イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

レ マッキオーレ

2019-07-07 20:25:08 | イタリアワイン

昨夜、抜栓したイタリアワインはボルゲリ ロッソ “レ マッキオーレ” (Bolgheri Rosso “Le Macchiole”)2010です。

六角やクローブのようなスパイスの香りに桑の実、ジャーマンアイリスの香りを感じます。心が顕れるように優しい香りと味わいは、何か主張をすることもなく涼しげな感があります。しかし、八方美人的な雰囲気はありません。余計なことを考えずに、美味しいと思えるわいでした。


ノタルパナーロ

2019-07-02 21:43:30 | イタリアワイン

昨夜、抜栓したイタリアワインは“ノタルパナーロ”サレント ロッソ(”Notarpanaro” Salento Rosso I.G.T.)2010です。ネグロアマーロとマルヴァジーア ネーラから造られるプーリアのワインです。6本買った6本目のワインです。

プリミティーボも同じように感じるのが、お菓子のような柔らかく可愛らしい酸だと感じています。煩わしく思うような果実味が今一、受け入れがたいと思っていましたが。近年はアイスクリームにソースとして添えてもいい、と思わせてくれます。くっきりした果実味をほろ苦いタンニンが脇を引き締め、かわいらしい酸と相まってグルーヴ感が上手さを感じます。

飲んでる間に思い浮かぶ料理は、マダチのベーニエに紅葉おろしを添えてに鰻の白焼きに胡瓜の浅漬けを山椒と醤油で合えて付け合わせる。牛頬肉の赤ワイン煮もいいと思います。