今回、抜栓したイタリアワインはヴィエ ディ ロマンスのマルヴァジーア“ディスクミエリス”(Friuli Isonzo Malvasia Istriana “Dis Cumieris”)2006です。
このワインはフリウリヴェネツィアジュリアの狭い範囲で栽培されているブドウから造られます。そして、青紫の花の香りを連想させる藤の花との出会いが重なり、ワインリストに加えたワインです。何と言っても苦さが美味しく特徴的なワインです。これがヴェルディッキオの際立った苦さだと、ノーサンキューな反応になりますが、この苦さは美味しいと感じます。色調は熟成感のある黄金色ですが、輪郭をぐっりと描いたようなグリップ感のある味わいは均整が取れフレッシュ感があります。香りは杉、アプリコット、黄色いリンゴ、藤の花。この藤の花の香りは、今までに感じたことのないワインです。
今回、抜栓したイタリアワインはヴィエ ディ ロマンスのマルヴァジーア“ディスクミエリス”(Friuli Isonzo Malvasia Istriana “Dis Cumieris”)2006です。
このワインはフリウリヴェネツィアジュリアの狭い範囲で栽培されているブドウから造られます。そして、青紫の花の香りを連想させる藤の花との出会いが重なり、ワインリストに加えたワインです。何と言っても苦さが美味しく特徴的なワインです。これがヴェルディッキオの際立った苦さだと、ノーサンキューな反応になりますが、この苦さは美味しいと感じます。色調は熟成感のある黄金色ですが、輪郭をぐっりと描いたようなグリップ感のある味わいは均整が取れフレッシュ感があります。香りは杉、アプリコット、黄色いリンゴ、藤の花。この藤の花の香りは、今までに感じたことのないワインです。
今回、抜栓したイタリアワインはフリウリイソンツォピノグリージョ“グリス”(Friuli Isonzo Pinot Grigio “Gris”)2011です。
昨夜はBS1の世界ソムリエコンテスト2016を見ていました。コンテストの課題の中にロゼと白ワインの産地と品種を答えなさい、とありました。テレビの中のロゼの色調はイタリアのピノグリを思わせました。森さんの解説を聞いているとリグーリアのヴェルメンティーノかな、と思い。そこで、今夜はグリス2011を開けることにしました。
目立つ果実味の甘さと若干の苦みの残りが早まったかな、と思いました。しかし、それ以外はとても好印象、しっとり滑らかな酸、輪郭を隈取りしたようなきっりとした鮮やかな果実味。味わいの構成は重複的で温もりを感じます。香りはプラム、ライム、ヴァニラ、オレガノ、洋梨。ミネラリーでナッティーなアフターテイストと心地よい余韻があります。