イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

愛しのモカマタリ999

2009-02-17 10:14:16 | ブログ

去年の中頃に、輸入されたエチオピア モカは残留農薬が基準値を超えていたために、返還されました。そのあおりを受けイエメン モカも輸入がストップしてしました。代わりのコーヒー豆を業者と相談しながらテスト焙煎しているのですがマタリに匹敵する豆が見つからないので困っています。見よう見まねで覚えたコーヒー焙煎の仕事であるがゆえに、焼き方のプロセスやロジテックの裏付けには自信はあるが、世界中のコーヒー豆の性質の違いを把握していないために、代替えを探すのに苦労しています。歴史的な背景があり混醸されるワインも好きなので、ブレンドコーヒーを遠ざけているわけではないのだが。どうしても心情的に錬金術師の如く、作られた○○ブレンドに共感が持てないでいます。互いの長所を引き出すようなブレンドが在ってもよいと思っていますが。何といっても単一品種で作られたワインなりコーヒーに一番の魅力を感じます。今は、ケニアAAを使っていますが。アフターテイストがあっけないほど切れがよく、ここが特徴でもあるが私には不満でもあります。出来ることならば、ハワイ コナ「エクストラ ファンシー」を焼きたいのですが。マタリより価格が4.5倍もするので、移行できません。来月はカリブ海のキューバとドミニカなどを試しに焼こうと思っています。


本日より、ブログ開始。

2009-02-08 22:48:45 | インポート

ようやくリンクすることができました。

ワインの話題と言えば、やはりテレビドラマ「神の雫」。先々週の内容の私なりの答えは、まずは、イタリアワインならソアーヴェのレチョートかな、と思いました。それより、3000円以下のワインにレ マンフレディをチョイスされているも最初に却下されたのが、なんとも悲しい。このワインは現行のビンテージを抜栓するのもいいが、3~5年のエイジングを勧めます。タンニンを柔らげる必要があること、そうすることで酸とのバランスが良くなり、果実味が引き締まるからです。毎年安定した評価とコストパフォーマンスに優れたワインであると思います。その中にあって、今年リリースされる予定の05年は、おしなべて評価が高く天候はブドウに、ほぼ理想的。保管できる場所があれば、私は6本入れ1ケースの購入をお勧めします。責任はとれないが5~13年後の変化を楽しめると思います。