
このイタリアワイン、コステ デッラ セジア ネッビオーロ(Coste della Sesia Nebbiolo)はピエモンテ州の北部に位置しています。この一帯はゲンメとガッティナーラがD.O.C.G.の規定で造られるワインがとくに有名ですが。それ以外のワインを日本では見た事が無い地区でもあります。この醸造所のあるガッティナーラ側は火山性のモレーン土壌、川を挟んでゲンメ側は粘土質のモレーン土壌になっていて、大まかな性格が分かれます。おそらく、この火山性土壌から来るミネラル感が、このワインの特徴を左右していると思います。
リストの中のコメントは次のようにしました。「ネッビオーロ100%をステンレスタンクで6カ月間の後、オーク樽で10ヶ月間の熟成をされます。甘草、桑の実、灌木、ハーブの香り。鮮やかさがくっきりした柔らかな酸と滑らかなタンニン、調和のよいミネラリーな味わいに、さり気ない黒コショウのアフターテイストと快い余韻が続きます。」
納品されてから半年が経ちましたが。酸とタンニンがささくれ立ったよう状態で、抜栓が早いのではと思いました。やはり2年くらいのコンディショニングが必要ではと感じました。
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