 
あぁ・・・長くなり過ぎで済みません。
私もこれからは短くしよう、と思ていたのに、だめですねぇ。
長いと目が疲れるし投稿も遅れます。そして読み手もうんざりされるでしょう。
ごめんなさいね。

最初の下書き投稿が当日なので、
(きょうは13日成人の日ですが)その日で行きま~す。

 


だっさ~い!

2014-01-06 | weblog


「獺祭」で始まった新年も、もうすぐ一週間が経つ。

   

    ▼「元旦や今年も来るぞ大みそか」など
    と戯(ざ)れて言う。この1年、与えられる
    時間は変わらないが、どんな「時」が流れ
    るかは人しだい。いい時をつくりたいものだ。
    オンだけでなく、オフも。

今日の天声人語の最後の段落に綴られたこの戯言、毎年お正月になると
どこかで聞いたり読んだりしているので有名だけど、特に今朝の自分の心境に
マッチしていたのでニンマリしてしまった。
いや、本当は意識の外にある時間というものが勝手に早く進み過ぎ、
来た道より行く末が余りにも短いことに打ちのめされそうな気分だったのだ。

頂きものの「獺祭(だっさい)」は、夫と二人で乾杯したあと、ほぼ独り占めで空にして
しまったが、そうだ、
ブログ用に、と、水をいれて盃とコーディネートしてみた。
だめですかぁ~?
難しい漢字なのに(最初、読めなかった)入力変換ですぐに出たのには驚いた。
そして正岡子規の別号が獺祭書屋主人だったということもわかった。

このお酒、以前も頂いたことがあり、「頂きものの頂きもの」ということなので、
願わくばその相手にバレませんように!そして来年も回ってきますように!