筑波大学硬式野球部のブログ

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2017年4月30日 vs桜美林大学②

2017年04月30日 20時09分28秒 | 2017年 春季リーグ戦

こんばんは。

主務の小川です。



本日も牛久球場にて、桜美林大学との2戦目が行われ、
試合は3時間にも及ぶ熱戦となりました。




昨日は、7回まで零封されるものの逆転勝利を収めるという劇的な展開でしたが、
本日は序盤から相手投手を攻め立てます。


先頭打者・川端将広(体育4年・彦根東)が初球を捉え、
レフト前ヒットで出塁すると、
この日2番に抜擢された星貴裕(体育3年・桐蔭学園)がピッチャー強襲ヒットで、
チャンスを広げます。
3番・中島準矢(体育3年・鹿島)が送りバントを決めると、
ここから種子島大輝(体育3年・膳所)、松谷竜暉(体育4年・報徳学園)、
細川諒太郎(体育4年・弥栄)の連続タイムリーヒットで、
先日の試合の終盤の勢いのまま4点を先制し、幸先の良い形でスタートを切ります。


筑波大の先発のマウンドには、中真慶大(体育2年・首里)が上がります。

桜美林打線を前に、初回は内野ゴロの間に1点を失いますが、
2回のマウンドは無失点に抑えます。

しかし、3回の守備では、
相手3番打者にソロホームランを浴び、なおも不運なポテンヒットなどから計2点を献上します。
なおも続くピンチでしたが、
昨日もマウンドに上がった加藤三範(体育1年・花巻東)が後続を抑え、
相手打線の追撃を許しません。


初回以降、得点を挙げられておりません打線でしたが、
5回にまたも猛攻を仕掛けます。

中島が1死からライト線へツーベースヒットを放つと、
種子島、松谷が四球を選び1死満塁と展開します。

先ほどの打席でタイムリーヒットを放った細川は、
フルカウントからストレートを捉えると、
三塁線を破る2点タイムリーツーベースヒットとなり、待望の追加点を挙げます。
なおも敵失や、内野ゴロの間に3点を追加し9-3となります。


その後は、加藤三と6回からマウンドに上がった大場遼太郎(体育4年・日大三)が
相手打線を切って取り、流れを渡しません。

8回の攻撃では、1死から川端が右中間を痛烈に破るスリーベースヒットでチャンスを作ると、
星がスクイズを決めさらに追加点を挙げます。10-3


8回の裏には、敵失も絡み1点を失いますが、
昨日も先発のマウンドに上がった大場は、続く好打者を三振に斬って取ります。


9回のマウンドには藪崎雅哉(社工2年・県立船橋)が上がり、
アンダースローから投じる浮き上がりストレートと、巧みな緩急で危なげない投球を見せ
零封。

本日も桜美林大学に勝利し、第1節以来の勝ち点を挙げることが出来ました。

2日に渡り、非常に多くの方にお越しいただきました。
また、この2日間は応援部WINSさんにも駆けつけていただき、
非常に盛り上がりを見せる応援で、活気のある雰囲気の中試合をすることが出来ました。


さて来週は、6日(土)に帝京大学と、
7日(日)に東海大学と勝ち点を賭けた3戦目が行われます。

どちらも総力戦になるのではないかと感じております。

今春のリーグ戦の明暗を分けるといっても過言ではない2日間になります。
試合会場は大和スタジアムと遠方での開催となりますが、
ぜひ皆様のお力を頂けましたらと思っております。

厳しい戦いになるかと思いますが、
グランド、スタンド共に一体となって、
筑波大硬式野球部員全員で臨みますので、
来週も引き続きご声援の程よろしくお願い致します!

筑 400 050 010 |10
桜 102 000 010 |4




主務 小川裕太朗
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2017年4月29日 vs桜美林大学➀

2017年04月29日 21時59分46秒 | 2017年 春季リーグ戦

こんばんは。


主務の小川です。



本日、桜美林大学との試合が行われました。

試合会場はつくば市内から車で30分ほどの牛久球場で行われ、
父母・OBの皆様や、学校関係者といった多くの方々にお越しいただき、
ホームゲームならではの活気のある1日となりました。


さて、本日の試合展開ですが、
対する桜美林大学のペースで進んでいきます。


1戦目の先発を任された大場遼太郎(体育4年・日大三)は、
初回に1点を献上します。

初回以降は立ち直りを見せ、2回、3回を3者凡退に斬って抑えます。


大場を援護したい打線ですが、
主将の松谷竜暉(体育4年・報徳学園)が2安打と魅せるものの、
相手投手の粘り強い投球の前に、チャンスを作り切れません。



5回表には連打と四死球より、桜美林大学に2点を追加され0-3となります。


筑波大は6回より継投策に入り、
濱本智也(体育4年・北須磨)、村木文哉(体育1年・静岡)が奮闘し、
相手打線に追撃を許しません。

筑波大の打線は、何とか得点を重ねていきたいところですが、
好投を続ける相手先発投手の前に、6回、7回も無得点に抑えられます。



0-3と劣勢のまま進んでおりましたが、
8回裏に大きく試合が動きます。


途中出場の7番・皆神裕平(体育2年・常総学院)が四球を選ぶと、
代打に福永大貴(体育3年・北須磨)が送られます。
リーグ戦初打席に立ちます。

福永は初球を逃さずライト前にしぶとく運びます。

ベンチでチームの勢いを作ってくれている選手ですが、
自身が試合に出ても勢いを作ってくれます。


続く好調の9番・星貴裕(体育3年・桐蔭学園)もレフト前ヒットを放ち、
1死満塁で1番・川端将広(体育4年・彦根東)が打席に入ります。


追い込まれながらも、レフトへタイムリーヒットを放ち、
反撃の狼煙を挙げます。

続く森永康介(体育4年・川内)、中島準矢(体育3年・鹿島)は押し出し四球を選び、
ついに同点とします。

なおも1死満塁で頼れる主砲・種子島大輝(体育3年・膳所)が打席に立つと、
ライトへ飛球を放ちます。
本日試合開始時より吹き荒れる強風に押し戻されますが、
3塁走者の川端が俊足を飛ばし本塁を陥れ、ついに逆転とし4-3となります。


最終回は、先頭にツーベースヒットを許しますが、
1年生らしからぬマウンド度胸で2死までこぎ着けます。


2死からは抜群の安定感を誇る1年生投手・加藤三範(体育1年・花巻東)に託します。

加藤三は、2死3塁のピンチでしたが、見事に空振り三振に斬ってとり、ゲームセット。

序盤から悪運立ち込める、嫌な試合展開でしたが、
見事な逆転勝利となりました。


これも、牛久球場での開催となり、
多くの皆様にお越しいただいて舞い込んだ勝利ではないかと感じております。
誠に感謝申し上げます。


4月より続く連戦から選手は疲労も溜まっていると思いますが、
皆様の応援が後押しになっていることは間違いありません。

負けられない試合が続きます。
本日は、試合中から吹き荒れる強風と、砂埃、
さらに試合終了後には雷雨と、天候が優れない中での1日となりました。
明日は、さらに気温の上昇が見込まれますので、
対策をしていただきまして、
ぜひ、本日に引き続き会場に足を運んでいただき、
選手を鼓舞していただけますと嬉しいです。

本日のスコアです。

桜 100 020 000 |3
筑 000 000 04x |4



明日は、12:00試合開始予定となっております!



主務 小川裕太朗
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2017年4月23日 vs東海大学②

2017年04月23日 17時33分10秒 | 2017年 春季リーグ戦

こんにちは。
主務の小川です。

本日も、東海大学との試合が行われました。


昨日の良い流れのまま、試合を優位に進めていきたい筑波は、
リーグ戦初スタメンの2番皆神裕平(体育2年・常総学院)が四球を選びます。

2死2塁となって、4番種子島大輝(体育3年・膳所)は2球目の変化球を捉えると、打球は1,2塁間を抜け、皆神が生還。
この日も先制点を奪います。


筑波の先発のマウンドには、
中真慶大(体育2年・首里)が上がります。

中真は打たせて取る投球で、初回を0点で抑えますが、
2回の裏は味方の拙守もあり、
ランナーの出塁を許すと、ここから3本の長短打を集められ。この回一気に3失点を喫します。


3回表、反撃したい筑波は、皆神が左中間でツーベースヒットを放つも後続が続かず。


その裏の守備は、ピンチを作りますが無失点で抑えます。


4回裏の守備には、
アンダースローの籔崎雅哉(社交2年・県立船橋)がリーグ戦初登板のマウンドに上がります。

籔崎は連打を浴びて得点圏にランナーを背負いますが、
持ち前の緩急を武器に連続三振で切って見せます


しかし、5回裏には四球と連打が重なり、東海大学に追加点を献上します。
回途中からリリーフの濱本智也(体育4年・北須磨)が簡単にバントを許さず、さらに後続を併殺打に打ち取るなどして、嫌な流れを切ってみせます。


6回からは、加藤三範(体育1年・花巻東)がリリーフをし、
巧みな投球術で追加点を許さず、本日も好投します。

一方、打線は相手投手に対し、
6回以降ランナーを出すことすら出来ず。

捉えた打球が正面を突くなどありましたが、
来節に向けての調整すべき点が明らかになった試合となりました。

本日の試合は1-4と敗戦しましたが、
まだ勝ち点獲得の権利を有しております。

そして、来週の桜美林大学との試合は、
牛久球場にて開催されるホームゲームとなります。



日頃は、遠方での試合になっておりますが、
つくば近辺で行われる数少ない機会となっております。

ぜひ球場へお越しいただけることをお待ちしております!



主務 小川裕太朗
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2017年4月16日 vs帝京大学②

2017年04月16日 18時07分37秒 | 2017年 春季リーグ戦

こんにちは。


主務の小川です。


昨日と同様に本日も帝京大学と試合を行いました。

昨日の帝京大学との1戦目は、延長13回(タイブレーク)で1-2と惜敗し、
本日は勝ち点奪取のためにも、もう負けが許されない試合です。


その試合の先発マウンドを任されたのは、
前回リーグ戦初先発初勝利を挙げた中真慶大(体育2年・首里)。

4回以外は、毎回ランナーの出塁を許す我慢の投球が続きます。
しかし、自身の好フィールディングや、本日スタメンマスク松谷竜暉(体育4年・報徳学園)の好送球で帝京大学へ傾きかける流れを食い止めます。


3回には、この回も先頭打者の出塁を許し2死2塁のピンチで、
相手1番打者に1、2塁間を破られます。

2塁ランナーは本塁突入しますが、
ライト細川諒太郎(体育4年・弥栄)が打球に対して、
猛チャージからのダイレクト送球。
文句なしの送球で得点を許さず中真を援護します。



筑波の攻撃は、先日からスタメンを一部変えて臨みますが、
序盤は1人のランナーも出塁出来ません。


4回裏の守備でこの試合初めての3者凡退で抑えると、
5回表の攻撃で試合が動きます。


先頭の5番松谷がレフト線へチーム初ヒットとなるツーベースヒットで出塁すると、
6番森永康介(体育4年・川内)が完璧に送りバントを成功させます。

ここで打席に立つのは、先ほど好返球の7番細川。
甘く入った初球を逃しません。
打球は1、2塁間を破る待望の先制タイムリーヒットとなります。



6回表、先頭の川端将広(体育4年・彦根東)がこの日2つ目の四球を選び(本日計3つの四球を選ぶ)、本日2つ目の送りバントを若狭大地(体育2年・今治西)が決めると、3番中島準矢(体育3年・鹿島)の2球目に3盗を決めると、キャッチャーからの送球が逸れる間に本塁生還します。
その後は4番種子島大輝(体育3年・膳所)がセンターオーバーのツーベースヒットを放つと、敵失もあり追加点を挙げます。


その裏から、マウンドには今季初登板のサウスポー濱本智也(体育4年・北須磨)が上がります。ピッチャーライナー好捕など、投球以外でも見せてくれます。


濱本は、7、8回もマウンドに上がり、共に3者凡退で相手打撃陣を抑え3-0のスコアで最終回を迎えます。


9回裏の守備では、守備の乱れが出るなどして1点を失いますが、
最後は村木文哉(体育1年・静岡)が嫌な流れをものともせず見逃し三振に抑え試合終了です。


昨日は、延長戦の末敗れる結果になりましたが、
本日は勝利することができ、勝ち点を奪取に向けて何とか繋ぐことが出来ました。


勝利することが出来ましたが、
課題が見つかる試合でもありました。

まだ始まったばかりの春季リーグ戦ですので、
また来週の試合に向けて調整してまいります。


本日もご声援の程ありがとうございました。

来週もよろしくお願いします!!


主務 小川裕太朗
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2017年4月15日 vs帝京大学①

2017年04月15日 21時14分15秒 | 2017年 春季リーグ戦


こんばんは。

主務の小川です。

本日は、大田スタジアムにて先週中止となりました帝京大学との1回戦が行われました。


試合は、延長13回タイブレークまでもつれる死闘となります。




本日の先発はエース大場遼太郎(体育4年・日大三)。

序盤の3イニングは各回安打を許しますが、丁寧な投球とバックの好守で得点を許しません。


筑波の攻撃は、初回、先頭川端将広(体育4年・彦根東)がレフト前ヒットで出塁すると、続く佐藤史龍(体育4・習志野)が送りバントを成功させ1死2塁と幸先よくチャンスメイクしますが、後続が続かず得点が出来ません。


序盤は両チームとも無得点で中盤に入ります。


4回裏の攻撃に試合は動きます。

この回先頭の3番・中島準矢(体育3年・鹿島)がレフト前ヒットで出塁すると、続く種子島大輝(体育3年・膳所)が四球を選びます。
5番・主将の松谷竜暉(体育4年・報徳学園)が手堅く送りバントを成功させると、
前節から好調の6番・森永康介(体育4年・川内)が打席に立ちます。

森永は1-1から積極的にバットを振り抜くと、打球は1,2塁間を抜け、待望の先制点を獲得します。


大場は、中盤のイニングは一人のランナーも出離を許さず、相手打線を翻弄します。


筑波は、5回にも9番・星貴裕(体育3年・桐蔭学園)が右中間を強烈に破るスリーベースヒットでチャンスを作りますが、この回は得点することが出来ず。

以降、これといったチャンスをなかなか作れないまま試合展開は進んでいきます。



終盤まで、1-0のスコアのまま試合は進んでおりましたが、
8回表、帝京大学の攻撃で、7番打者にフェンス直撃のセンターオーバースリーベースヒットを浴びると、9番打者の犠牲フライによって得点を許します。


9回表の相手攻撃でも1死満塁の大ピンチを迎えますが、
大場のギアがもう一段階上がると、後続を力でねじ伏せます。
特に、前の打席にスリーベースを浴びた打者に対する投球は圧巻で、全球ストレートで空振り三振に斬って取りました。


延長戦に突入し、なおも緊迫した試合展開が続きます。

10回からは、大場に代わり加藤三範(体育1年・花巻東)がマウンドに上がります。
加藤三は、相手打線を手玉にとり、延長12回まで3イニングをパーフェクトで抑えます。

一方、打線も相手投手陣の継投の前にやりたい野球をやらせてもらえません。


試合は、延長12回を終えてもなお決着がつかないため、
大会規定により特別ルール・タイブレーク制で試合が再開します。


10回から好投を続ける加藤三がなおも13回のマウンドに上がります。
気迫のこもった投球で、1死満塁から始まるルールですが1点のみに抑えます。


後攻の筑波は好打順を引き下げ、一気に逆転と行きたいところでしたが、
好投を続ける相手投手を前に万事休す。

本日の試合は1-2(延長13回・タイブレーク)で敗戦となりました。


明日は、12:00試合開始予定で、本日と同じく大田スタジアムにて試合が行われます。



本日は非常に悔しい敗戦になりましたが、
まずは、明日の試合に勝利し望みをつなげることが重要です。

ご声援に応えるべく、明日の試合は何が何でも食らいついていきます。

私も、全力でサポートをして明日に臨みます。



主務 小川裕太朗

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4月9日 雨天中止について

2017年04月09日 14時49分07秒 | 2017年 春季リーグ戦
こんにちは。


主務の小川です。


本日の春季リーグ第2節目の帝京大学との試合は、
2回表の攻撃まで試合を行いましたが、
降雨のため中止となりました。

本日分の試合は、翌週16日(日)の第2試合(12:00開始)に順延されます。
試合会場は大田スタジアムです。

したがって、
来週の筑波大学の試合予定は、
15日(土) 第3試合(14:30開始) vs帝京大学 @大田スタジアム
16日(日) 第2試合(12:00開始) vs帝京大学 @大田スタジアム

以上になります。


足元の優れない中、本日も遠方よりお越し頂きありがとうございました。
試合を最後まで行えず非常に残念ではありますが、
また球場にお越しいただけることをお待ちしております。

主務 小川裕太朗
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4月8日 雨天中止について

2017年04月08日 08時59分18秒 | 2017年 春季リーグ戦
おはようございます。

主務の小川です。



本日予定されておりました
春季リーグ第2節・帝京大学との初戦は雨天により中止となりました。



本日予定されておりました試合につきましては、
4月15日(土)に大田スタジアムにて14:30からの試合開始となります。

また、明日の試合予定につきましては、
本来の予定通り、12:00より秦野カルチャーパーク野球場での試合開始となります。

本日も、遠方からご観戦に来ていただくご予定を立てられた方々もいらっしゃる中で、
非常に残念な中止にはなりますが、
明日の試合に向けて本日も活動してまいります!


主務 小川裕太朗


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2017年4月2日 第1節vs日本体育大学②

2017年04月02日 15時02分37秒 | 2017年 春季リーグ戦
こんにちは。


主務の小川です。


本日は、第一節・日本体育大学との2戦目。

昨日は、劣勢の展開から8回に同点に追いつき、
9回に長打2本でサヨナラ勝ちを収めた試合になりましたが、
その勢いのまま試合を優位に進められるか、
日本体育大学の堅い投手陣を前にどう攻撃を展開できるかがカギとなる1日でした。


初回の筑波の攻撃は、相手投手の力のある速球とキレのある変化球を捉えきれず、
三者凡退に終わります。

1回裏の守備。
筑波の先発のマウンドには、リーグ戦初先発の中真慶大(体育2年・首里)が上がります。

中真は先頭打者こそ、死球で出塁を許しますが、
得意のフィールディングで、バントによる進塁を阻止します。
続き後続を三振に抑えると、二死からはショート星貴裕(体育3年・桐蔭学園)との息の合った牽制でランナーをアウトに取り、初回の攻撃を抑えます。

2回裏、昨日サヨナラ安打を放った4番種子島大輝(体育3年・膳所)が直球を振り抜いて、ライト線へツーベースを放ちます。
続く本日スタメンマスクの5番松谷竜暉(体育4年・報徳学園)が、レフトへタイムリーツーベースヒットを放ち、先発・中真を援護します。
4番5番の二人で1点を取ると後続も繋ぎ、相手のミスもあってさらに2点を追加します。


その後は、守備陣の好守も出るなどして、好投を続ける中真を盛り立てます。

試合が再び動きだしたのは、6回表の筑波の攻撃。
一死から4番種子島がライト前ヒットで出塁すると、
5番松谷が四球を選び、好調の6番森永康介(体育4年・川内)もライト前ヒットで繋ぎます。
1死満塁のこのチャンスで打席に立つのは、
昨日の試合で同点弾を放ち、この日はスタメンに抜擢された
7番細川諒太郎(体育4年・弥栄)。
厳しいコースの球を見極めながら、捉えた3球目はピッチャー強襲の内野安打になります。
追加点が欲しい展開の中で、よく打ってくれました。



7回裏の守備からは、新人の加藤三範(体育1年・花巻東)がリーグ戦デビューのマウンドに上がります。
新人らしからぬ落ち着いたマウンド捌きで、危なげない投球を繰り広げ2回を無失点に抑えます。

9回表の攻撃、
先頭打者に代打・田中力哉(体育1年・福岡大大濠)が打席に立ちます。
田中も本日リーグ戦初出場です。
田中は冷静にボールを見極めると、四球で出塁をします。
続く星は華麗なセフティーバントを決めて無死1、2塁とします。

後続が倒れて2死1、3塁となりますが、3番中島準矢(体育3年・鹿島)が右中間を深々と破るスリーベースを放ち、2点を追加します。
続く4番種子島もセンター前へタイムリーヒットを放つと、
5番松谷がバックスクリーン左にツーランホームランを放ち、試合を決定づけます。

最終回のマウンドには、先ほどマウンドに上がっていた加藤(三)と同様、1年生の村木文哉(体育1年・静岡)がマウンドに立ちます。
ランナーの出塁は許したものの、気持ちのよい投げっぷりと威力十分のボールで無失点に抑えます。


本日も、攻守ともに全員で戦い抜いた試合になったのではないでしょうか。

スコアだけを見れば9-0の大味なゲーム展開のように見えますが、
序盤は苦しい展開が続くゲームでした。
その中で本日登板した若い投手陣が、よく投げてくれました。
打線も好投手を前に思うように攻撃を展開できないものの、少ないチャンスをものにしてくれたと思います。

私自身、今リーグから初めてベンチに入っておりますが、
1つ1つのプレーを大事にすることの重要性を、改めて肌で感じた第1節になったのではと感じております。


昨シーズンから主力として試合に出場していた者に加え、
新しい戦力も出てきて、より良い雰囲気で戦えているのではないでしょうか。
まずは、勝ち点を1つ挙げることが出来ましたが、
まだまだ、リーグ戦は始まったばかりです。
気を引き締めて、明日からも活動をしてまいります。


本日のランニングスコアです。

筑 030 001 005 |9
日 000 000 000 |0


来週の試合の予定は、
第2節 vs帝京大学です。
4月8日(土) 14:30 試合開始(1塁側)
4月9日(日) 12:00 試合開始(3塁側)
会場は秦野市カルチャーパーク野球場です。
来節も、遠方での試合となりますが、皆様のご声援あってこその今節の勝利であると、
部員一同実感しております。

また、来節もご声援の程よろしくお願い致します!



主務 小川裕太朗
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2017年4月1日 第1節vs日本体育大学①

2017年04月01日 20時16分08秒 | 2017年 春季リーグ戦
こんばんは。

主務の小川です。


昨日もブログで告知をさせて頂いておりましたように、
本日より、春季リーグ戦が開幕しました。


第1節・日本体育大学との大事な初戦。

日本体育大学との試合はいつも僅差の試合になる印象を、
私は感じておりますが、本日も僅差で競った試合になりました。

その試合を振り返ってみます。

両チーム、エースが先発のマウンドに上がり、序盤3回を共に無失点で抑えます。
筑波の先発大場遼太郎(体育4・日大三)は、ランナーを一人も許さないピッチングを見せますが、
打線も相手投手に安打1本のみで抑えられます。

3回裏の攻撃については、先頭の7番佐藤史龍(体育4・習志野)がショートの頭を越えるレフト前ヒットで出塁し、1死ランナー2塁まで進めますが後続が続かず、得点が出来ません。

緊迫した展開で試合は進んでおりましたが、
4回表の日本体育大学の攻撃、
1死からソロホームランを浴び、均衡が破られます。

4回裏も3者凡退で抑えられると、5回表2死から7番打者にまたもソロホームランを浴び0-2と点差を広げられます。

その後の両チームの攻撃は無得点が続きます。


8回裏の攻撃で試合は大きく動きます。
本日2安打の7番佐藤が1死から四球で出塁すると、
ベンチが動き、代打に細川諒太郎(体育4・弥栄)を送ります。

細川は3球目のストレートを振り抜くと、打球はライトポール際へ吸い込まれ、
値千金の同点ツーランホームランとなります。

相手ペースで進んでいたゲームをこの一振りで振り出しに戻し、
筑波は息を吹き返します。


9回表の守り、1死から出塁を許すと、
未だ続投している大場は俊足のランナーを牽制で釘付けにし、
最後は巧みな牽制でランナーを刺します。
その後、2死ランナー2.3塁のピンチを迎えますが、
粘る打者に対して7球目、
大場の渾身のストレートで相手打者のバットは空を切ります。

8回裏の同点劇に加え、9回表のピンチを抑えて勢いに乗る筑波の攻撃。
1死から3番中島準矢(体育3・鹿島)が打った瞬間抜けるとわかる痛烈な打球で
左中間にツーベースを放ちます。

続く打者は4番種子島大輝(体育3・膳所)。
昨年から、ここぞの場面で期待通り仕事をしてくれる選手が打席に立つと、
筑波のベンチ・スタンドのボルテージは今日一番の盛り上がりを見せます。
種子島は相手投手が投じた初球を捉えると、打球はレフトへぐんぐん伸びていき
レフトの頭を越え、中島が生還。

このチームの公式戦初戦を劇的なサヨナラ勝利で収めることが出来ました!

ここまで、無安打であった3番4番でしたが、
勝負どころでは昨年から相変わらずの勝負強さを発揮してくれる頼もしいコンビです。

先発大場も、寒空の天候に恵まれない中でのマウンドでしたが、
得点を許した回以外は、危なげないピッチングで試合を作ってくれました。

やはり、今日の試合を振り返るにあたって、忘れてはならないのは細川です。
この日放ったホームランが、なんとリーグ初安打。
このリーグ戦のキーマンになってくれるのではないかと期待大です。

このような試合の記事を書いていると、
試合で目立った活躍をした選手ばかりがクローズアップされてしまいますが、
堅い守備で大場をバックアップした野手陣のプレー、出場選手をバックアップするベンチで控える者、そしてスタンドで声を枯らして自慢の応援を繰り広げるベンチ入りは出来なかった部員と、遠方から遥々お越しいただいている父母の方々やOB、関係者の皆さまで一体となって掴み取った1勝だったのではないでしょうか。

本日は、劣勢の展開から逆転劇で勝利をものとする幸先の良いスタートを切ることが出来ましたが、まだまだ先は長いリーグ戦です。


月並みではありますが、一戦一戦を大事に、勝ちにこだわって
明日も戦ってまいります!


本日のランニングスコアです。
日 000 110 000  |2
筑 000 000 021x |3


明日の試合は、
本日と同じくバッティングパレス相石スタジアムひらつかにて
9:30より試合開始です。

是非、球場までお越しいただいて、勝利の瞬間を共にしましょう!


p.s. ユニホームが新調されましたので、こちらもご注目ください。


主務 小川裕太朗


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