筑波大学硬式野球部のブログ

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Juntos!!ドミニカ共和国スポーツ交流派遣プログラム

2019年03月24日 13時52分31秒 | 2019年 マネージャー
こんばんは。
マネージャーの磯部です。


春の訪れを肌で感じるこの頃ですが、
今日のつくばは風が強く、肌寒い一日でした。
つくばは私の地元よりも寒暖差が激しいと感じるので、
体調を崩さないよう気を付けたいと思います。


さて、本題に入ります。

先日、弊部の山本祥平(体育2・佐野日大)が、外務省からの派遣員として、
Juntos!!中南米対日理解促進プログラムに参加し、ドミニカ共和国へ行ってきました。

そこでの経験や学んだことについて、山本に語ってもらいました!


中央:山本(体育2・佐野日大)


今回私はこのプログラムに参加したことで自分の野球観が大きく覆されました。
大きく3つに分けると打撃面、守備面、そして指導面の観点から私は大きな影響を受けました。


まず、打撃について、現地では日本と違い小さい頃から木のバットを使って練習をしているということです。
日本では基本的に木のバットを使い始めるのは大学からで、高校生までは反発力の高い、つまり飛びやすい金属バットを使っています。
金属バットだと力だけで飛ばせていたボールも木のバットになるときちんとした技術が必要な為、飛ばせなくなってしまうこともあります。
実際に自分も大学に入学してからしばらくは苦労をしました。
しかし、ドミニカでは人によっては小学生から木のバットを使い、13歳からはほぼ全員が木のバットを使っていました。
それにより早いうちから正しい打ち方を身に着け、ボールを飛ばす技術を獲得できていました。


また守備では、日本では堅実なプレーが求められるのに対して現地では挑戦的、果敢な守備が重要だとされています。
体の正面という概念にこだわらず、少しでも早く少しでも多くのアウトを取るための練習をしていました。
もちろんそういうプレーをしていればミスは多くなってくるものですが、指導者の方はそれを怒るのではなくむしろよく挑戦したとほめていました。
基礎的な練習もきちんとありましたがそれは短時間で反復できる実に効率的なメニューでした。


そして私が一番衝撃を受けたのは、指導についてです。
先ほどの守備に通ずることでもありますが、指導者は基本的にミスに対して怒ることはしません。
チャンスで三振してもピンチでエラーをしても選手のもとへ行き、「大丈夫、次はできるさ」と声をかけていました。
理由を聞いたところ、すべての選手、そして指導者も目指しているのは目先の勝利ではなく、メジャーリーガーになること。
メジャーリーガーだってミスをするのだから彼らがミスをするのは当たり前。
だから今大切なのはミスをしないことではなくその選手の最高のプレーを引き出すことなんだ、そう言っていました。

日本では野球をやっているすべての人がプロ野球選手になりたいと思っているわけでもないだろうし、小学生から大学・社会人まですべての年代別で結果を残すことが求められがちで、ドミニカのようにすべてがうまくはいかないかもしれません。
それでも、少しでも指導者が選手の将来を同じ目線で考えられるようになれれば選手もミスをしてはいけないというような指導者に恐怖心を抱く消極的な発想から自分の最高のプレーをしようというポジティブな発想に転換しノビノビとプレーができるようになるかもしれません。
ドジャースアカデミーを訪問した時も、昔は厳しく接していた時もあったが、それでは選手を委縮させてしまい本来の能力を失わせてしまうので方針を転換したとおっしゃっていました。

現在の日本のスポーツ界では指導者のハラスメント問題などが顕在化しています。
それは指導者が選手たちをリスペクトしていないからこそ起きる事であり、本来対等であるべき指導者と選手の関係が崩れてしまっている証拠です。

今回私はドミニカ共和国からこの問題の解決の糸口を見つけたような気がします。
もちろんドミニカでとられている方法がすべて正しいわけではないし、日本にも素晴らしい部分はたくさんあります。

今回の経験を自分なりに咀嚼し今後の自分の活動につなげていきたいと思います。
まだまだ多くのことをドミニカ共和国で学んできたので詳しく聞きたい方は是非私に聞いてくださると光栄です。
読んで下さり、ありがとうございました!



以上になります。
ドミニカでの貴重な経験を生かし、これからよりいっそう成長してくれることでしょう。


4月27日、28日には牛久球場にてホームゲームがあります!
バスツアーも開催いたしますので、
皆様ぜひ現地にて応援をよろしくお願いいたします。


マネージャー
磯部 友以乃





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IMGアカデミー

2019年03月23日 19時48分02秒 | 2019年 マネージャー
こんばんは。
主務の福元です。

桜の花も咲き始め、春の訪れを感じる時期になってきました🌸

と、風情あることを書こうと思いましたがやめておきます。
早速、本題に入りたいと思います!

先日、弊部の3選手が筑波大学ADのプログラムの下、アメリカ・IMGアカデミーにてトレーニングに参加してきました!
今回は参加した3選手に貴重な体験談や感じたことについて語ってもらいました!

左から 浅井、星野、伊藤

伊藤(体育2・横手)

今回のIMG研修では、アメリカの野球に対する取り組み方、意識を知ることができました。
大きく日本と異なる点はトレーニングと野球そのものの練習の時間比率です。
アメリカでは中学生などからトレーニングに力をいれていて、ウエイト以外にもアジリティ、スピードなどを重点的に幼い頃から鍛えていました。
また体格を生かし、個人の能力を重視したプレースタイルという印象をうけました。
同時に日本は技術、チーム戦略を駆使した取り組み方でそうした差を埋めて世界と戦っているのだと実感することができました。
やはり他国の強豪と渡り合うには体格などで劣る部分は多々ありますが、日本の技術、戦略にはそこを埋めるだけの良さがあります。
そうしたことを再確認し、同時にIMGの取り組み方から学ぶことも多く、とてもよい経験となりました。
この経験を元にさらなるレベルアップをしていきたいです!

浅井(体育2・名大附属)

私は、アスレチックデパートメントの競技力向上の一環としてIMGアカデミーに1週間トレーニング研修に行かせていただきました。
IMGアカデミーでは、世界最高峰の施設でのトレーニング、アメリカの野球を体験しました。
今回のトレーニング研修で特に印象に残ったことは、アメリカの野球はチームスポーツというより個人スポーツな要素が強いと感じました。
また、IMGアカデミーの選手の試合を観戦し、試合中に選手ごとの登場曲があるなど盛り上がりがすごく、大学野球にも宣伝の仕方など参考にできる部分はあるなと思いました。
今後の活動がより良いものになるように今回させていただいた経験をいかしていきたいです。

星野(体育2・高崎)

この一週間のアメリカ研修は、とても刺激的で充実したものでした。
多くの新しいことに出会い、驚かされました。
IMGアカデミーに短期留学という形でお邪魔させてもらいましたが、そこでは野球のことに限らずアメリカの学校教育や部活動の在り方など様々なことを学ぶことができました。
そこで感じたアメリカの人々と私達日本人との大きな違いは、確固とした自分を持っているかどうかということです。
それは野球に例えるなら、自分がどういう選手になりたいのか明確なイメージを持っていて、選手達はそのために必要な、一人一人違った練習やトレーニングを行なっているということです。
また日々の生活に積極的で、自分の学びたいことや経験したいこと、やってみたいことがはっきりしていました。
これは見習わなければならないことだと感じました。
なぜ自分はこの筑波大学に入ったのか、野球を通じて何を学びたいのか、そういったことを考えるいい機会となりました。
アメリカで学んだ多くのことを持ち帰って、ここ筑波大学で波及させていきたいです!



以上になります。
このプログラムで得られた貴重な経験を積極的にチームに還元してほしいです!

春季リーグ戦開幕まであと2週間を切りました。
是非とも球場まで足をお運びください。
今後ともご支援とご声援の程、よろしくお願いいたします。


筑波大学硬式野球部
主務 福元孝太郎
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TSUKUBA ATHLETICS AWARD 2018

2019年02月27日 16時55分31秒 | 2019年 マネージャー

皆様、こんにちは。
新2年マネージャーの磯部です。

先日、2月23日につくば市内のホテルグランド東雲にて
「TSUKUBA ATHLETICS AWARD 2018」 が開催されました!
本日はその模様を紹介させていただきます。

TSUKUBA ATHLETICS AWARD、通称「ADアワード」とは、
AD所属チームにおける学生アスリートの一年の活躍を表彰するイベントで、
「誰かに伝えたくなる」「楽しくてしょうがない」「来年も頑張ろうと思える」
この3つがコンセプトとされています。

このコンセプトの通り、他の部との交流や美味しい食事に、
参加者全員がとても楽しむことが出来ました!





(左から、松本将史、高橋、藪崎)


(左から、石﨑、橋永、糸数、中真、渋谷)

ここからは、今回表彰された部員を紹介していきます!

〇ALL ACADEMICS AWARD

これは、ADチームに所属する学生の中で、
特にGPAが高く、学業成績が優秀である学生へ贈られる賞です。

弊部からは、以下の6人が受賞しました!

・糸数格朗(体育4・明大中野八王子) 
・渋谷勇登(体育4・川和)
・新村裕斗(体育4・神奈川県立横須賀)
・鵜澤健斗(体育3・千葉東)
・鈴木彩斗(体育3・日立第一)
・高橋直道(応理3・栄東)


(左から、高橋、糸数、渋谷、新村、鈴木、鵜澤)

また、弊部の前主務 松本昌章(体育・長田)もこちらを受賞しました!



〇ALL ATHLETICS AWARD


これは、各競技において大きく活躍し、
優れた成績を残した学生へ贈られる賞です。

弊部からは、以下の2人が受賞しました!

・村木文哉(体育3・静岡)
・上中尾真季(体育2・敦賀気比)


(左:村木 右:上中尾)

〇AD SPECIAL AWARD

これは、ADの3つのVALUEである、
「未来を切り拓く勇気」「師魂理才」「自他共栄」を最も体現した学生へ贈られる特別賞です!

弊部からは、前主将の福永大貴(体育・北須磨)が受賞しました!



私たちにとって今回のADアワードは、
他の部の活躍や、野球部の仲間の頑張りを知ることが出来、とてもいい機会になったと感じています。

また、こうして表彰の場を設けていただくことで、
選手のモチベーションも上がったと思うので、
来シーズンも、選手の更なる活躍に期待できそうです!

今後とも、ご声援宜しくお願いいたします。


マネージャー
磯部 友以乃


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バレンタインデー

2019年02月18日 16時38分54秒 | 2019年 マネージャー
こんにちは
2年マネージャーの篠田健太です。

本日は硬式野球部に少し遅めのバレンタインデーが訪れました!
女子マネージャー3人よりユニフォーム型のクッキーとキットカットのチョコをいただきました。みんないつも以上に嬉しそうな表情ですね。

左:座馬(体育2・浜松北) 右:井口(体育3・県立相模原)

推薦入試で合格した新一年生3人にも渡しました。

左:濱内(履正社) 中央:今井(健大高崎) 右:小川(札幌第一)

ホワイトデーに男子部員はどんなお返しをしてくれるのか楽しみにしているとのことです。
1ヶ月後の3月14日にはホワイトデーのお返しもブログにあげようと思いますので楽しみにしていてください。
私は今年でバレンタインを20回目を迎えました。
今まで20回のバレンタインの中でのエピソードを上げたいところですが、残念ながら母や姉以外からバレンタインのプレゼントをもらったことがないです。
来年こそは何かエピソードを作れるように頑張っていきたいと思います。
今では女の人が気になる男性にチョコを渡すといった形だけでなく、男の人から渡すパターンもあると聞きます。
来年はそういった形でのバレンタインを過ごすのもありですね。


話は変わりますが、今週末よりオープン戦が始まり、さらに今月末から沖縄キャンプも始まります。
目標であるリーグ優勝、日本一を目指すため1日1日を大切に過ごして行きたいと思います。
新たな戦力を迎え、秋より成長した姿をリーグ戦で見せてくれることに期待したいです。

これからも筑波大学硬式野球部をよろしくお願いします。


筑波大学硬式野球部
副務 篠田健太
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追いコン

2019年02月03日 10時04分44秒 | 2019年 マネージャー
こんにちは。
主務の福元です。

先日、1月31日に4年生に向けた追いコンが開催されました。
ついこの間まで同じグランドで野球をしていた4年生の方々が「卒部・卒業」するという現実に寂しさを感じます。

会の最中には、部長の木内先生や監督の川村先生から4年生へ向け、熱いお言葉が送られました。
監督の川村先生からは、

20代は修行。30代も修行。40代も修行。

とのお言葉が送られました。
人生は修行。我々も日々精進してまいります。


≪熱いメッセージを送る川村監督≫

また、表彰式では、敢闘賞や功労賞、優秀賞、そしてつくば賞が贈られました。

≪つくば賞を受賞した元主将の福永(体育4・北須磨)≫

その後は後輩へのメッセージや思い入れのあるエピソードを4年生が1人ずつ話しました。
真面目な言葉もあれば、会場を爆笑の渦にする方など、終始熱のこもったお話しをされていました。


≪4年生の方々≫

引退してから髪型や体形、雰囲気が変化した方も多く見られましたが、4年生は変わらず4年生でした。
私自身、4年生が引退してこそ分かる先輩方の偉大さと最上級生の責任と重圧を強く感じる日々です。

2月に入り、リーグ戦開幕が近づいていることを実感しています。
今月末からは沖縄キャンプが始まります。
春に「リーグ優勝・日本一」という大輪を咲かせるため、冬の一日一日を大切に取り組み、努力を積み重ねていきます。

今後とも、応援よろしくお願いいたします。

主務 福元孝太郎
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2019年 始動

2019年01月16日 11時29分01秒 | 2019年 マネージャー
こんにちは。
3年マネージャーの福元です。

寒さが厳しい今日この頃。
インフルエンザも流行り始めているそうです。
皆様、体調管理には十分お気を付けください。

早速、本題に入りたいと思います。
昨日より2019年の全体練習が開始いたしました。
全体でミーティングを行った後、環境整美でグランドや周囲の環境を美しく整え、新年度の練習を開始いたしました。


≪ミーティングの様子≫

筑波大学硬式野球部の理念は
「勝ち続ける組織を作る」

また、本チームの目標は
「リーグ優勝・日本一」

スローガンは
「凡事徹底」
です。

春季リーグの開幕まで残り3か月を切りました。
私たちの目標である「リーグ優勝・日本一」を達成するためには、技術面においても、精神面や組織面においても未熟と感じる面が多々あります。

「当たり前」の基準を常に上げ続けていくことは当然のこと、変化を恐れることなく、一日一日の地道な努力を積み重ねていきます。

2019年は、真の「勝ち続ける組織を作る」ためには重要な一年になります。
本年も引き続き、筑波大学硬式野球部へのご支援とご声援、宜しくお願いいたします。


筑波大学硬式野球部
主務 福元孝太郎
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