選挙日の前夜のこと。マニフェストが書いてある新聞はどこ?と聞かれ、マニフェスト?コミュニスト?フェミニスト?なにそれ!?と、つい絡みたくなった。
日本語で言ってよ、日本語で!日本語で言うとなんなのよ、それって?
はい、政権公約で~す。
民主党優先、というか、自民党壊滅らしい今回の選挙だけど、私にはイコールにしか思えないんだけど。
息子は6月半ばまで神奈川県某市に居住していたので、そこから投票はがきが送られて来て、「地元で投票するよう」書かれていた。というか、上のはがきの枠内①の部分に書かれた"新住所地で投票してください。○○市では投票できません。”しか目に入っていなかったと思う。日曜仕事の息子が土曜日に不在者投票するため、駅前のウェーブ101にいくと投票日前日だった為か大混雑。例のはがきを見せると、問い合わせてくるので列に並んで待っているよう言われたという。
散々待った揚句、ここ(わが市)では選挙できない、といわれ、憤慨して帰宅。今更神奈川県某市に行くことは無理、ということは、今回の選挙投票は不可能ということなので、ムカつく~と言いながら受け取った投票案内のはがきをビリッと破いた。それを見た私はすかさず、「なんで破くの?ムカついたからって破くのは簡単だろうけど、破いたって得るもの何もないじゃない。きちんとその理由を両市に問いただしたらどう?親は子にムカつくからって、切り捨てること出来ないし、自分の会社を持っている人だって、ムカつくからや~めた、ってワケにはいかないのよ。責任感があるかないか、の差だよ。」と、一に対して偉そうに十も返してしまった。正しいことを強調することがそれほど正しくないこともある。口先から出るまっとうに見える言葉よりも日々の態度が大切なんだと思い、落ち込むこと度々のわたし。
新政権も、口先より公約を実行出来るか否かが問題だ。子供たちは将来を見つめながら希望を感じている。行く末の豊かさを何より大切にしてもらいたい。
それにしても選挙日の翌日に、もうマスコミに引っ張りだされてテレビで討論している政治家たちを見て、睡眠時間だいじょうぶ?と心配になった。討論内容より、視聴者である国民から寄せられた意見が素晴らしかった。政権交代。といえども目的はどの政党かではなく、日本がどこへ進むか、どのように国民の意見が反映されるか、である。党を超えてより国民の総意を汲んだ国家を目指してほしい、と思っているのが自分だけでないことを知り、嬉しかった。
追記:
わが家の四票のうち一票が無駄になってしまった今回の総選挙ですが、転入届けを出すだけでなく、「選挙人名簿への登録」云々・・を自分でチェックしなくてはならなかったのです。何もしなくてもすぐに通知がくるのは国民年金・市民税など、こっちが支払わなくてはならないものばかり、ってことにムカつく~!