今回、抜栓したイタリアワインはラ マニョーリアのピニョーロ(”Pignolo” delle Venezie I.G.T.)2012です。
試飲の印象は、長い瓶熟を必要とするピニョーロにして、フードフレンドリーなフルーティーなワインだな、と思いました。但し、20年間の瓶熟を施すピニョーロに対面したことはありません。この実態の知れないピニョーロ、セラーに納めてから9ヶ月経ちました。2本目まではフルーティーなワインが。3本目は、たくましさを増した武骨なタンニン、鼻に慣れない酸は抜栓したことを後悔させるに十分でした。しかし、香りはスモキーでビターチョコレートのようなニュアンス、ピンクペパー、白コショウそして、フルーティー。試飲の時の印象とは、ニュアンスが変わったな、と思いました。4本目は1 2年後に楽しもう、と思います。