イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

オーディネール ソーヴィニヨン ブラン

2016-05-31 12:34:02 | イタリアワイン

小布施ワイナリーのオーディネールソーヴィニヨンブラン2015を抜栓しました。

ワインは今風のクリーナなイメージのソーヴィニヨンブランだ、と思いました。それと、エチケットに信濃国上高井の地名とNAGANO OBUSEの所在の表記は曽我さんの郷里への深い愛情を感じます。


ピノ グリ

2016-05-30 18:01:08 | イタリアワイン

今回は北海道の奥尻ワイン、ピノグリ2015です。

前々回の“グリス”に負けず劣らずのワインです。やはりワインはコンディショニングを済ませてから、じっくりと対話をしなければいけないと思いました。今までの試飲会ではあまり良い印象が、このワインにありませんでした。しかし、じっくり対話をすると、これがピノグリージョに感じてくるので、不思議。”グリス”程の印象は無いが、程よい感じがあります。香りの印象はいいし、美味しいワインでした。


マルヴァジーア イストリアーナ “ディス クミエリス”

2016-05-27 12:38:46 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはヴィエ ディ ロマンスのマルヴァジーア“ディスクミエリス”(Friuli Isonzo Malvasia Istriana “Dis Cumieris”)2006です。

このワインはフリウリヴェネツィアジュリアの狭い範囲で栽培されているブドウから造られます。そして、青紫の花の香りを連想させる藤の花との出会いが重なり、ワインリストに加えたワインです。何と言っても苦さが美味しく特徴的なワインです。これがヴェルディッキオの際立った苦さだと、ノーサンキューな反応になりますが、この苦さは美味しいと感じます。色調は熟成感のある黄金色ですが、輪郭をぐっりと描いたようなグリップ感のある味わいは均整が取れフレッシュ感があります。香りは杉、アプリコット、黄色いリンゴ、藤の花。この藤の花の香りは、今までに感じたことのないワインです。


マルヴァジーア イストリアーナ “ディス クミエリス”

2016-05-27 12:38:46 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはヴィエ ディ ロマンスのマルヴァジーア“ディスクミエリス”(Friuli Isonzo Malvasia Istriana “Dis Cumieris”)2006です。

このワインはフリウリヴェネツィアジュリアの狭い範囲で栽培されているブドウから造られます。そして、青紫の花の香りを連想させる藤の花との出会いが重なり、ワインリストに加えたワインです。何と言っても苦さが美味しく特徴的なワインです。これがヴェルディッキオの際立った苦さだと、ノーサンキューな反応になりますが、この苦さは美味しいと感じます。色調は熟成感のある黄金色ですが、輪郭をぐっりと描いたようなグリップ感のある味わいは均整が取れフレッシュ感があります。香りは杉、アプリコット、黄色いリンゴ、藤の花。この藤の花の香りは、今までに感じたことのないワインです。


グリス

2016-05-23 13:15:31 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはフリウリイソンツォピノグリージョ“グリス”(Friuli Isonzo Pinot Grigio “Gris”)2011です。

昨夜はBS1の世界ソムリエコンテスト2016を見ていました。コンテストの課題の中にロゼと白ワインの産地と品種を答えなさい、とありました。テレビの中のロゼの色調はイタリアのピノグリを思わせました。森さんの解説を聞いているとリグーリアのヴェルメンティーノかな、と思い。そこで、今夜はグリス2011を開けることにしました。

目立つ果実味の甘さと若干の苦みの残りが早まったかな、と思いました。しかし、それ以外はとても好印象、しっとり滑らかな酸、輪郭を隈取りしたようなきっりとした鮮やかな果実味。味わいの構成は重複的で温もりを感じます。香りはプラム、ライム、ヴァニラ、オレガノ、洋梨。ミネラリーでナッティーなアフターテイストと心地よい余韻があります。