金曜日の昨日は午前中、年に一度の市の無料健診を受診しました。
今年から心電図が除外とのこと。乳がん検査は2年に一度となったし、
知らぬ間に色々なことが省略されたりしているようです。年と共に手厚く、
とはいかないんですね。そうは言っても私、胃や子宮ガンの個別検診を
もう何年も受けていないんですよ。今年は受けてみようかしら。
さて午後は、月曜日で終わってしまう展覧会を見に日本橋へ行って
きました。母も誘ったのですが、行きたいけど足がフラつくから今回は
行かないとのことで、車ではなくJR利用です。
大本山天龍寺搭頭宝厳院本堂再建襖絵完成記念
★・・・・・田村能里子展・・・・・★
時々、どこかで何回か目にしている田村能里子さんの絵は彼女の発する
独特の赤色が印象的です。そのタムラレッドが高名なお寺の襖に描かれ
ると一体どんな風になるんだろう、と興味津々でしたが、かなり強烈な
朱色とも思える赤が大胆に使われていました。行きつ戻りつして見ていると、
次第に絵の中に引きこまれるようでした。二度三度と見ていくうちに色が
自分に馴染んでくるようでした。襖の金色の引き手も田村さん
ご自身のデザインによるもので、馬、鳥、象、牛、駱が型取られています。
宝厳院の住職が中国・西安「唐華賓館」にある彼女の最初の壁画
「二都花宴図」を見て、あのように「人」が主体となって描かれた襖絵
にしたいと考え、田村さんに制作依頼をしたとのことです。
「風河燦燦 三三自在」(ふうがさんさん・さんさんじざい)と名付けられた
合わせて60メートルにもなる襖絵には正に三十三体の人が描かれています。
襖絵に寄せて、宝厳院住職からのメッセージの一部です。
「観音経」の経中に、観音菩薩は三十三身に身を変えて
この世を救ったとありますが、まさしくこの襖絵の中に登場し
ます老若男女は観音菩薩の化身です。
画伯によって仏の世界が大変身近になった気がします。
そういえば、田村さんってとても美しい方なんですよ。 (右の絵:風の足音)
「浴びる朝」 「風河燦燦 三三自在」 上間1:東側(部分)
これらの襖絵は宝厳院本堂の落慶に合わせ、一年半をかけて作られた
そうで、落慶前に東京のほか、名古屋、京都と巡回して展覧会が行われ
ます。このような大作を手掛けた田村さんは最初、商社マンの奥様として
インドに何年間か滞在していたそうです。アジアの大地に根ざして逞しく
生きる女性に焦点を合わせて多くの絵を描いていますが、壁画が素晴らしい。
銀座ファンケルの2階にカラフルなタッチの壁画がありますし、その先に
新しく出来た「ローストビーフの鎌倉山」のレストランでも彼女の壁画が
見られるようですから今度是非お食事がてら行って見たいですね。
絵の中の女性が美しいのも、やっぱり描いていると
本人に似てくるということなのでしょうか。
美しい上に豊かな才能に恵まれているとは、世の中
やはり不公平だ~!!
さて、展覧会場でばったり、高橋秀樹さんご夫妻に
出会っちゃいました。襖絵や油彩画を集中して見て
いると、周りにどんな方がいるのかなど全くわからないし
気に掛けませんから、気が付いた方は少なかったかも
しれません。芸能人にわりと疎い私でも彼のハッキリと
したお顔はわかるんですよね。ご夫婦ともに、とっても
素敵でした。
無料検診の項目がはずされてましたね
これからが病気や老いが迫りつつ有るのに・・・
タムラレッドの世界に引きずり込まれそう~
やっぱり身近で見る芸能人は存在感があって素敵だったことでしょうね
「揺りかごから墓場まで」の国とはえらい違いです。
年と共に苦労する親の姿を見て、若者はなにを思うでしょうか?
今回のタムラレッドには仰天しましたがこれほどの大作が
美しいご婦人の手によるものだとの事への仰天のが大きかったぁ!
決して浮いていず、周囲に馴染んでいるけどあれっ、と思わせる
ものを持っている人って素敵ですね。
本物の中に身を置いて、実際の色を体感したくなりました。
こんなにたくさんの壁画を描いていらっしゃることをはじめて知りました
天は二物
中山競馬場に行く機会があったらぜひ見てきます。
市の検診が今年からサラリーマンの妻はほぼ対象外になっているのを、出かけた当日知って愕然としました。
気付かない私ものんきだっただけれど、ますます政治不信が募る出来事でした
写真で拝見するだけで、美しいと思うのですから、実際は・・もっと、気品があるんでしょうね。
羨ましい限りです。
確かに、中山競馬場に大きな壁画があるようですね。
どこにあるのか、調べて今週末(たぶん)見てきます。
先日、徹子の部屋に出演されていた、田村さん・・やはり、ステキでしたよ
何年も健康診断を受ける度に風邪を引いていたnettonさん・・・最近は怖くて受けられませ~~~ん。
本当に壁一面の大作が数多くあることに私も驚きました。
それも、ジーンズを着て汗だく・・の印象とは程遠く、
エレガントスタイルで絵筆を持っているんですもの。
撮影の時だけかも?と、納得したいのですけどね。
だって、インドの大地を体感している方ですからね。
天は私に一物
市の検診項目の削除は全く不愉快ですね。医者に余り掛からない
私の莫大な国保料を返して欲しい!と言いたいです。
テレーサさん
中山競馬場の壁画、レースに夢中の場所ですから目の前に
ドーンとあっても気が付かないのかもしれませんね。
一度中山に遊びに行きたい、と思っているのですが、今だに
実現しません。徹子の部屋もなにも見ていず、いきなり
展覧会での作品鑑賞でした。私よりこれだけも!年上なのに
気も心も若い田村さん。その秘訣を知りたいですねぇ。
nettonさん
全く持ってご尤もな見解です。インドの赤い土と、
京都のお寺、そして白を纏った西洋的な美人顔の女性壁画家。
中国で見た彼女の作品を住職が気に入ってしまった、という
のですから、住職さんにも興味が湧いて来るbiancaです。
検診って、早期発見が目的だとすると、何か見つかってほしい
気がして受けたくなくなるのです。