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ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「XSR125:千景」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

北の大地ドライブ’09(7日目)

2009-09-11 01:42:24 | 遠乗り道中記(番外編)
本日はテントを撤収しての移動日です。予想通り、設営と同様で撤収に手間取りましたが(汗)、どうにか荷物の積み込みを終え、4泊の長きに亘って過ごした屈斜路湖畔キャンプ場に別れを告げます。向かうのは帯広方面。実は昨日、キャンプ場への連泊を決めた段階で帯広のホテルの予約を済ませてあります。それでは、帯広へ向けて出発です。

国道243号を走って行くとやがて見えて来る、弟子屈のセイコーマート。屈斜路湖畔キャンプ場の行きに帰りにと、何度お世話になったか分かりません(笑)。その直ぐ隣にある、「摩周湖のあいす」へ立ち寄ります。


<管理人は、玉蜀黍とクリームチーズを選びました♪>

美味しいジェラートに満足したら、国道241号(阿寒横断道路)を西進します。


<途中、その名の通り雄々しい雄阿寒岳と出会いました>

程無く、双湖台に到着です。


<双湖台、2つの湖が見えます>

<その内の1つ、パンケトー。頭を傾けて見ると…、北海道の形に見えますか?>

続いて立ち寄ったのは、阿寒湖畔にあるアイヌコタンです。



<入口と高台では、アイヌの守り神である縞梟が集落を見守っています>

実は、ここへ来る度に購入している物があります。今回は家族全員の分を購入して、名前も彫って貰いました。更に、娘2人は阿寒湖土産のお約束、生きた毬藻をおねだり。店員さんの攻勢もあり(笑)、買わせられました…。

そして、遊覧船乗り場では毬藻ソフトクリームを購入。或る仕掛けがされているのですが、管理人は既にそれを知っていて、娘2人に「凄いんだぞ!」と話を振ります。しかし、娘達は記念スタンプを押すのに夢中で無関心。1人寂しくソフトクリームとその仕掛けを楽しんだのでした…。


<その仕掛けとは…?ここでは伏せておきます>

阿寒湖を後にして、更に国道を西進します。途中でオンネトーにも寄る予定だったのですが、入口の案内標識を見落としたようで、今回は断念…。

気を取り直して向かったのは、上士幌航空公園です。隣接するキャンプ場に連泊する予定でしたが、既述の通り野営は無くなったので、丁度開催中のバルーンフェスティバルに参加するため立ち寄ります。しかし、会場に到着してみると肝心の気球が1機も上がっていません。どうやら、雷注意報が出て早くから片付けてしまったようです。幸い、今日の宿泊地である帯広からそう遠くないので、明日また出直すことにしましょう。


<暗雲が低く垂れ込めています>

帯広へ到着したら、本日の宿へ。


<ホテル「パコ帯広2」>

荷物を置いて、早速帯広市街を散策です。すると思い掛けず、あの「ぱんちょう」と遭遇してしまいました。夕食はホテルでお願いしてあったので一瞬迷いましたが、ここで出会ったのも何かの運命でしょう。豚丼を食べることにします(笑)。


<10年前にも来ましたが、こんな店構えだったか記憶にありません…>

<しかし、味は鮮烈に蘇って来ました!>

ここで六花亭本店へ行きたかったのですが、場所が良く分からなかったのと、時間も19:00過ぎと遅かったので半ば諦めていました。上の娘と歩きながら「六花亭って言うお菓子の美味しいお店に行きたいんだけど、場所が良く分からないんだよね」等と話していると、その話が聞こえたのか、同じ方向へ歩いていた女性の方が「この道をもう少し行った所ですよ」とご親切に教えて下さいました。六花亭本店も無事見付かりましたが、もう閉店時間だろうと勝手に思い込み、折角だから店舗の写真だけでもとカメラを構えていると、その横を客が入って行きます。駆け足で入店してショーケースを覗き込むと、何と「さくさくパイ」が1つだけ残っているではありませんか!何という幸運!美味しく食べられる時間が3時間と短い「さくさくパイ」の最後の1つと、これまた同じく2時間の「雪こんチーズダブル」を1つずつ購入。


<「さくさくパイ」と「雪こんチーズダブル」>

店舗の写真を撮りに行っただけの筈が一向に戻って来ない管理人に痺れを切らし、店内に入って来た他の3人にここで発見されて文句を言われましたが、余りの嬉しさで管理人の耳には入りません(笑)。それぞれを皆で分け合って食べた後、ケーキも食べましたが、どれも安くて美味しくて大満足!お土産も大量に購入しました♪

この日は折しも七夕祭りだったようで、沢山の露店が出ていました。心が惹かれたのですが、何しろホテルでは夕食が控えているので、後ろ髪を引かれる思いでホテルへと戻ります。

そして、やはり豚丼は響きましたね(苦笑)。超満腹になった後は、ここから歩いて数分の所にある「パコ帯広(本館)」の温泉に入り、就寝です。

本日の走行距離:206km
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北の大地ドライブ’09(6日目)

2009-09-04 23:26:14 | 遠乗り道中記(番外編)
当初の予定では、本日テントを撤収して上士幌航空公園キャンプ場へ拠点を移すつもりでしたが、テントの撤収と設営が何だか面倒臭くなり(笑)、屈斜路湖畔キャンプ場へもう1泊することにしました。そして、本日は朝から快晴♪以前から一度行ってみたかった津別峠、そして先日霧で視界を妨げられた美幌峠や摩周湖は仇討ちで、それぞれ訪問することにしましょう。

キャンプ場を出発したら、国道243号で美幌峠方面へと向かう途中で左折。道道588号で津別峠を目指します。この道道588号は狭隘できついカーブの続く、二輪乗り好みの道ですね。標高を稼いで行き、やがて西洋の城を模した展望台が建つ高台へと到着です。津別峠は美幌峠よりも標高が高く、美幌峠からのそれに勝るとも劣らない眺望を望むことができます。


<展望台の屋上からの絶景>

展望台の前で槐を使った木工品を販売していた1人のご老体が、筆立と鍋敷を購入した礼にと皆の手相を観てくれました。何でも上の娘には仏心紋と呼ばれる幸運な相があるそうで、直感力で生き(笑)、先祖に加護されているとか。管理人も観て貰いましたが、夫としての点数は85点とのこと。これは素直に喜んで良いのでしょうか?(笑)

来た道を戻り、美幌峠へ。こちらもすっかり晴れ渡り、眼前には屈斜路湖の優美な姿が開けていました。



<屈斜路湖の全景>

<今走ってきた道を振り返ります>

<美幌峠の最高所からの絶景>

仇討ち成功!次の摩周湖へと向かう途中で一寸寄り道です。


<手作りジェラートの「くりーむ童話」>

<管理人が食べたのはピスタチオと薩摩芋、美味でした♪>

では、愈々摩周湖へ。先ずは、第3展望台からです。




<摩周湖の全景、湖水の色は深い摩周ブルー!>

<駐車場からは、硫黄山と屈斜路湖も見えました>

続いて向かったのは、第1展望台。駐車場が有料であることは知っていましたが、既に13:00を回っており、軽く食事を取るためにも立ち寄ることにしました。


<うーん、確かに絶景なのですが、第3展望台の後だと一寸見劣りしてしまうかも知れません…>

<駐車場の近くで、縞栗鼠(?)を発見!…餌付けされていましたが(笑)>

<摩周ブルーソフト、結構美味しかったです♪>

第3、第1と来たら(ふと思いましたが、第2は無いのでしょうか?)、勢いで(笑)裏摩周展望台も行っておくことにしましょう。道の途中で、再びあの文字と遭遇。


<今回は正面から>

前回は人っ子1人いなかった裏摩周展望台ですが、本日はそこそこ人出がありました。


<美幌峠に続いて、こちらも仇討ち成功!(逆光ですが…)>

ここまで来たら、序でに神の子池も行ってしまいましょう(笑)。そうそう、第1展望台と裏摩周展望台、そしてここ神の子池では尋常じゃない数の虻が大量発生していました…(大汗)。


<何度訪れても神秘的な雰囲気が漂っています>

帰路の途次、温泉へ行こうということになり、立ち寄ったのは弟子屈町営の温泉です。


<町営温泉「泉の湯」、古い公衆浴場といった趣で風情があります>

キャンプ場に到着した頃、綺麗な夕焼けが広がっていました。


<明日も晴れそうです>

明日はテントの撤収と移動があるので、早々と夕食を済ませて就寝です。

本日の走行距離:225km
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北の大地ドライブ’09(5日目)

2009-08-29 23:52:25 | 遠乗り道中記(番外編)
本日は早起きをして、今回の北海道旅行の目玉とも言える知床観光へと向かいます。一口に知床観光と言っても色々ありますが、今回は知床観光船に乗り、どうせ乗るなら半島先端の知床岬を拝むことにしました。

キャンプ場を出発し、国道391号から国道334号と繋いで斜里の町へ。オホーツク海に沿って宇登呂を目指しますが、ここがとにかく遠く感じましたね。途中にある、オシンコシンの滝へ立ち寄ります。


<オシンコシンの滝>

<正面、しかも間近に見ると迫力満点です>

宇登呂へ到着する直前、こんな物が見えて来ました。


<チャシコツ崎(通称:亀岩)、本当に亀のよう>

程無く宇登呂へと到着。観光船の乗り場を間違える失敗はありましたが、何とか町営駐車場へ愛車を停め、出航時刻に間に合いました…(汗)。


<今回乗ったのは「おーろら2」号、これで知床岬までを往復します>

船内で何とか座席を確保したら、早速展望デッキへと移動。知床半島側の右舷に陣取り、写真撮影に勤しみます(笑)。


<フレペの滝(通称:乙女の涙)>

<湯の華の滝(通称:男の涙)、上の乙女の涙と対になっています>

<磨崖仏が鎮座していそうな大きな石窟>

<頭だけ覗かせた羅臼岳、復路はその雄姿を見せてくれるでしょうか?>

<観光船と並んで、海鳥が気持ち良さそうに飛んでいます>

<カムイワッカの滝が見えて来ました>

<カムイワッカの滝を正面から、素晴らしい景観です>

<硫黄山と知床岳も辛うじて頭だけ覗かせてくれました>

<通称:蛸岩、蛸の姿に見えますか?>

<カシュニの滝、優美な姿ですね>

<観音岩、白亜の観音菩薩が鎮座しているように見えて、思わず合掌>

観光船に揺られること2時間弱、目的地の知床岬へ到着しました。


<感無量です…>

<国後島も見えました>

船はここで踵を返して、帰路に就きます。


<さようなら、知床岬>

<すっかり晴れて来ました♪>

<硫黄山と知床岳が漸くその姿を現してくれました>

<カムイワッカの滝、今度は硫黄山を背景に>

とここで、硫黄山航路の兄弟船「おーろら号」が見えました。


<近付いて…>

<擦れ違ったら…>

<硫黄山の方へ向かって行きました>

復路で硫黄山と知床岳が見えたので、羅臼岳もその姿が拝めると期待していたのですが…。


<雲が掛かってしまっていて残念です>

往復約4時間の長い船旅を終え、無事に宇登呂港へと戻って来ました。


<出航の時は慌ただしかったので、改めて「おーろら2号」を記念撮影>

<間も無く、「おーろら号」も帰港しました>

港に隣接した町営駐車場へと行き、待っていてくれた愛車と対面。しかし、愛車は変わり果てた姿になっていました。沢山の海鳥の糞で真っ白になっていたのです…(涙)。仕方がありません、後程ガソリンスタンドで洗車をすることにして、先ずは腹拵えをしましょう。時間はもう14:00を回っています。予め下調べをしておいた、近くの「ウトロ漁協婦人部食堂」へと入ります。


<食堂の店構え>

<嫁さんは雲丹いくら丼を注文>

<管理人は焼魚定食(ほっけ)、美味しく頂きました♪>

食堂の直ぐ近くで、宇登呂のもう1つの名所(?)であるゴジラ岩を発見。


<成る程、ゴジラそっくりです>

ガソリンスタンドで愛車を綺麗にしたら、この後どうするかの作戦会議。知床横断道路で知床峠へ行くか、或いは知床五湖を訪れるか。しかし、到着時間が連日遅くなっているので、このままキャンプ場へ戻ることになりました…(涙)。

国道334号で帰る途中、行きでは天候もあって気付かなかった、2つの山の雄姿と出会うことができました。


<海別岳>

<斜里岳>

小清水市街まで来た所で、行きと全く同じ道では詰まらないと藻琴山経由で帰ることにしました。途中立ち寄ったのは、芝桜で有名な東藻琴芝桜公園です。



<是非一度、一面が桜色に染まる季節に訪れたいものです>

藻琴山展望台では、ご覧のような絶景が…。


<夕暮れ時の屈斜路湖>

キャンプ場には、何とか日没の前に到着できました。


<屈斜路湖畔での幻想的な眺め>

明日の予定は、まだ決まっていません(笑)。さて、何処へ行くことにしましょうか?

本日の走行距離:253km
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北の大地ドライブ’09(4日目)

2009-08-22 08:38:33 | 遠乗り道中記(番外編)
北海道上陸を果たして3日、漸く晴れる気配がして来ました。予定では本日は移動距離が少し多めなので、早めにキャンプ場を出発します。

初めに目指すのは、予てよりその名前は聞いていたものの未だ訪れる機会の無かった、養老牛温泉「からまつの湯」。昨日見た巨大な牛文字からの帰り道を逆に辿ります。途中、未舗装路となってから少々道に迷い、狭小な深い砂利道へと入り込んで肝を冷やしたりもしましたが、何とか到着しました。



<養老牛温泉「からまつの湯」>

湯船の他は簡素な脱衣所があるだけの、すぐ近くを川が流れる野趣に富んだ温泉です。湯温は少々熱め(と言っても、子供も入れます)でしたが、それがまた気持ち良いのです♪唯一の誤算は、ここ数日で急に暑くなったせいなのか虻が沢山飛んでいて、しかも管理人が刺されたこと。娘2人も「虻温泉、もう嫌だ!」と叫んでいました…。

気を取り直して出発です。次の目的地は開陽台。入口の一方通行路を入ってからのあのジェットコースターのような上り下りを走行すると、開陽台へ来たんだなあと実感させてくれます。



<開陽台展望台>


<展望台屋上からの眺望>

ここは、夜の満天の星がそれはもう素晴らしく、天の川もはっきりと見えるのですが、それはまた次の機会に…。また、展望台の1階に以前「ハイジーの家」という店があったのですが、もう店を畳んでしまったようですね。代わりに入ったらしい喫茶店で、限定のソフトクリームを食べることにしましょう。


<幸せの蜂蜜ソフトクリーム、食べたら正に幸せ♪>

開陽台を出発したら、お約束の場所で写真撮影。


<有名な北19号。道は只管真っ直ぐ、地平線の彼方へ吸い込まれて行くようです>

道道975号、国道244号と繋いで海へと出たら、まるで海の中道のような道道950号で野付半島を目指します。先ずは、四輪で行ける所まで行ってみます。


<原生花園の中にぽつんと立っている竜神崎灯台>

少し引き返し、野付半島ネイチャーセンターへと車を停めたらトドワラを見に遊歩道を散策することにします。


<野付半島の石碑>

<トドワラが近付いて来ました>


<立ち枯れたトドマツ林>

前回訪れてから僅か10年で、こんなにも風化が進んでいるとは思いませんでした。そう遠くない将来には朽ち果てて湿原へと帰するのでしょう。その姿をしっかり目に焼き付けて置くことにします。

しかし、2時間弱の散策は予定外でした(汗)。ネイチャーセンターへと戻ったら、昼食にします。


<ジャンボホタテバーガー&ジャンボ牛乳>

<北海縞海老の踊り食い、我ながら残酷です…>

ネイチャーセンターを後にして、次はナラワラを見に移動します。



<こちらはトドワラ程風化が進んでおらず、林立していますね>

それにしても、ここ野付半島から見る国後島の姿の近くはっきりしていることと言ったら…。


<本当に直ぐそこにあります>

来た道を戻って国道244号へと復帰したら、次に目指すのは風蓮湖をオホーツク海と隔てる砂嘴の先端です。友人I氏に教えてもらってから是非一度行ってみたいと思っていましたが、漸く実現することができます。そして、実際は…。寂寥とした風景は良いのですが、途中波が道路を洗っていたり、砂が深く堆積したりしている箇所があり、かなりびびってしまいました(大汗)。I氏はよくこんな道をオンロードバイクで来たものです。


<最果て感はたっぷりありますが、消波ブロックが少々興醒めです…>

<証拠のナビ画面(笑)>

さて、本当はこの後、納沙布岬や霧多布岬、厚岸等に立ち寄る予定でしたが、大幅に時間が押しているため予定変更を余儀無くされます。このままキャンプ場へ直行したい嫁さんと少々険悪な雰囲気になりながらも(大汗)これだけは外せないと管理人が押し通したのは、霧多布は浜中湾沿いの砂浜を愛車で走行するという計画でした。二輪や四輪で走行できる海岸は能登にある千里浜なぎさドライブウェイが有名ですが、北海道にもあるとは知りませんでした。


<走行中の車内からの画像>

<車外へ出て、今走って来た方を振り返ります>

<愛車の向こうは霧多布岬>

大満足して(管理人1人だけ 笑)、キャンプ場へと転進です。道道123号で別海へ入ったら、牧歌的風景の中を快走。

明日は愈々今回の北海道旅行での中心行事が控えているので、晴れるように祈りながら早めに就寝します。

本日の走行距離:359km
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北の大地ドライブ’09(3日目)

2009-08-16 10:02:39 | 遠乗り道中記(番外編)
空模様は生憎の曇り空。本日の予定は、先ずは和商市場で舌鼓を打ち、次に釧路を出発したら旅の前半の拠点となる屈斜路湖は和琴湖畔キャンプ場へと移動してテントを設営する、それだけです。他は何にも決めていません(笑)。

では早速和商市場へ向かうとしましょう。ここの名物は勝手丼(管理人が11年前に訪れた時は、まだ勝手丼という名称は無かったような気がします)。家族銘々で市場内の惣菜屋にて丼ご飯を購入し、鮮魚店で好きな具を好きなだけ載せてもらうと…、それぞれの特製海鮮丼が出来上がり♪


<和商市場>

<とんぼ玉特製海鮮丼♪美味しく頂きました>

ホテルを出発して、道道53号で北上します。途中にある釧路市湿原展望台へ寄る予定は無かったのですが、通過した先で右側に見えた釧路湿原の眺望が思いの外素晴らしかったので引き返します(笑)。この建物の2階より上へ入場するのは有料なのですが、ここで上の娘に入場するか、入場はせず遊歩道を巡るかを選ばせた所、後者を選択。では、散策へと出発します!

暫くは平坦な木道が続くので、道端に生えている螺湾蕗や名も知らぬ小さな花々を観賞しながら歩く余裕があります(笑)。前回来た時は蝦夷栗鼠とも出会いましたが、今回は残念ながら見掛けませんでしたね。30分程歩いて、サテライト展望台へと到着です。



<余りに雄大過ぎて、収まり切りません>

サテライト展望台から先は一気に下った後上りへ転じるので、運動不足の身体には堪えます。先刻までの余裕は何処へやら、写真も少ししか撮っていません…(汗)。そんな親の姿を尻目に、上の娘は熊出没注意の看板にびびりながらも嬉々として走り回っていました(笑)。

釧路市湿原展望台を後にしてそのまま和琴湖畔キャンプ場を目指し、到着したら早速テントを設営。キャンプ場は結構賑わっていました。


<ほぼ1年振りのテント設営は、結構手間取ってしまいました…(汗)>

<設営場所は、湖まで数mの至近距離♪>

またしても適切な昼食時間を逃してしまったとんぼ玉家は、キャンプ場から程近い(と言っても、10数kmありますが)美幌峠にある道の駅で昼食を取ることにしました。美幌峠に向かって国道243号で標高を上げて行くと、それまで辺りを覆っていた霧がすっと晴れ、正面上方の峠の展望台と右手の屈斜路湖がはっきりと見えました。しかし、道の駅を目前に再び霧が湧いてきて、視界を閉ざしてしまいます。暫し待ってみましたが霧は晴れそうになく、残念ながら諦めることに…(涙)。


<屈斜路湖は再び霧の中へ>

道の駅で昼食を済ませたら、まだ少し時間が早いのでツーリングマップルを開いて次の目的地を決めることにします。討議の結果、目指すのは神の子池と裏摩周展望台に決定!

来た道を戻り、道道52号を左折。国道391号と道道1115号を繋いで北側から神の子池へ向かう作戦ですが、国道へ合流する直前に見えた噴煙と鼻を擽る刺激臭とに惹かれて、硫黄山へと立ち寄ります。




<活発に火山ガスを噴出していました>

では、神の子池へと向かいます。道道から分岐して約2km、10年前に嫁さんとタンデム走行したあの未舗装林道を進んで行くと到着です。



<何度見ても神秘的な青色です>

続いて目指すのは裏摩周展望台。この日の天候からすると霧に閉ざされて眺望等望めないのは分かっていましたが、実は管理人は「霧の摩周湖」を一度も見たことがありません。折角なので、「霧の摩周湖」を見ておくことも一興かと(笑)。


<予想通り、真っ白(笑)>

さあ、後はキャンプ場へ戻るだけですが、その途中で思い掛けず遭遇した物があります。明日寄ろうと考えていましたが、よもやこんな場所にあろうとは…。


<牛と大きな牛の文字(笑)>

明日は晴れることを期待して、床に就きます。

本日の走行距離:254km
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北の大地ドライブ’09(1・2日目)

2009-08-11 00:07:21 | 遠乗り道中記(番外編)
一昨日、無事に北海道から帰宅しました。道内では概ね天候に恵まれ、寒さや霧には遭遇したものの本格的な降雨が無かったことは幸いでした。では、早速道中の報告をして行きましょう。

前回同様、北海道上陸の手段はフェリーです。しかし、折しも高速道路は休日特別割引の実施期間中であり、これを利用しない手はありません。我ながらさもしい了見ですが、高速料金のお得感を味わうためにできるだけ自走で距離を稼ぐことにして、フェリーは仙台⇔苫小牧航路を利用します。これで本来は高速料金が7250円も掛かる所を1400円で行ける訳です。

当日、慌しく旅行の準備を済ませながらも自宅を出発して、柏ICから常磐道へと乗ります。途中事故渋滞に遭遇しましたが、これも想定の範囲内。磐越道から東北道を経由して仙台宮城ICで降り、出航時間まで充分な余裕を持って到着することができました。折角なので、仙台市内で仙台名物でも味わうことにしましょう。


<言わずと知れた仙台名物、牛タンです♪>

腹拵えが済んだら、フェリーターミナルへ。乗船手続きを済ませます。


<今回乗船するのは「いしかり」>

出航は定刻通り。すっかり夜の帳も下りています。


<タグボートに曳航されて離岸します>

<まるで見送りをするかのように、暫く並走するタグボート>

本日の走行距離:402km

明けて翌日、天候は曇り。苫小牧港へと着岸したら、本日の宿泊地である釧路へ向けて出発です。沼ノ端東ICから日高自動車道の暫定無料区間を利用して、一気に日高富川ICへ。その後は国道237号、274号と繋いで日勝峠へ。しかし、峠付近は生憎の濃霧で視界が利かず、残念でした。

気が付けば時間も2:30を回り、遅い昼食を取ることにします。この辺りは蕎麦で有名なようで、今回は鹿追町の「しかめん」へ。


<「しかめん」>

<人気の牛蒡天蕎麦(冷)、揚げたての天麩羅と冷たい蕎麦の組み合わせが絶妙♪>

腹が満たされた所で、途次ツーリングマップルにも載っている十勝牧場の白樺並木へと立ち寄ります。


<画になる風景の中、思わず愛車で往復してしまいました(笑)>

幾つかの道道と国道を繋いだ後は国道38号で只管釧路を目指しますが、釧路へ近付くに連れて天候が悪化。濃霧低温注意報が出ていたようです。霧の中を走行して、18:30過ぎに無事釧路へと到着です。


<本日の宿泊先、「釧路東急イン」>

チェックインを済ませたら、早速釧路駅方面へと繰り出します。しかし、それにしても寒いです。


<この時の気温は何と14.5℃!>

…が、飲食店が殆ど見当たりません。仕方が無いのでコンビニで弁当を購入し、ホテルの部屋で侘しい夕食となりました(ホテルへと戻った後で知ったのですが、釧路フィッシャーマンズワーフの飲食店街は22:00迄営業していたようです… 涙)。気温も心も寒いまま、北海道1日目の夜は更けて行きます…。

本日の走行距離:346km
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北の大地ドライブ’09(0日目)

2009-07-31 23:32:23 | 遠乗り道中記(番外編)
愈々明日から、とんぼ玉家は北海道を目指して出発します♪しかし、準備万端と行かない所は相変わらずで、未だ荷造りが完了していませんが…(汗)。

高速1000円祭りの恩恵を少しでも味わうために(笑)仙台まで自走することと、道内では初日を除いた全てがキャンプ泊であることが前回の渡道との大きな差異ですね。

それでは、2年振りの北の大地を満喫して来たいと思います!
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大分出張ツー(後編)

2009-05-31 16:12:46 | 遠乗り道中記(番外編)
<出張3日目>

本日は、終日業務に勤しみ缶詰状態…。夕食は、大分の郷土料理である「だんご汁」を食しました。


<これで、大分の郷土料理は大方制覇しました♪>

食後は、駅前高等温泉で一っ風呂浴びます。ここは、湯温の異なる2つの湯船がありますが、高い方は昨日の竹瓦温泉同様かなり熱かったです。


<24時間営業で、その名の通り別府駅前にあります>

さあ、いよいよ明日は帰葉です。

本日の走行距離:0km

<出張最終日>

本日で大分ともお別れです。レンタルバイクを返却する都合上、管理人だけが再び別行動を取ります。国道を繋ぐだけでは芸が無いので、県道51号及び207号を繋いでYSP大分を目指すことにしましょう。

しかし、ここでも道路案内の不備が露呈しました。国道10号を走行し、県道51号への案内標識に従って右折しましたが、右折してすぐに狭く入り組んだ住宅街となった上、いきなり道が3方向に分岐するのです。案内標識はありません。暫く徘徊してみましたが、袋小路に入り込むこと3回。結局、二進も三進も行かず、東別府駅にて駅長に道を尋ねました(実は、管理人は駅へも辿り着くことができず、通行人に道を尋ねる羽目に… 汗)。丁寧に道を教えてもらったのですが、最後に「バイクなら行ける」と言っていたのがどうも引っ掛かります。丁重に礼を述べて、再出発。

教えてもらった通り、高台にある学校を目指して結構急な坂道を上って行きます。案の定、四輪と辛うじて擦れ違えるくらいの狭さです。そして、道を尋ねなければ絶対分かりません、こんな道!やがて、こんな山中には似付かわしくない片側1車線の快走路へと変わり、これまた予想外のループ橋と遭遇します。


<何だか嬉しくなってしまいました♪>

その後も何度か迷いましたが、どうにかこうにかYSP大分へと到着。ガソリン満タンでの返却なので直前に給油をしましたが、ここで驚きの燃費、42.8km/lを記録!もの凄い低燃費です。最後に、車体に異常が無いのを確認し、引き渡して完了です。レンタルバイク、中々良いですね。料金がもう少し安ければ、利用価値は高いのですが…。

次の電車の時間まで少し余裕があったので、店内を散策していたら、こんな物を見付けました。


<ヨーロッパヤマハ純正のFZ1 FAZER用サイドケースマウントキット>

実物を初めて見たのですが、ブレーキ/テールライトが別付けになっていますね。パニアケースを装着すると、本来のブレーキ/テールライトの視認性が悪くなることへの対策と思われます。そして、最も管理人の興味を引いたのが、マウントキットの仕上げについて。以前、TDM用のそれの仕上げについて、不満点を述べましたが、このFZ1 FAZER用では改善されていました。この改善された部品のみを入手できるかどうか、モトコに尋ねてみるとしましょう(まあ、十中八九無理でしょうが…)。

この後、電車とバスを乗り継いで大分空港へ。帰りの飛行機はかなり揺れたのですが、無事に羽田空港へと着陸(笑)。再びバスへと乗り換え、帰宅しました。

本日の走行距離:31km(4日間の合計:285km)
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大分出張ツー(中編)

2009-05-30 15:25:55 | 遠乗り道中記(番外編)
<出張2日目>

本日は朝から好天。何処かへ走り出したい衝動に駆られますが、仕事が優先なのは言うまでもありませんね(笑)。朝一番で別府市内の或る施設へと移動し、明日の準備を終わらせてしまいましょう。

準備の方は恙無く終了。この後は、同行者と3人で由布院へと移動し、有名なロールケーキを堪能したり、由布院観光をする予定です。管理人はレンタルバイクのBW’S Fiで、他の2名は路線バスでそれぞれ移動し、現地で落ち合うことに。

別府市街から県道11号を只管上って行くと、正面に鶴見岳が見えて来ました。


<山頂近くまでロープウェーで登れるようです。さぞ眺めが良いことでしょう>

更に標高を上げて行きます。右手は常にアクセル全開(笑)、速度では70~80km/h。同じ125ccである「千波」と比較すると多少非力ですが、前後タイヤは12インチと小径ながらそのブロックパターンのせいでしょうか、意外と路面に食い付いてくれます。

やがて、右手に由布岳が見えて来ました。実は、丁度10年前にも九州を訪れているのですが、その当時の情景が蘇って来ます。


<別名「豊後富士」、優美な姿です>

ここからは視界が開け、素晴らしい風光と峠道とで二輪乗りにとっては最高の状況!



<少し道を外れると、ご覧のような壮大な景観が!>

途中、狭霧台で小休止します。


<由布院の街を眼下に一望できます>

<大分のかぼすを使った「かぼすドリンク」、かなりイケます♪>

ここでUターンして、今来た道をもう1往復したのは内緒です(笑)。

由布院の町へと下りて来たら、念のため給油をしておきます。気になるBW’S Fiの燃費を計算してみると…、35.5km/lでした!あれだけ上り坂でアクセルを開け続けたのに、驚異の数字です。しかし、如何せん燃料タンク容量が6lと少ないので、航続距離は200km強しかないのですが…。

由布院の駅前で同行者と無事落ち合ったら、BW’S Fiは駅前の土産物屋の前へと置かせてもらい、早速目的のロールケーキ屋「B‐speak」へ。


<中々に瀟洒な店構えです>

しかし、ここは持ち帰り専用のロールケーキしか販売していないとのこと。仕方がありません。持ち帰り用を購入し、店先の椅子に座って齧り付くとしましょう♪



<スポンジケーキがふわふわで、クリームも上品な甘さ。評判に違わない美味しさでした♪>

続いては、上司の意見で辻馬車に乗ることに。前日に1人で勝手な行動を取った上、待たせて余計な心配まで掛けている管理人は、勿論逆らうことなんてできません(苦笑)。


<お世話になった「ともだち号」>

<馬車上からの眺めはこんな感じ>

宇奈岐日女(うなきひめ)神社で停車して、馬も休憩です。


<神社の境内にあった御神木(の切り株)>

<神社の前からは、これまた立派な由布岳の姿が>

由布院駅前まで戻ったら、馬車の旅も終了です。こういうのんびりしたのも悪くないですね。

さて、次はどうしましょうか?…とここで、上司から思い掛けない一言が。「天気も良いし、折角バイクを借りているんだから、何処か行って来たら?」それでは、遠慮無く行かせて頂くとしましょう(笑)。

実は、自由になる時間は精々2~3時間しか無いとの心算だったので、当初の予定では由布院周辺の名勝地を廻る予定でした。すぐ近くにある金鱗湖は訪れるとして、その他も予定通り廻るとすると範囲が少々狭く、時間を持て余し気味になりそうです。折角だからと索敵範囲を東西南北へ広げ、地図と暫し睨めっこ…。昨日果たせなかった関鯵・関鯖のリベンジも考えましたが、10年前にも走ったやまなみハイウェイの素晴らしさが忘れられませんでした。流石に阿蘇まで往復するのは無理ですが、やまなみハイウェイ最大の見せ場とも言える長者原(ちょうじゃばる)までは行けそうなので、予定変更!

先ずは、金鱗湖へ。しかし、周辺の道路が狭く入り組んでいる上に人も溢れていて、紛うこと無い観光地ですね。BW’S Fiを停める場所を探すのも一苦労。


<金鱗湖。眺めは悪くないのですが…>

湖畔を散策していると、予め下調べしてあった「下ん湯」を発見。



<屋根は葺き替えられたばかりのようで、新しいですね>

入口前に立っている小さな料金箱に200円を入れて、入湯です。


<ご覧の露天風呂の他に、内湯がもう1つ>

<露天風呂(の横)からの金鱗湖の眺め>

良い湯でしたが、湖畔には人が沢山いる上、中にはどんな物かと風呂を覗きに来る観光客もいたりして、落ち着いては入れませんでした…(苦笑)。

停めてあるBW’S Fiの元へと戻る途中、偶然ながら「とんぼ玉」の店を発見。1つ購入しました♪


<とんぼ玉館「由布院の浪漫」>

<今回の収穫>

さあ、ここから再び県道11号へと復帰して、いよいよ長者原を目指します。10年前の前回は、途中で国道210号を経由して水分峠からやまなみハイウェイへと入ったのですが、今回はこの途中経路も県道11号で繋ぐことにしました。


<その実態は、道の真ん中が苔生した「険」道でした…>

「険」道を走り抜け、水分峠を越えてからは正に快走路!天気も快晴で言うことありません!しかも途中には、以下に紹介するような絶景が点在しているのです!ヘルメットの中で何度「最高!」と叫んだことか(笑)。



<蛇越峠からの由布岳と由布院の展望>

<こちらは山下湖(一寸遠景ですが…)>

<朝日台にて>

<久住の山々がどんどん迫って来ます!>

そして、いよいよ本日最大の目的地である長者原へと到着です!


<ああ、感無量です>

雄大な景色を前にし、暫し我を忘れて恍惚の境地…。しかし、ふと我に返ると、ここで引き返さなければならない現実を突き付けられます。もう少しだけ阿蘇に近付き、道が上り始めた所で後ろ髪を引かれる思いで、泣く泣くUターンです(涙)。


<帰り道で見付けた、名も知らぬ可憐な藤色の花>

まあ、復路も快走できたので、それで良しとしましょう。

由布岳を掠めたら、ここで一寸寄り道をすることに。以前に幻想的な写真を見てから、是非とも訪れたいと望んでいた由布川峡谷です。




<木漏れ日の射し込む岩肌の曲線美、幾筋も流れ落ちる絹糸のような滝、苔生した岩…。思わず息を呑む、幻想的な景観です>

別府に戻って再び同行者と落ち合ったら、近所の食堂で夕食にします。その後は、各自自由行動。

先ずは、腹熟しに温泉へ入ることにしましょう。10年前にも訪れた、竹瓦温泉です。


<看板と暖簾が綺麗になっていますね>

管理人が入るのと同時に1人の外人が上がり、貸し切り状態に♪


<この鄙びた雰囲気が何とも言えず良いですね>

湯温はかなり高めで、気分もしゃきっとしました。

次は、大分名物「とり天」を食べに、ツーリングガイドで紹介されていた店へ。しかし、定休日でした…(涙)。


<残念…>

仕方がありませんね。関鯵・関鯖の貼り紙がしてある1件の居酒屋へと入ります。


<関鯵(この日は関鯖の入荷が無かったそうです)ととり天を肴に、かぼすサワーで1杯♪>

それにしても、関鯵は一寸衝撃でした。こりこりと弾力があって、ほんのり甘いのです。「今まで食べた鯵は、何だったの?」という感じでした。

さあ、仕事の方は明日が本番。宿に戻って就寝です。

本日の走行距離:162km
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大分出張ツー(前編)

2009-05-23 23:52:07 | 遠乗り道中記(番外編)
過日、3泊4日で大分へと行って来ました。…と言っても、仕事でですが(笑)。しかし、折角大分まで行くのですから、何とか二輪で走れないものかと色々模索しました。その結果、行き着いた方法は「僅かな空き時間を利用して、レンタルバイクでツーリングを楽しむ」というものです。調べてみると、九州(福岡・大分・長崎)のYSPが「レンタルバイク九州」というのを実施しており、これがお誂え向きですね。念のため、事前に連絡を取り、予約と幾つかの疑問点の確認を済ませておきます。

<出張初日>

羽田空港から一路大分空港へ。今回の出張は、上司と先輩、そして管理人の3名で行ったのですが、大分空港からは管理人だけ別行動を取ります。実はここで、管理人の人生史上初体験の或る乗り物を利用することに。それは「ホバークラフト」です!乗り場へ行くと、既に待機していました。


<まだ船体(?)は浮き上がっていません>

乗船し、一番前の席へと陣取ります。


<操縦席の様子>

程無くエンジンを始動して船体が浮き上がり、滑るように動き出しました。直進している分にはまあ普通ですが、驚いたのは曲がる時で、独特の動き方をします。まるでドリフト走行のように、船体が横滑りをしながら向きを変えて行くのです。


<画像は座席左側の窓からの眺め。左へと滑りながら右へ曲がって行きます>

暫く走行すると、陸と海との境目が見えて来ました。


<ホバークラフトですから、当然このまま突っ込みます>

海上でも滑るようにして進んで行きます。上下方向の小刻みな振動と波飛沫は多少あるものの、船に付き物の大きな横揺れは無く、船酔いはしそうにありません。約30分で対岸が見えて来ました。


<同様に、そのまま上陸します>

ホバークラフト、中々楽しい乗り物でした♪下船したら、バスと電車を乗り継いでYSP大分を目指し、1時間強で到着しました。


<YSP大分>

今回予約したのは、レンタル料金と積載量との兼合いから、プレストコーポレーションでも取り扱いのあるYW125T(BW’S Fi)。ヘルメットもレンタル(別料金)ですが、クーポンの利用で無料になりました。


<車体色は鮮やかな黄色です>

車両の操作について、簡単に説明を受けたら出発です。出張中の宿泊先は別府であり、他の同行者とも別府で落ち合う予定でしたが、ここで管理人には或る企みがありました(笑)。このまま別府へ行ってもつまらないので、抜け駆けして佐賀関まで行き、関鯵か関鯖を頂くことにしましょう(笑)。

しかし、出張中に大分県内を走っていて何度も思ったのですが、大分はとにかく道路案内標識が不親切ですね。今走行している道路が何号線か分からなくなったり(何時の間にか他の道路を走っている)、交差点で迷うことも度々。そんなこんなで、大分市街を抜けるだけでも大分時間が掛かってしまいました。また、国道197号も思いの外混雑していて、佐賀関へと到着したのは日没も迫った頃でした。


<漸く佐賀関へ>

時間も無いので、取り敢えず半島の突端である関崎を目指します。急峻で狭隘な山道を走行し、先ずは突端付近にある展望台へ。


<沖合に浮かぶのは、高島でしょうか?>

<ふと横を見遣れば、関崎灯台が>

しかし、ここでも案内の不備が災いして、結局灯台までは辿り着けませんでした。本当なら、この先の県道635号を走行して黒ヶ浜やビシャゴ岩も訪れるつもりでしたが、時間も無いので涙を呑むことに…。


<ほんの少し岬を回り込んだ所で写真撮影だけして、引き返します>

この後、道の駅「佐賀関」を初めとして関鯵・関鯖を食べさせてくれる店は(国道197号沿いでは)開いておらず、目的を果たすことはできませんでした。また、余りにも管理人の到着が遅いため、先輩からも何度か電話があったようで、余計な心配を掛けてしまいました…。別府で合流し、居酒屋で腹を満たした後は、疲れもあって深い眠りへと落ちて行きました。また明日からに期待しましょう。

本日の走行距離:92km
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