日本東都市中年中行事図十二ヶ月揃小柄 塚田秀鏡作から
二月 初午図 塚田秀鏡
二月最初の午の日が初午。稲荷社の縁日として各地の稲荷神社には参詣者が絶えなかったという。江戸に祀られた稲荷社の数は頗る多く、江戸での信仰の広さが窺い知れる。稲荷社は、語にあるような稲だけでなく豊穣のための自然神の一つ。ところが商売の神として崇められるようになると、特に全国から江戸に集まった商家が稲荷社を祀ったことから増えたと考えられている。因みに今年の初午は九日に当たる。図柄は、梅樹を大きく描いて季節感を鮮明にし、籠に納められているのは絵馬であろうか。
二月 初午図 塚田秀鏡
二月最初の午の日が初午。稲荷社の縁日として各地の稲荷神社には参詣者が絶えなかったという。江戸に祀られた稲荷社の数は頗る多く、江戸での信仰の広さが窺い知れる。稲荷社は、語にあるような稲だけでなく豊穣のための自然神の一つ。ところが商売の神として崇められるようになると、特に全国から江戸に集まった商家が稲荷社を祀ったことから増えたと考えられている。因みに今年の初午は九日に当たる。図柄は、梅樹を大きく描いて季節感を鮮明にし、籠に納められているのは絵馬であろうか。
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