筑波大学硬式野球部のブログ

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第14回関東地区大学野球選手権大会決勝vs創価大学

2018年11月02日 21時55分39秒 | 2018年関東大会
昨日で第14回関東地区大学野球選手権大会が閉会しました。本大会も多くのご声援をありがとうございました。私たちの戦いはまだまだ続きますので今後とも宜しくお願い致します。



皆様、こんばんは。
主務の松本です。

今回は、昨日行われた関東地区大学野球選手権決勝戦・創価大学との試合を振り返りたいと思います。

関東王者の座をかけた一戦。試合は1回の表から動きます。
先頭の1番・篠原(体育3・敦賀気比)が四球で出塁すると、その後2つの四球などで2死満塁となり、6番・上中尾(体育1・敦賀気比)を迎えます。創価大学先発・小孫が上中尾に対して投じた初球が暴投となり、三塁走者が生還。筑波大学が1点を先制します。

その裏の創価大学の攻撃。筑波大学の先発は4年生の川﨑(体育4・清峰)。川﨑は立ち上がり、簡単に2死を奪うも、創価大学3番・高に死球を与えると、そこから制球を乱し、2死満塁のピンチを招きます。この場面で、創価大学6番・下小牧に対し、押し出し死球を与えてしまい、同点に追いつかれてしまいます。


(先発した川﨑)

投球を立て直したい川﨑でしたが、2回以降も制球に苦しみます。
2回は走者を背負うも何とか無失点で凌ぎますが、3回、連続安打と失策で満塁のピンチを招き、またもや6番・下小牧と相対します。この対決ではフルカウントから空振り三振を奪った川崎に軍配が上がりますが、続く7番・鈴木喜の内野ゴロの間に三塁走者の生還を許し、追加点を奪われます。

この試合、両チームとも早めの継投に入ります。
創価大学は4回途中で先発・小孫から望月にスイッチ。筑波大学も4回から中真(体育3・首里)に継投します。
これ以上の失点を防ぎたい筑波大学ですが、4回、安打で許した走者を三塁まで進められると、この走者を失策で生還させてしまい、痛恨の3点目を献上してしまいます。


(4回から登板した中真)

悪い流れを変えたい筑波大学は、6回からエース・村木(体育2・静岡)を投入し、勝利への執念を見せます。その村木は、創価大学打線をこの試合初めて三者凡退に打ち取り、一気に流れを引き寄せます。


(6回から登板した村木)

1回以降、チャンスを作るもなかなか得点できずにいた筑波大学でしたが、7回、この回先頭の代打・秋岡(体育4・沼津東)が左中間への三塁打を放ち、無死三塁のチャンスを作ると、続く代打・種子島(体育4・膳所)がセンターへの適時打を放ち、ついに1点を返します。このまま攻勢をかけたいところでしたが、後続が倒れ、追加点を奪えません。


(三塁打を放つ秋岡)


(打席で構える種子島)

8回裏には守護神の加藤三(体育2・花巻東)をマウンドに送り、終盤での逆転に最後の望みを繋ぎたい筑波大学でしたが、最後は8回から登板した創価大学の杉山の前に抑えられ万事休す。


(8回から登板した加藤三)

終盤の追い上げも実らず、2-3で敗退となりました。
以下この試合のランニングスコアになります。

筑波 100 000 100 2
創価 101 100 00× 3
筑:川﨑、中真、村木、三範-島、島脇
創:小孫、望月、杉山-萩原

この試合の結果により、筑波大学は第14回関東地区大学野球選手権大会を準優勝という成績で終えました。
試合終了後に閉会式と表彰が行われ、弊部から村木が敢闘選手賞を受賞しました。



チームとしては、あと1点で優勝を逃したというところで非常に悔しい限りです。秋季リーグ戦でもこの関東大会でも2位。この2か月間で2回も優勝を逃すというある意味めずらしい経験をしましたが、幸いにも私たちにはまだ日本一を目指すチャンスが残されています。

関東大会で準優勝した私たちは11月9日(金)から始まる第49回明治神宮野球大会に関東五連盟の第二代表として、出場します。筑波大学が当大会へ出場するのは12年ぶりで4回目となります。

この時期まで大学野球をやらせていただいているほんの一握りのチームになれたことを誇りに思うと同時に、そのチームにふさわしい姿を全国の舞台で披露できるように、最後の最後まで成長し続けていきたいと思います。

筑波大学は大会2日目の11月10日(土)から登場します。

11/10(土)vs近畿大学 16:00~ @明治神宮野球場

現チームで戦う最後の大会となります。12年ぶりの全国大会、思いっきり暴れてきます。皆様も多くのご声援を宜しくお願い致します。



主務 松本 昌章
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第14回関東地区大学野球選手権大会準決勝vs神奈川大学

2018年11月01日 08時33分37秒 | 2018年関東大会
皆様、おはようございます。
主務の松本です。
更新が遅れてしまい申し訳ございません。

今回のブログでは、昨日行われた関東地区大学野球選手権の準決勝・神奈川大学との試合の模様について振り返りたいと思います。



勝てば、12年ぶりの明治神宮大会出場が決まる大事な準決勝の先発を託されたのは1年生左腕の佐藤(体育1・仙台)。秋季リーグ戦では防御率0.00と安定した投球を続けてきました。
その佐藤は立ち上がり、先頭打者に四球を与え、いきなりピンチを招くもストレートと変化球のコンビネーションで後続を打ち取り、無失点で切り抜けます。


(先発した佐藤)

筑波大学打線は2回、この回先頭の4番・中島(体育4・鹿島)が神奈川大学先発・百瀬のストレートを捉えます。大きく上がった打球は左中間スタンドに突き刺さる先制の本塁打となり、筑波大学が1点のリードを奪います。


(本塁打を放ち、ガッツポーズの中島)

援護受けた佐藤は2回以降も堂々たるピッチング。5回まで神奈川大学打線に安打を1本も許さない等、七回途中まで投げ2安打無失点。後を守護神・加藤三(体育2・花巻東)に託します。

7回2死2塁からの登板となった加藤三でしたが、気迫のこもったピッチングで後続を断ち、この回もスコアボードに0を刻みます。

なんとか追加点を奪いたい筑波大学でしたが、神奈川大学先発・百瀬の低めに集めるピッチングの前に精彩を欠き、中島の本塁打以降得点はおろか安打を打つことさえできません。

それでも、筑波大学・加藤三は粘り強い投球でアウトを重ね、ついに9回2死のところまでこぎつけます。迎えるは神奈川大学4番・政井。加藤三が投じた4球目がキャッチャー・島(体育4・高岡)のミットに収まり、試合終了。この瞬間筑波大学の12年ぶりの4回目となる明治神宮大会の出場が決定しました。





以下この試合のランニングスコアです。

筑 波 010 000 000 1
神奈川 000 000 000 0
筑:佐藤、加藤三−島
神:百瀬−奥村

まず1つ、私たちが目標と掲げていたところを達成できたという意味で素直にこの結果を嬉しく思います。私たちが今までやってきた取り組みが間違いではなかったことを証明できたはずです。



ものすごく充実感もありますが、もちろんここで満足してばかりいてはいけません。なぜなら、私たちが目指すところは"日本一"であるからです。そういう意味ではこの明治神宮大会出場も通過点と捉えて、またチームが一回りもふた回りも強くなるように取り組んでいかなければなりません。

この関東地区大学野球選手権も今日の決勝が残っています。この試合に勝利して、関東のチャンピオンとして、明治神宮大会に乗り込めるよう、一戦必勝で戦っていきます。

本日の試合の予定は以下の通りです。

vs創価大学 @横浜スタジアム 12:30〜

本日も多くのご声援をよろしくお願い致します。




主務 松本 昌章
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第14回関東地区大学野球選手権大会2回戦vs流通経済大学

2018年10月30日 18時47分16秒 | 2018年関東大会
大会2日目、いよいよ筑波大学の登場です。



皆様、こんばんは。
主務の松本です。

今回のブログでは、本日行われた関東地区大学野球選手権大会2回戦・流通経済大学との試合の模様を振り返りたいと思います。

筑波大学は初回から、流通経済大学先発・片山に襲い掛かります。
先頭の1番・篠原(体育3・敦賀気比)が安打で出塁すると、続く2番・若狭(体育3・今治西)が犠打を決め、1・2番コンビでチャンスを作ります。その後、2死3塁となって迎えた4番・中島(体育4・鹿島)がライトへの先制適時打を放ち、幸先よく1点を先制します。


(先頭打者として出塁する篠原)


(先制打を放つ中島)

負けたら終わりの一発勝負。この大一番で筑波大学の先発を託されたのは2年生エースの村木(体育2・静岡)。村木は序盤安打で走者を許すも、巧みな牽制で走者を2度アウトにするなど、落ち着いたマウンドさばきで流通経済大学打線を0点に抑えていきます。


(先発した村木)

追加点の欲しい筑波大学は、3回に相手の失策で1点を追加すると、5回には4番・中島、8番・国吉(体育4・松山聖陵)の適時打など打者一巡の猛攻で5点を追加し、試合を優位に進めます。


(打席で構える国吉)

村木は中盤以降も流通経済大学打線にチャンスらしいチャンスを作らせず、7回を被安打3の無失点に抑え、マウンドを降ります。

筑波大学は8回にも、相手の失策がらみで2点を追加し、9-0とします。

8回裏、筑波大学のマウンドには4年生の川﨑(体育4・清峰)が上がります。
川﨑は安打を2本許すも、要所で力強いストレートを投げ込み、流通経済大学打線に得点を許しません。


(8回に救援した川﨑)

そして、最終回のマウンドには抑えの加藤三(体育2・花巻東)が上がります。
加藤三は四球で出塁を許すも、後続を断ち、試合を締めました。


(最終回に登板した加藤三)

効果的に得点を奪った打線と無失点に抑えた投手陣がうまく噛み合い、9-0で筑波大学が勝利しました。
以下この試合のランニングスコアになります。

筑波 101 050 020 9
流経 000 000 000 0
筑:村木、川﨑、加藤三-島、島脇
流:片山、木村、杉浦-高野

これで筑波大学は準決勝進出となりました。
続く相手は本日の第3試合に勝利した神奈川大学です。
試合予定は以下の通りです。

10/31(水)vs神奈川大学 13:00~ @横浜スタジアム

日本一に向けて、1戦も落とせない戦いが続きます。
今後ともご声援の程宜しくお願い致します。




主務 松本 昌章
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第14回関東地区大学野球選手権大会に向けて

2018年10月28日 19時36分04秒 | 2018年関東大会
関東地区大学野球選手権大会では、いつものリーグ戦会場から場所を移して、横浜スタジアムで試合を行います。プロ野球・横浜DeNAベースターズの本拠地でもある横浜スタジアムで試合できることを大変光栄に思います。私たちが目指す神宮大会、そして日本一へと繋がるこの大会を制覇し、リーグ戦での雪辱を果たしたいと思います。



皆様、こんばんは。
主務の松本です。

先日、秋季リーグ戦の閉会式を終えました。
明日からは横浜スタジアムにて、第14回関東地区大学野球選手権大会が始まります。
昨年度の大会にも出場しましたが、その時は2回戦で敗退するという悔しい結果に終わりました。前回敗退した時に先輩方から託された想いを背負って戦うとともに、新チーム結成当初からずっと掲げてきた日本一という目標を達成すべく、この大会は何が何でも負けられません。

やはり、リーグ2位という結果は悔しかったです。本当に悔しかったです。
本当にあと1歩というところで優勝を逃したこの悔しさは、何ものにも代えることができません。リーグ戦での悔しさを晴らすには、この関東地区大学野球選手権大会を優勝するほかありません。


(村木 体育2年・静岡)

この大会の先には神宮大会という私たちが目指してきた場所が存在します。しかし、この関東地区大学野球選手権大会は各連盟の代表が集まってくる大会で、そう簡単に突破できるほど甘いものではないとも分かっています。まず今はこの大会を制覇すること、ひいては、30日の初戦に勝利することに全力を注いで、今まで通り、一戦必勝の姿勢で戦っていきたいと思っています。


(篠原 体育3年・敦賀気比)

秋季リーグでは、投手陣はもちろんのこと、野手陣も日替わりでヒーローが出る等、本当に多くの選手が活躍しました。関東地区大学野球選手権大会も同様で、チーム全員の力が結集しなければなりません。その中でもとくに私たち4年生の力が1番重要になってくると感じています。このチームの中心はやっぱり4年生だと思いますし、最後は4年生の力にかかっているとも思っています。


(種子島 体育4年・膳所)

いろんなものを犠牲にしてきました、躓くことも多くあって、ここまで本当に一筋縄ではいきませんでした。衝突もあったし、先生方からもよく𠮟咤激励されました。そんな苦労した学年だからこそ、最後には一つになれると信じています。
最後は4年生の力でチームを日本一まで導きたいと思います。


(福永 体育4年・北須磨)

第14回関東地区大学野球選手権大会、筑波大学は2日目の10月30(火)から登場します。予定は以下の通りです。

10/30(火)vs流通経済大学 9:00~ @横浜スタジアム

日本一に向けての戦いはまだまだ続きます。
本大会でも多くのご声援を宜しくお願い致します。




主務 松本 昌章
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