イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

気になっていた、シチリアのカッリカンテ。

2012-02-17 10:25:33 | ブログ
Photo 以前から、気になっていたシチリアのカッリカンテ。今回思いきって高めのエトナ ビアンコ “レ ヴィーニェ ニケ”(Etna Bianco “le Vigne niche”)を2本買いました。たぶんカッリカンテ100%のワインを今まで飲んだことがないと思います。ある本によると、この品種は昔、ブレンド用で今ではエトナ山麓でのみ、作られているようである。シチリアの中でエトナ ビアンコだけが原産地呼称の規格で、このカッリカンテ60%以上となっています。中でも100%で作られるワインは、手元にあるリストの中に、これしかありませんでした。
色が濃いために、ブレンド用に使われていたようであるが。単独で造るには、不向きなブドウ品種なのかもしれません。しかし、カタニア周辺、エトナ山の高い標高と黒い火山礫で、生き生きと本来の性格を開花させているのではないかと想像し、セラーでエイジングをすることにしました。
合わせて買い置きしたワインが、ソアーヴェ クラッシコ “カルヴァリーノ”2009です。このワインはフレッシュな果実味を楽しむことも出来るし、5年くらいのエイジングをすることで、熟成された香りと味わいを楽しむことが出来ると思っています。

久々の東京、フードマイスター検定。

2012-02-12 21:04:08 | ブログ

T_hoter 先週は、久々に東京へ行ってきました。かみさんの友達の子供の結婚式に参列することに、かこつけて、行ってみたいと思っていたワインバーに行ってきました。実は去年の9月にも、若い時にお世話になった師匠の古稀のお祝いと、デニーズ奥戸店の30周年を当時のオープニングスタッフでお祝いをする集まりに参加を兼ねて行っていました。
その時は、銀座のランブル、お目当てのワインバーに行けずにいたので。そこにも行ってきました。土曜日の銀座の歩行者天国を利用し、路地を行った来たり、銀ブラを満喫してきました。ついでにとらやのボルサリーノを思わず買ってしまいました。初めて箱入りの帽子です。かみさんありがとう。
去年行ったコーヒー屋さんは、南青山の“大坊”でした。奥に狭く長いお店であったような記憶でしたが、意外に小さなお店でした。しかし、コーヒーは私好み。銀座のランブルではモカマタリの濃厚を注文したのですが。マシュマロのような弾力のある酸と透明感のある苦みは、心の中のバランス感覚を違う場所で覚醒させられるな感覚にされました。それは、まるで不思議の国のアリス。
去年と今年も、話題になっているようなイタリアンには行きませんでしたが。頑張って仕事をしている姿が感じられ、感心させられました。
行ってみたいと思っていたワインバーは前後して雑誌に紹介されていたお店です。八丁堀3丁目にあり、周りにはお店がほとんど見当たらないような場所にあります。随分と込んでいました。サービスも値段の割に丁寧でした。カメリエーレの接客もきめ細やかで、とても満足しました。
今回は帝国ホテルに一泊しました。ゆうに及ばず、隙が無い接客、聞いたことにすべて答えられる行き届いた知識に大満足、仕事がすべて亘りスマート、それに、なんとエレベーターに生花の一輪ざしこれにも感激。
今日な北海道フードマイスター検定を受けに行きました。この2週間は最後の追い込みの勉強をしていたので、ブログは遅れての書き込みになりました。検定の合否は1ヶ月後です。