筑波大学硬式野球部のブログ

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#03 やりたいこと、なりたい自分(鈴木康平/教育3・山形東)

2022年07月31日 18時30分38秒 | 2022年 俺の話を聞いてくれブログ

こんにちは。マネージャーを務めております、3年の鈴木と申します。このブログに登場したのは新入生紹介と新スタッフ紹介の2回だけですね。おそらくこのブログを読んでいる多くの方が自分のことを知らないと思うので簡単に自己紹介をさせていただきます。本文は読まなくてもいいので名前だけ憶えていただけると嬉しいです。

山形県尾花沢市というところで会社員の父と公務員の母のもとに生まれました。尾花沢市で一番有名なのは銀山温泉という温泉だと思います。教育実習で夏帰省がなくなった私の代わりにぜひ一度訪れてみてください(http://www.ginzanonsen.jp/)。

 

野球は小学3年生の頃から初めて、昨年の11月までなので12年間くらい続けてました。マネージャーになってから思うのは「野球をするのって大変だなあ」ということです。僕たちが野球をしている裏でこんないろんなことをやっていたということに驚いています。先代のマネージャーの方々、高校でマネージャーをしてくれた皆さん、お父さんお母さん、顧問の先生、野球をする上で携わっていただいたすべての方に感謝しております。また、自分がいかに自分のことを自分でできていなかったかを実感して申し訳なく思っています。当たり前は当たり前じゃないということを最近強く思います。そろそろ本題に入っていこうと思います。

 

「For the 一心」というテーマでブログを書くということだったのですが、書くことがまとまらないまま締め切り前日となってしまいました。難しいです。散文的な文章になってしまうと思います。読んでも時間の無駄になる人がほとんどだと思うので、本当に暇な人だけ読んでください。

 

皆さんのやりたいことって何ですか?なりたい自分って何ですか?就活をやっている人はこういうところで悩むのかもしれませんが、僕も悩んでいます。しかし結局今やっていることはやりたいことなのではないでしょうか。やりたいことというのは必ずしも「やりたいことそのもの」であったり、言葉にできたりするとは限らないと思います。

 

単位が欲しいからやりたくない課題をやって、試合に行きたいから払いたくない徴収金を払うのではないでしょうか。
本当はやりたくないのにスタッフをやっている人もいるかもしれません。でも本当にやりたくなかったらやめてもいいと思います。

 

それでもやめない何かがあるはずです。もしかしたら「チームのために頑張りたい」とかいったようなものだけではなく、「辞めたら他の部員と疎遠になってしまうから」とか、「やめたら親や地元の友達に合わす顔がないから」とかネガティブに感じられるようなものかもしれません。でも、この裏には「仲が良いチームメイトと一緒にいたい」とか「親にとって自慢の息子でありたい」といったような「やりたい」とか「なりたい」が隠れているはずです。

 

練習が嫌だという日もあるかもしれません。それでも練習に行くのは「上手くなりたいから」という思いで行く人もいれば、「休んだら怒られるから」という思いで行く人もいるでしょう。野球部をやめれば怒られないはずなのにそうしないのは上にあげたような理由に近いものがあるのではないでしょうか。

 

この「やりたい」とか「なりたい」という気持ちを維持するのは難しいです。「やりたいこと」をするために「やりたくないこと」をしなければならないのですから、「やりたい」を「やりたくない」が上回ってしまいそうになることもあるでしょう。
私も今やっている仕事が「やりたいこと」かといわれると、何とも言えません。「あれを出せ」「これを出せ」を言いたくて行っているわけではないです。多分他のマネージャーも同じです。それでもやるのには何か理由があるはずです。ただ、言葉にするのは難しいです。

でも、いろんなことをやりたい一心でできたらいいですよね。この「一心」は少しチームが目指す一心とは違うかもしれません。
チームの勝利に喜び、敗戦を悔しんで、誰かの活躍を喜んで、自分の活躍を誰かが喜べる。そんな状況は一心といえるのではないでしょうか。

 

144人もいればみんなそれぞれやりたいことを抱えて、筑波大学の野球部に所属していると思います。「やりたいこと」に付随する「やりたくないこと」を抱えすぎているのに「一心」になりたいと思える余裕をつくるのは難しいと思います。その「やりたくないこと」を一人で抱え込んでしまう人は少なくないかもしれません。

 

そんな人は「やりたくないこと」を共有してみたらどうでしょうか?もしかしたら誰かにとってやりたいことかもしれないし、やりたくなるような考え方を自分にもたらしてくれるかもしれません。2重3重になっているやりたくないことを一つずつ消化していけばいつか隠れているやりたいことが見つかるかもしれません。そうなれば、毎日に前向きに取り組めたり、他の誰かに目を向ける余裕が生まれたりするかもしれません。

 

今「やりたいこと」に悩んでいる人は一声かけてくれればいつでも相談に乗ります。そのかわり私の「やりたいこと」を探すのにも付き合ってくれたらうれしいです。
ここまで書いてみて自分でも何を書いたのかわかりません。はたして伝えたいことがぶれているのか、文章力がないのか。伝わらなかった人、伝わったけど刺さらなかった人、貴重な時間を無駄にしてしまい申し訳ありません。明日も一日頑張ってください。

人間学群教育学類3年 鈴木康平

山形県立山形東高校

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#02 あの頃は(藤代稜之/体育2・長田)

2022年07月30日 17時55分36秒 | 2022年 俺の話を聞いてくれブログ

こんにちは!筑波大学硬式野球部2年の藤代稜之と申します。現在夏帰省を目前にして、かなり気分が上がっております。その気分を押し殺しながら執筆致しますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
 

 

新チームが「一心」を掲げて発足し、約半年が過ぎようとしています。長いようで短いような、、、。残り1リーグしかないと考えるとかなり早く感じます。

 

私は、「一心」というスローガンを聞いた時にビビっと感じるものがありました。今回はこの話をしていこうと思います。

 

私は中、高とキャプテンを務めました。正直、かなり熱量高く、全部自分がまとめ上げようとしていたので、頭がパンクしそうになりながらやっていたことしか覚えていません。まあ、かなり嫌われてた覚えはあります、笑笑。

 

あの頃の自分に「少しは気づけよ!」と言ってやりたいほどです。とは言うものの、全部自分がまとめ、監督が求めているもの全てを自分が補う気持ちでやりましたが、かなりいい成績を残すことが出来ました。

 

しかし、本当に部員は心残りなく部活動を終えることが出来たのか?不満を秘めたまま終わってしまったではないか?とあの頃の自分に問いかけたいことが沢山あります。高校時代は、3年生になってから毎日辞めたいと思ってました。そのせいか全く記憶がありません。特に良い成績も残すことができませんでした。でも、嫌われてた覚えはあります。あの頃の自分に「気づけ!」と言ってやりたいです。

 

そうなんです。「一心」というスローガンを聞いた時、あの頃の自分が蘇りました。あの頃にこんな言葉が頭にあれば、もっと違った人生が開かれていたかもしれません。

 

だから、今のチームは率直にすごいなと感じています。今までの自分にはなかった考えで動いてるチームは毎日が新鮮で、学ぶことばかりです。「皆が同じベクトルで、同じ目標に向かって突き進む」私はその一員として、チームに貢献しようと思います!
かなり簡単にはなってしまいましたが、以上で私のブログとさせていただきます。これからも弊部の応援をよろしくお願いします。

 体育専門学群2年 藤代稜之

兵庫県立長田高校

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#01 ホメオスタシスを打ち破る(山崎晴登/体育3・松山東)

2022年07月29日 10時53分26秒 | 2022年 俺の話を聞いてくれブログ

平素よりお世話になっております。筑波大学硬式野球部3年、学生トレーナーの山崎晴登と申します。今回ブログを書かせて頂くということで、「成長」を個人的なテーマとして私の考えを述べていきます。私の変わった価値観を並べた面白味のない文章ではありますが、最後まで読んでいただけるとありがたいです。

 

ところで、ホメオスタシスという言葉をご存知でしょうか。日本語でいう恒常性、つまり外界の状態の変化に関わらず、体の状態を一定に保つ機能のことです。この機能は人間にも備わっており、私たちが健康な生活を送るために重要な役割を果たしています。しかしこの機能は、私たちの成長を妨げていることも理解しておかなければなりません。

 

ホメオスタシスが働く例をひとつ挙げます。

筋肉をつけるためには、トレーニングによる刺激が必要です。上述の通り、本能的に体の状態を一定に保とうとしている中で筋肉量を増やすということは、実はとても難しいことなのです。トレーニングによって日常生活以上の刺激(ストレス)が加わり、それが自分の限界を超えるものであって、はじめて筋肉は成長のきっかけを得るのです。100%の力を発揮したところで、成長はありません。成長のためには最低でも101%以上の力を発揮するための刺激(ストレス)が必要であるということです。

 

つまりホメオスタシスの範囲内で生活を続けていては、成長はないということです。

 

これは筋肉だけでなく、人間としての成長にも当てはまると思います。私たちは日々様々なストレスを受けています。住まいの変化、食事の変化、人間関係の変化、価値観の変化、、、。大小様々なストレスがありますが、ストレスだと自覚しないものは自分の限界を超えていない、ホメオスタシスの範囲内であると言えます。ストレスがかかったと自覚できるもの、これは101%以上の刺激として、私たちに成長のきっかけを与えます。しかし私たちはこのチャンスから、どうにかして逃れようとします。ホメオスタシスという機能が備わっているせいです。本能的にこのような刺激を受け付けることができないのです。

 

「きっと誰もが永遠を手に入れたい」私の好きな曲の一部です。その通り、私たちは変わることなく、このままの状態で永遠に過ごしたいのでしょう。何度も言いますが、これは本能的に備わっている機能であるため、当たり前のことなのです。

 

この考えに行き着いてから、成長することの難しさをとても感じるようになりました。

 

過去を振り返ると、多くのストレスがあり、その度に成長のきっかけを得ていたのかなと思います。1年生の秋、私は右膝前十字靭帯を断裂し、手術を行いました。1年以上リハビリを続けました。2年生の夏にはCチームのキャプテンとして、2度目の天王台リーグを迎えました。リハビリ途中、まだ全力で走れない体でした。傳谷さんと大友さんはそんな私にチャンスをくれ、また各チームのスタッフや選手の方も、特別な起用の仕方を認めてくださり、出場することが出来ました。その時は成長だなんて考えてもいなかったです。ただ、もう一度野球が出来る嬉しさと、特別なチャンスを頂いている中で何とか結果を残さなければならないという思いでいっぱいでした。個人的に敢闘賞を頂きましたが、Cチームはあまり勝つことができず、とても悔しい思いでした。

秋リーグが終わり、スタッフミーティングを迎えました。そこから私はトレーナーという立場になりました。怪我に加え感染症の拡大も影響し、ついに私は対外試合に1度も行くことなく、選手を引退することになりました。

 

選手を引退するという決断をしたこと、とても後悔しています。死ぬまで、引きずると思います。

 

野球のたのしみは野球が上手くなること。それが無くなった今、野球がたのしいものではなくなりました。

 

大きなストレスです。私は今、この大きなストレスにもまれています。

このストレスから逃れることが出来れば、どれほど楽でしょうか。

もう一度たのしく野球ができるのでしょうか.........。

 

このストレスが成長のきっかけであるというのなら、私はこれを受け入れてみよう。

このストレスに抗うことが、今の私に出来る精一杯です。

 

ホメオスタシス、よくこれを“壁”と例えます。

 

「ホメオスタシスを打ち破る」

 

ああ、成長って難しい。

 

体育専門学群3年 山崎晴登

愛媛県立松山東学校

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#00 俺の話を聞いてくれブログ2022 始動(今津寛春/体育3・旭川東)

2022年07月27日 07時22分59秒 | 2022年 俺の話を聞いてくれブログ

#00 俺の話を聞いてくれブログ2022 始動 (今津寛春 体育3・旭川東)

 

平素より筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援ありがとうございます。

 

 

この度、筑波大学硬式野球部のブログにて「俺の話を聞いてくれブログ2022」を始めることとなりました。

 

この企画は、「一心」という現チームが掲げているスローガンをテーマに部員が己の内に秘める熱い想いを語ってもらうというものです。

 

今回のブログは最上級生ではない部員がチームに対しての想いを数回にわたって発信します。

 

私達は育ってきた背景が異なる個性が集まった集団です。

 

それぞれが秘める熱い想いを言葉に紡ぐ。グラウンドだけではなくその想いを知ることで真に「心を一つにする」ことができるのではないでしょうか。

 

拙い文章が散見されることと思いますが是非本部員の想いを感じ取っていただければ幸いです。

 

2022年7月27日

 

体育専門学群3年 今津寛春

北海道立旭川東高校

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