翌朝、フェリーは定刻通りに新門司港へと到着します。新門司港はまだ夜が明ける気配がありませんでした。

<乗船してきたのは名門大洋フェリー「おおさか」>
九州上陸を果たしたのも束の間、関門海峡を通って再び本州へと上陸する訳ですが、その前に関門橋を見ることにします。14年前に訪れた時はそのまま関門トンネルへと入ってしまい、関門橋を見ることができなかったので、今回は是非訪れたいと思っていました。

<関門橋>

<昨日の明石海峡大橋や瀬戸大橋もそうですが、巨大な吊り橋を架橋するその技術力には感嘆させられてしまいます>
関門トンネルを通過して本州へと再上陸したら、国道191号を北上。途中で県道245号へと外れ、本州の最西端である毘沙ノ鼻を目指します。…道を間違え、かなり無駄な距離を走ったりもしましたが、何とか到着できました。

<駐車場の入り口にて>
「千早」を駐車場へ停め、少し歩いたら、展望台へと到着です。

<毘沙ノ鼻>
実は、毘沙ノ鼻からの眺望には余り期待をしていませんでした。本土最西端である神崎鼻の心象が強かったからですが、実際は良い意味で裏切られましたね。

<展望台は高さがあり、ご覧のような素晴らしい眺望が展けていました♪正面に浮かぶ蓋井島がまた、最果て感を高めてくれています>
国道191号へと戻り、再び北上します。この国道191号はやがて海岸線をなぞるように走り、長門ブルーラインとも呼ばれるその辺りは正に爽快の一言!そして、その気分の高揚も冷め遣らぬまま、次の目的地へと到着して、気分は最高潮に達しました!

<憧れの角島大橋♪>

<夢にまで見た、角島大橋♪>

<予てより是非訪れてみたいと思っていました♪>
この後、実際に角島大橋を走行しますが、どうせなら前方に他車がいない状態で走行したいですね。角島大橋は想像以上に交通量が多いですが、10数分待ったところでその好機が訪れました。

<まるで海上を低空で飛んでいるかのよう!>
橋を渡り終えたら、そのまま角島灯台へと足を延ばします。

<角島灯台>

<結構新しく見えますが、明治9年に完成したとのこと>
折角なので、登ることにしましょう。

<灯台の上からの眺め>
再び角島大橋を渡り、国道191号を少し東進したら、国道316号で内陸へと入っていきます。とここで、早朝から何も口にせず、走り通しであることに気付きました。国道沿いにある道の駅おふくで小振りの大福(半額でした♪)を2つ購入し、頬張ります。少しお腹が満たされたところで、そのまま県道32号(秋吉台カルストロード)へと突入します!

<カルスト地形の特徴である、まるで羊の群れのような石灰岩の柱>



<石灰岩の白と草の緑、空の青との対照が実に美しいですね♪>
秋吉台カルストロードは14年前にも近くの秋芳洞と共に訪れていますが、この時は写真を1枚も撮っていませんでした…。
そのまま県道28号を抜け、再び国道191号へ戻ったら、萩市内へと入ります。当初は予定の無かった、萩城跡へ立ち寄るためです。実は先日、伊賀上野城を訪れた際、公式スタンプ帳の付いた「日本100名城に行こう」なる本を購入してしまいました。そして今回、100名城の1つである萩城の直ぐ近くを通るので、序でに立ち寄ろうと考えた次第です。

<萩城天守台と指月山>

<本丸内から天守台への階段を望みます>
萩城跡からは一路、次の目的地である琴ヶ浜を目指します。日本海を左手に見ながら、国道191号を只管東進。日本海へと落ち込んだ山を荒々しく波が洗う、そんな豪快な景色が続く爽快な道です。益田市から先はナビの示した案内の通り、県道171号へと入ります。この県道171号、途中までは中央線のある片側1車線で、交通量も少なく快走できるのですが、後半は急に狭隘となる上、落ち葉等で滑り易くなっているので注意が必要です。続いて、国道9号を直走り、琴ヶ浜へと到着です。

<鳴き砂で有名な琴ヶ浜>
長靴を脱いで裸足になり、砂の上を擦り足で歩くと、砂がクックックッと音を立てます。粒子の細かい、さらさらとした砂が素足にとても気持ち良いですね♪
琴ヶ浜を後にして、次に向かうのは2007年に世界遺産に登録された石見銀山です。残念ながら、間歩(まぶ)等の遺構や遺跡へと立ち寄っている時間は無いので、石見銀山について総括されているであろう(笑)、石見銀山世界遺産センターへ。

<石見銀山世界遺産センター>

<銀貨「御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん)」の複製、実物の5倍の大きさだそうです>
石見銀山の概論(笑)を理解できたことで、今回は良しとしましょう。
本日の野営地へと向かう前に、1箇所だけ寄り道をします。石見銀山の町並地区にある、西性寺(さいしょうじ)です。

<山門の向こうに見えるのが目当ての経蔵です>


<壁の漆喰に施された、精緻な鳳凰の鏝絵(こてえ)>
管理人が鏝絵を撮影していると、寺の関係者でしょうか、中年女性からそろそろ山門を閉めても良いかと言われました。間一髪で間に合ったようです。
時間は16:30過ぎ、本日の野営地である松江市宍道ふるさと森林公園へこれから向かう旨一報を入れてから出発します。県道46号から国道9号を繋いで多岐町へ入った頃にはすっかり日も暮れてしまいました。暗いせいでしょうか、幾つかの国道と県道を繋いで走行している内、同じようなところをぐるぐると廻っているような錯覚に陥りました。また、野営地の近くでは本当に道に迷ってしまいました…。電話で公園の管理人に道を教わり、何とか到着です。
テントを設営したら、公園から程近いひかわ美人の湯で一っ風呂浴びます。

<ひかわ美人の湯>
身体が温まりました♪給油し、コンビニで食料を調達して野営地へと戻ったら、本日初めての真面な食事をします(笑)。本日は早朝から走り通しで、走行距離の割には疲れました…。明日に備え、早目に就寝します。
「療養休暇中リハビリツー(3日目)」へと続きます。
本日の走行距離:473km

<乗船してきたのは名門大洋フェリー「おおさか」>
九州上陸を果たしたのも束の間、関門海峡を通って再び本州へと上陸する訳ですが、その前に関門橋を見ることにします。14年前に訪れた時はそのまま関門トンネルへと入ってしまい、関門橋を見ることができなかったので、今回は是非訪れたいと思っていました。

<関門橋>

<昨日の明石海峡大橋や瀬戸大橋もそうですが、巨大な吊り橋を架橋するその技術力には感嘆させられてしまいます>
関門トンネルを通過して本州へと再上陸したら、国道191号を北上。途中で県道245号へと外れ、本州の最西端である毘沙ノ鼻を目指します。…道を間違え、かなり無駄な距離を走ったりもしましたが、何とか到着できました。

<駐車場の入り口にて>
「千早」を駐車場へ停め、少し歩いたら、展望台へと到着です。

<毘沙ノ鼻>
実は、毘沙ノ鼻からの眺望には余り期待をしていませんでした。本土最西端である神崎鼻の心象が強かったからですが、実際は良い意味で裏切られましたね。

<展望台は高さがあり、ご覧のような素晴らしい眺望が展けていました♪正面に浮かぶ蓋井島がまた、最果て感を高めてくれています>
国道191号へと戻り、再び北上します。この国道191号はやがて海岸線をなぞるように走り、長門ブルーラインとも呼ばれるその辺りは正に爽快の一言!そして、その気分の高揚も冷め遣らぬまま、次の目的地へと到着して、気分は最高潮に達しました!

<憧れの角島大橋♪>

<夢にまで見た、角島大橋♪>

<予てより是非訪れてみたいと思っていました♪>
この後、実際に角島大橋を走行しますが、どうせなら前方に他車がいない状態で走行したいですね。角島大橋は想像以上に交通量が多いですが、10数分待ったところでその好機が訪れました。

<まるで海上を低空で飛んでいるかのよう!>
橋を渡り終えたら、そのまま角島灯台へと足を延ばします。

<角島灯台>

<結構新しく見えますが、明治9年に完成したとのこと>
折角なので、登ることにしましょう。

<灯台の上からの眺め>
再び角島大橋を渡り、国道191号を少し東進したら、国道316号で内陸へと入っていきます。とここで、早朝から何も口にせず、走り通しであることに気付きました。国道沿いにある道の駅おふくで小振りの大福(半額でした♪)を2つ購入し、頬張ります。少しお腹が満たされたところで、そのまま県道32号(秋吉台カルストロード)へと突入します!

<カルスト地形の特徴である、まるで羊の群れのような石灰岩の柱>



<石灰岩の白と草の緑、空の青との対照が実に美しいですね♪>
秋吉台カルストロードは14年前にも近くの秋芳洞と共に訪れていますが、この時は写真を1枚も撮っていませんでした…。
そのまま県道28号を抜け、再び国道191号へ戻ったら、萩市内へと入ります。当初は予定の無かった、萩城跡へ立ち寄るためです。実は先日、伊賀上野城を訪れた際、公式スタンプ帳の付いた「日本100名城に行こう」なる本を購入してしまいました。そして今回、100名城の1つである萩城の直ぐ近くを通るので、序でに立ち寄ろうと考えた次第です。

<萩城天守台と指月山>

<本丸内から天守台への階段を望みます>
萩城跡からは一路、次の目的地である琴ヶ浜を目指します。日本海を左手に見ながら、国道191号を只管東進。日本海へと落ち込んだ山を荒々しく波が洗う、そんな豪快な景色が続く爽快な道です。益田市から先はナビの示した案内の通り、県道171号へと入ります。この県道171号、途中までは中央線のある片側1車線で、交通量も少なく快走できるのですが、後半は急に狭隘となる上、落ち葉等で滑り易くなっているので注意が必要です。続いて、国道9号を直走り、琴ヶ浜へと到着です。

<鳴き砂で有名な琴ヶ浜>
長靴を脱いで裸足になり、砂の上を擦り足で歩くと、砂がクックックッと音を立てます。粒子の細かい、さらさらとした砂が素足にとても気持ち良いですね♪
琴ヶ浜を後にして、次に向かうのは2007年に世界遺産に登録された石見銀山です。残念ながら、間歩(まぶ)等の遺構や遺跡へと立ち寄っている時間は無いので、石見銀山について総括されているであろう(笑)、石見銀山世界遺産センターへ。

<石見銀山世界遺産センター>

<銀貨「御取納丁銀(おとりおさめちょうぎん)」の複製、実物の5倍の大きさだそうです>
石見銀山の概論(笑)を理解できたことで、今回は良しとしましょう。
本日の野営地へと向かう前に、1箇所だけ寄り道をします。石見銀山の町並地区にある、西性寺(さいしょうじ)です。

<山門の向こうに見えるのが目当ての経蔵です>


<壁の漆喰に施された、精緻な鳳凰の鏝絵(こてえ)>
管理人が鏝絵を撮影していると、寺の関係者でしょうか、中年女性からそろそろ山門を閉めても良いかと言われました。間一髪で間に合ったようです。
時間は16:30過ぎ、本日の野営地である松江市宍道ふるさと森林公園へこれから向かう旨一報を入れてから出発します。県道46号から国道9号を繋いで多岐町へ入った頃にはすっかり日も暮れてしまいました。暗いせいでしょうか、幾つかの国道と県道を繋いで走行している内、同じようなところをぐるぐると廻っているような錯覚に陥りました。また、野営地の近くでは本当に道に迷ってしまいました…。電話で公園の管理人に道を教わり、何とか到着です。
テントを設営したら、公園から程近いひかわ美人の湯で一っ風呂浴びます。

<ひかわ美人の湯>
身体が温まりました♪給油し、コンビニで食料を調達して野営地へと戻ったら、本日初めての真面な食事をします(笑)。本日は早朝から走り通しで、走行距離の割には疲れました…。明日に備え、早目に就寝します。
「療養休暇中リハビリツー(3日目)」へと続きます。
本日の走行距離:473km