イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

甲州 下岩崎

2019-04-23 17:05:37 | イタリアワイン

山梨 G. I. ₋甲州Shi 下岩崎₋ コーシュウ “下岩崎”(Kousyu Yamanashi Geografica Indicazione Kousyu Shimoiwasaki Koshu “Shimoiwasaki”)2017をセラーに納めました。

2017年から地理的呼称、山梨を表示が出来るようになり、園の「金山」から地区名の「下岩崎」に名称が変更になりました。かなり縛りが広い山梨県なので、ここでは、行政の単位から地区名を表示しブドウ品種、商品名の表記をしています。これから調べて行く事柄は地域から地区の特徴、単一畑である園はコメント中で表記することにしました。アルト アディジェと同じような表記になっていますが、土地柄の違いを知って欲しい、と思っています。


ソアーヴェ

2019-04-19 22:10:34 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはベルターニのソアーヴェ ヴィンテージ セレクション 2015です。

カラメル ソースを思わせる香りと味わいに、ローストしたアーモンドの香りは個性的な印象でした。しゃきしゃきしたミゾガイの背景にワインの香ばしさを掛けても良いし、赤貝にキャラメル ソースの風味を、緩やかに気配を感じさせ。ホタテ貝にボタン海老の甘さに酸と果実味のマッチングはいいと思います。

6本中の4本目、熟成感を楽しみに2本は瓶熟をすることにしました。


ノタルパナーロ

2019-04-18 20:03:17 | イタリアワイン

今回のノタルパナーロ(”Notarpanaro” Negroamaro Salento I.G.T.)は、おまけのグラスに釣られて買ったのではありませんが。今一度、じっくり向き合って見るのもいいかな、と思い購入しました。数回は感想を寄せたいと思っています。


ヴィッラ ノヴァーレ アルビオン

2019-04-12 21:09:46 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはベルターニのヴィッラ ノヴァーレ アルビオン(“Villa Novare Albion” Veneto Cabernet Sauvignon I.G.P.)1997です。

見ての通りのラベル不良、シミはカビではなく何が付いたのか記憶にありません。ついでにコルクは中折れ。しかし、ワインは大丈夫でした。現在のアルビオンはカタログ落ちをしています。発売当初は注目されたワインだ、と記憶しています。

ブラッド オレンジ、桑の実、杉、ナツメグ、タバコの香り。酸とタンニンは優しく柔らかく、個性的な味わい。柑橘系やベリー系の香りと味わいはヴァルポリチェッラ内でのカベルネ ソーヴィニヨンの個性を表現している、と思います。


バローロ

2019-04-01 19:50:58 | イタリアワイン

今回、抜栓したイタリアワインはフォンタナフッレダのバローロ セッラルンガ ダルバ(Barolo Serralunga d’Alba “Fontanafredda”)2004です。

昨日は札幌文化芸実劇場にてチック コリアのジャズ コンサートを聴きに行きました。ジャズと言えばグルーブ感、グルーブ感と言えばバローロかな、と思い。リリースされてから10年を迎えるワインを選びましたが。音楽とワインとの結び付きは見つけだすことは出来ませんでした。

酸とタンニンのアタックは穏やかで10年間の瓶熟の成果だと思います。しかし、果実味がかなりの力強さがあり、もう少し枯れてくれると印象がかなり変われのでは、と思います。