稲穂図小柄 (鍔の歴史)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ed/1a206df3b4e1f9553f56237a9e4b1964.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/16/3b88f10144a06d196d5a3e9e220f7ae8.jpg)
稲穂図小柄 銘 後藤光理(花押)
近世、一国の生産力を米の収穫量に換算して石高で計算している。米はそのように、我が国においては単なる食物を超えた存在であった。それが故に、稲穂図は多くの金工が題に得ている。殊に後藤に学んで阿波蜂須賀家の抱え工となった野村家ではこの図を御家芸として代々の工が製作したほど。
赤銅魚子地にくっきりと彫り描かれた稲穂の存在感は、確かに際立っている。葉の流れるような線のありようも、ふっくらとした実を印象付けている。確かに美しい。
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稲穂図小柄 銘 後藤光理(花押)
近世、一国の生産力を米の収穫量に換算して石高で計算している。米はそのように、我が国においては単なる食物を超えた存在であった。それが故に、稲穂図は多くの金工が題に得ている。殊に後藤に学んで阿波蜂須賀家の抱え工となった野村家ではこの図を御家芸として代々の工が製作したほど。
赤銅魚子地にくっきりと彫り描かれた稲穂の存在感は、確かに際立っている。葉の流れるような線のありようも、ふっくらとした実を印象付けている。確かに美しい。
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