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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

セカンドバイク考(その2)

2007-10-07 01:00:07 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
では、以下に具体的な機種名を挙げ、それぞれの気に入った点(○)、気に入らなかった点(●)について述べてみます。先ずは、デュアルパーパスモデルから。

<TDR125>



○一目見てそれと分かる、明らかにTDMと源流を同じくする外観。TDMにぞっこんな私としては、避けて通る訳には参りません(笑)。そして、外観以上に魅力的なのが、今や絶滅の危機に瀕している2ストエンジンを搭載していて、而も新車で購入できるということ。以前も取り上げましたが、国産の逆輸入車なので部品供給を含めたその信頼性の高さは言うまでもありません。また、TDMの購入動機の1つとして車体の大きさがありましたが、このTDRも125ccとは思えない程の車格です。
●排ガス規制の影響か、先代のTDR125R(ベルガルダ・ヤマハ製)の29psに対して15psと馬力が約半分になっているのが残念ですね。また、純正オプションが皆無に等しい(確認できたのは、トップケースを装着する為のキャリア2種とハイスクリーンのみ)ことと、タイヤの選択肢も限定されてしまうこと。タイヤに関しては、BRIDGESTONEのTWシリーズやPIRELLIのSCORPION(何れもオン/オフ用)が選択できるのが救いです(他には、METZELERのNEW LASERTECやMICHELINのPILOT ACTIV等があります)。

<XL125V(VARADERO125)>



○恐らく、TDR125の直接のライバルでしょう。125ccなのにV型2気筒!全体の質感も高いです。タンク容量の大きさ(17.7L)や、純正オプションの充実も嬉しい限りです。
●60万円前後もするその価格!最早125ccの価格ではありませんね。また、馬力はTDRと大差ありませんが乾燥重量が152kgと重いので、多少鈍重な感じでしょうか。

<TRAIL TERRA125>


○見た目はミニGSといった趣ですね。座り心地の良さそうなシートと使い勝手の良さそうなリアキャリア(何れも想像です)が嬉しい装備です。日本での輸入発売元である成川商会のHPを見ると、アルミフレーム・セル/キック併用らしいですね。
●とにかく情報が少ないこと。価格の方は、上記XL125V並の61万8千円!また、PIAGGIO製エンジンの信頼性も未知数ですね。

(その3)へ続きます。

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セカンドバイク考

2007-10-04 00:15:44 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
専ら通勤で使用しているオフ車(嫁名義)が購入より9年目を数え、走行距離も3万km近くになり、あちこちにガタが出始めてきました。消耗品の交換点数も多そうなので、これを機に乗り換えも視野に入れて検討することにします。

さて、「セカンドバイク」と言うからには当然「ファーストバイク」、つまり中心となる二輪が存在する訳で、私の場合はTDM900Aがこれに当たります。セカンドバイクを考える上で私が重要だと考えているのは、その用途がファーストバイクと極力重複しないようにすること。通勤や街乗りが中心か、それとも遠乗りが中心なのか。その他、二輪の性格としての排気量・エンジン形式・気筒数・4ストか2ストか・MTかAT(主にスクーター)か・オンかオフか・カウル付きか無しか等が要点となってくるでしょう。また、新車と中古車のどちらを選択するかというのもありますね。

ここでファーストバイクであるTDMを考えてみると、大排気量の4スト並列2気筒、MTのカウル付きオン車であることは既にご存じの通りです。用途に関しては、私の場合はもう完全に遠乗り限定。すると、自ずとセカンドバイクの性格は絞り込まれてきますね。先ず、排気量。車検のある小型二輪を複数所有、維持することは経済的に不可能なので(笑)、必然的に軽二輪か原付2種になります(原付1種は税金や保険料の差が原付2種と比較しても殆ど無いことと、それ以上に制限速度や2段階右折等の理不尽な制約が多い為、除外)。気筒数は、軽二輪と原付2種では単気筒か2気筒が多いですね。残る4ストと2スト・MTとAT・オンとオフ・カウル付きと無しの部分で判断が分かれて悩み所となることは、容易に想像ができます(笑)。

今迄の私の二輪車歴(また記事を改めて詳述します)を振り返ってみると、4ストと2ストの比率は3:5。意外なことに、2ストが多いですね。最早2ストは風前の灯ですが、あの胸の空くような加速感と官能的な音を再び味わいたいし・・・。MTとATでは断然MT派なのですが、ATの(狭義での)楽さや快適さ、積載能力の高さも捨て難いし・・・。オンとオフでは使い分けという観点ではオフ車になるのでしょうが、如何せん千葉は林道が極端に少ないのです。今までオフ車を所有したこともありますが、県境を越えて林道走行する機会が皆無だったことを考えれば、オフ車の醍醐味を満喫できそうにありません(現在、通勤用オフ車に履かせているのがオンロード専用タイヤであることからも、そのことを容易に窺い知ることができます)。しかし、オフの世界にドップリ浸かりたいという気持ちもあるし・・・。ここまで、案の定どつぼに嵌っていますね(笑)。カウルの有無に関しては、たとえ軽二輪であっても高速道路を走行する機会は少なそうですが、断然カウル派です。整備性との兼合いから、ハーフカウルを装備していれば尚良いですね。

(その2)以降で具体的な車種を挙げ、その可否について明確にしたいと思います。
コメント (2)
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気になる存在

2006-07-04 02:27:41 | 二輪購入顛末記(「千波」編)
 最近、気になる車種があります。と言っても、TDMの乗り換えという話ではありませんよ、ご安心を。と或るHPでその姿を見て以来気になっているその車種とは、TDR125です(下の画像は、拾ってきたものです)。


<TDR125(EU)>

 TDR125は随分前から存在していますが、現行モデルは初代TDM850にそっくり。その外観に惹かれたのが切っ掛けです。そして、前モデルとの決定的な違いは国産であるということ。以前はベルガルダヤマハ(イタリア)製で、同社はTDR125の他にもTZR125R系やSZR660、最近ではBT1100なんていうのも作っていたと記憶しています。このベルガルダヤマハに関して、管理人は余り良い噂を聞きませんでした。しかし、現行のTDR125は国産逆輸入という位置付けで、但し、プレスト取り扱いではなくRBが独自に輸入しているようです。

 現在、通勤にオフ車(軽二輪)を使用しているのですが、原付2種の維持費の安さは魅力ですね。そして、このTDRはTDMライクな外観に加えて、今や希少な2スト!以前、DT125Rを所有していたこともあって、TDRに対する片思いは募るばかり…。

 そんな或る日、TDMに装着したハンドガードのオプションであるエクステンションを注文しにRB某店へ行ってみると…。タイムリーなことに、気になっていたあのTDR125がいるではありませんか!実車を暫し眺め、営業S氏に声を掛けます。氏が出してくれたRBの極秘(?)資料によると、最高出力:15ps、乾燥重量:129kg、タンク容量:11Lとのこと。DT125Rの22psに比べて大分落ちますが、現行DT125RE/Xも同じ15psですね。XTZ125(ブラジル製)は12.5ps、XT125R/Xに至っては僅か10psで、しかも4ストですから、その加速の鈍さを考えたらマシといったところでしょうか。スチール(?)製デルタボックスフレーム、キャストホイール(3本スポーク)、JAPANの刻印が眩しいミクニキャブレター、長いリアフェンダー等々、イイなあ、これ(垂涎)。

 しかし、車両価格36万5千円。先立つモノも当然無いので、少し頭を冷やすことにします(笑)。
コメント (4)
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