新年七日目にやっと都内へ外出しました。 こんなに長く地元で過ごすお正月ってきっと生まれて始めてでしょう。 そのあいだ、娘も帰国したりで三人三様の在宅・出勤日に振り回された「主婦業」が忙しかった?のです。放っといているつもりなんですけどねぇ。 さて、外出目的は、日本橋高島屋で開催中の生誕130年を迎えた版画家の回顧展となる「川瀬巴水展」。 日本橋 〈夜明〉 14歳のときに日本画を始め、25歳で父親の家業を継ぐも、画家になることが諦めきれず、27歳で日本画家 鏑木清方の門をたたいたが、年齢が行っていることで洋画の道を勧められます。 しかし、洋画の世界では挫折を経験し27歳の時、一度は入門を断られた清方に再度入門を申し出て許されると2年の修行を経て1910年(明治43年)に「巴水」の画号を与えられる。1918年には、師の清方が得意とした美人画で生き詰まり、同門・伊東浸水の版画「近江八景」に影響を受け、版画家に転向。 と、ほぼWikipediaからの紹介です。 写生帳や原画なども含めた展示数がとても多く、どれも小ぶりな上、色彩としては暗いものが多いので、人出が多いと見辛くなり目が疲れましたが、版画を通した日本の美しさは世界に誇れるものでしょう。かのスティーヴ・ジョブス氏も愛好家だったそうです。
街歩きを楽しみながらやってきた日本橋でしたが、次回は、順序が逆になりますが、八丁堀~途中下車の旅(大袈裟)~なぁんてね。
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