イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

ヴェルディッキオ プレーニオ

2016-12-31 17:09:56 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはヴェルディッキオ デイ カステッリ ディ イエージ クラッシコ リゼルヴァ“プレーニオ”(Verdicchio dei Castelli di Jesi Classico Riserva “Plenio”)2004です。

 

エイジングを9年間したワインです。香りはバルサム、オレガノ、金柑、アンズ。華やかさはすっかり姿を消し、薄らいでいるのか繊細になっているのかを、判断に迷うような状態でした。酸も同じような感じでしたが、ほろ苦さだけはふっくらした美味しさを届けてくれました。多少不満の残るプレーニオでしたが、数の中には一本にしておきます。

 


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2016-12-29 17:25:27 | イタリアワイン

ワインリストにカルメネーロ(”Carmenero” Sebino Rosso Carménère I.G.P.)2008をワインリストに追加しました。この年は評価もほどほどに良く、天候にも程よく恵まれました。何より泡のストックがわずかになり、丁度よくフランチャコルタの特売に合わせて、ついでに納入しました。

 

カルメネーレはカベルネ フランとして入ってきたと言われています。ボルドーで忘れられた、この品種には何故か郷愁を誘われます。結して洗練されてるとは言い難いが、懐かしさを覚えるワインでもあります。

2009年よりSebino IGPへ移行します。

 


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2016-12-29 17:25:27 | イタリアワイン

ワインリストにカルメネーロ(”Carmenero” Sebino Rosso Carménère I.G.P.)2008をワインリストに追加しました。この年は評価もほどほどに良く、天候にも程よく恵まれました。何より泡のストックがわずかになり、丁度よくフランチャコルタの特売に合わせて、ついでに納入しました。

 

カルメネーレはカベルネ フランとして入ってきたと言われています。ボルドーで忘れられた、この品種には何故か郷愁を誘われます。結して洗練されてるとは言い難いが、懐かしさを覚えるワインでもあります。

2009年よりSebino IGPへ移行します。

 


セッコ ベルターニ

2016-12-26 13:43:27 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはヴァルポリチェッラ ヴァルパンテーナ “セッコ ベルターニ”(Valpolicella Valpantena “Secco Bertani”)2003です。

 

香りはダークチェリー、スモーク、桑の実、オレンジピール。酸とタンニンは滑らか、果実味もテクスチャーがしっかりしています。何より、エイジングをすることで、変化を楽しめるワインになってくれました。それにしても、味わいや風味はそれほど複雑ではありませんが、存在感はしっかりしています。表現に艶が備わったような感じです。2000円強のワインですが、きらりと光る表現力は金額には代えられない、幸せな気分にしてくれます。

 


ソアーヴェ セレオーレ

2016-12-16 18:27:18 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはソアーヴェ セレオーレ(Soave Sereole)2013です。

 

このワインの畑(セレオーレ)はソアーヴェ クラッシコのエリアの南の端に位置しています。このワインは木製の7500リットルの開放桶で発酵をされ、ここが私には好感なところです。2000円弱のワインですが、コストパフォーマンスに優れていると思います。

 

2年のコンディショニングで果実味に膨らみが増して、酸と一体感が出てきたような気がします。何よりほろ苦さが心地よく、余韻まで美味しさが伝わってきます。ソアーヴェらしいサンブーコの香りや味わいはアプリコットを伴って、力強さを感じます。これ程にフルーティーでフローラルな香りや味わいが、勝っているとナッティーな香りを拾うことは出来ませんでした。ソアーヴェはアーモンドとニワトコの香りを見つける、ここにポイントがある、と私は考えているので、多少の戸惑いがあります。