今回、抜栓したイタリアワインはモンテクッコ サンジョヴェーゼ リゼルヴァ “ポッジョ レオーネ”(Montecucco Sangiovese Riserva “Poggio Leone”)2006です。
価格はデル チェッロ社のモンテプルチアーノほぼ同じレンジに入ります。エイジングによる変化は期待出来ないのでは、と思っていたのですが。スパイシー感が半端ない、クローブ、ターメリック、ナツメグの香りに腐葉土、レーザーのニュアンスにちょこっとラズベリーの香りが顔を覗かせます。香りと味わいの展開に心が鷲掴みされる思いがしました。モンテクッコのサンジョヴェーゼ100%の特徴を掴み切れずにいます。ぐいぐい押してくるスパイシーな香りにミネラル感は2010年に感じることは出来なかっただけに、残念な気持ちです。残りは2本、資料用にセラーにそのままにして置きます。