平素より筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
広報部局の森本です。
今回は新たな企画として、3年生になる部員に「上級生としての心構え」をテーマにブログを書いていただきました。
様々な経験を得た3年生がそれぞれの思いを綴っています。ぜひご覧ください!
広報部局の森本です。
今回は新たな企画として、3年生になる部員に「上級生としての心構え」をテーマにブログを書いていただきました。
様々な経験を得た3年生がそれぞれの思いを綴っています。ぜひご覧ください!
筑波大学硬式野球部マネージャーの中村颯一郎です。
今回が私の初ブログということで、まずはテーマを「先輩・後輩、俺の話を聞いてくれ」として書いていきたいと思います。
突然のテーマ変更をお許しください。
私は水戸第一高等学校出身です。
水戸第一といえば、学生野球の父であり、「一球入魂」の生みの親として知られる飛田穂洲氏、そして早稲田大学の元監督である石井連蔵氏の2人の野球殿堂を輩出した名門です。
創部130年を超える日本でも指折りの歴史ある部で、「一球入魂」を胸に甲子園を目指していました。
水戸第一は茨城の中では勉強ができる方だと自負しています。
周りの友人が高い進学目標を掲げる中、私も医学部進学のために勉学に励みました。
朝練し、授業を受け、練習。練習後には閉館まで塾に行く。
今やれと言われても不可能なタイムスケジュールで1日を過ごしていました。
野球では半世紀以来の選抜甲子園出場を目標にしていました。
野球では半世紀以来の選抜甲子園出場を目標にしていました。
惜しくも叶いませんでしたが、1つ上の先輩方は県ベスト4という景色を見せてくれました。
私の代では結果こそ伴いませんでしたが、良いキャプテンと愚直な同期の力もあり、取り組む姿勢は見せることができたと感じています。
是非とも後輩たちに、その目標を達成してほしいです。
肝心の受験に関してですが、壊滅的な共通テストの結果もあり浪人を覚悟しながら筑波大学を受験しました。
肝心の受験に関してですが、壊滅的な共通テストの結果もあり浪人を覚悟しながら筑波大学を受験しました。
地頭で周りに敵うことはありませんでしたが、奇しくも面接の点数が良くサヨナラのように合格を手にしました。
晴れて筑波大学に入学しますが、大学で硬式野球部に入り野球を続けるという思考にはなりませんでした。
晴れて筑波大学に入学しますが、大学で硬式野球部に入り野球を続けるという思考にはなりませんでした。
高校野球でやり切ったという達成感。
医学の勉強と野球の両立が可能なのかという迷い。
しかし根本には大学野球というレベルの高いステージへの敬遠があったのだと思います。
大学入学後は野球から離れ、野球とは全く無縁の大学生らしい生活に明け暮れていました。
夏にはフェスやバーベキューに行き、冬には友人とスノボ三昧………1人で東南アジア周遊に出かけたこともありました。
夏にはフェスやバーベキューに行き、冬には友人とスノボ三昧………1人で東南アジア周遊に出かけたこともありました。
このような生活を送っていても、自然と野球と関わっていたいなと考えてしまう瞬間がありました。
実は硬式野球部のSNS投稿を楽しみにしている1サポーターでもありました。
10年以上続けてきた野球を簡単に途切れさせることはできなかったようです。
野球との縁は切ろうとしても切れず、今こうしてマネージャーとして携わっています。
ここまで長くなりすぎました。
ここまで長くなりすぎました。
この辺りで今回の本題に移ろうと思います。
テーマは上級生としての心構えですね。上級生と言えども、入部してまだ間もない新参者ですが……
自分なりに今感じることを記していきたいと思います。
私自身、野球を一度諦めてしまった者としてチームの皆にリスペクトを抱いています。
私自身、野球を一度諦めてしまった者としてチームの皆にリスペクトを抱いています。
野球の技術に対してのリスペクト、野球人としてのリスペクト、そして野球を想う気持ちへのリスペクト。
今の立場でグラウンドの中でプレーして貢献する時間はありません。
しかし、聞こえてくるチームを鼓舞する声、カメラのレンズを通して伝わる表情(今はリーグを含め試合の撮影を担当しています)から犇々と筑波大学硬式野球部の一員であるという自覚を感じています。
そしてその一員として携われていることに喜びを感じる毎日です。
この喜びを原動力に精一杯チームに貢献できる方法を探し、実行していきたいと考えています。
マネージャーには私が頼っても助けてくれるメンバーで溢れています。
この恵まれた環境にいれることに感謝しています。
そして少しでもチームが目標に向かって進む原動力になれたら幸いです。
医学群医学類3年 中村颯一郎
水戸第一高等学校
水戸第一高等学校
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