イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

プレーニオ

2024-09-18 20:24:44 | イタリアワイン
このワインは普段飲みしているチロ ロザートです。先回のヴィタルバの余韻が残る中で、このロザートはガリオッポから赤ワインを造る段階でモストの15%を抜き取ってからマセラシオン(セニエ)を行ないます。白ブドウを赤ワインのように醸して造るオレンジ色のワインと赤ワインを造る途中のロゼワインの違いはあるが。シュール・リーにスキン コンタクトは低温の理由を理解出来るように思われます。


ヴィタルバ

2024-09-10 20:52:45 | イタリアワイン
昨夜のボッチワイン会はロマーニャ アルバーナ セッコ “ヴィタルバ”(Romanga Albana Secco “Vitalba” 2016でした。
このワインはジョージア産のアンフォラ(クヴェヴリ)で95日間の醸し、発酵にシュールリーを行って造られるワインです。6年経過しているワインですが、残念な状態でした。導入する時に、この長い醸し発酵を期待していたのですが、多少の種由来のタンニンを感じられえるものの、香りと味わいの輪郭はぼやけている。多分このままドロップアウトしていくと思います。

ブルネッロ ウゴライア

2024-07-06 16:33:32 | イタリアワイン
Brunello di Montalcino “Ugolaia”(ブルネッロ ディ モンタルチーノ “ウゴライア”)2016をセラーに納めました。
古い歴史を持っている家系、流行に捕らわれないクラシック スタイルでブルネッロに取り組んでいます。ウゴライアの畑はセラーの南側にあり。20世紀後半の密植えの流れに組せず、1ヘクタールに3500本のサンジョヴェーゼ グロッソが植えられています。

ブルネッロ ウゴライア

2024-07-06 16:29:12 | イタリアワイン

Brunello di Montalcino “Ugolaia”(ブルネッロ ディ モンタルチーノ “ウゴライア”)2016をセラーに納めました。

古い歴史を持っている家系、流行に捕らわれないクラシック スタイルでブルネッロに取り組んでいます。ウゴライアの畑はセラーの南側にあり。20世紀後半の密植えの流れに組せず、1ヘクタールに3500本のサンジョヴェーゼ グロッソが植えられています。


アマローネ カピテル モンテ オルミ

2024-04-25 18:24:44 | イタリアワイン

アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ リゼルヴァ“カピテル モンテ オルミ”(Amarone della Valpolicella Classico Riserva “Capitel Monte Olmi”)2016をセラーに納めました。

Riservaの表記は4年以上の熟成が義務付けられています。バローロやブルネッロにも言えることであるが、バリックの呪縛から解かれたのではないのかな、と思っています。長い付き合いのあるスラヴォニア産の大樽での時間をかけての香りと味わいの構成は本来の姿に戻って来ているのかな、感じています。それにしても7年から10年後に抜栓できる状態のリゼルヴァは瓶熟を慎重にしなければいけないが、喜ばしい出来事を待つ楽しみもあります。