愛車を保管する場合、風雨から車体を保護するだけでなく、盗難防止の観点からもバイクカバーを掛けておくことは最早常識と言えます。尤も、ガレージをお持ちの方には必要が無いかも知れませんが…。
さて、TDM900並びにTDR125にお乗りの皆さんは、バイクカバーの大きさをどのように選んでいますか?バイクカバーの大きさは、大抵はその寸法で大まかに区分されており、愛車が人気のある車種或いは一般的な車種であれば、余り問題はありません。しかし、TDM900やTDR125のような不人気車種(笑)或いは車体寸法が変則的な車種では、少し事情が異なってきます。また、TDM900やTDR125は用途上の分類が中途半端な点もバイクカバー選びを難しくしている要因の1つです。バイクカバーの試着ができれば問題は無いのですが、管理人の知る限りでは二輪用品店で試着させてくれる所はありませんし、バイクカバーの製造元でもそのようなサービスを行っている所は無いようです。
現在「千早」と「千波」に使用しているバイクカバーはそれぞれ異なる製造元の商品で、車体各部の寸法の実測値と製造元に問い合わせた商品寸法とを照らし合わせ、なるべく近い数値の物を選択した訳ですが、現状で考えられる最良とは言え、残念ながら決して満足の行く結果は得られていません。また、車体への傷付防止と熱対策も併せて考えた場合、それら全てを単体で解決してくれそうなバイクカバーもあるにはあるのですが、既述したような寸法の選択への不安やその高額さ故、購入までは踏み切れずにいました。傷付防止対策はインナーカバーの併用で、熱対策はエンジン等が冷えるのを待ってからバイクカバーを掛けるようにしていますが、煩わしさは否めません。
そんな或る日、1枚の新聞折込広告が目に留まりました。或るホンダドリーム店々頭にて、管理人が購入を躊躇っていたバイクカバー「匠」の卸元であるレイト商会が寸法合わせをしてくれるというのです!夜勤明けの昨日、早速「千早」にハードケースを3つ装着して(笑)行ってきました。

<ホンダドリーム某店駐車場、左奥に停まっているのが「千早」>
レイト商会の担当C氏に諸事情(愛車の保管環境、バイクカバーに求める使用目的や現状での不満点、バイクカバー選びの不安等)を説明した上で、こういった試着ができることはとても助かる旨を率直に伝えます。実は数年前、管理人はバイクカバーの試着依頼のメールをレイト商会宛てに2回程送信したことがあったのですが、この時はメールフォームの不具合があったのか返信はありませんでした。そのことも伝えたところ、C氏に大変恐縮されてしまいました…。
尚、試着用の見本品が一部揃っておらず、(今回の企画の期限である)翌日までに用意できるかが微妙だったことと、当方の勤務上の都合もあり、考えられる見本品数種を管理人の自宅へ発送するとのC氏からの有難い申し出があったのでお願いすることにしました。
ここで一旦帰宅しましたが、C氏との雑談の中で「千波」の話になったことと、このような試着の機会もそうは無いですし、折角なので「千波」に乗り替えてもう一度ホンダドリーム某店へ(笑)。
帰宅する途中で、「千早」へサイドケースを装着すると二輪置場の区画から食み出してしまうことを思い出したので(汗)、これをC氏に伝えた後、試着開始。「千波」にはCB1300に掛けてあった2Lでほぼぴったり、但し高さでは前後共5~10cm程寸足らずでした。TDR125の車格、恐るべし(笑)。ここでも試着できなかった大きさの見本品があったので、先の「千早」用のと併せて、「千波」用の見本品も送付してもらえることになりました♪
それでは、見本品試着の顛末については後日お伝えすることにします。

ヤマハ:YAMAHA/バイクカバー NEW Fタイプ 2L XJR400

ヤマハ:YAMAHA/インナーカバー 小型/中型ネイキッド/小型オフロードSR400/500