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Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

文化の日は吹雪

2014-11-04 00:09:40 | 日記

昨日の11月3日は文化の日だが、統計的に晴天になる確率が高く、「晴れの特異日」なのだそうだ。日本のどの地域のことを指しているのか知らないが、「晴れの特異日」だとは知らなかった。

旭川は予報とうり雪になった。しかも吹雪だ。なんとも荒れた「文化の日」で、文化の薫りは感じられない。

11月3日といえば、昔は明治天皇の誕生日で「明治節」だった。現在は「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として国民の祝日になっている。

文化って何だと改めて考える日でもあるが、文化の概念は曖昧であり、時代によって変化するのだろうか。

「文化」について、辞書から抜粋して参考になるのは「社会を構成する人々によって習得共有伝達される行動様式ないし生活様式の総体。言語習俗道徳宗教,種々の制度などはその具体例。」とか「人類の理想を実現して行く精神の活動。」「技術を通して自然を人間の生活目的に役立てて行く過程で形つくられた、生活様式及びそれに関する表現。」「自然に働きかけて、人類の生活に役立たせる努力」「学問・芸術・宗教などの人間の精神活動の産物。」世の中が開け進み,生活が快適で便利になること。」などとあるが、経済やスポーツには関連しないようだ。

以前の市議会選挙時には候補者の政策主旨パンフレットに、文化の文字が殆どなく、経済一辺倒で精神活動が大切にされないことに失望したことがあった。

今回の市長選の候補者についても同様に「文化」を封印している。精神活動の底力が大切にされないのはどういうわけなのだろう。

文化施策を争点にしなくてもいいから、なにがしかの考えを伺いたいものだ。


冬のプロローグは初雪から

2014-10-28 12:47:12 | 日記

夕べの冷たい空気を実感して天気予報とうりに初雪が降るだろうと思ったが、今朝はついに初雪になった。昨年は1016日だったから12日遅い初雪だ。

今朝8時の気温は2℃で、標高150m程の位置にある自宅辺りは約3cm積もっていた。

             

薄いグレーの空から、直線的に落ちてくる湿って重そうな雪だから、日中は5℃になる予想なのでミゾレになるだろう。

午前10時の街中は、どこにも雪は見当たらないが、気温の差は大きい自宅に戻ると、周辺はまだ雪景色のままだ。

白くて薄いベールで覆われたような雪景色に、いよいよ冬なのだなーと、半年間の冬のくらしに突入することを自覚されられる。

明日もミゾレ混じりの雪が降るらしいが、その後数日は降雪なしの日になるらしいから、その間に冬支度を急がなければならない。

初雪になると、どこに仕舞って置いたのかと除雪用具や冬の衣服や冬靴の在りかを考えて準備が始まる。忘れがちなのが手袋だが、4月にきちんと仕舞って置いてあれば問題ないが、あちこち探すことが多いものだ。

しばらくは冬の序章であり、体調を冬モードに切り替え、今季はどんな冬の暮らしになるだろうと思い巡らす期間だ。本格的な冬は11月に入ってからの根雪の時期で、そこから冬本番が始まる。


十勝岳山麓の白銀の鐘が再びの出番

2014-09-21 22:39:31 | 日記

十勝岳山麓の白銀荘に、白銀の鐘が再び設置された。

白銀荘は、平成10年に吹上温泉保養センターとして旧白銀荘近くに新築されたものだ。

                       

隣接の勝岳荘を取り壊して残された旧白銀荘は、外観だけが昔の面影はあるものの外壁や窓などは異なり、一般利用の建物ではないが、懐かしい記憶が蘇る山小屋だ。

                         

若い時代に、夏冬共に山登りの仲間と度々訪れて旧白銀荘を利用した山小屋だったが、昭和32年(1957)にOYOYOという山登りグループが、鐘の塔を贈ったことがあるので、懐かしい記憶が蘇る山小屋だ。

この度は、鐘の塔が撤去され移設された後姿を消していたが、再設置することになったので、その除幕式に山登りグループOYOYOの4人が招待されたのだ。

         

当日催されたフットパス参加者が注目する中、久しぶりの鐘が現れる除幕式は感動的だった。

             

                       

再設置された「白銀の鐘」の下部分に『白銀の鐘の由来について』の説明文が、次ように掲示されている。

【この鐘は、十勝岳山麓で毎年のようにガスや吹雪で遭難する登山者があるため、荒天でも良くとおる鐘の音を頼りに十勝岳登山を安全に楽しんでもらおうと、旭川市の若いアルピニストグループ(代表 野原典雄氏)17人が費用を出し合って、昭和32年12月8日に当時の白銀荘横に鐘の塔を建て「銀の鐘」と命名し設置されました。鐘の塔は、幾星霜の歴史で老朽化し、鐘は白銀荘(旧)の入り口に移設されていましたが、平成10年に吹上温泉保養センターとして白銀荘に新築に伴い撤去されてしまいましたが、平成26年9月21日に白銀荘に再設置されました。最初の設置から57年、撤去されてから16年を経て、この度「白銀の鐘」が再設置されました。「白銀の鐘」の澄んだ音色が、と勝つだけの針葉樹の森を通して訪れた人々の心に残ることを祈念します。】

白銀の鐘の響きで登山者の行き先が確認できて、安全が保たれることを願っている。

                                

旧白銀荘に設置された3年後には、山登りグループOYOYOは私のデザインした記念スタンプを寄贈したが、そのスタンプは失せたままだ。

白銀荘へ行く途中に寄った望岳台で、初冠雪が融けずままの大雪山連峰の勇姿がくっきりと見えた。

           

晴天の今日は、懐かしい白銀之鐘に再会でき、心も晴れの気分のいい日だった。

 


賑わう食べマルシェ

2014-09-14 23:58:35 | 日記

「北の恵み/食べマルシェ」が13日から始まっている。

恒例になった旭川市の秋のイベントで、道北の食材が旭川に集結して、JR旭川駅と駅前広場・平和通買物公園・七条緑道・常磐公園など中心街の広域にわたって屋台店舗での食べ物等の販売提供のお祭りだ。

            

少しは気になるイベントなので、好天で寒くも暑くもない快適な気候の昼間に、どんな様子なのかと雑踏をかいくぐって歩いてみた。中心街での買い物ついでだから、駅前広場と4条通りの間だけの、食べず飲まずの見物の通過では全体像はわからないが、すごい人出で繁盛してる。

動いている。並んでいる。食べている。飲んでいる。元気だ。笑顔があふれている。

      

普段はだだっ広い駅前広場は、巨大市場に変身してゴッタがえしの盛況だ。買物公園からの駅への通路は、人気店で並ぶ人並みで容易に歩くことは出来ない。

      

駅前付近の一部をちょっと見しただけでも、これまでとは違っていい感じがした。

時間がないので、5条通りから常磐公園方面にも足を伸ばさず帰ってきたが、盛況のはずと想像できる。

こんな活気あるイベントはいい。

15日(月)まで開催。