それが、たまたま女子フィギュアのショートプログラムを見て、日本人の三選手が気になり、フリーもばっちり観戦。それぞれの選手の個性あふれる演技の虜になってしまった。同じ五体満足な体を持っていながら、あのように氷上を自由自在に駆け回るどころか、高スピードで滑りながら難解な演技を次々とこなしていく姿を見せつけられると、尽々持って生まれた資質の、桁外れた差を感じずにいられない。比較するほうが論外かぁ。
他の選手に比べて、滑るスピードが違う。
スピードスケートの練習をコーチが組み込んでいると聞いた。
あとは滑っているときの体の「ライン」だ。フォルムと言ってもいい。
人は車や建築物を見るとき無意識にそのラインに目を奪われることがある。
ストレッチなどの努力を重ねた関節の柔らかさがあるのだろう。
金のフォルムは本当に美しい。これが歴代最高得点につながったのだろう。
・・・中略・・・
フィギュアは元々人に見てもらうスポーツ。アーティストが舞台に上がって
観衆に感謝しながら最高なパフォーマンスを見せるような感覚を持ってほしい。
優劣、順位を考えれば、必ず雑念が入る。
・・・後略・・・
安藤美姫のクレオパトラも眩しいほど美しかったし、鈴木明子のウエストサイド物語も、あの明るい笑顔が忘れられないほど印象に残る。真央ちゃんの流した悔し涙は、きっと4年後に向けての決意の涙なんだ、と思いたい。同じ19才同士の日韓両選手の更なる成長がとっても楽しみ!
テレビ観戦だけでも、その中の様々なドラマに心が動かされたし、「チッ、うっせいな~」「反省してま~す」発言のご本人の今後にもなぜか注目したくなった。だってニュースで流されたようなヤツではない、との発言があるってことは、(ちょっと幼いけど)それなりの根拠があるからだと思う。わが家の息子も、「あの言葉だけがTVやwebを飛び回っていて、窮地の政治家などに言わせたりして面白がっているサイトがすごく多い」と、呆れていたけど、自分も真似しているんだから、もう!(私も?)
1位 キム・ヨナ (韓国) 228.56
2位 浅田真央 (中京大) 205.50
3位 ジョアニー・ロシェット(カナダ) 202.64
4位 長洲未来 (米国) 190.15
5位 安藤美姫 (トヨタ自動車) 188.86
6位 ラウラ・レピスト (フィンランド) 187.97
7位 レイチェル・フラット (米国) 182.49
8位 鈴木明子 (邦和スポーツランド)181.44