アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ ‵アッレグリーニ(Amarone della Valpolicella Classico ‵Allegrini)2017をセラーに納めました。
安定のアッレグリーニのアマローネです。2017年のブドウの出来は、可も無し不可も無しの状況でした。そのような状況でもイタリアのワインガイドブックで高評価を5誌から得ています。
今年のワインスペクターのトップ100にイタリアのワインが22本を選出されています。その中に、TedeschiのAmarone della Valpolicella Marne 180が56番目に着けています。アマローネが選出せれるのは珍しく、クレジットされると目立ちます。アマローネに限ったことではないが、10年前後の瓶熟で鉄壁のミディアムボデイに変化します。私の能力ではリリースされた直後の試飲での見極めは難しいが、積み重ねの努力だけは怠ることなく頑張っています。
フランチャコルタ リゼルヴァ ブリュト・ナチュレ “ノアール”(Franciacorta Riserva Dosage Zéro “Noir”)2011をセラーに納めました。
フランチャコルタのDOCG規定によるリゼルヴァはなく。知る限りのリゼルヴァはドサージュ ゼロになっています。ここではDosage Zeroになっていますが、いくつかの表記があり、トレ ペッシィのリストの表記はブリュット・ナチュレに統一をしています。
フランチャコルタでも温暖化の影響で酸のノリが悪くなっているようです。酸の補強は16世紀以前にさかのぼるとされ、細々と生き延びていた土着品種Erbamatの使用を議論されてきたようだ。特性は酸度が高く風味に個性がないニュートラルなブドウだとされている。2017年よりErbamat10%までの使用が認められ、現在は試作の段階のようです。