エアフランスでパリまで行き、チェコエアラインに乗り換えプラハに向かった。パリで乗り換えの為、いったん空港内に降りたが、さすがぁ~芸術の都パリ!下の方を見下ろすと素敵なラウンジがあり、トイレに入ればついカメラに収めたくなるようなモダンなデザイン。中にだれもいなかったのでつい楽しくて演歌を口ずさんだりして娘の顰蹙を買う。しか~し、このトイレは後日のパリ滞在中のうち、特別きれいだったことがわかった。便座すらないきたないトイレに驚きっぱなしだったから。 乗り換えで、このラウンジのある辺りからどれだけ歩いただろう。延々と、端から端までは歩いた気がしたが、ドゴール国際空港って巨大だ。帰国の時に早めに空港に入り、中を探検したいと、その時思ったのだが・・・・・。 プラハまでの飛行機はガタガタしていたが、エアフランスより弱冠座席が広い。お茶とお菓子付きの軽食をいただきながらの2時間はすぐに過ぎた。ルズィニエ国際空港到着後、空港でとりあえず一万円を現地通貨に両替し、1,747コルナ受け取った。1コルナ約6円、と、頭に叩きこむ。 次の朝。6時前に一度目が覚め、起き上って窓の外を眺めたが、橋沿いのライトが真っ暗な夜明け前に妙に眩しかった。8時過ぎにやっと明るくなり、ゆっくりと朝食をとる。朝からこんなに食べちゃっていいのかなぁ。オムレツのコーナーでは、旗を渡される。しばらくすると焼きたて熱々のオムレツがテーブル席に運ばれるようになっている。パンもフルーツもなにもかもが美味しい!レストランスタッフの若い男の子が、どこか懐かしさを感じさせるほど初々しさがあり、なかなかいい感じ。ヘッセの小説に出てきそうな・・・・。 しっかりと朝食をとった後、身支度をしてやっと初めて知るプラハの町に繰り出した。プラハではツアーを組まずフリーにしていたので気ままな町の散策のみだ。ホテルから一歩足を踏み出した、もうその場所から、目に飛び込んでくるものすべてが素晴らしい景観だ。
プラハは美しいだけではない。長い歴史を刻んできたそのほとんどの時代において、周辺国からの侵略や影響を多大に受けながらも民族的誇りを失わず、自らの言葉と文化を守り続けてきた人々の気高い精神が町のすみずみにまで染み込んでいる。ここには、連綿と受け継がれてきた本当のヨーロッパが息づいている。かつてヨーロッパの中心として栄華を誇ったプラハには、往時の華やかさを保ちながら、厳しい歴史をも包み込む強さと優しさがある。そんな町のたたずまいに、旅人は心底魅了されてしまうのである。
こんな風に書いていたら、いったい賀状書きやお掃除は大丈夫かしら・・、と思ってしまいましたが、やっと一回目upにこぎ着けました。帰国後、時差ぼけの上、不眠症でした。プラハでは、ベッドに入って3分もしないうちに寝ていたのに。朝起きるまで一晩中寝付けないって、何なのだろう?で、今日は朝からお昼前まで寝ていたら、電話が鳴ったので急いで出たが、ご近所さんからで、「もしや、お休みだったのですか?」 やばい。起きたての声でばれちゃった。 |