イタリアで広く発酵や熟成に使用されているスロヴォニア オーク樽、この名称がおそらく産地であると思っていながら、深く考えもせずに、表記をしていました。しかし、今回ソムリエの呼称認定試験の勉強をしていると、クロアチア共和国のワイン指定原産地の中にスラヴォニア地区の表記があり、特徴の解説には樽材の産地でもある旨が表記されています。今までは正確なスペルが解らず、産地の場所も特定ができずに、勝手な判断でスロヴェニア産と表示していました。それと言うのも、インポーターのテクニカルシートには、スロベニア、スロヴェニア、スラヴォニア、スラボニアの表記がまちまちであったことをいいことに。ろくに調べもせずに、語句がその中でも同じ、スロヴェニア共和国産にして使用していました。これを境に表記はスラヴォニア オーク、もしくは、スラヴォニアンにします。<br/>
これからの課題は、イタリアで広く使われている樽なり桶がクロアチア共和国のスラヴォニア地区産のみ流通しているのか。スロヴェニア共和国産の樽材の存在を調べなければいけないと思っています。もしスロヴェニアンの使用が確認されれば、その特徴の違いを知りたいと思います。
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