四方猪目透松毬図鐔 応仁
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/83/c08b54901b25e7e5f442eacd3cf95ec2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ba/a81465e7410a067aad427528cc1d4c18.jpg)
四方猪目透松毬図鐔 応仁
大振り角木瓜形、薄手の造り込み。松毬に松葉、三引両の家紋を組み合わせた図。古いままで良く残されてきたと思う。応仁古式の手法で象嵌した作で、純粋な文様から事物の文様に変化しつつある頃の作。材料は古法のまま。鉄地に真鍮象嵌を施しているその文様の周囲に鉄地を寄せたと思われる部分がわずかに観察され、地面が盛り上がっていることが分る。特に細線部分で顕著。松毬には文様として鏨が打ち込まれているが、先に紹介した菊花や葉の表面に施されているなだらかな打ち込み痕よりも古い手法に感じられる。これも脱落防止の処理かもしれない。83ミリ。□
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四方猪目透松毬図鐔 応仁
大振り角木瓜形、薄手の造り込み。松毬に松葉、三引両の家紋を組み合わせた図。古いままで良く残されてきたと思う。応仁古式の手法で象嵌した作で、純粋な文様から事物の文様に変化しつつある頃の作。材料は古法のまま。鉄地に真鍮象嵌を施しているその文様の周囲に鉄地を寄せたと思われる部分がわずかに観察され、地面が盛り上がっていることが分る。特に細線部分で顕著。松毬には文様として鏨が打ち込まれているが、先に紹介した菊花や葉の表面に施されているなだらかな打ち込み痕よりも古い手法に感じられる。これも脱落防止の処理かもしれない。83ミリ。□
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