ビアンカの  GOING MY WAY ♪

昨日・・今日・・そして明日
   人生は ・・・ダバダバダ・・・

電車に乗って

2008-01-26 | art/exhibit/museum



またもや最終日の前日になってしまいましたが、行ってきました。
「プラハ国立美術館展」を見に、東海道線に乗って 
 はるばる行ったぜ~横浜へ~~♪
といっても東京駅から30分以内でついちゃうんだからそれ程は遠くないかも。

暮れにいただいた何枚ものチケットのうちの一枚でしたが、
これは最初パスしようと思っていたんです。なぜ行く決心をしたかって?
今季のデパートのセールで靴を買おうと、MやTやDデパートを覗いたけど
捜し求めていたようなものが余り見当たらず、あってもサイズが無かったり
履いてみると窮屈だったりしていたのです。
23.5cmは最も一般的なサイズなので、セールではいい物が
すぐに売り切れてしまいます。以前なら、靴はSOGOで探すのが
一番収穫があったけど、有楽町店が閉鎖に追い込まれ、ららぽーとも
閉鎖。あとは横浜か千葉か柏か、でしたからSOGOは私にとって
益々縁遠くなっていました。
で、このチケット、よく見ると、SOGO、って書いてあるではないですか。
ちょっと遠いけど、久しぶりに行って見るかぁ、とね。


プラハ国立美術館展

以前こんなことがあったんです。
娘が小学3年生ごろ、表参道のUチャーチまでサンデースクールに
通っていました。私は彼女をそこまで送っていき、終わるまで街をぶらついて
いましたが、慣れてきた頃、連れて行くだけは行って、帰りは銀座で
待ち合わせをしよう、なんてことを思い立ったのです。
ホーム上での待ち合わせなら問題ない、と思って、時間を設定し、
ホームの真ん中あたりで会おう、ということにしました。
なのに、どういうわけか出会えませんでした。当時はケータイなど
なかったし、まだ一人で東京のど真ん中を歩かせたこともなかったので
家に電話したり、母のところに電話したりして、娘からも電話があった
ということが分かったので、今度電話があったら、有楽町SOGOに
いるから、探して分からなければ誰かに尋ねながらでも、そこまで来るように、
と、伝言を頼みました。もしどうしても出会えない時はまっすぐ家に帰るように、とも。
そう頼んでから、SOGOのどこで、ということを言い忘れたことに気が付き
再度電話をしたのですが、すでに娘から2回目の電話が掛かってきた後でした。
仕方ないので、しばらく一階の靴売り場で靴をひっかえとっかえ試し履き
していたとき、娘が向こうの方からニコニコしてやって来たんです。
「どうして靴売り場ってわかったの?」と言うと、
「ママが好きそうな売り場かな、と思って・・」と言うではありませんか。
へぇ~、普段何気なくでも観察されているのかぁ・・と、感心したことでした。
ただ、これだけの話しなのですが、あちこち電話をしたことで
皆が、何かというと、つい思い出してしまう出来事の一つになりました。

プラハ国立美術館展


ヤン・フリューゲル(子) 「バベルの塔」 

ところで、美術展でしたね。もうパス、パス・・ですかぁ?うふっ。

プラハ国立美術館展は16世紀から17世紀にかけて描かれた
フランドル絵画黄金期の秀作70点を展観するもので、その頃の人気画家、
ブリューゲル一族やルーベンスなどの描く、宗教画や静物画、風景画、
風俗画等々、様々なジャンルの絵から構成されていました。
昔の人って、子にも孫にも同じ名前を付けたようで、一体何人の
ブリューゲルがいたのだろう、と首を傾げてしまいました。


ヤン・ブリューゲル(子) 「磁器の花瓶に生けた花」

当時の絵画には、比喩や教訓的な意味合いが含まれたものが多いので、
絵を読むという視点からも楽しめる、との説明を読みながら、
絵に隠されている謎って何だろうと、頭に?マークを付けながらの鑑賞でした。
「レンブラントの夜警」といい、「ダ・ヴィンチ コード」といい、謎を絵画の中の
どこかに含ませる手法が流行ったのか、後世になって、勝手に想像を交え
さも真実のように説明付けしているのか、私には皆目わかりませ~ん。


テオドール・ロンバウツ 「歯抜き屋」

この絵のタイトルは、【歯抜き屋(にせ医者)】タイトルからして怪しそう!
東京都心と違って最終日の前日でもゆったりと見られましたが、皆さん
とても熱心にご覧になっていて、いい雰囲気が会場を流れていた気がします。

プラハ国立美術館展

横浜まで来てしまったもう一つの目的のため、美術展の後は地階の靴売り場へ。
あちこち見て回りましたが、
やはり今までと同じメーカーの、今のと同じようなものを
購入してしまいました。今回試そうと思ったストロバーの靴はセールの品数が僅かで
私のサイズがなかったので、又別の機会にお預けです。
東海道線と京葉線の往復で、一ヶ月かけてもまだ読み終われなかった本を
遂に読みきることが出来て、嬉しいやら残念やら。終わって欲しくない映画同様、
もっと読み続けていたい本ってあるんですね。

 




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5 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
どっちが本命? (netton)
2008-01-27 21:29:20
ありますあります♪
目的地へもうひとつの用事を作ってから出かけるnettonさんは、どっちが本命なのかよくわからなくなります。
「プラハ国立美術館展」
絵画の名作といえども単なる写生じゃなくて、物語が見えてくるのが面白いですね
そして、
お気に入りのメーカーの靴が買えてよかったですね

それにしてもお嬢さんの勘は鋭~ぃ!!
返信する
行ってしまえば・・ (テレーサ)
2008-01-28 14:59:57
千葉県民は、「ヨコハマ」と聞くと、「遠い~」と感じてしまいますが、東京駅から30分なんですね。

頂いていたチケットが、無駄にならないだけでなく、もゲットできて、良かったですね。

お嬢さんとの「SOGOエピソード」、懐かしい想い出1ページですね。
携帯電話がない時代は、「待ち合わせ」は大変でしたよね。
返信する
行きそうなところ (かぐやひめ)
2008-01-29 12:42:58
お嬢さんとのすてきな思い出ですね。
親子のこころが通じているサイン
我が家ならたぶん生き別れでした

ドラマや映画でヒロインが姿を消したとき「あっ、あそこだ!」とすぐに追いかけ、そのとおり海辺にいたりして見つかることがよく?ありますよね。
そんな場所を持たない私は一生探してもらえない

「絵に隠されている謎」はマスコミなどの仕掛け人がいるのではと思いながら、つい見たり聞いたりして「フムフム」と納得してしまいますがやはりそこが狙いでしょうか?
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その気になれば近い? (poppy)
2008-01-29 13:16:09
一つだけの目的だけならちょっと遠いし・・
でももう一つあるから行って見ようって事
ありますね!

SOGO懐かしいですね
ららぽーとに在ったころはよく行きました

お嬢さん 靴売り場よく分かりましたね
すごい!
返信する
Unknown (bianca)
2008-01-29 22:53:27
nettonさん

2つの目的を、電車を使うから本も読める、となると、
ウキウキした心地でしたよ。目的を3つ果たした気分でした。
いつも計画性がないので、横浜の友達にも悪くて(いつも突然なんで)
連絡を控えましたので、それが常に心残りなんです。
娘のカンには笑っちゃいますね。待ち合わせの場所に
ジッとしていられない、のもお互いさまですね。
動かなきゃ、きっと出会えたのに!


テレーサさん

こんな逸話を思い出しながら、ついこの間まで
ケータイなど、持って歩いてなかったんだ、と
そのころの時代が無性に懐かしくなりました。
10年前が「こないだ」になる昨今にゾッとしますけどね。
電車に乗って、またどこかへ出たくてしょうがないです。
知らない街を歩いてみたい♪
どこか遠くへ行きたい♪


かぐやひめさん

私のしていたことが、娘を怖いもの知らずにさせる一歩だったとは
あのころはちっとも知りませんでしたぁぁぁ!
ドラマのように、それなりのお方と偶然出合ったり、
または何回もすれ違っているのに気が付かなかったり・・
そんなことが一度は有ってもいいのに、これが皆無なんですよね。
だから~、ドラマになり、映画にもなりうるんですかね!
ストロバーでひめさまを思い浮かべました。私の購入したt-inabaの
まん前に売り場があったので、試履しにくかったです!


poppyさん

poppyさんも、星野道夫展で写真とトークと2つのことを
楽しめてラッキーでしたよね。あすは星野さんの写真展プラス
コンサートがあるようですが、予定が入っていて行けません。
残念ですが、予定が先だったもので・・。あぁ、残念だ!
SOGOって、売り場が見易くて、気取りがなくて好きでした。
横浜SOGOはいい感じでしたよ。ってよか、たまに行く所はみんないい感じなのかも、ね。


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