豊泉寮のたたみの上でひと休みしたら、
汗も引っ込み元気が出てきました。
骨董市をじっくり見ていたら、絶対それ
だけで日が暮れそうなので、広い境内を
もう少し歩き、裏山へ行くことに。
下の彫り物は確か、山門で見かけたもの
だと思いますが・・・二本の指の滑稽な
仕草には何か意味があるのかしら。
大観音像の後ろには赤いアスチルベが、とても楽しそうに咲いていました。
この子たち、私が視線を逸らしたすきに踊りだすんじゃないか、
と思っちゃいましたが、可愛い花だ~。
上は、中村岳蓮筆の「鳴り龍天井」が見れる大日堂の横からの眺めです。
そろそろお寺の裏山を散策しようと、この先を抜けたあたりから登り始めました。
いたるところに咲いている何種類もの山紫陽花。
こんにちは!と顔を突き出して挨拶してくれます。
お大師さまの姿も次々と・・・・
はいっ、この山では、山内八十八ヶ所を仮想巡拝できるんです!
って、あとで知ったのですが、
そのときは何もわからず、巡拝するつもりなど毛頭ありませんでした。
広くて途中で道がわからなくなりそうになり、すれ違った人に道を
訊ねたり、途中でみかけた案内図をデジカメに収めたりしましたが、
そうだ、お札の番号を辿ればいいんだ、と気が付いたと同時に
自分は逆から登ってきたのだ、と気付いたのです。
画像は歩いた順にはなっていませんが、散策路が上へ上へ、と続き、
いったいこの道はどこまで続くんだろう、と不安がよぎりました。
蒸し暑かったし、第一これほど登らされるとは思わなかったんですもの。
それでも歩くほどに自然に癒され、次第に爽快な気分になってきました。
こんなクイズ付きのお大師さまの所もあるんですよ。
こんなに美しい山あじさいが沢山見られるとは想像以上でした
ボカァ仕合せだな~、うれしいな~!
ほぼ登りきった(と思った)あたりからちょっと下方をみると、
広場のような場所があり、親子の遊ぶ姿が見えました。
鬱蒼と茂ったあじさいで埋まりそうなお大師さまも居りました。
暗かったので明るく画像処理したものです。
ふぅ~~、ずい分と歩いたわい。やっと五重塔まで降りて来ました。
コンビニで買った水を持参していたので助かったです。
そしてここで目に入ってきたのが空手の練習風景。
下の写真に映っている方とちょっとお話をしましたが、27日の日曜日
ここで試合?があるので又、是非見にいらしてください、と言われました!
雨天の場合は五重塔の下でやるとのことです。
骨董市は4時までだったので、殆どのところはすでに店をたたみ終えた所でした。
それでも、まだこれから片付け始める数軒もあり、ちょっと覗いてみましたが、
あるブースではこんな風にお洒落にアジサイの花を飾っていたのです。
き れ い!
更に、境内で見つけた花たちを下に集めてみました。
あじさいは種類が多くて覚えられませんし、覚える気もありませ~ん。
右上のオレンジの花はなんでしょうかね?
最後は、入口近くに立っている新撰組の土方歳三に
こんにちは!さようなら!
市内の生まれなので、毎年、命日に近い五月第二日曜日に
新撰組まつりが開催されるそうですよ。
魅力がいっぱいのあじさい寺、「高幡不動尊」。
いつか又、ござれ市に寄りがてら、今度は境内の建物を見学したいと思います。
もちろんお賽銭を投げて、ちゃんと御参りはして来ましたけど。
仁王門(重文)をくぐって、これですぐ駅に向かったわけではなく、
お寺まえのおまんじゅう屋さんで、出来たて熱々の
高幡まんじゅうを頬張り、お茶をいただき、お土産分も購入。
更には駅に程近いところで、いい感じのスィーツショップも発見。
藤生シェフのお店でした。
中に入ったが最後、又々甘いものを買っていたbiancaでした。