またもや最終日の前日になってしまいましたが、行ってきました。
「プラハ国立美術館展」を見に、東海道線に乗って
はるばる行ったぜ~横浜へ~~♪
といっても東京駅から30分以内でついちゃうんだからそれ程は遠くないかも。
暮れにいただいた何枚ものチケットのうちの一枚でしたが、
これは最初パスしようと思っていたんです。なぜ行く決心をしたかって?
今季のデパートのセールで靴を買おうと、MやTやDデパートを覗いたけど
捜し求めていたようなものが余り見当たらず、あってもサイズが無かったり
履いてみると窮屈だったりしていたのです。
23.5cmは最も一般的なサイズなので、セールではいい物が
すぐに売り切れてしまいます。以前なら、靴はSOGOで探すのが
一番収穫があったけど、有楽町店が閉鎖に追い込まれ、ららぽーとも
閉鎖。あとは横浜か千葉か柏か、でしたからSOGOは私にとって
益々縁遠くなっていました。
で、このチケット、よく見ると、SOGO、って書いてあるではないですか。
ちょっと遠いけど、久しぶりに行って見るかぁ、とね。
以前こんなことがあったんです。
娘が小学3年生ごろ、表参道のUチャーチまでサンデースクールに
通っていました。私は彼女をそこまで送っていき、終わるまで街をぶらついて
いましたが、慣れてきた頃、連れて行くだけは行って、帰りは銀座で
待ち合わせをしよう、なんてことを思い立ったのです。
ホーム上での待ち合わせなら問題ない、と思って、時間を設定し、
ホームの真ん中あたりで会おう、ということにしました。
なのに、どういうわけか出会えませんでした。当時はケータイなど
なかったし、まだ一人で東京のど真ん中を歩かせたこともなかったので
家に電話したり、母のところに電話したりして、娘からも電話があった
ということが分かったので、今度電話があったら、有楽町SOGOに
いるから、探して分からなければ誰かに尋ねながらでも、そこまで来るように、
と、伝言を頼みました。もしどうしても出会えない時はまっすぐ家に帰るように、とも。
そう頼んでから、SOGOのどこで、ということを言い忘れたことに気が付き
再度電話をしたのですが、すでに娘から2回目の電話が掛かってきた後でした。
仕方ないので、しばらく一階の靴売り場で靴をひっかえとっかえ試し履き
していたとき、娘が向こうの方からニコニコしてやって来たんです。
「どうして靴売り場ってわかったの?」と言うと、
「ママが好きそうな売り場かな、と思って・・」と言うではありませんか。
へぇ~、普段何気なくでも観察されているのかぁ・・と、感心したことでした。
ただ、これだけの話しなのですが、あちこち電話をしたことで
皆が、何かというと、つい思い出してしまう出来事の一つになりました。
ヤン・フリューゲル(子) 「バベルの塔」
ところで、美術展でしたね。もうパス、パス・・ですかぁ?うふっ。
プラハ国立美術館展は16世紀から17世紀にかけて描かれた
フランドル絵画黄金期の秀作70点を展観するもので、その頃の人気画家、
ブリューゲル一族やルーベンスなどの描く、宗教画や静物画、風景画、
風俗画等々、様々なジャンルの絵から構成されていました。
昔の人って、子にも孫にも同じ名前を付けたようで、一体何人の
ブリューゲルがいたのだろう、と首を傾げてしまいました。
ヤン・ブリューゲル(子) 「磁器の花瓶に生けた花」
当時の絵画には、比喩や教訓的な意味合いが含まれたものが多いので、
絵を読むという視点からも楽しめる、との説明を読みながら、
絵に隠されている謎って何だろうと、頭に?マークを付けながらの鑑賞でした。
「レンブラントの夜警」といい、「ダ・ヴィンチ コード」といい、謎を絵画の中の
どこかに含ませる手法が流行ったのか、後世になって、勝手に想像を交え
さも真実のように説明付けしているのか、私には皆目わかりませ~ん。
テオドール・ロンバウツ 「歯抜き屋」
この絵のタイトルは、【歯抜き屋(にせ医者)】タイトルからして怪しそう!
東京都心と違って最終日の前日でもゆったりと見られましたが、皆さん
とても熱心にご覧になっていて、いい雰囲気が会場を流れていた気がします。
横浜まで来てしまったもう一つの目的のため、美術展の後は地階の靴売り場へ。
あちこち見て回りましたが、やはり今までと同じメーカーの、今のと同じようなものを
購入してしまいました。今回試そうと思ったストロバーの靴はセールの品数が僅かで
私のサイズがなかったので、又別の機会にお預けです。
東海道線と京葉線の往復で、一ヶ月かけてもまだ読み終われなかった本を
遂に読みきることが出来て、嬉しいやら残念やら。終わって欲しくない映画同様、
もっと読み続けていたい本ってあるんですね。
目的地へもうひとつの用事を作ってから出かけるnettonさんは、どっちが本命なのかよくわからなくなります。
「プラハ国立美術館展」
絵画の名作といえども単なる写生じゃなくて、物語が見えてくるのが面白いですね
そして、
お気に入りのメーカーの靴が買えてよかったですね
それにしてもお嬢さんの勘は鋭~ぃ!!
頂いていたチケットが、無駄にならないだけでなく、もゲットできて、良かったですね。
お嬢さんとの「SOGOエピソード」、懐かしい想い出1ページですね。
携帯電話がない時代は、「待ち合わせ」は大変でしたよね。
親子のこころが通じているサイン
我が家ならたぶん生き別れでした
ドラマや映画でヒロインが姿を消したとき「あっ、あそこだ!」とすぐに追いかけ、そのとおり海辺にいたりして見つかることがよく?ありますよね。
そんな場所を持たない私は一生探してもらえない
「絵に隠されている謎」はマスコミなどの仕掛け人がいるのではと思いながら、つい見たり聞いたりして「フムフム」と納得してしまいますがやはりそこが狙いでしょうか?
でももう一つあるから行って見ようって事
ありますね!
SOGO懐かしいですね
ららぽーとに在ったころはよく行きました
お嬢さん 靴売り場よく分かりましたね
すごい!
2つの目的を、電車を使うから本も読める、となると、
ウキウキした心地でしたよ。目的を3つ果たした気分でした。
いつも計画性がないので、横浜の友達にも悪くて(いつも突然なんで)
連絡を控えましたので、それが常に心残りなんです。
娘のカンには笑っちゃいますね。待ち合わせの場所に
ジッとしていられない、のもお互いさまですね。
動かなきゃ、きっと出会えたのに!
テレーサさん
こんな逸話を思い出しながら、ついこの間まで
ケータイなど、持って歩いてなかったんだ、と
そのころの時代が無性に懐かしくなりました。
10年前が「こないだ」になる昨今にゾッとしますけどね。
電車に乗って、またどこかへ出たくてしょうがないです。
知らない街を歩いてみたい♪
どこか遠くへ行きたい♪
かぐやひめさん
私のしていたことが、娘を怖いもの知らずにさせる一歩だったとは
あのころはちっとも知りませんでしたぁぁぁ!
ドラマのように、それなりのお方と偶然出合ったり、
または何回もすれ違っているのに気が付かなかったり・・
そんなことが一度は有ってもいいのに、これが皆無なんですよね。
だから~、ドラマになり、映画にもなりうるんですかね!
ストロバーでひめさまを思い浮かべました。私の購入したt-inabaの
まん前に売り場があったので、試履しにくかったです!
poppyさん
poppyさんも、星野道夫展で写真とトークと2つのことを
楽しめてラッキーでしたよね。あすは星野さんの写真展プラス
コンサートがあるようですが、予定が入っていて行けません。
残念ですが、予定が先だったもので・・。あぁ、残念だ!
SOGOって、売り場が見易くて、気取りがなくて好きでした。
横浜SOGOはいい感じでしたよ。ってよか、たまに行く所はみんないい感じなのかも、ね。