試合結果です。
城西大 00100000300002 6
筑波大 10000012000000 4
初回二死から杉山(体2、東邦高)、前川(体2、東洋大姫路高)の連打で1点を先制する幸先いいスタートをきります。
筑波大先発佐藤裕輝(体2、秋田高)は3回にエラーがらみで1点を失うものの、8回まで要所を締め1点しか許さないナイスピッチングをみせます。
打撃陣は7回に金堀(体2、今治西高)のソロホームラン、8回には杉山、前川が連続タイムリーを放ち3点リードで9回を迎えます。
4対1で迎えた9回表。セカンドゴロ、レフトフライでツーアウト。あと一人でゲームセット=引退。今までの思い出が走馬灯のように流れた瞬間、ドラマはまだ続いていることに気付きました。
2者連続で執念の内野安打、四球で2死満塁。打席には城西大の背番号10、山口選手を迎えます。以前このブログにも書きましたが、秋シーズンの10番ほど危険なものはありません。その城西大主将山口がライトフェンス直撃のタイムリーヒットで4対3。さらに2、3塁の一打逆転の大ピンチ。次打者の代打がレフト前に運び同点!さらに2塁走者城西大主将山口がホームにつっこんできます。が、9回から守備についた坂本(体3、明石南高)のバックホームが捕手大高(体4、竜ヶ崎一高)のミットにストライクで吸い込まれアウト!逆転は阻止なんとか阻止しました。やはり簡単には勝たせてはもらえませんでした。
自分自身サヨナラ勝ちの経験がないので引退試合としてはもってこいのシチュエーション。ベンチでサヨナラ勝利のみを信じ、スコアをつけていました。
勝つにはサヨナラ勝ちしかない筑波大。積極果敢に攻めるもののなかなかその場面は訪れません。逆に勢いつく城西大は延長に入ってから毎回のようにランナーをだします。しかし筑波大投手陣も踏ん張り0更新が続きます。
13回表に最大のピンチが訪れてしまいます‥。3連続四球で無死満塁。打席にはもちろん城西大主将山口!もちろんレフトに犠牲フライ充分の打球を放ちます。が、レフト小松原(体2、岡山城東高)のストライク返球!勝ち越しを許すどころかゲッツー!!無死満塁を0点で切り抜けます。
ピンチの後にチャンスあり。13回裏二死ながら2塁にランナーをおきミスター筑波の世古(体4、静岡東高)が打席に立ちます。ぶっちゃけ勝ったかな、と思っていたら打球は快音を残してセンターのグローブの中に。まだまだ四年生は引退したくないみたいでした。
スコアブックが13回までしかなく、2枚目をだしてる最中に均衡がやぶれました。四球ででたランナーを3塁に送られ、ここで痛恨のタイムリーエラー。さらにタイムリーもとびだし2点を勝ち越されてしまいます。
裏の攻撃。二死から北崎(体4、福岡高)がヒットをはなつものの、万事休す。勝ち点のゆくえは第三戦に持ち込まれました。
正直痛いですが、もう1試合できると考えればまた幸せな時間が過ごせるってことです。明日は本当に本当の最後の試合です。幸せを噛み締めながら勝利を目指します。
最後になりましたが今日もたくさんの方々に応援にきていただきました。つくづく自分達は幸せです。明日は最高のブログを書けるように、最高の報告ができるように、最高の試合をしてきます!主務