今回、抜栓したイタリアワインはアマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ ヴァルパンテーナ “ブローロ デル フィガレット”(Amarone della Valpolicella Valpantena “Brolo del Figaretto”)2013です。
コメントを書くのが難しい。一見開いているようで腹の中が読めない、過不足を感じないがリアリティーを感じない。エージェントさんからのレクチャーは、早い時期から飲める、とのことでしたが。しかし、ちょっと嬉しいのは5年後、10年後が楽しみに出来ること。やはり時間経過を楽しめるワインはセラーに並べ概があります。ヴィンテージについても楽しめる要素になります。早い時期から完璧な状態は望めないが、待つ楽しみは出来ました。
試飲は“Brolo del Figaretto”ですが、リストに加えるのは“Grral”にしました。予想が外れないことを願うだけです。
今回、抜栓したイタリアワインはイル モントゥのピノ ネロから造られる“ロゼ ド ノアール”です。オルトレポ パヴェーゼの呼称を使用せずにメトド クラッシコのスプマンテを生産しています。
オルトレポ パヴェーゼはピノ ネロ70~85%以上の瓶内二次発酵で差別化を図っているように思われます。特徴はピノ ノアールにあながちな「森の赤い果実」より「森の黒い果実」の印象を感じられました。味わいの印象は同社のスティルワインの”ロサーラ”も同じような傾向にあると思います。但し、先月に抜栓した“イル ラロ ネロ”はエイジングの結果かもしれないが、同じような状態ではありませんでした。
オルトレポ パヴェーゼ “ピノ ネロ”の私の印象はエイジングすることで変化を楽しむのではなく。コンディションを整え次第、楽しむワインのような気がします。
但し、今知る限りでは。
フランチャコルタ ドサージュ・ゼロ Ris. “バニャドーロ”(Franciacorta Non Dosato Riserva “Bagnadoro”)2009、ボルゲリ サッシカイア “サッシカイア”(Bolgheri Sassicaia “Sassicaia”)2015、アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ Cla. アッレグリーニ(Amarone della Valpolicella Classico “Allegrini”)2013をセラーに納めました。
サッシカイアは最近、毎年買っているアイテムです。イタリア以外のワイン評価誌でも評価の高さは定着した、と思います。もう一つは馬の産地からワインパラダイスへの切っ掛けを作ったワインでもあり。敬意を払っています。
アマローネは毎年、評価の良い順番に買っています。
バニャドーロはフランチャコルタにしては珍しくシャルドネ50%とピノ ネロ50%で造られます。シュール リーは60ヶ月間、門出のリキュールは添加なし。変化を楽しめるスプマンテかな、と思われます。