イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

セラーを整理して

2018-12-31 20:50:30 | イタリアワイン

セラーを整理してる最中です。今から10年程前に一部の低価格の白ワインであっても、変化を楽しめる。それは、デットストックになっていた白ワインで気づかされたからです。コンディショニングを整える、旅疲れを取るだけで抜栓することが出来きる赤ワインもあれば。エイジングをしっかり済まさなければ、鑑賞に堪えることが出来ない、経年経過を楽しめない赤ワインもあります。特に2000円~3000円台の赤ワインにはコンディショニングを済ませるだけではない、経年経過を楽しめるワインもあります。ピークをいつ迎えるか見極めが難しいワインもあり、見守るしかないワインもあります。

ロッカ グイッチャルダは良年の2001と2007を資料として残し、イル ラロ ネロはリストから落としました。イル ラロ ネロの2003は通常のボトルより5割大きいサイズになっています。ワインの印象は何故に大きなボトルなのか、意図を窺い知るは出来ませんでした。2003年は夜も温度が下がらない暑い夏だった年です。無駄なことをした、とは思わないが、複雑にも深みも増しているとは感じることは出来ませんでした。


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2018-12-28 19:27:49 | イタリアワイン

ブルネッロ ディ モンタルチーノ “サルヴィオーニ”(Brunello di Montalcino “Salvioni”)2013、アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ “カンポ デイ ジーリ”(Amarone della Valpolicella “Campo dei Gigli”)2013をセラーに追加しました。


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2018-12-26 22:10:58 | イタリアワイン

ヴェルナッチャ ディ オリスターノ “フロール”(Vernaccia di Oristano “Flor”)2007、ロマーニャ サンジョヴェーゼ スペリオーレ リゼルヴァ “ドムス カイア”(Romagna Sangiovese Superiore Riserva “Domus Caia”)2015、シュトゥティロール ラグライン ドゥンケル リゼルヴァ ‵ジョセフス マイヤー (Südtirol Lagrein Dunkel Riserva ‵Josephus Meyr)2013、ラマレイン ‵ジョセフス マイヤー(“LAMAREIN” S.I.G. ‵JOSEPHUS MEYR)2015をセラーに納めました。

フロールはシェリー酒の製法と同じような造り、但し、酒精強化はしていません。ドムス カイヤは30日から40日の陰干しをしたサンジョヴェーゼから造られます。ラヴェンナの冬は底冷えが厳しいと聞いています。12月の気候の状態は分かりません。アルプスからの山背の影響について触れた記事を見たことがないので、陰干しに与える影響は想像するしかありません。アルプスを越えてきた乾いた風にそよがれたサンジョヴェーゼの変化をいいように考えて妄想を膨らましています。


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2018-12-20 21:02:34 | イタリアワイン

コッリ ベーリチ カルメネーレ リゼルヴァ “オラトリオ ディ サン ロレンツォ”(Colli Berici Carménère Riserva “Oratorio di San Lorenzo”)2009とルガーナ “マンドラーラ”(Lugana “Mandorala”)2015をセラーに納めました。

オラトリオ ディ サン ロレンツォはカルメネーレ種100%で造られます。イナマ社の単独所有の原産地呼称が認められたワイン。コッリ ベーリチにて、カルメネーレの将来性や特性をどのように考えているのか解りませんが。意気込みだけは十分に伝わっています。これからが楽しみなワインです。マンドラーナはマグナム、というだけで買いました。


レ クアイアーレ

2018-12-17 20:00:19 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはルガーナ レ クアイアーレ(Lugana “Le Quaiare)2012です。

2012年ですが、フレッシュさを失っていないワインです。香りと味わいはライムからレモンへ、三ケ日ミカン、そして柚子へ、更に文旦へ、と猫の目が変わるように柑橘類のオンパレード。深い味わいでは無いけれど、とても楽しめるワインでした。