ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

お彼岸のころ咲く花

2010-03-24 | flower/green


まだまだ蕾と思っていたら
知らぬ間に花ひらき
あっという間に色あせて
気がつけば落ちている
白くて大きなコブシの花

コブシ?木蓮?
「それはモクレンよ!」と
自信たっぷりに返ってきた
だれかさんの答えだったけど
一枚の写真をアップで見たとき
幹に掛かった名札を見つ~けた!


 

非常階段から1階に降りたところに
このコブシの木は立っています
まずは花をカメラに収めてから チャリに乗って
墓地公園へ

お参りのあと すぐ傍のあずまやのベンチにこしかけ
立ち上る線香のけむりを眺めながら
おにぎりを食べ 野菜ジュースを飲みました
4時近くの公園は
昼間の賑わいがウソのよう
残された花々のまわりには
それは静かな時が流れていました

そして翌日は 母や家族と再度のお参りに・・



 
なぜだか浮かんできたのは
こんな歌です
 

ゴンドラの歌
 作詩 吉井勇 作曲 中山晋平

いのち短し 恋せよ少女(おとめ)
朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日は ないものを

いのち短し 恋せよ少女
いざ手をとりて 彼(か)の舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に
ここには誰れも 来ぬものを

いのち短し 恋せよ少女
波に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に
君が柔手(やわて)を 我が肩に
ここには人目も 無いものを

いのち短し 恋せよ少女
黒髪の色 褪せぬ間に
心のほのお 消えぬ間に
今日はふたたび 来ぬものを



コブシ?


セレブ・ブランド店での楽しみ

2010-03-21 | cinema

メゾンエルメス10階 ル・ステュディオでの上映会に、地元の友人を誘って行ってきました。今回は1970年の映画「ロバと王女」。
シャルル・ベローの「ロバの皮」という童話をもとに、メルヘンミュージカル風に仕上げたのはジャック・ドゥミ監督です。「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人たち」と立て続けにミュージカル映画を発表するも、この「ロバと王女」の映画化は監督の長年の夢だったそうです。
出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・マレー、ジャック・ペラン等、一流どころ。
音楽は上記2シネマと同様、ミッシェル・ルグランが担当しています。


語りつがれる“ものがたり”をテーマにした一回目の映画の
原典は「美女と野獣」でした。ちなみにジャン・マレーは双方に出演しています。ページをめくれば音楽が聴こえる絵本を見ているようで、非現実的なストーリーの展開にワクワクしました。時間の流れが気持ち良く、懐かしき良き時代を感じずにいられない映画です。ジャック・ペランも、「ニュー・シネマ・パラダイス」では味のある中年男になっていたけど、ここでは若々しくて華奢なかわいい王子さま。
彼は、私がまだ小中学生のころでしたが、「
家族日誌」という映画で初めて知り、一
目ぼれした人。「大人は判ってくれない」とか「さよなら子供たち」など、子供が主役の映画っていいものが多い気がしますがどうでしょう?

なんか横道に反れそうなので元に戻ります。

ストーリーは、宜しければ上のリンク先でご覧になって下さい。いくらお妃が「私より美しい人となら再婚を許す」という遺言を残して亡くなったからって、自分の娘に結婚を迫る親っていますか?宝石を産むロバとか、馬も兵隊も青く塗られている王国があれば、赤く塗られた王国あり、カエルをぺっと吐き出す女がいたり、と、お伽話ならではの想像の世界も、最後はシンデレラのような展開に。シンプルに面白かったです!

映画のあと、8階フォーラムで開催中の「Hollow/小谷元彦」展に立ち寄りました。小谷氏は1972年生まれ京都出身の現代美術家。
Hollowとは空洞とか空虚などを意味するようです 。作品も中は空洞のようですが、そんな単純なことを意味しているのではないでしょう。(汗)
パンフレットには、
【重層的なキーワードを取り組み作品は作られる】の次にそれらのキーワードが羅列されていましたがどれも意味が難しそう。
例えば、「一つの彫刻に対し、各々のパーツにGをかかったものを構成することで、水中と似た中性浮力の状態を作る。Gのキュビズム。」「アポロンとダフネ=植物化する身体」など、私のあたまではよく理解出来ません。

材料はFRP(繊維強化プラスティック)、ウレタン塗料、ミクストメディアと書かれていましたが、細くて白い樹脂が絡まり合って作品を形成しているのが全体的な特徴。
上の写真「Reversal Cradle」も、宙に浮いて向かい合った二人の女性が、細く垂れた樹脂によって繋がっているように見えます。一対で一人?・・・と書き込んだあと、ふと頂いた冊子に目を落すと、この彫刻の説明が、まるで哲学書のように書かれていました。こんなです。

 
〈Reversal Cradle〉では、「降下」と「上昇」の二方向へと分裂した美しい女性像が、ドッペルゲンガーのように互いを補完し合う。それは、まるで幽体離脱ー自分の身体から抜け出た自我が眠っている自分を上から見下ろすーという超自我体験を行っているようでもある。
  地上におけるGの方向へ素直に従う「降下」運動は、スピードを増しながらもある種の堕落した恍惚感を醸し出す。それは『重力の都』における獣的とも言える欲望の下方向への流れ、『蜘蛛の糸』における犍陀多の地獄への落下、『砂の女』における蟻地獄のような感覚、もしくは・・・
(森美術館のアシスタント・キュレーターによる解説はこの3~4倍以上続きます。)

さすが表現力抜群!何回も噛み砕いて集中力を切らさず読まないと、頭の中に入って行かない我がオツムの悲しさよ~。私たちは、「こんなに大きい作品は、運ぶのも収納するのも大変だろうな~」とか、「どのようなところが作品を買い取るのかしら」など話しながらも、創造力豊かな大作アートに感性を刺激されました。

プレスカンファレンスインタビューの中での小谷氏のメッセージを読むと、なんとなく頷けますね。以下その一部です。

 古来、人間というのは実体があって、影ができて、その影に対して恐れとかを
感じる。人間は、実在している人間そのものよりも、むしろ影とかに恐れを抱く
ものであろうという風な印象を持っていて、いわゆるその影的なものというか、
気配のような、そういったものを物質体として考えると、わりと空中にある気体
のイメージに近いのかなというのもあって、気体の状態に近いような状態の人体
に、人型のような、それに近いようなものをつくってみました。



お昼は東銀座まで歩き、「マザーリーフ」というお店でパスタランチ。食べ放題のワッフルがデザートとして付きます。軽いワッフルなので食後でもぺロッ、でした!

この日はもう一ヶ所、寄りたいところがありました。またまたセレブ・ブランド店ですが、ブランドを見る為ではありませ~ん。シャネル・ネクサス・ホールで開催中のフランソワーズ・ジロー回顧展が目的でした。言わずと知れたピカソのミューズだった彼女。ピカソに関わった多くの女性の中で唯一、自分から彼の元を去った、美しく強く聡明な女性。ピカソとの間には二人の子供がいますが、その一人のパロマ・ピカソは今、ティファニーのデザイナーとして活躍していますね。

フランソワーズ・ジローの作品はどれもハッと
するほど明るくてシンプルです。今でもNYとパリを拠点に活動している、とのことにビックリ!1921年生まれだから、今年89歳ですか。

   
         自画像

このような企画があるからこそ、胸張ってブランドショップに入っていける私でした。

 


大観と栖鳳展

2010-03-18 | art/exhibit/museum

・・・前回ブログの続きです。気の効いたタイトル名が浮かばず、とりあえず打ち入れていたつまらないタイトルのまま投稿してしまった前回。今回も・・ひらめきませ~ん。

広尾に移転した山種美術館を訪れたのは二回目ですが、毎回ごとにすでに目にした絵と出会います。貸し出された先で見たのものも含めると、その数は増えるいっぽう。又、同じ絵が・・・ではなくて、お久しぶり~と言いたい気持ちになります。以前も同じことを呟いたかしらね。この日もそのような絵が何点もありました。

 開館記念特別展Ⅲ
 大観と栖鳳 ~東西の日本画~

「東の大観、西の栖鳳」と言われ、常に対比されることが多かったという横山大観と竹内栖鳳の作品はそれぞれ10点ずつあり、見応え充分でした。

栖鳳の絵をこれだけまとめて見たのは初めてで、ポスターにも使われている「斑猫」ーはんびょうー(重要文化財)は、以前見たときよりも印象的でしたし、改めて彼の筆使いの上手さに見とれました。「斑猫」以外の作品もすごくよかったです。

大観は全長17m余の「燕山の巻」と、14m余の「楚水の巻」の二大絵巻が全編公開。二年前に国立新美術館での展覧会で見た、全長40mにも及ぶ絵巻《生々流転》を思い浮かべましたが、上記二つの絵巻はそれより約13年前、中国滞在後に描かれたものだそうです。

今回は大観と栖鳳以外に、東西画壇から何人もの画家の作品が展観。総数56点でした。
東京画壇:橋本雅邦、下村観山、菱田春草、小林古径、安田靭彦、前田青邨など。
京都画壇:菊池契月、上村松園、西村五雲、村上華岳、福田平八郎など。
なんだか・・・「東西名匠老舗の会」みたいですね。

村上華岳の「
裸婦図」、鏑木清方の「伽羅」、上村松園の「春芳」など、一度見たら忘れられなくなる美人画も展示されていましたが、どうして皆が皆、こうも古風で艶やかなんでしょ。絵の中の人物は決して年とらないんですよね。

私がまだ独身時代のとき、知り合いだった画家から頼まれて、イヤだったけど一度だけ絵のモデルになったことがあります。もちろん「美人画」からはかけ離れているのは言わずと知れたこと。
貧乏画家だったHさんは、私の父が、とある仕事を援助のようなかたちで頼んだら、そのお礼に娘である私の肖像を描いて差し上げたい、と言ってきたのです。日本で美術の先生をしていたそうで、ひょんなことから渡伯し、知り合いの又知り合いとして自然と顔見知りになりました。マッシュルームカットの、情熱的で人のいい楽しい方でした。画材を選ばず何にでも描いてしまう彼が描いた「私」は、新聞紙のように薄っぺらな紙に
パステルで仕上げたもの。それを額仕立てにして父に、と持って来て下さったのです。ちっとも艶っぽくはないけどマシに仕上げてくれましたよ。で、その絵を帰国する際、持って帰ろうかどうしようか迷いました。持って行くなら中の絵だけにしようと決め、額からはがしたところ、パラパラとパステルが剥がれ、見るも無残なかたちになってしまいました。結局破棄しましたが、今思うと、その絵の写真を撮っておけばよかった!
商売に向かないHさんのことを、美人画 → モデル → 私、に続き、つい頭に思い浮かべてしまいました。一昨年だったか、夫が渡伯したときに聞いてきた話ですが、何年か前にむこうでお亡くなりになったそうで、そのときの手持ち金が皆無に等しかったので、友人知人たちが出し合ってなんとかお葬式をすることが出来た、というのです。当初はとてもショックを受けましたが、良く考えて見ると、それは充分あり得たことだし、彼らしい最後だったかもしれない、との思いに到りました。

さて、そろそろ選抜高校野球も始まりますね。本当は明日から・・・って書きたいのに、最初の投稿日時のままupしますのでちょっと苦しいところです。こちらも東西対決ですが、初出場の東海大望洋を応援しましょうっと。たった一人で奮闘しているマネージャー平山翔子さんにもエールを送りたいです。
25日9時。対戦相手は なんと、大阪桐蔭! ファイト~~!!

  

 


明るいフレンチレストラン

2010-03-15 | 飲・食・店

今年になってすでに三ヶ月目。そろそろご機嫌伺いの電話をしようかな、と思っていた矢先に、その友人から掛かってきた。山種美術館の券があるけど・・とのこと。そして電話での会話から二時間後の正午に二人は恵比寿駅でおち合っていた。このようにいっぺんで決まる当日の約束って気持ち良い。

お昼だったので、美術館へ向かう前にランチをすることになり、友人が提案して来たレストランに行って見ることにした。行ったことがないけど、いいところばかりが紹介されていた記事の中の一店だから、ハズレはないと思う、と、こだわり派の彼女。千円代のランチのつもりだった私も、久しぶりのフレンチなのでふんぱつすることに。奮発って言えどランチだからまぁ安心だ。

電話で直前の予約を入れて、数分で着いたレストランは、私たちのための2席以外は満席!運がよかった。左側の画像にある絵と同じ画家の描いた絵が他にも数枚飾られ、オーガンジーのような透ける布で覆われた天井がエレガントな雰囲気を醸し出している。とても明るい雰囲気のレストランだ。お客は全員女性。やっぱりね~。メニューを見ながら。三種類のランチコース中、最も手頃なものを選んだ、というか暗黙のうちの合意、つまり~〈阿吽の呼吸〉で。

デジカメでお料理を撮るのもいいけど、場所を選んだほうがいいんじゃない?ここでは失礼だと思うから止めたら、と友人にいやな顔されたので、我慢して撮るつもりじゃなかったけど、お店の方にそっと訊ねたら即オッケーの返答。相棒に呆れられながらも一瞬にして撮ってはカメラを隠し、を繰り返し、撮り損ねた最初の一品を除いてだいたい撮れた。

ホールケーキを幾つも載せたデザートワゴンが、6人ほどが坐っていた隣のテーブルに横付けされたときは目を見張ってしまった。何種類もあるケーキの全部がホールのまま!きっと一番乗りのお客さんと思うけど、気になって仕方がなかった。ワゴンは、あちこちのテーブル席に移動しては少しずつ取り分けられ、私たちがデザートをいただく頃には、すでになくなって別のものに代わっていたものもあった。本当は、あの時のホールケーキで埋まっていたワゴンをお見せしたかったな~。ケーキは複数選んでいいようなので少しずつ味見が出来る。私は何故か気取っちゃって、二種類だけをお願いしたけど、友人は4種類も頼んでいたっけ。それと、デザートの器が素敵なので、お行儀悪いとは思ったけど、コーヒー椀皿の裏を見たら、私のほうにはジョルジュ・サンドと書かれたイラスト入り!裏返してよかった。
そうそう、肝心のお料理ですが、どれも品のいいさっぱりしたお味で美味しく頂きました。

このあと、近くを散策してから美術館へ。


猫・ネコ・ねこ

2010-03-13 | art/exhibit/museum

  

金曜日は日本橋での用事のあと、三越で開催中の「ねこ ~岩合光昭写真展~」を見てきました。動物なら割と何でも好き。犬派とかネコ派とか、どちらか一方に属することはあり得ません。ただネコが犬と違うのは表情の豊かさともいうのかな。冷静で、人を小馬鹿にしたような仕草をしたり、人や犬をからかったり、甘えたり知らん振りしたり、とぼけたり・・・。昔飼っていた猫をつい思い出してしまいます。「人がネコを飼う」というより、その逆かもしれない、と岩合さんは感じているんですが、その仕草は見ていて飽きないんですよね。

「猫撫で声」とか「化け猫」「招き猫」「猫の恩返し」などなど、猫は百変化して人の生活に密着しているような気がします。忠実な犬のイメージとはかけ離れたひょうきんさが、写真になるんですね。会場に入るや、最後まで私の頬はゆるみっ放しでした。

期日が15日までなので、取り急ぎブログupいたします。下の二枚の写真は入口の壁面です。猫の写真を持参すると入場料が200円引きなんですって。それらの写真です。

         

  

  

■岩合光昭 略歴
1950年東京生まれ。
19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒され、動物写真家としての道を歩み始める。以来、地球上のあらゆる地域をフィールドに大自然と野生動物を撮り続けている。一方で身近なイヌやネコの撮影も継続し、多くの人々を魅了している。近年は、地球環境の急激な変化と影響を自身の目で見つめ、数多くのメディアで伝えている。主な著書に「ホッキョクグマ」「ニッポンの犬」「ニッポンの猫」「地球動物記」「パンダ」「ネコ立ちあがる」「ちょっとオランウータン」などがある。
Digital Iwago


  


母とお散歩

2010-03-11 | flower/green

市内にある高洲公園で河津桜が見ごろだとのことで、先日、母を誘ってお散歩してきました。
こうも雨が続くと一日限りの晴れ日でもバンザイしたくなりますよね。
桜の木の周辺では鳥がうるさくさえずりながら、嬉々として枝から枝へと飛びまわっていました。
桜のピンクを見ると、一年の始まりはやはり春から始まるのが自然だな、と思います。
卒業、入学、就職、転勤、退職、と、あちこちで新たな旅立ちが繰り広げられる春。
今春大学を卒業する姪は就職せず、専門学校に行って資格取得を目指しているし、うちの子も
再度、転職を予定しています。再就職先を探しているもう一人は目下 苦戦中。それは誰だ~。

9日の夜、ラジオをつけたら丁度「新・話の泉」が始まっていました。当日の内容は

   開口一番 ~立川談志と書いて何と読む?~
   スペシャルコーナー ~”立川談志を考える”~
   立川談志・本人が語る~”これが談志の珠玉の三席”~
   とんち大学 ~”新しいカタカナ語”&”は・な・む・け”でおりこみ都々逸
   新とんち教室 ~新しい時代の”四文字熟語”を作ろう~
   家元のジョーク

  (出演)毒蝮三太夫、嵐山光三郎、山藤章二、松尾貴史、ミッキー・カーチス
                             (webよりコピペ)
でしたが、途中から聴いたので最初は誰のことを話しているのかチンプンカンプン。
内容から察すると、かなりの偏屈オヤジ、と思ったらそれは談志のことでした。落語のことはあまり良く知りませんが、彼も番組レギュラーの中でも中心的な人だったから、鬼の居ぬ間にあれもこれもと暴露しているんだけど、なんだか可笑しくてたまらなかった。談志の「珠玉の三席」の部分も、その上手さにビックリ。本当に面白くていい番組だな、と聴いていたら、その日が最終日だとのことでがっかりです。ただ4月からは、特集番組「新・話の泉スペシャル」として放送されるとのことなので、忘れずに聴きたいと思っています。(この番組は60代がターゲットのようでして・・・
“新しいカタカナ語”では、以下のような傑作が次から次へと発表され、おもろくてついメモってしまいました。

  メクリメクール(最終日)、イマサラハエーズ、ゲタナゲール(気象予報士)
  イルトジャマ~(定年後)、ハメルトカメール(入れ歯)、ミミデミール(落語)
  デントスワール(古女房)などなど。 

番組も桜の散る頃に一新されるんですね。
体調不良で療養中の談志さん、どうかうららかな春とともに回復されて、
又、元気なお姿を見せてくれますように。

 


合唱祭

2010-03-10 | music


浦安市文化会館前

雨のなか、久しぶりに市合唱連盟主催の合唱祭に行ってきました。市内15のサークルが参加。わが街のコーラスサークルの多さにビックリです。

去年、友人に勧められるまま、彼女の属している(&属していた)2つのサークルの公開レッスンを体験。一つのサークルでは丸一ヶ月間体験可能だったので、4回とも参加しました。
入会するか迷った理由はレベルが高く、皆とても上手いので付いて行くのが大変そうだったから。だってコーラスの経験は、中学のときの一年間だけコーラス部にいたことがある程度だったし、ただ歌えばいいってものではないし、ハーモニーからはみ出すような声では困るしね。だいたい高いほうの声が出ない!「でも練習次第で声は出るようになるし、上手い人たちのなかで歌っていると、自分も上手くなった気になれる」と、彼女。

もう一つのほうは、彼女曰く「ハッキリ言って下手!」とのことで、リラックスして望めたのです。今回、この下手(失礼!)なほうが合唱祭に参加していましたが、全然下手じゃなかったです。声が小さいのが気になる程度でとてもきれいにハモッていました。選曲二曲とも、体験したときに練習していた曲だったので、あのとき入会していたら私も壇上で歌っていたんだろうな~と思いながら聴いていました。

15グループの最後は唯一の男声合唱団でした。最後だったので、バッテリー切れになってもいいだろう、と、デジカメで録画しました。曲目は「Mūžu mūžos būs dziesma」。ぼやけた動画で申し訳ないのですが、良かったら聴いてください。

 

 
追記:
最初、写真は撮るつもりがなかったので、一番目と二番目のコーラスグループの画像がありません!とても素敵な衣装だったし指揮者も素敵だったのに、本当に残念でした。トップ画像も入れ替えましたので悪しからず。誰の作品だかわかりますよね!?


            ・・・・・休憩時間・・・・・

 


No Man's Land〈3〉

2010-03-08 | art/exhibit/museum

 パフォーマンスのあとは 建物内の見落とした場所を行ったり来たりと、適当に歩き回りました。同じテーマでのブログ投稿も三回目になり、見て回った順番が狂ってきています。ま、そんなことは几帳面に考えず、残りの画像を見て頂く事にしますね。って、見てくれる人、いるかなぁ。


    事務室の一つがアーティストのアトリエに?    
  

107号室は、中島崇氏の美しさと醜さ」 ←ネット上で動画を見つけました!
数回通って、作品がどのように変化していったかを見たかったです。

       
  
       

キッチン(給湯室)も、粘土で塗りたくられて・・・
「大使館敷地内の土を粘土に混ぜ、物が削れていき徐々に消えてゆくさまを見せる」
とのこと。建物も粘土のキッチンも共に消滅する運命共同体だ。
保科晶子さんの作品(1971年生まれ、パリ、東京在住)



   ェフ・アエロソルの作品です。
   

赤・黒・白の三色使いのこれらの絵があちこちで目に入ってきました
エアゾールと勘違いしちゃうような名前ですが、有名な方なんですね。女の子の絵の前に置かれたタイプライターにも彼の名前がばっちり。

若かりしころのスタイル抜群なBBは映画史上に名を残す一人だけあり、キュートですね~。ソフィア・ローレン共々、私の大好きな女優でした。

   坂雅子 & アンドリュー・バラスキー
         《最後の桜の木》→
     
ある部屋の棚には、無造作に古い書類や事務用品などが置かれ、それがまた、色とりどりの作品を引き立たせるんですよね。不要なので置きっぱなしなのか、演出なのか、その辺はどうなんでしょう。

  
    
        
           
  
(裁縫)→ 再縫 → Re Sew な~るほど。作品よりタイトルに感心。
  

 
   
ドアも壁もフランス色のイラストが賑やかに描かれていますが、とてもお洒落だ~と思った作品です。
アーティストの名前が判らないんですが、そのうちカタログが書店で販売されるようですので、そのときに調べるしかないです。

すべてがシルバーに塗られた執務室は、オフィス系ショールームのよう。

                

上は、私がとても気に入った作品です。壁の線を追っていくと・・・。

                 
        絵の続きを線でぐるりと繋げたかったのでしょうか。

このあと別館に移動しました。

閉館の迫った6時少し前、外はすでに薄暗く、片付けを始めているところや、誰もいない部屋も多くなりました。全ての部屋をみて回るには時間が足りない、というか、見ている内に時間切れになってしまったけど、人がいる限り大丈夫かな、と思い、とりあえず急ぎ足で屋上まで。
 
急いでドア越しから覗くだけ、のつもりでも、気になったものにカメラを向けている私です。 


                    オレンジ色のリュックがキュート!

 

このベアを作ったのはファンタジスタ歌麿呂さん。男性です。テキスタイルのほか、マンガやアニメ、映像などを手掛けているようです。会場にいらしたので少しお話しましたがHPの中の写真のようではなく、普通の格好をした感じのいい方でした。

  

   
                    螺旋階段の上部が何とも言えず美しい。

  

まるでオバケ屋敷に紛れ込んだような階段。

上まで行くと暗い部屋へと続きます。
もう閉館なので暗いのかしら、と、ちょっぴり怖かったけど、よく目を凝らすと、床や壁に墨絵のように模様が描かれていました。


     
   

そして最後は青く塗られた部屋。  

入った途端アッと驚かされたこの部屋は、もと図書館だったそうです。
青の上に迸る白いペンキ。
この空間を創り出したのは、フランス人建築家 Richard Bliah(リシャール・ブリア)。


フランス国旗のかわりに掲げられていた旗は、 
Asami(アサミ)の「All World Flag」。1982年生まれの方です。
「No man's landとはすべての国籍の人々に開かれた土地」との考えを表現。

     

若い感性を全身に浴びたせいか、元気いっぱいイキイキした一日でした。
現代アートもなかなか良いモンですね。 

最後に・・・・出口を出たところで、こんな張り紙が。
跡地にプラウドのマンションが出来るんですって~。


 Albert Abut
Cécile Andrieu
Asamï
Agathe de Bailliencourt
Masako Ban
Richard Bliah
Christian Boltanski
Lilian Bourgeat
Christophe Brunquell
Nicolas Buffe
c.r.c
Philippe Chatelain
Contrapuntal
Peter Cook
Alexa Daerr
Alice Daquet
Sarah Dolatabadi
Yuumi Domoto
Erkiletlian Romain
Pierre Filliquet
Audrey Fondecave
Monique Frydman
Nobuhiro FukuiEmmanuel Guillaud
HanayoHIROMIX
Akiko Hoshina
J.Jo
Jef Aerosol
Bernard Joisten
Jules Julien
Kare-San-Sui Surrounding
Kengo Kito
Ai Kitahara
Kosei Komatsu
Anne Leigniel
Guillaume Leingre
Claude Lévêque
Julien Levy
M. Chat
Matthieu Manche
Erina Matsui
Harutaka Matsumoto
Mathieu Mercier
Seiji Mido
MIKAN
Shintaro Miyake
Manika Nagare
Takashi Nakajima
Shunsuke François Nanjo
Gwenael Nicolas
Hiroko Okada
Andrew Palaski
Frank le Petit
Aurélie Pétrel
Sabine Pigalle
Plaplax
Pierre la Police
Psykoze
REBIRTH PROJECT
Lucille Reyboz / Hitomi Fujiwara
Georges Rousse
SANAA
Shun Sasa
Speedy Graphito
Kishio Suga
Kouichi Tabata
Mayumi Terada
Kimio Tsuchiya
Christophe Valéry
Julien Védrine
Jean Luc Vilmouth
Shingo Yoshida
Yoshino Shotaro


啓蟄の日

2010-03-07 | weblog

朝刊の日付下を見て、今日は「啓蟄」の日だということを知り、雨天にもかかわらず外に出て春の訪れを確かめたくなりました。近いけどまだ行ったことのない公園に行って見ると、だれ一人いません。当ったりまえですね~。だれもいない公園の中を、傘さして歩いている変なおばさんは、やっぱり不気味。(笑)シトシト雨は止む気配もなく、その上寒いから、冬ごもり中の虫は、「今日はやめとこ。土の中のがあったかいや~」と呟いているでしょう。一匹ぐらい挨拶に出てきてくれたらよかったのに!

夜、
さなメモを読んで、吹き出してしまいました。この漢字を見て谷啓とハナ肇を連想する人がいるとは! いえ、その無知さが可笑しいんではなくて、同類を見つけたときの可笑しさですよ。

もっと勉強せい、と言われるとやる気なくなりますが、素敵なブロ友やネットのお陰で、色々なことを楽しく覚えさせて頂けることに感謝です。



今年もミニ雛で

2010-03-06 | weblog

            

      3月3日が過ぎたのにお雛さまをまだ出しっぱなしにしている、
      と気付き、一応嫁入り前の娘もいる事なのでお片づけすること
      にしました。今年はnettonさんのお母様が作って下さった小さ
      な雛人形だけを、チューリップの小束とともに飾ったのですが、
      尽々小さいっていいもんだ~と思いました。以前書いたかも知
      れませんが、手のひらに乗るほどの箱が、飾り棚と収納を兼ね
      ているんです。一年に一度のそれを出しながら、在りし日の作
      り手の柔らかな表情が浮かんでくる・・。そんな幸せな瞬間を
      味わえる私の
大切な雛人形。一年中飾っていたいな。

      いゃ~ん、雪洞の一つが凹んでた~!