ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

投票できなかった子がいた

2009-08-31 | news

 

選挙日の前夜のこと。マニフェストが書いてある新聞はどこ?と聞かれ、マニフェスト?コミュニスト?フェミニスト?なにそれ!?と、つい絡みたくなった。

日本語で言ってよ、日本語で!日本語で言うとなんなのよ、それって?

                       はい、政権公約で~す。


民主党優先、というか、自民党壊滅らしい今回の選挙だけど、私にはイコールにしか思えないんだけど。

息子は6月半ばまで神奈川県某市に居住していたので、そこから投票はがきが送られて来て、「地元で投票するよう」書かれていた。というか、上のはがきの枠内①の部分に書かれた"新住所地で投票してください。○○市では投票できません。”しか目に入っていなかったと思う。日曜仕事の息子が土曜日に不在者投票するため、駅前のウェーブ101にいくと投票日前日だった為か大混雑。例のはがきを見せると、問い合わせてくるので列に並んで待っているよう言われたという。
散々待った揚句、ここ(わが市)では選挙できない、といわれ、憤慨して帰宅。今更神奈川県某市に行くことは無理、ということは、今回の選挙投票は不可能ということなので、ムカつく~と言いながら受け取った投票案内のはがきをビリッと破いた。それを見た私はすかさず、「なんで破くの?ムカついたからって破くのは簡単だろうけど、破いたって得るもの何もないじゃない。きちんとその理由を両市に問いただしたらどう?親は子にムカつくからって、切り捨てること出来ないし、自分の会社を持っている人だって、ムカつくからや~めた、ってワケにはいかないのよ。責任感があるかないか、の差だよ。」と、一に対して偉そうに十も返してしまった。正しいことを強調することがそれほど正しくないこともある。口先から出るまっとうに見える言葉よりも日々の態度が大切なんだと思い、落ち込むこと度々のわたし。

  

新政権も、口先より公約を実行出来るか否かが問題だ。子供たちは将来を見つめながら希望を感じている。行く末の豊かさを何より大切にしてもらいたい。
それにしても選挙日の翌日に、もうマスコミに引っ張りだされてテレビで討論している政治家たちを見て、睡眠時間だいじょうぶ?と心配になった。討論内容より、視聴者である国民から寄せられた意見が素晴らしかった。政権交代。といえども目的はどの政党かではなく、日本がどこへ進むか、どのように国民の意見が反映されるか、である。党を超えてより国民の総意を汲んだ国家を目指してほしい、と思っているのが自分だけでないことを知り、嬉しかった。

追記:
わが家の四票のうち一票が無駄になってしまった今回の総選挙ですが、転入届けを出すだけでなく、「選挙人名簿への登録」云々・・を自分でチェックしなくてはならなかったのです。
何もしなくてもすぐに通知がくるのは国民年金・市民税など、こっちが支払わなくてはならないものばかり、ってことにムカつく~!

 


ルネ・ラリック展

2009-08-29 | art/exhibit/museum

熊田千佳慕展に誘ってくださった友人が、こちらの展覧会の券もあるから、とのことで、金曜日に二人で国立新美術館まで行ってきました。

  生誕150年
  ルネ・ラリック
 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ


新美術館は友人にとって初めてとのことで、レストランやライブラリーのある三階からミュージアムショップのある地下一階までをぐるりと案内し、展覧会場内に入る前に、すぐ前の広場でサンドイッチを半分ずつ頬張りコーヒーをいただきました。中でお腹がグーグー鳴らないためです。昼食は三階のポール・ボギュースで、と思ったけど、一日限定(たしか)70食の特別ランチセット(特別=安い)は すでに完売!だったので、見終わったあとにミッドタウンに行くことにしました。

カフェしている間に混んできたのか、会場に入るとすぐに渋滞。進まないのです。ジュエリーだから繊細だし、その原画も又細かい。よく見るには顔を近づけなくてはなりません。                                              

第一部 華やぎのジュエリー会場内はずっとこんな調子でしたから時間がかかりました。
アールヌーボーのジュエリー製作者として、又、アールデコのガラス工芸家として19世紀末から20世紀半ばにかけて二つの創作分野で頂点を極めたルネ・ラリック。国内外から集められた約400点もの作品はかつてない規模だとのことですが、鉛筆で書かれた原画は、それだけでも一つの作品のように素晴らしかったです。

ポスターに使われたケシの花のハット・ピン(オルセー美術館蔵)は妻であるアリスが使ったものだそうです。今回アリスという女性について初めて知りました。アリスを象徴するかのように見えるケシの花ですが、どうしてケシなのかしら?
《右:ケシに囲まれた女の胸像》
                                                   
愛の美神アリス
ラリックの世界の中心には、常に魅惑的な女性の姿があります。
30歳の頃、工房の協力者である彫刻家オーギュスト・ルドリュの娘アリス・ルドリュと出会ったラリックは、すでに妻子がありながら激しい恋に落ち、苦悩の末にアリスと結ばれます。アリスという美神を得たラリックは、「かつて見たことのない宝飾品」の創作を目指し、文字通り寝食を忘れて制作に没頭しました。
本展では、アリスをモデルにしたと思われるブローチ《ケシに囲まれた女性の胸像》が出品されます。また、卓越した技法を駆使し、1897年のサロンで国家買い上げとなったハット・ピン《ケシ》、それとは対照的に、妻に捧げる私的な作品として作られた銀製のバックル《ケシ》が、ラリックの工房を出て以来初めて同時に展示されます。アリスの肖像写真やふたりの間で交わされた恋文など、貴重な資料も併せて紹介します。 (展覧会HPより)

第二部 煌きのガラスでは花瓶や香水瓶、テーブルセンターピースなどのほか、カーマスコットがこの時代を象徴しているようで印象的でした。ラリックの豊かな感性が伝わってくるようなガラスのマスコット。それを車の先端に飾って走っていただなんて、想像してみただけでも素敵!
そういえば、わが街では先端にミッキーを付けたバスを時々見かけますね。

ルネラリックについてもっと知りたい方は、箱根ラリック美術館のHPもご覧ください。

箱根では「ラリック家の女神たち」を半年以上に亘って開催中で、アリスを病で失ったあとにラリックを支えたのがまだ10代のスザンヌだった、ということがわかります。って言っても見に行ったわけではありません。パンフレットを持っているだけでして・・・。箱根にも足をのばしたいな、と思っているのですけれどね。

  


ずい分と時間をかけて沢山の作品を見たのでけっこう疲れました。ミッドタウンまで歩いて行き、ガレリアB1にある「京のとうふ屋 藤野」という処でミニ丼が二つ付くランチをしました。ミッドタウンには、一人でも気楽に入れる店が多い気がします。

同じフロアーの催事スペースでは、「HIROKOLEDGE」の期間限定ショップ(8/31迄)があり、浴衣などと共に、個性的な柄の手拭いで作ったバッグも沢山並んでいました。一枚の手拭いを鋏をいれずにそのまま縫い合わせただけだとのこと。簡単そうなので作ってみようかと一生懸命に見てきたのに・・わからなくなりましたぁ!なんでだろう。

            

芝生広場ではどうも何かイベントをやっているようなので見にいったら、ドイツビアガーデンの会場となっていました。なんだぁ、知っていたらここでビールを飲みながら食事したのに・・と、ちょっと残念でした。9月13日まで開催とのことですから、夕方から繰り出してみるのもいいかも知れませんね。

   

 


祭りだ太鼓だ!

2009-08-24 | weblog


今年も22日,23日の二日間、わが団地恒例の夏祭りが開催された。
ここに住むようになってからもう22回目の夏祭りだなんて、長く住み過ぎ!
あの頃の子供は何人もが親になり、生まれて間もない赤ちゃんを連れて
里帰り中のMちゃんにもばったり会った。ジジ、ババ共に三代での
お祭りデビュー。皆さん赤ちゃん中心でとても嬉しそうだったな。
同年の我が娘は、と言えば、独身を謳歌し続け、自分の街のお祭りではなく、
「麻布十番祭り」になんぞお出かけ中!


私は例年通り友人たちと待ち合わせ、一緒に盆踊りを眺めながら飲んで食べて
ダベって、夏の終りの一大イベントを満喫した。一方、別の棟にいる姉は、
ヤキソバの手伝いを終えたあと、別のマンションに住む母を迎えに行き、
お祭りに連れてきてくれたので助かった。


二日目の夜。わが棟の出店の後半のお手伝いには夫が参加。
神輿を担がなくても、夜店でかき氷を売ることで祭りの雰囲気を充分味わえる
から、手伝わなきゃ絶対損だと思う。
私はというと、家にいてもどうも祭りの掛け声が気になってしかたがない。
出店がスタートした頃ちょっとだけお祭り会場である公園をのぞき、昨日
買わなかったメカジキの照り焼きを購入。そのうちの一枚をチャリに乗り、
母宅に届ける。帰りにスーパーで買物をしてから公園の横を通ったら、丁度、
毎年応援に来てくれる江東区大島の「若竹太鼓」が始まるところだった。
祭りの〆めを飾るに相応しい威勢のいい和太鼓についつい見とれ、最後の
アンコールまでその場に佇んでしまった。

たまたまバッグにコンデジを忍ばせていたので(さすがぁブロガー!)試しに
動画を撮ってみた。動画って全然慣れていないので揺れと動き過ぎで凄い下手
だけど、雰囲気をほんの少しだけ味わって頂けるかな、と思ってupします。




“祭り太鼓”



熊田千佳慕展

2009-08-20 | art/exhibit/museum

招待券があるけど、と地元の友人が誘って下さり、銀座松屋で開催中の熊田千佳慕展に行ってきました。展覧会が開催された翌日の8月13日に、「日本のプチファーブル」と言われたこの細密画家は98歳で旅立ってしまったので、まさかの追悼展、のようになりましたけど。

      
                         森のジュースに集まる虫たち

午前中に見終わるように早目に出かけたのですが、会場内は多くの人でごった返していて時間がかかりました。色彩豊かな熊田千佳慕さんの絵はとても明るく華やかですが、どのような筆を使っているのかしら、と思うほど細かく描かれています。筆先の数本の毛だけを使って色を重ねていき、2~3ヶ月もの時間をかけて一枚の作品が仕上がるのだそうで、想像しただけでも気が遠くなりそう。

      
                「ファーブル昆虫記の虫たち」から「花まつりのお客さま」

そんなペースでの作業なので、経済的にはかなり苦しい時代が続いたようです。自ら「埴生の宿」と呼んでいた横浜三ツ沢にある古家は、農家の物置を改装した粗末な家だったようですが、そこで60年という歳月を暮した彼だからこそ、プチファーブルと呼ばれるに相応しい気がしました。

膨大な時間を費やして丁寧に描かれた約220点の作品が一挙に公開される今回の展覧会を、生前の熊田さんはとても心待ちにしていたようです。もし、お元気でいられたら、ひょっとしたら当日お目に掛かれたかもしれないのに、と思うと残念でなりません。

彼はいつも草むらに這いつくばって、何時間も飽きずに虫を観察し、その姿をしっかりと目に焼き付けるのです。けっしてスケッチはしない、、メガネは使わない、という姿勢にはオッタマゲました。自然と共に生活している人は眼が悪くならないのかしら?
それにしても何という集中力でしょう。昆虫を見つめる彼の優しい眼差しを見ていると、遠き日の熊田少年を想像してしまいます。彼の隣りに腹ばいになって、一緒に昆虫を観察したくなりました~!

70歳のとき、「絵本ファーブル昆虫記」の原画が、ボローニャ国際絵本原画展に入選。その後、絵本作家として知名度をまして行きましたが、美術学校を出た頃はデザイナーとして、写真家・土門拳と組んで時代の先端を行く仕事をしていたのですから、面白いですね。私たちの親愛なるプチファーブル、熊田千佳暮さんのご冥福を心よりお祈りします。

web上で見つけたのですが、質問に答えている熊田さんのコメントが印象的でしたのでコピーさせていただきました。

・・・・・・

 神様? 熊田さんは特別な信仰をお持ちなのでしょうか?

 僕は、偽クリスチャンです(笑)。神というのは、他に言葉がないから言っているのであって、物質を支配している自然の大きな力のことです。植物とか昆虫とか描いていると、そういうものを感じるんです。僕は、80年以上、この仕事を続けていますが、僕にとって、この仕事は、神様へのレポートなんですよ。地球という惑星は、こういうところです、と。だから、原画を売ったことも一度もない。「金に糸目はつけない」って言って買いに来る方は沢山いましたけど(笑)。

                              ・・・・・・

3ヶ月前に吉祥寺に見に行った動物画の薮内正幸さんも、写真で見る限りとても優しい表情をした方だったな・・と、ふと思いました。自然界を相手に絵筆を動かしている人の共通点っていうんでしょうか。紙の上の生息物にいのちを与える仕事ですから、描いているものに心が反映するのかもしれませんね。


お昼には、以前満員で諦めざるを得なかったミキモトギンザ2の7階にある「WAZA」に行く事にしました。タップリのサラダバイキング付きのパスタランチをいただいたあとの The オバサンズは、お替り自由なコーヒーを何倍も飲みながら、ランチタイム終了間際までお喋りに花を咲かせていましたと。

  

そして・・国立新美術館でのラリック展にもお誘いのお声が掛かったので、来週またタダ券で行って参りま~す。やったね!

 


今夏の家族ドライブは・・

2009-08-16 | visit/drive



初めて経験するボーナスなしの夏休み!
それなのに普段より4日も長い盆休でした。
つまり
仕事が暇なので、休みにしちゃえ~ってことなんです。
昨年のリーマンショック以来、どの企業も大変なようですが、
ウチでもその影響をモロに受けています。

息子の方はというと、リーマンショックとは無関係な職種ですが、
仕事の関係上、お盆の時期でも特にまとまった休みがないので、
家族バラバラのスケジュールを調整しても、
4人揃って行けるのは日帰りドライブが精一杯でした。

家族で出かけた先は、
三年前に子供抜きで行ったことのある、武蔵五日市の「黒茶屋」。
当日は真夏日和だったので、すぐ下を流れている秋川では、
親子連れやカップルが水遊びに興じていたし、川岸近くに
テントを張ってバーベキューをしている人たちもいました。
「水着を持って来れば良かった!」と、娘は盛んに悔しがっていました。





黒茶屋の広い敷地内には、以前のブログにも書いたように、お土産処
などが点在しています。そこの窓からの眺めも又、素晴らしいんです。
お昼の予約の時間が来るまで、庭を散策したり、ショップを
覗いたり、川のほとりまで降りて行ったりしていました。

 

泳いでいる鮎を、水槽から出してその場で焼いて売っている傍らで、
おやきやブルーベリーも売っていたので、帰りに受け取れるよう、
ブルーベリーのお取り置きをお願いしました。


今回案内されたのは、庭の緑がガラス入りの障子から見える、
畳敷きの個室でした。畳の和室ですが座卓でなく、椅子とテーブル席
なのです。個室って周りの人を見回せないので詰まらないのですが、
家族で遠慮なく馬鹿を言えるところがいいですね。

炉端焼きの魚は鮎と、もう一種類なんだっけ・・。絶対忘れるから
メモッたのに、どこにメモったか忘れちゃうんだから、もう!
娘と息子は魚と鶏のミックスを選びました。
御献立

 
 

滅多に外食しないわが家ですが、いくらボーナスなしといえども、
思い出に残る、印象的な一日を子供たちに残したいと思うのですよね。
お会計の時の時刻はご覧のとおり。

 このあと、同敷地内を再度散歩。子がお土産を買っているあいだ、
下のようなお休み処でゆっくりしたりして・・・

  

揃ったところで別棟のカフェに入りました。木の温もりがうれしい
私好みのカフェ。黒茶屋はいつ来ても期待を裏切らないところです。
って、まだ3回目ですけどね。

 

 

これで一日が終わったわけではありません。
ここからは運転を息子にバトンタッチ。

時間が予定より遅くなり焦りましたが、このあいだ夫とお墓参りの
帰りに寄った、青梅の澤乃井園などのある多摩川沿いを再度ドライブしました。
娘たちに見せたかったのです。


 


母を誘って

2009-08-15 | 飲・食・店

今年85才を迎えた母。足がふらつくとか目がしょぼつくとか言い、外出に誘っても余り乗り気でないことの方が多くなり、今言ったことを忘れて再度繰り返すことが増え、着る服に関してもどうして良いか判らなくなってきている。80近くまでスカートで通していたので、パンツスタイルとなった今、かなり戸惑っている。というか、どうでもよくなってきている、と感じてしまう。少しは助言したりしてもっとお洒落になってほしいが、そう言う私も「ラクチンこそベスト」な格好ばかりだから困ったものだ。

一泊旅行に誘っても体調的に無理だ、と言われるし、近場でもなかなか行きたがらない。そんな中、ひょいとドライブに誘って出かけたのが勝田台にある貝殻亭リゾート。以前ブロ友から教わり、母を連れていったことのある「古久」もきわめて近い。お昼を済ませた後に出かけたので、残念ながら貝殻亭でのランチではなく、洋菓子屋ソレイユの二階でケーキセットをいただいた。ここまで来る途中、一度道を間違えてしまい、やっとのことで辿りついたので、やれトイレだ、喉が渇いた・・とバタバタして、テーブル席での写真は撮り忘れてしまった。

 このリゾート内には(“リゾート”と言っても、隣接して四つの建物が建っている、という感じ)フレンチレストランの貝殻亭と、ケーキ屋兼カフェのソレイユと、砥部焼の山椒房、リゾートダイニングカフェの清祥庵があり、隣りは市民の森というロケーションなので、今度はゆっくりと訪れたい。

 


カスタムレイアウトへ移行

2009-08-14 | パソコン

プレーンホワイト

8月13日から「カスタムレイアウト」(gooテンプレート名の後に
カスタムレイアウト」アイコンがあるもの)テンプレート化計画第4弾が移行開始しました。今回移行する99のテンプレートの中に、マイブログで長いこと使用しているテンプレートも含まれていたので、「カスタムレイアウト」にバージョンアップしてみました。

 
 
移行後は旧方式ではできなかったカラムの変更、サイドバーへの
ブログパーツ貼り付け、各モジュールの位置変更などがカンタン・
自由にできるようになります。  

と、書かれていましたが、「ブログアドバンス」に申し込まないと出来ないことが多い、と思いました。移行後の画面を見ると、移行前との微妙な違いがとても気になり戸惑っています。が、もう元には戻れないんですって。

今、色々な理由から、「コメントを受け取らない」に設定しています。めちゃくちゃ淋しい上、物足りなさも感じていますが、どうかご理解下さいますようお願いします。いままで頂いたコメントがどんなに有難く、ブログ投稿の励みになったかを心より実感しています。
 
 

色絵の美

2009-08-10 | art/exhibit/museum

菊池寛実記念 智美術館で開催中の展覧会に行ってきました。ホテルオークラの近くにあるこの美術館を訪れるのも、陶芸家の前田正博氏の作品を実際に拝見するのも初めてでしたが、友人から「よかったら娘さんと行ってきたらいいわよ」と、招待券を二枚頂いたのです。ガラス越しに、広々した芝生の庭を見渡せるレストランも併設されているのでランチやカフェもできるし、と、友人は大層気に入ったようです。

この展覧会のことは某生活情報誌で読んで知っていたのですが、誌上に掲載された写真で見る、白磁に赤黒金銀緑青のカラフルな色を彩色して仕上げた作品には正直ピンと来ませんでした。

それが、この小さな美術館の会場内に一歩足を踏み入れるや、計算されたディスプレーとライティングの中で、様々な色が重なり合って生まれた作品たちの、何ともいえない独特の表情にすっかり魅了されました。ふくろうやトリやサボテン、月などの、一見プリミティブな模様が、日本古来の伝統的なかたちから自由世界に飛びだしたように楽しげなんですもの。

        
前田氏の色絵には、洋絵具と呼ばれる江戸末期に西洋から伝わった新しい素材が使われ、何度も重ね焼きができるという特性があることから、一気に表現の幅が広がったようです。

なんだか初めて知る世界を垣間見たような気分になりましたが、絵画を見るように器を見ている自分に気が付きました。よかったです。

帰りに一階でカフェしようとしたけど、どうもそこのイスが気にかかる人がいたので別の場所にすることに。

 

美術館脇の廃虚ビルの前で見つけたこんな花?を二人して面白がってケータイフォトに収めました。朽ちた建物と逞しい植物たち・・・何となくホッとする眺めでした。

     

このあと二人は銀座へ。

智美術館HP

 

 


アクロス ザ ユニバース

2009-08-06 | cinema

先日、「ママが若かった頃の曲や時代背景を 今見ると どう思うかな~と思って・・」といいながら渡されたレンタルDVDが「Across the Universe」。
聞いた事ないと言ったらパパが、ビートルズの曲のタイトルじゃないか、と言う。ネットで調べたら、去年の今ごろイクスピアリでも上映されたようだ。(知らなかった!)
昔はなんとなくビートルズ派、ローリングストーンズ派とに分かれていたように思う。わたしは断然ストーンズ派(ミック派?)だったのでビートルズのレコードは初期のドーナツ版一枚以外、買った事がなかった。ストーンズのは、少ないお小遣いを貯めて一枚、又一枚と増やしたが、あるとき以降、買わなくなった。R&Bの影響バッチリの初期の方が好きだったから。ビートルズは、というと、おそろいオカッパ頭でユニフォームを着、きれいにハモっている姿に余り魅力を感じなかった。が、レノン・マッカートニーの才能には脱帽していた。

この映画はビートルズの代表的な33曲をパロディー化したような内容で、1960年代の若者たちの青春をミュージカル仕立てにして描いている。ベトナム戦争泥沼化になってからの反戦・平和運動、過激派の出現、ラブ&ピースのヒッピー文化、ドラッグ、サイケデリックアート、などなど、当時の社会現象を多く盛り込んではいるものの、曲を先に決めたためかストーリーの内容が大雑把。だけど、ビートルズの33曲を、曲にぴったり当てはまるシーンごとに、キャスト全員が吹き替えなしで歌っているところが素晴らしかった。登場人物の名前はすべて、ビートルズの曲の中に出てくるものだし、オリジナルより良いかも、と思える曲がいくつもあったほど皆うまい。

カメオ出演として、ジョー・コッカーやボノなども登場。ジョー・コッカーが一人何役にもなってしゃがれた渋い声で「Come Together
歌う姿はカッコよかったな。先に見ていた娘は、「映画の中に変なオジイサンが何人も出てくるよ」って言っていたけど、彼はまさにその一人だったので笑ってしまった。黒人の少年と女性が闘争と追悼の各場面で歌う「Let't it be」には心打たれたし、マックスが徴兵検査に行った先では「I want you」が突如飛び出し、ヨーコを慕って作った曲が軍隊に使われる滑稽さが可笑しかった。
ジョジョのギターにあわせたセディーの歌はどれも最高!セディー役のディナ・ヒュークスは一見ティナ・ターナーを彷彿とさせるが、ブロードウェイミュージカルでジャニス・ジョプリン役になったと知り、それもぴったりだと思った。二人で歌う【Don't let me down】の、ジョジョの声にもメロメロだ~。

ジョン・レノンは「本当に良い歌は、メロディーがなくても歌詞だけでその価値を見出せる歌であり、それに該当する曲こそが、アクロス・ザ・ユニバースである。」と言っているが、33曲すべてに日本語訳の歌詞が字幕に流れるので、それまで何気なく聴いていた歌の意味がよくわかったし、ビートルズの様々なエピソードもストーリーに盛り込んでいるので、ビートルズをよく知っている人ならニヤッと笑える場面も多いので何倍にも楽しめる筈だ。私は字幕と日本語で二日続けて見てしまったが、二度とも結構楽しめたのは、歌とともに、ビジュアル的にも楽しかったから。 


                【ACROSS THE UNIVERSE       
               
                スタッフ

          監督: ジュリー・テイモア
(ライオンキング)
          脚本: ディック・クレメント / イアン・ラ・フレネ
          撮影: ブリュノ・デルボネル
          美術: マーク・フリードバーグ
          衣装: アルバート・ウォルスキー
          編集: フランソワ・ボノ
          音楽: エリオット・ゴールデンサール

                キャスト

          エヴァン・レイチェル・ウッド
(ルーシー)
          ジム・スタージェス(ジュード)
          ジョー・アンダーソン(マックス)
          デイナ・ヒュークス (セディー)
          マーティン・ルーサー・マッコイ(ジョジョ)
          T.V.カーピオ (プルーデンス)

          ボノ
          エディ・イザード
          サルマ・ハエック
          ジョー・コッカー
                  他
                   

 6日は広島の64年目の「原爆の日」。6月に初めて広島を訪れていたので、テレビに映し出される平和記念公園やその周辺がとても身近に思えた。今夜もテレビで「被爆者からの手紙」を見ていて、とても身につまされた。一生忘れられない辛い記憶を背負った人生がどのようなものかを考えてしまい、平和宣言で広島市長が呼びかけたように、核廃絶に「Yes,we can!」と世界中をシュプレヒコールの波に巻き込んでいきたい、と思った。
  ・・・・・・・LOVE & PEACE   ACROSS THE UNIVERSE!・・・・・・

 

そして、ここで「ALL YOU NEED IS LOVE」といきましょうか。

ラブはいいけど、ドラッグは絶対ダメ!
You Tube での曲探しが趣味なもんで、曲名に沢山のリンクを付けましたが、ご興味おありでしたらお聴きくだされ。


 


2009 盛夏

2009-08-01 | weblog



きょうから8月がスタート。

そうだ、一日はイクスピアリの朝市があるんだ、
と気付き、10時すぎにすっ飛んで行ってきました。
今日の朝市は福島県。

土日はパーキングが混みあうのですが、そのころはまだ余裕。
朝市のことを昨日はすっかり忘れていて、きゅうりやトマトなどを
買いこんでしまっていたのですが、初めて行くピアリの朝市です。
小規模なのでパッパっと選べ、8種類ほどを少しずつ買いました。


トマト、ナス、ズッキーニ、赤・黄パプリカを使って作ったのは、
ビーンズ入りラタトゥイユ。
ピーマン、玉ねぎ、セロリ、ベーコンなども加えての
電子レンジ料理でした。本当はこんな風に仕上がる筈
だったのに、レンジでこれを作るのは初めてなので途中で
不安になり、フライパンに移して火を通しすぎてしまいました。

桃は2個500円と安くはなかったけど、大きくて美味しそう
だったし、先日の新聞記事でJAグループ福島の桃の車内広告の
ことが書かれていたのでやはり買ってみることに。
球場をバックに、白球に見立てた大きな桃がアップされ、
その横の「一桃入魂」のコピーが目に焼き付いて離れない、
優れたポスターだ、と思います。

桃100%の缶ジュースも販売していたので、冷えたのを買って
その場で飲んだらおいしかったので、他の買物をしたあとに
又寄ろう、と思っていましたが、すでに売り切れでした。

帰りは、パーキングに入る車が長い列を作っていたので
早起きはするもんだ、と思いました。(ちっとも早くないかぁ。)

次回のイクスピアリ朝市は9月5日、山梨県です。

ヒマワリの画像は、夕方自転車にのって、母のところに行くときに
写したものです。枯れた葉が目立ちましたが花は元気でした。