ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

仕事納めの日

2005-12-29 | weblog

53年間一つの会社を勤め上げた方が昨日退職した。
中学卒業と同時に入社し、60才の定年で一旦退職。
引き続き同じ屋根の下の別の部門で昨日まで仕事を
続けた。
2年前頃に、もう辞めたいと言うので、私が、それまでの
ちゃらんぽらんな時間帯で仕事とは名ばかり程度の、
門前の小僧のような事をやっていたのを、「週○回出勤」
とちゃんと決めて仕事を引き継ぐべく会社に通い始めた。
一人だけでは絶対にいやだ、と言い張って、新人一人
探してもらい3人体制でやっていたが、
その彼女がついに辞めた。
一つの歴史がおわったのだ。

私が子供の頃から知っていたKさん。
親の会社の倒産で、本来頭の良い彼女は進学を諦め就職。
「社長秘書」や「総務」が部署だったので会社全体のことを
全部把握している、負けず嫌いの頑張り屋。
レシート1枚にも厳しい確かな目で、その裏を見抜け、
思ったことははっきり言い、優柔不断さが殆どない。
謝る姿を余り見たことが無いのは、それだけ
何事に対しても慎重、確実なのだ。
無駄使いせず、経費節減は徹底している。
字の上手さは天下一品。昔、社長に一言、言われてから
習字を一人で特訓したという。
私が、書類送付ご案内をキーで打ち込む所を、
そんなの失礼だから、と、全部手書きだ。
事務所内を掃除する時は、手縫いの雑巾を使う。
「雑巾を買う人の気が知れない」と言われた。
が、私から見ると、そりゃぁ怖い面もあるが、
昔から知っている分、頼もしくて、話が通じる。
53年間フルタイムのキャリアウーマンをしていた訳だが、
お料理上手でステキな編み込み模様のカーデガンまで
古いニットのスカートをほどいて作ってしまう。
そんな彼女、更にその気働きには脱帽だ。
表向きはど~んと構えていて、見えない所での気働き。
が、お節介はしない。
余計な事はしない。

仕事を長年体で覚えた方なので、引継ぎは難航した。
同じ事を何回聞いても、解らない事だらけ。
一年延ばしてもらったが、いつまでも
どうしようどうしよう・・・・でついにその日になってしまった。

53年間の思い出が一瞬、脳裏を駆け巡ったのだろう。
ねぎらいの言葉を掛けられる度に、見る見る瞳が潤んでくる。
彼女のそういう姿、初めてだ。
それを見ている私も胸に熱いものを感じてしまった。
学歴は何の意味を持たない。
Kさんを通してそう思った。
68才。頭の切れは若者に負けない。
でもこれからはゆっくりと頭と体を休めて、ご自身のために
楽しく過して頂きたい。(本心は、まだ居て欲しい!)

ボケない為に、パソコンを是非やったら?と、
ついお節介を言ってしまった。

さてさて、来年からはどうなっちゃうのだろう。
ブログどころではなくなる日々がやって来るのか、
仕事にならずに、我がセクションが閉鎖に追い込まれる・・?

何はともあれ、どうかよいお年を  
                      




クリスマスが過ぎ・・

2005-12-27 | weblog

クリスマスも終わり、さぁ、次は年賀状!
便乗してあらゆるにわか教徒になっちゃうんだから忙しい筈だ。
こんな時期にまだ賀状手付かずってことは、今年も年内は無理か?
何をボヤボヤとブログなんてやっているんだろうねぇ。
いいの?ビアンカさん!
というより賀状作成のためにワードを立ち上げて作業中に
チョッとブログを覗いちゃったのが間違いのもと。
草稿中として、写真だけ入れ込んでおいたコレを発見してしまった。

折角写したクリスマスショットなのでそれだけでもUPさせてぇ・・・。

  

オレンジからブルーへと変わっていく丸の内中通りのイルミネーション。★
  。・。・。・。~24日からはミレナリオの始まり始まり~。・。・。・。・
           biancaは例年、除夜の鐘の後に出没!
        今年は混みそう・・・どうしよう・・・体力は?気力は?
    もちろん一人じゃないっすよ。ボディーガードを連れて行かなきゃね。
         

           
  マイプラザ                                   丸ビルのツリー

我が家では★クリスマス当日にお誕生日を★迎えた子がいる。
今年のケーキは★ホテルオークラ東京ベイの★タルトフレーズ★
クリスマスソングではなく、Happy birthday to you ♪ でお祝い!
ご本人は前夜のイヴに遊びすぎたのか、ケーキを食べてすぐに寝てしまった。

  
小さな小さな玄関リース                                 ☆x'masカードの一部

バースデーケーキ                                        今年の飾りはこれだけ!   

 

 

 

 


クリスマスイヴに寄せて

2005-12-24 | weblog

今日のクリスマスイヴで、ブログを始めてから
ちょうど4ヶ月が経ちました。
しかし、もう1年くらいやっている気分です。
毎回、どうでもいい事をお遊び気分で、
何やっても続かない私が続けられたのは、
たぶん、コレスポンデンスが好きだったからでしょう。
発信して、それを読んで下さる方がいる。
その中で、たとえ義理でも(  )
コメント書いてくださる稀少な方々がいらっしゃる。

手紙を書くことが少なくなった今、
メール感覚で不特定の方に私の日常を読んで頂く楽しみ、
これなんですね~!
ヘボい文章でも、UPしちゃうと
あっという間にWEB上の投稿文となる。
考えれば考えるほど恥ずかしくなるし、ばかばかしいと
思われているかもしれないし・・・。
でも、そう思った人は開けなきゃいいんだよ・・・と、
開き直りの気持ちを持つ術を
体得しつつあるから続いているのかな。


幸せな聖しこの夜をお過ごし下さいますように!

HAPPY CHRISTMAS !

                   

 



ピアリで撮影してパソナで作成したカードです

 

 

 

 

 

 


ダバダ~~♪

2005-12-20 | music

  

12月19日 7時開演 
仕事帰りに文化村のオーチャードホールに向かいました。
今日だけの東京公演。
どうしようどうしよう・・・と思いながらも足は渋谷へ。
《恋するガリア》のテーマで、そのジャズスキャットに首っ丈になって以来のファン。
家には、ちゃんと今日のことをほのめかせておきましたよ。
ご飯だってpm8時にセットしてね。
娘は旅行中。息子は多分私より後に帰宅予定。
問題はパパだけ。なら、なんとかなる。

14年間連続で、クリスマスシーズンに来日し、
その最高のア・カペラを聞かせてくれます。
私はこれで2度目。当日券は6時からの発売。
そして、1階5列17番という最高の席を手に入れることが出来ました。

  biancaにそっくりのミレーユ・ダルク  プッ!)

     the swingle singers hpで是非私のお気に入りを聞いてください。
       とっくにご存知のお方も大勢いらっしゃるでしょうが、この曲が始まりでした。

      ★music → hear it で、2番目のCD (live in Japan) をクリックすると、
      その曲 「LARGO」 がお聞きになれます。   

 スィングル・シンガーズ1963年にパリで結成。
ご存知のようにダバダバダバ・・というジャズスキャットで
バッハを歌ったのが始まりで、その「ジャズ・セバスチャン・バッハ」が
世界中で大ヒット。
「恋するガリア」はその2年後に公開された映画のようです。

オリジナルメンバーはもう一人も残っていませんが、現在は
イギリスを拠点に厳しいオーディションをくぐり抜けた男性4人女性
4人の8人が結集し、そのすばらしい歌声を世界中に届け続けています。
今回は、以前聴きに行った時の来日メンバーのうち、女性2人が
入れ替わっていましたが、内容はその時同様にバッチリ決まり、
彼らの抜群のハーモニーと人間離れした高度なテクニックは、
信じられないくらい輝きを増していました。

バックを流れる静かなドラムの音、トランペット等の管楽器、
これがすべて彼らの“声”のなせる業なのです。
言われなくてはぜ~ったいに信じられません!
「音楽という名の付くものなら何でも歌ってしまえ!」がモットー、
と聞いてやっと頷けるのですが・・・見てよし、聞いてよしの
最高級なア・カペラだと断言できます。

今回のコンサートの演奏曲目は:

第一部
 ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)
 クリスマス協奏曲~第一楽章(コレッリ)
 G線上のアリア(バッハ) 
 前奏曲とフーガト短調BWV578~フーガ(〃)
 平均律クラヴィーア曲集Ⅱヘ短調~前奏曲(〃)
 ディドの嘆きの歌(歌劇『ディドとエアネス』より(パーセル)
 ボレロ(ラヴェル)
 ・・・来年の、モーツアルト生誕250年を祝して・・・
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク~第一楽章(モーツアルト)
 ピアノ・ソナタ ハ短調K.545~第一楽章 (〃)
 トルコ行進曲 (〃)
 キラキラ星変奏曲 (〃)

第二部はクリスマスメドレーの数々でした。
中でも嬉しかったのは、クリスマスになるといつも
知らず知らずのうちに口ずさんでいる「ハッピークリスマス」
と、「スノーマン」よりの“Walking in the Air”。

家族を引き連れて聴きに行きたかったのですが、
今回の東京公演は平日でしたので残念無念でした。


それにしてもあの肘掛は、どっちの人がどっち側を使えるのかなぁ?
シートとシートの間のたった一つの肘掛。早いもの勝ち?
隣のおじさんがはみ出して肘を乗せてきたので、
肘鉄砲を食らわしてやりたかったけど、
相手によってはワクワク ドキドキの肘掛だったりして。
・・・ん? biancaこそ肘鉄食らッちゃうだって? そんなぁ!

なにはともあれ、きょうは大好きな音楽が聴けて
「ビアンカの HAPPY NIGHT♪」となりましただ~。



 

 

 

 

 


石鹸あれこれ

2005-12-19 | weblog

 

こんなかわいいシールの貼られたプレゼント。
うれしくてつい、パチり。
中味はかの有名な、南仏はプロバンスがルーツの
ロクシタンの石鹸です。

pur vegetal‐植物性ですからお肌にやさしく、
冬場のドライ気味の
皮膚を潤してくれるかな。
石鹸自体もナイフとフォークで
食べたくなっちゃう位、おいしそう!
アヮヮヮヮ・・・・。

私は普段、LUXとか花王、牛乳石鹸などの、ごく
フツーの石鹸ばかり使っていますが、
こういうギフトって洒落ている~!

娘はこだわってあれこれ調べて、お気に入りを
ちゃんと注文しているんですよね。
私のためにはキッチンソープを、頼みもしないのに
注文。そして、「ママ、ちゃんと使っているの?」
と、私の使用状況をチェック。

             
 
                          キッチンソープ

左上と右下が頂いたばかりのロクシタンのSAVON、ボンメール。 
(シェル型のソープディッシュを買いました
右上と左下は共にブラジル土産、プロポリス入りと
トルマリン鉱石粉末入りのSABONETE。
大切に使いたい・・と思っても、石鹸にも使用期限があるので
じゃんじゃん使わなきゃ。

さぁてと、フランスの香り高き石鹸で、キレイさっぱり、
今年の垢を洗い流すといたしましょう。

ウフフ・・気持ちは“マドモアゼル de la マリナーゼ?”

  

       ↑
     現在使用中のフェース用石鹸 (これも頂き物) 

     
我が家はソープランド?
     私はソープ嬢?・・ってなわけないでしょう

                   
 


河豚づくし

2005-12-15 | family

ほぅ~~おいしそうだ事!

先日、祖父の17回忌、祖母の7回忌の法事がありました。
直系の親族だけ、十数人が夫婦単位で集まり、お寺さんでの
法要の後、久しぶりのふぐ懐石にありつけました。

     
法事とは みんなが久々 集うこと
              ふぐ懐石を ほーばる事 ?

おじいちゃんも、おばあちゃんもきっと、こういうふうに、皆が
仲良く集い、お鍋を囲んでおいしい、おいしい、と言って
頂きながら、語らっている姿を見て、
雲の隙間からニコニコ顔で、
「お~い、オレにも酒もってこ~い!」なんて言っているんだろうな。


     
 
先付 ふぐ煮凝り                        前菜 蒸し鶏の四川ソース掛け 安肝テリーヌ キャビア等                              
  
       
 御造り ふぐ刺し                         焼物 炭火にて ふぐ漬け焼き    
   
                       
                                                                                               

 
  ふぐちり 野菜色々

  
    
                               
  御食事 ふぐ雑炊・香の物・焼き餅         酢の物代わり 焼きタラバ蟹 

  
  水菓子 メロン・柚子シャーベット                   



見せびらかしちゃってご免なさい。 
冬が法事の時期なので、法事といえばふぐ、ふぐといえば法事。
なぁんて言ってると、一体、法事が何だか解らなくなってきます。

来年の暮れは、父の7回忌。(本当は再来年の1月2日ですが)
ついこの間・・・と思ったのに、年月の過ぎ行く早さに唖然としてしまう
年の暮れです。

 平成18年度年回忌

・01周忌・・平成17年
・03回忌・・平成16年
07回忌・・平成12年
・13回忌・・平成06年
・17回忌・・平成02年
・23回忌・・昭和59年
・25回忌・・昭和57年
・27回忌・・昭和55年
・33回忌・・昭和49年
・37回忌・・昭和45年
・50回忌・・昭和32年
・100回忌・明治40年


 ☆「年回忌起算方法」
・忌日亡日より数える
・一周忌翌年の命日迄に
・三回忌以降…亡年を加えて数える

 .......以上、私のために、コピー引っ張ってきました.....




 

 

 

 


イームズ展

2005-12-13 | weblog

12月10日(土)
目黒川に沿いながらポスターの矢印を辿って桜並木を歩いていくと、
目黒区美術館に到着しました

チャールズ&レイ・イームズー創造の遺産ー展。
友だちから招待券を頂いたまま、行ける日を探っていたら
最終日の一日前になってしまったのです。

ファニチャーや建物を見て歩くのって音楽を聴くのと同様に好き。
っていっても、“即、要リフォーム×全室”の「我が家」とは一切
関連はないのでございますが。:・(≧∇≦)


専門的な知識は皆無、イームズという名前も、ウ~ン、聞いたことはあるけど、
ホームズのほうがもっと聞いたことある、位のものでした。
でもこのポスターの、レイとチャールズのかわいい表情!
実際に見る展示会は、何の気取りも無く、彼らの快適な生活をちょっと垣間見る
ような感覚で楽しめました。
彼らは、「身近なものが芸術的な感覚を育てる」という自己の哲学に基づいて、
我々がどこにでも美というものを見つけられるように導く為のプロジェクトを計画しました。
彼らの生活上でのコレクションを見てびっくり。
レイの私物の入ったイームズオフィスの引き出しの中身は・・・?
なんと、私たちが集めていた、大事にとっておいた数々と何の変わりもないのです。
小さなお人形さんたち、記念切手、記念品、紐やリボン、金具、インク、
その他ありふれた、でもなぜか捨てられない小物の数々。

ツゲの櫛のコレクションにはおどろきでした。
又、興味深かったのは、35万個のスライドのコレクション!
そこには、
これはまさに夫婦の好奇心の引き出しであり、あらゆるプロジェクトの際に
材料となった。
と、説明書き。

私たちの、カレンダーやカード作りのための素材集めを思い浮かべてしまいました。

チャールズは校庭のアスファルトを流れる洗剤液を見て、バッハの曲を連想し、
映画「アスファルト」を製作。
レイは、脚用の副木の形を見て美しいと感じ、優雅な彫刻を創ったといいます。
建築、家具にこだわらず、ポスターから雑誌の表紙まで、あらゆるプロジェクトへの
好奇心と意欲そして実践。

   「結局すべては関係している。
    人間、思想、もの などすべては・・・。
    その関係の質が、質そのものを決める鍵なのだ。」

彼らの作品の多くは、鋳造アルミニウム、繊維ガラス強化プラスティックや、
成型合板を使用したチェアーです。もちろん、革張りの座り心地満点のオットマン付き
チェアーもありましたよ。
イームズのデザインの基本は、一般の人々の為の、高品質でありながら手に入り易い家具。
多様な用途に使用できる家具。まさにすべての家具デザインに機能主義の精神が
浸透している、といえます。
ところで、手に入り易い家具のお値段とはいか程なのでしょう。

レイの語るこの言葉が印象に残ります。

「格好よく見えるものよりも、ちゃんと使えるもののほうが良い事は
 おわかりでしょう。格好よく見えるものは変わるでしょうが、
 ちゃんと機能するものの働きは変わりません。」

家具や建物だけでなく、人間にも言えそう・・・。
区民ギャラリーでは、作品である、機能的でシンプルなイスに
靴を脱いで座ってきました。
レイの言葉のように、座り心地はなかなかのもの。
体がすっぽり収まり、頭が楽チン。
気のせいもあるのか、豊かな気分になります。

この展示会を見ながら、デンマークで家具デザイナーとして活躍している友だちを
思い浮かべてしまいました。最後にお会いしたのは20代!
一年に一度の季節のご挨拶を続けて早や数十年!
今では、彼の奥様とのやりとりになりましたが、その恭子さんが
今年、デンマークでの生活を綴った本を出版されました。
なんとまぁ、かの有名な「ヤコブセン」の建てた家に住んでいるんですよ!!
私は八重洲ブックセンターで購入しましたが、あちらでの、不便ながらも
ゆったりとした生活シーンの数々を、初めて思い浮かべる事ができました。
まずは彼女の 「コペンハーゲン便り」 をどうぞ。孝さんの作品もご覧になれます。

            
 
  イームズとほぼ同年代のデンマークの巨匠の設計した家だなんて!
               いいなぁ!ヤコブセンの家。

                             



 






 

 


団塊と商魂

2005-12-06 | weblog

 

今週は、住宅内消防設備点検とやらで、全部屋入室での点検作業がある。
年に2回のこの点検日が近づくにつれ、憂鬱な気持ちになる。
いくら管理組合で決められた事といっても、寝室まで、年に2回も、知らない
兄ちゃんやオッサンが入ってきて点検するなんて、このご時世、そんなの許されるの?
集合住宅では拒否は出来ないの?
もちろん、日ごろの家事、掃除の手抜きがあっての拒否反応・・と言うのが
本音なのだが、こういうのって、好きじゃない。 + 

そんなこともあって、今月から少しづつ、網戸を洗ったり、たまり過ぎた袋や紙類、
出しっぱなしの諸々を整理したりと、外出を優先させた残りの僅かな時間にぼちぼちと
やり始めているのだが、全くはかどらない。
ブログはマイペースで♪なんて公言しちゃって、即、気が抜けてしまったのだ。

ちょうど新聞を片していた時に、またあの失敬な記事が目の前に!

「おむつ市場  団塊の世代に期待」  ←  ムゥゥ・・・!

「団塊の同窓会をねらえ」・・名簿作りから会場手配まで幹事を代行・・! 

11月21日からは、「団塊~七百万人~流」という記事が9回シリーズでお目見えした。



べつに私がその世代って言うンじゃなくともさー(!!)、団塊という世代って、
戦争を知らない、でも戦争を知っている世代を親や身内に持つ、最後の世代なんだよね。
ってゆーか、そもそも言いだしっぺが勝手につけた言葉だった。

  
団塊の世代」 という言葉は、1970年代後半に作家堺屋太一氏の小説
  によって広く定 着しました。それ以前は、米国式に「ベビー・ブーム世代」
  (baby boomers generation)と呼ばれていたと思います。
  最大生徒数、受験戦争、全共闘による学園紛争、高度成長期一斉入社など、
  すべてに前例のない状況を創り出してきた我々の世代にとって「ダンカイ」という語感は、
  何となく力強さを感じさせ、新鮮な印象を受けたものです。
  ところが、この小説を一読しますと堺屋氏は、我々の将来をかなり悲愴的に描写しています。
  同世代の過当競争から多くが落ちこぼれ、団塊世代の高齢化が民族の秋の始まりである
  などと、我々を暗澹とした気分にさせてしまいました。

  *(最近は、堺屋太一氏は、近著やエッセイ・インタビュー等で一転して
    団塊世代擁護・支持論者に    転身している。)
                                 
 (web上の記事よりコピー)

 団塊世代とは、戦後を逞しく、日本の復興と高度成長に向けて働きに働いた親の背中を
見ながら育った、いまではたいそう貴重な方々なのだ。
その方々が、「紙おむつはユニチャームに限るわ。」 「ぼくはサルバDパンツだな」
「いやぁ、ネットで検索したが、"J&J” から、蒸れない、漏れない、ニオワンパース

発売されるようだよ。」  なんて情報交換をするようになるのだろうか。

 業界では、「これからは団塊の世代が、利用者層に入ってくる」と、将来に備えている・・と。

        そんなぁ~! 
失敬な!!

 ちなみに、「団塊流」の記事のタイトルはこうだ。

     1.熟年離婚    「年金分割」静かに待つ妻
     2.葬送の形     散骨、一代墓・・・自分で選ぶ
     3.二つの寝室   心地よさを生む「距離感」
     4.夫婦再生     相手と向き合う難しさ
     5.仕事探し     自分でつくる「定年後」
     6.田舎と都会   定住でなく旅でもない形
     7..ふるさと     一度は捨て いま回帰熱
     8.地元学     
足元探り 個性を再認識
     9.新しい縁    生き方求めて広げる「輪」

 「地元学」を実践、提唱している吉本さん(熊本県水俣市の職員)は、その世代の
一人だが、都会に出た同世代の奔流には乗らず、故郷の水俣にこだわり続けたという。
 彼はこう話す。

    「スローライフというのは、ゆっくり生きることではない。雨や風や土という自然の
    サイクルに寄り添いながらいきることだ。」
 ・・・都会や行政の視点から見ないで、
    「ここ」から見る。

 「団塊」は強い世代意識があると言われるが、彼は、

    「人を束にして扱うな、と言いたい。」  ← 
     「一人ひとりの個性。地域の個性。都会には都会の良さがある。
      地域には地域の良さがある。
      個性とは何か?個性を知らない。それこそ最大の課題だ。」
と言う。

 先進国の仲間入りをすべく日本は工業化に猛進、その時代を支えたのが団塊世代だった。
が、果たして本当に豊かになったのか?の問いで、彼は断言する。

     「地元学は、だまされないためにある。」

 かっこいい~~!
口先だけでない、こういう人が先輩(!)にいる限り私はボケてはいられない。
紙おむつがなんなのさ!


 と強がっても、鏡を見るたびに、向井千秋さんを思い出す。
彼女が初めて宇宙に飛んだ時、一番感動したことは、
宇宙から見た地球の美しさなどではなく、初めて実感した地球の「重力」だったという。
15日間の無重力状態から戻ってしばらくは、物を持っては下におとす・・・という行為を、
飽きもせずに繰り返していたそうだ。
ああ、わが肉体もすっかり重力の思うままになってしまったではないか。
ウェ~~~~ン

 あ、もう一つ、イギリスで「同性婚」が、認められたんだって??!
なんとも激動の世の中・・・・・子供達にはどんな人生が待ち受けているのか
気がかりなこの頃である。

  Help me!   片付けが間に合わないよ~~~!
  



 

 

 

 


ミラノ展

2005-12-06 | art/exhibit/museum


レオナルド ダ ヴィンチ(およびロンバルディア地方の画家)のキリストの頭部、
ご覧のように、クリスチャンでなくても引き込まれてしまいそう・・・
紙にチョークとパステルで描かれていますが、1494年頃の作品が
よくぞ持ち堪えて、ミラノのブレラ美術館より海を渡って千葉市美術館まで
やってきたかと考えると感動モノです。
この絵の前に跪き、数々の愚行へのお許しを乞うべく懺悔をしたい・・・
そんな気持ちにさえなってしまいました。

娘が2日に見に行き、「とてもよかった」と、カタログを見せてくれました。
そのわずか30分後、“お教室ブログ”を覗いていたら<カメリア日記>にもこの事が!
ビックリしてしまいました。
4日までとの事で、翌3日の夕方に駆け足で行って来ました。
ダヴィンチの「レダの頭部」も、カタログやチケットに使われただけあり、
(実際はパンフの半分くらいの小さな絵でしたが)
その魅惑的な微笑みがなんとも意味ありげ・・というか、純真というか・・
人妻の女神のはずですが、人をいざなう魅力が存分にありました。
伯国の友だち、ナタナエルの奥さんの名が「レダ」。
ギリシャ神話からとったのか・・と、やっと納得。

千葉は東京へ行く倍の時間がかかるのでめったに行きませんが、
最終日の前日があんなに空いているとは!
名画とのご対面の時間をたっぷり戴いて来ました。千葉は穴場!

8階では「江戸絵画のたのしみ」展も開催されていました。
こちらでは、6つのテーマによるコーナーが設けられており、中でも
「月光に心研ぎ澄ます」のコーナーに展示されていた、円山応挙、伊藤若冲、
谷文晁3点の作品が、それぞれの月光を描き、
なかなか面白く鑑賞できました。

帰りは中央公園のイルミネーションのなかを突っ切り、急ぎ足で
お腹をすかして待っている子ら(?)のいる我が家へ直行!
とは行かず、デパートの中をちょっくら彷徨ってしまいました。