昨夜、抜栓したイタリアワインはラヴィコ(”Lavico” Terre Siciliane I.G.T.)2014です。
ネレッロ マスカレーゼから造られ、畑はエトナ山の北西部に隣接をしています。6本買った6本目のワインです。5本目までは気にならなかったヨウド香は6本目にして、少々煩わしく感じました。酸とタンニンは洗練された存在感があり、味わいは毅然たる態度に好感が持てます。森の黒い果実にミネラリーな香りは味わいと相まって、南イタリアでも小じんまりと纏まりのある、それでいてめりはりがしっかりした感があります。
6月にまとめて買ったワインの中に、同じ畑で造られるピノ ネロのワインがあります。ネレッロ マスカレーゼとピノ ネロの対比は非常に興味があります。兄弟のような関係を見出すことが出来ればいいな、と思っています。