ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

一年最後の日に

2007-12-31 | visit/drive

一年の過ぎ去る速度は何と早いんでしょう。
一年365日と決まっていても、年々その速度が
速まっているとしか考えられません。
一日24時間だって、私には短すぎる。
朝起きて、夜中の2時になってもやり残しばかり。
たいした事していないのに、こうなんですから、
生活をする、って、どういうことなんだろう。
最後まで終りがない気がしてなりません。

先日たまたま聞いていたラジオで、ゲストの方が
誰だか調べようと思いつつ、忘れましたが、とても
いいことをお話されていました。笑うということが、
体の免疫力を高めてくれて病気になりにくくする。
特に、ガンにならない体質になる、というんです。
やはり、病気は気から来ているようですね。
ちっとも風邪をひかないお馬鹿なbiancaにだって、
笑いのない日はあります。
鬱的な日もあります。
何もかも、誰も彼もがいやになる時だってあります。
そして、その反対に、何もかもが輝いて見えるときも
あるんです。心は自分が決めるから、こんなに自由
自在なことはないのに、自分は一人きりだから、
周りはそれ以外の全部だから難しいんです。
特に、家族。赤の他人だと思えば問題ないのに、
家族ということにとらわれるから問題がでてくる。
言われたことや態度にいちいち反応し、
苛立ち、ムカつき、捨て台詞など吐いてしまう。
家族間の殺人事件が多いのも、余りにも世の中が
多様化し、筋の通ったことが理解されにくい上
人が「畏れる」対象を失っていることも一因ではないでしょうか。
閉塞感の吐き出し口があるようで、どこにもない。
学校では、クラスメートの住所さえわからない。
連絡網も作れない。
そんな嫌な時代、今だかつてあったでしょうか?

とにかく理不尽な事の多い世の中にあって、
救いは「心から笑うこと」のようです。怒りよりも
笑って明るく振舞うことで、自分はもちろん、人をも
笑いの輪に巻き込む事ができるんですもの。

とは言っても、それが難しいんですよ~凡人には。

さてと、あと24時間程で新しい年を迎えます。
年賀状書きもまだ残っているし、大掃除もこれから、
だというのに、ブログにひと言、との思いから、
インターネットに繋げてしまいました。
ブログを初めてから3度目のお正月がすぐそこです。

この一年間、ご訪問頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
本当に有難うございました。




今年最後の展覧会

2007-12-30 | art/exhibit/museum

★荻原守衛 《抗夫》

今年最後に見に行った展覧会は「日本彫刻の近代」展。
12月24日までだったので無理だと諦めていました。
23日にクリスマスプレゼントなどを探しに東京方面へ出かけた時。
一たんはメトロ日本橋で下車したものの、ドアが閉まる直前に又
飛び乗って、2駅先の竹橋まで行ってしまいました。
地上に上る階段の所で男性から声をかけられました。
なんと、この展覧会の切符を、500円で買わないかと言うんです。
タダではなかったけど、私を待ってたかのよう。少々ラッキーでした。
この展覧会は幕末、明冶期から1960年代までの
近代日本彫刻の歩みを、68名の彫刻家の作品約100点で
展観。見応えがあり、とてもよかったです。
船越安武の大理石の作品「婦人胸像」は、
気品に満ち、その美しさにジ~ッと見とれてしまいました。
高村光太郎のブロンズや木の小作品も多くあり、白井雨山の
「たよりなき身」などは、見たくないほどのたよりなさなのに
余りにも心入れを感じてしまい、尽々と見ずにいられませんでした。
予期せぬ展覧会に行った事で、プレゼントが全部選べず、
子供には「目録」のみ。母にだけはカシミアのマフラーを購入
しましたが、クリスマス過ぎには全店セールですからね。
プレゼントは一年前に買っておくべきってことですか。

  

★船越安武 《婦人胸像》             ★高村光太郎 《手》 

 

 


ハッピー クリスマス!

2007-12-25 | 飲・食・店

HAPPY CHRISTMAS

  今年は友達とのクリスマスディナーと洒落込みました。
こんな風な過ごし方は初めて。
少しは時間と生活に余裕が出来た、と言うもんではありません。
先月、誘われて試しに行ってみたホテルEのワイン会の席で、
「忘年会のかわりにここでクリスマスディナーにしよう!」との提案に
首を縦に振った時に決まったもの。
ゴージャスなお料理よりも良き時間と雰囲気に重点を置きたい私でも
はじめてのこのようなクリスマスの過ごし方にワクワクしました。
ガラスごしに見えるクリスマスリースが、
非日常のこの夜を象徴しているようでした。



クリスマスイブのきょうは、家族4人と母を交えて
子供の誕生日を兼ねたクリスマスディナー at 自宅。



やっと片付けが終り、ほっとしたらもうこんな時間。
明日は仕事なので早く寝なくちゃね。
ジョン・レノンのファンというのではないけど、クリスマスには
大好きな曲、「ハッピー クリスマス」を四六時中口ずさんでいます。  

 

 

世界の隅々まで、全ての生きとし生けるものへ届きますように!
Happy Christmas!

 

 


久しぶり!

2007-12-23 | family

←いっただき~ッ! 

2年振りにオーストラリアから里帰りした従弟家族が来るので、我が家と姉の家族と母も一緒に食事をしようよ、と提案した。13名が集まれるとわかった段階で、Bホテルの○シュ○シュに予約の電話を入れたがすでに満杯とのこと。不安がよぎった。Oホテルも日の出のEホテルもいっぱいで断られた。歩いていける場所、というと後は目の前のショッパーズの「しゃぶ○○」。ここでやっと、14名まではいれるお部屋が予約出来た。ふぅ~。12月って、大人数での予約は大変なんだって、常識だったのね。
               

                 ■W■E■L■C■O■M■E■
                  ■T■O■ ■J■A■P■A
■N■
        ■F■R■O■M■ ■A■U■S■T■L■A■R■I■A■ 

彼らが二年前に帰国し、母宅を訪れた時
、私は仕事の日だったので会えなかったから3~4年振りとなる。大人は変わらなくても、子供にとって数年の年月の変化は大きい。小学生だったSちゃんも来年は中三。学校ではまだ禁止されているそうだけど、ホリデーの間ならいいよね、とばかりに指先にブルーのマニキュアが光っていた。あちらで習い始め、頭角を現した新体操のクラスでは、豪州に移住したロシア人の元オリンピック選手がコーチだとか。体がとにかく柔らか~~い!日本語だけの日本での生活から、家庭内のみが日本語、の世界での生活。もうすでに言葉の問題はないそうだ。頭も柔らか~~いのだ!“あちこちかたくかちかちこちこち”の身には眩いばかり。旅行で度々訪れていたその国を気に入って、移住してしまった従弟一家だけど、彼らを見ていると、移住と言う言葉がピンとこないほどの気軽さを感じる。外国との距離感はその昔とは問題にならないほど無くなっているし、インターネットだと、机上がすでに丸ごと世界だもの。

普段家族4人でさえ、一緒に行動をとることが難しいけど、今回は偶然、声をかけなかった横浜の弟の所を除き、ほぼ全員の都合がついた。オーストラリアの様子を伺いながらの楽しいひと時を額仕立てに収めてみた。

従弟たちと会食を共にしたあとは、皆で母宅に流れ、さらにおしゃべりに花が咲いた。クリスマスを日本で過してから帰国するという従弟ファミリーの所に遊びにいけるのはいつになるかなぁ。

その日はWave101で開催されていた礒 みゆき 作「
もりでうまれたおんなのこ」の原画展の最終日だったので、閉場の30分前に買い物がてら見に行った。パンフレットがダサかったので、どうしようか迷ったが、宇野亞喜良の原画が見れるんだもの、行きゃなきゃ損だ。彼のイラストを見たのは、その昔、たぶん「エドワーズ」というファッションメーカーのポスターの絵でだったと思う。EDWARDSと言えば30年以上前に買った「レディーエドワーズ」のツイードのスーツがまだ家にある。振袖同様、太平洋を往復した衣服の一つだが、今はそれが娘の部屋に吊るしてある。これってすごくない?

絵本の原画展は思った通り、よかった。宇野亞喜良の描く女の子って、ツイッギーと山口百恵を足して2で割ったような、愁いを帯びた顔をしているなぁ、と見とれた。時々ドキッとするほど色気を感じる。どの顔もそうだけど、目の表情が何かを訴えているようなので忘れられなかった。今回も、おんなのこは子供のようでもあり、女のようでもあり、あどけなさと怖さの両面を感じた。昔、モガそのものだった叔母が中原淳一の「それいゆ」や「ひまわり」という雑誌を持っていて、読み終わった雑誌をもっらって見ていたのだが、彼も沢山の兄弟姉妹がいたので、そのような雑誌の山のなかで育ったようだ。「よいこ」と言われる子が起こす近頃の事件の数々や自傷行為などなどがつい、思い起こされた原画展だった。宇野亞喜良はその他にも多くの本や童話の挿画を描いているんだ、と、web検索して知った。
          
       
          



 


秋色の初冬

2007-12-12 | art/exhibit/museum

      2007年12月8日(土)の靖国通りはこの通り、歩道も木々も一面ゴールド色。
      今日の新聞には明治神宮外苑の銀杏の見事な写真が掲載されていましたが
      ご覧になりましたか。300メートルも続く4列の銀杏並木の下に広がる黄金色の
      絨毯は、さぞかし見事でしょう。今年は紅葉が遅かったので、12月半ばまでは
      見ごろのようですよ。

      

K ちゃんからいただいた招待券は山種美術館で開催中の「秋の彩り」展

いつもなら身軽に思い立った時に一人でヒョイっと出かける私ですが、当日、外出しそうにない夫に声を掛けた所、珍しく「行ってみようか」の返事。

メトロで九段下まで行き、舞い落ちる葉の中を歩きました。
九段くんだりでもまだ銀杏並木が秋の終りを惜しんで、あともう少しだけ主役でいさせて~と、囁いていました。
もちろんよ~いいですとも!
時はすでに初冬ですが、画家たちが心に刻んで表現した秋の彩り溢れる絵画
をこれから見に行くんですもの。

靖国神社の手前のやきもののお店「花田」は、通り過ぎて行けないお店です。
すぐに使えそうな器ばかりなので、どれにしようか、と、すぐに買うつ
もりになってしまうのですが、荷物を持ちながらの絵画鑑賞は遠慮したいので、目の保養だけで我慢。                                                                                展示会の内容は、タイトルの通り、秋の風物詩が中心でした。日本人が四季折々の美しい自然の姿をどれだけ大切にしてきたか、日本画の巨匠の目が捉えた秋の彩りを感じさせる所蔵作品約50点が展観。もう何回も通っている美術館ですが、いい絵を間近でじっくりと鑑賞できるし小さい会場なので、気に入った出展作品を多少なりとも覚えられる点が、忘れっぽい私には好都合。

会場に足を入れるとまず目に飛び込んだのが、真正面に展示されている、大きな奥田元宋の絵、「奥入瀬(秋)」。右の絵も同じ画家の描いたもので「玄溟」
というタイトルです。今回購入しただた一枚の絵ハガキですが、奥入瀬のHPの中でも見ることが出来ますよ。

パンフレットに使われている上の絵は、
東山魁夷の「秋彩」の一部分です。
絵を構成する三色の秋色のバランスが素晴らしい!パンフレットには4名の名前が連なっていましたが、約30人の画家による秋の祭典です。速水御舟の「山科秋」と小茂田青樹の「峠路」は彼らが20代半ばに描いた絵でした。まだ駆け出しの頃のはずですがとても上手い。つい、わが子と同年代のころに描いたのかぁ、と思いながら、見入りました。

夫と意見が合ったのは、福田平八郎の「彩秋」。普段はこのような明るい色は滅多に使わないのだけど、色とりどりの紅葉があまりに見事で、その有様に感動して描いたらこのような色になった、というようなニュアンスの説明書きがありましたが、素直な感動がシンプルな絵にイキイキと表現されていると思います。

安井曾太郎の「葡萄とペルシャ大皿」も、油彩なのですが懐かしい素朴さを感じる絵でした。わが子が北海道での山村留学2年目の時、ホームステイ先となって下さりお世話下さったのが、この画家の「お孫さん」のお宅でした。それは全くの偶然で、周りの方はだれもご存知ない風でしたし、彼女も特にそのことを語ったわけではなかったのですが、絵の話題になり、少し突っ込んだ話しになった時に、実は、と、教えて下さったのです。わが子の山村留学一年目は、留学センターで、10人ほどの留学生と共同で生活していました。そこで台所の賄いを所長の奥様達とお手伝いなさっていたのが彼女でした。東京の方なのですが、何年も前に息子さんをここに留学させ、すっかり気に入り、家族移住をしてしまった、とのこと。犬ぞりに乗るのが憧れで、ハスキー犬を5~6匹は飼っていたでしょうか。一見、物静かで凛としたAさんですが、何でも(どんな力仕事でさえも)淡々とこなしてしまう魅力的な方。3人のうち2人のお子さんは地元の方と結婚され、北の大地にしっかりと根差しています。先月は留学制度○○周年記念行事というものがあり、子供が参加したのですが、又すっかりお世話になって来ました。星野道夫さんの写真展を初めて見に連れて行って下さったのがこのAさんだったのです。

             
帰りは靖国神社に寄り、落ち葉の絨毯の上を歩きました。その厚さにゴロンゴロンと寝そべりたい程でしたよ~。(上の写真は暗すぎたので明るく修正したものです。)このあと、二人で向ったのは神田神保町。書店巡りを表から裏から楽しみ、御茶ノ水駅でJRに乗って帰宅したときはすでに夜になっていました。

 

 


脳トレになるかな

2007-12-08 | weblog

一年前に起きた息子のバイク事故での通院治療が全て終了し、今週、市の交通災害
共済見舞金請求用診断書を受け取りに、J大学病院に行ってきました。お見舞金は
僅かですが、掛け金が小額なので毎年加入していたのです。
久しぶりに訪れた病院でしたが、まだ、オシム監督は集中治療中なのでしょうね。
意識が戻った時の第一声は「試合は?」だったとか。任務を遂行できずに本当に無念だと
思いますが、家族と会話ができるようになって良かった、と、ホッとしています。
病院前の若潮通りの銀杏のあざやかな黄色は、まだこのように木にしがみついていました。
わが街の銀杏並木も、桜同様、年々立派になってくるので嬉しいですね。

 


話は変わります。
去年の暮れに、年が明けたらお会いしましょう、とメールでやりとりしたままになっていたKさん
と、
先月某日やっとお会いしました。お互い、道路を隔てたこっちと向こう側という近い距離に住
んでいるのに、偶然でも会わないものなんですね~。
そういえばお隣さんとも滅多に会わないし、数年間の転勤から戻ってこられた、同じマンション
の上の階に住む方とも、戻ってきました、又宜しく、の挨拶に来て下さって以来、一年以上
が過ぎたことに気付きました。何ということでしょう。何て、すべてを放ったらかしにしていたので
しょう! 人間の生きる時は 「今ココニ」しかない、と力説している本を最近読み終え、「今」
を大切に生きるのみ、の言葉を改めて真剣に考えてみました。そして自分の迂闊さがとても
恥ずかしくなりました。

午後三時。「ブローニュの森」前で待ち合わせ。相も変わらずチャーミングなKさんから、折り
紙を折って作ったカード入れを色違いで二つ、いただきました。カード入れのポケットには三
角の帽子のようなのが何枚か隠れていたんですよ。これ、何だと思いますか?
(答えは一番下)

K さんも今年、お義母さまを施設に
入居させたとのこと。そこで入居者
たちが熱心に折り紙作りに励んでいる
姿を見て、脳トレにもいいし、と、
ご自身でも楽しんでいるそうです。
以前、何人かで外食をしていた時、
割箸の入っている袋を広げて、サッと
箸置きを折って使用していた知人を
見て、かっこいい~と思っていました。
で、姉に誘われて折り紙会館に行った
時、暮らしに役立つ折り紙の本を購入
したのですが、あの本、一体どこに行っ
ちゃったかしら~?脳トレって、今の私
にこそ、とっても必要だわぁ~!



水曜日には、母や姉とで丸ビルまでX'mas
カードを探しにいきました。半分は母の、そして
私たちの気分転換の為のランチを兼ねたお出
かけです。丸の内カード(ポイントカード)があれ
ば駐車一時間無料となるので、たいした金額
の買物でない時に助かります。丸ビル一階には
例年の如く、大きいクリスマスツリーが飾られて
いますが、ガラス越しに見える木立の色がとても
素敵でした。


そのあと、“年末フェア”のハガキを受け取っていたので、日本橋にある小津和紙博物館にも
寄りました。ここは和紙や書道具などを求めるには充実していますが、特に必要なければ、
カードや小物類も少しはあるし、フェァの期間中は3割引との頭から、グリーティングカードや
シールを購入しました。なのに~、今回、割引対象になっていたのは「筆」だけだった、と、
あとで知ったのです。ハガキをよく読めばよかった。ここでもポイントカードとやらをもらったのです
が、カードに
ポイントとしてちゃんと還元されていた、と、今さっきわかりました。

来年のネズミ年にちなんで、こんなセットもつい
買ってしまいましたが、いつもパソコンで作成しち
ゃっているので、果して出番はあるでしょうかね?
   わしもつかってぇ~、チュウ・チュウ♪

2階にある小さなギャラリーでは書道展開催中。
さっと見てから休憩所で無料のお茶を戴きまし
た。近くのデパートにも寄りたかったのですが、
母は、二ヶ所寄るだけで精一杯。というか、
できれば目的は一つだけがいいようです。
私がブログを始めた頃の母と、今の母とでは、
こうも違ってくるのか、と、ショックを受けるほどの
違いです。
クリスマスカードと年賀状書き。
今年は大丈夫
かしら?去年は誰に出して誰にまだ書いていな
いかごっちゃになり、そうとう落ち込んでいました。
もうやめる、とか、やっぱり寂しくなるから書こうか
な、とか、始終心が揺れ動いている母。

一緒に折り紙でも折って脳トレに励みましょうか。