平素より筑波大学硬式野球部へのご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
広報部局の本間です。
今回は新たな企画として、3年生になる部員に「上級生としての心構え」をテーマにブログを書いていただきました。
様々な経験を得た3年生がそれぞれの思いを綴っています。ぜひご覧ください!
ブログをお読みの皆さん、こんにちは。3年投手の藤井大貴です。
日頃より筑波大学硬式野球部へのご支援・ご声援のほど誠にありがとうございます。
今回のテーマは「上級生としての心構え」ということで、非常に困りました。
4年間の大学生活も気づけば折り返しをむかえ、いよいよチームの中では上級生といわれる側になってしまいました。
このままの自分では非常に良くないです。今までの2年間はどちらかというと先輩方におんぶに抱っこという感じで、ミスをしても先輩方にカバーをしていただいていました。
しかし、これからは自分が引っ張って行ったり、ミスをカバーしたりするなど自分以外にも視野を広げていかなければなりません。
ということで今回は私が考える上級生に必要な資質と覚悟について、大きく2つに分けて綴っていきたいと思います。
まずは「広い視野」です。
“下級生のミス・間違いは上級生の指導不足である”というような話はチームスポーツではよく例に出される話ですが、「広い視野」をもつことがこの話の本質を解決するのではないかと考えています。
選手・スタッフなどを含めて150人を超えるような学生主体の組織では必ずと言っていいほどミスは発生します。
だからこそ、大事な場面でミスが起こらないように普段の練習から考えられるミスを洗い出し・解決をしたり、ミーティングを重ねていくのですが、誰かのミスを他の人がカバーしたりミスをミスとして表象させないことも重要であると考えています。(ミスを誤魔化すのとは違います。)
ここで必ず必要になってくるのが「広い視野」であり、上級生として自分のことで精一杯になるのではなく他の人にも興味をもつことで学年として、チーム投手として、そしてチーム全体として目の前の勝負に勝つことができると考えています。
その前提として、自分自身に隙を作らないようにしてしっかりと自立・自律した人間に変わっていかないといけないですね。
そして上級生には何より「戦う強い意志」が必要だと考えています。
いわゆる“バトルフェイス”で相手に向かっていく姿勢ですね。
昨秋のスタッフミーティングを終えて選手として残った身としては結果で示していかなければならないと考えていますが、うまくいかない時というものは必ず来るものです。
そんな時でも上級生として、チームの軸となる存在でいるためには相手に向かっていく強い気持ちを見せ続けることは必須だと考えています。
「熱い気持ちで相手と対峙し、冷静にそして俯瞰的にものごとを捉える。」
これが私の考える、チームを引っ張る人間(上級生)に必要な要素です。
最後に、いつも応援してくださっている様々な方への感謝を胸に、勝ちへの執念を燃やして全力で腕を振って投げていきますので今後とも熱い応援をよろしくお願いいたします。
体育専門学群3年 藤井大貴
志学館高等部