ビアンカの  GOING MY WAY ♪

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プラハ二人旅1

2008-12-18 | プラハ二人旅

エアフランスでパリまで行き、チェコエアラインに乗り換えプラハに向かった。パリで乗り換えの為、いったん空港内に降りたが、さすがぁ~芸術の都パリ!下の方を見下ろすと素敵なラウンジがあり、トイレに入ればついカメラに収めたくなるようなモダンなデザイン。中にだれもいなかったのでつい楽しくて演歌を口ずさんだりして娘の顰蹙を買う。しか~し、このトイレは後日のパリ滞在中のうち、特別きれいだったことがわかった。便座すらないきたないトイレに驚きっぱなしだったから。 乗り換えで、このラウンジのある辺りからどれだけ歩いただろう。延々と、端から端までは歩いた気がしたが、ドゴール国際空港って巨大だ。帰国の時に早めに空港に入り、中を探検したいと、その時思ったのだが・・・・・。    

プラハまでの飛行機はガタガタしていたが、エアフランスより弱冠座席が広い。お茶とお菓子付きの軽食をいただきながらの2時間はすぐに過ぎた。ルズィニエ国際空港到着後、空港でとりあえず一万円を現地通貨に両替し、1,747コルナ受け取った。1コルナ約6円、と、頭に叩きこむ。
空港から乗ったタクシーはなんとベンツだった。都心まで約17キロ。町に近づくにつれ、トロリーバスが多く走っていることに気が付く。夕暮れ時にホテルに到着
。ここからタクシーへのチップ、ホテルのポーターへのチップ、と、慣れないことが否応無しに始まる。面倒くさいよね、と言ったら、長年住んでいたブラジルだってチップの国じゃない。と娘。20年以上海外に出かけていないとそんなことすっかり忘れてしまっている。要するに何でも習慣だ。ホテルの部屋は広々して居心地よさそう。窓からはスメタナの「我が祖国」で有名なヴルタヴァ(モルダウ)川が目の前を流れ、遠景にプラハ城の尖端が見える。追加料金を払い二人で選んだホテルに替えてもらっただけの値打ちはあった。
窓際のテーブルには花瓶にが飾られ、バスルームも広くて快適そう♫ 娘はさっそく持参のMacをネットに繋げ、誰かさんと連絡をとっていた。なんと部屋の花は、そして川側の部屋は、その誰かさんの配慮からだったと言うことがわかった。もうビックリだ。旅行前に娘と「空の旅」担当者とのメールでのやり取りで、川に面した部屋をお願いしたら、「指定」には追加料金が掛かりますというので断った。そのことをその誰かさんは聞いていたのだろう。なんて気が利いているんだろう!ホテルで一休みしたあと、二人で街を散策しようと思ったが、その夜は寝不足解消しよう、と、ゆっくりとホテルで休むことにした。

 

次の朝。6時前に一度目が覚め、起き上って窓の外を眺めたが、橋沿いのライトが真っ暗な夜明け前に妙に眩しかった。8時過ぎにやっと明るくなり、ゆっくりと朝食をとる。朝からこんなに食べちゃっていいのかなぁ。オムレツのコーナーでは、旗を渡される。しばらくすると焼きたて熱々のオムレツがテーブル席に運ばれるようになっている。パンもフルーツもなにもかもが美味しい!レストランスタッフの若い男の子が、どこか懐かしさを感じさせるほど初々しさがあり、なかなかいい感じ。ヘッセの小説に出てきそうな・・・・。

しっかりと朝食をとった後、身支度をしてやっと初めて知るプラハの町に繰り出した。プラハではツアーを組まずフリーにしていたので気ままな町の散策のみだ。ホテルから一歩足を踏み出した、もうその場所から、目に飛び込んでくるものすべてが素晴らしい景観だ。


左上はブティックなどの店舗がならぶ、ホテルの向い側の通り。この道を真っ直ぐ行くと旧市街広場に出る。 右は某有名ブランドブティックのウインドウ。ロバが余りにもかわいくて・・。



今回の旅程全般は曇と雨の予想だったが、青い空が見えたので嬉しかった。赤いテントは、翌日から始まるクリスマスマーケット会場の一部で、周辺はその準備に余念がない。観光客を乗せる馬車も町の景観の一部のようにマッチしているね。



14世紀にカレル4世のもとで黄金時代を迎えたプラハ。その時から時間が止ったのではないかと思うほど歴史を感じさせる重厚な建物が連なっている。本当に、「地球の歩き方」に書かれていた記事そのままだ。

                ・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・

プラハは美しいだけではない。長い歴史を刻んできたそのほとんどの時代において、周辺国からの侵略や影響を多大に受けながらも民族的誇りを失わず、自らの言葉と文化を守り続けてきた人々の気高い精神が町のすみずみにまで染み込んでいる。ここには、連綿と受け継がれてきた本当のヨーロッパが息づいている。かつてヨーロッパの中心として栄華を誇ったプラハには、往時の華やかさを保ちながら、厳しい歴史をも包み込む強さと優しさがある。そんな町のたたずまいに、旅人は心底魅了されてしまうのである。
(「地球の歩き方」 チェコ・ポーランド・スロバキア編より)

 

こんな風に書いていたら、いったい賀状書きやお掃除は大丈夫かしら・・、と思ってしまいましたが、やっと一回目upにこぎ着けました。帰国後、時差ぼけの上、不眠症でした。プラハでは、ベッドに入って3分もしないうちに寝ていたのに。朝起きるまで一晩中寝付けないって、何なのだろう?で、今日は朝からお昼前まで寝ていたら、電話が鳴ったので急いで出たが、ご近所さんからで、「もしや、お休みだったのですか?」 やばい。起きたての声でばれちゃった。